気になっていたけど、結局ABEMAに登録はせず生配信を見ることはなかったTHE MATCH 2022。トリでは天心さんが武尊さんに勝たれたそうで。
んー、やっぱり観たかったなー笑
さて、今日はなんとなく気になったのでスコッチ・ウイスキーの世界売上ランキングTOP10を調べてみた、という記事です。
今やスコッチ・アイリッシュ・アメリカン・カナディアン・ジャパニーズを世界五大ウイスキーと呼んでいるわけですが、やはりウイスキーと言えば「スコッチ」というのは日本人でとしてはごもっともな印象だと思うわけです。
で、そのスコッチの世界売上ランキングについて「ジョニー・ウォーカーが一番売れている」というのは一般常識的に知っていたわけですが、改めて問われると10位までを正確に並べることができず汗
それが今回、備忘録的に記事にしておこうと思ったきっかけです。なので「ふーん」って程度でお付き合いください笑
今回、参考にしたサイトはこちらです。
2021年のスコッチ世界ランキングが20位まで紹介されており、それぞれのケース数も記されています。非常に分かりやすい。
1.Johnnie Walker (14.1 million cases)
2.Ballantine’s (7)
3.Grant’s (3.6)
4.William Lawson’s (3.3)
5.Chivas Regal (3.2)
6.Black & White (2.9)
7.William Peel (2.8)
8.Label 5 (2.6)
9.Dewar’s (2.6)
10.J&B (2.3)
11.White Horse (2.1)
12.Bell’s (2.1)
13.Passport (1.8)
14.Sir Edward’s (1.8)
15.Buchanan’s (1.5)
16.Teacher’s Highland Cream (1.4)
17.100 Pipers (1.3)
18.Clan Campbell (1.3)
19.Glenfiddich (1.2)
20.The Glenlivet (1.2)
Sir Edward's(サー・エドワーズ)や100 Pipers(100パイパーズ)、Clan Campbell(クラン・キャンベル)といった聞き馴染みの薄いボトルもあります(と言いながら
サー・エドワーズは昨年我が家にボトルが届き飲んでいました笑)が、多くは日本でも非常に馴染み深いボトルばかり。
19位グレンフィディックと20位のザ・グレンリヴェットを除けば全てブレンデッド・ウイスキーです。ジョニー・ウォーカーの出荷ケース数が異常ですね。2位のバランタインのダブルスコア以上って・・・笑
さて、今回はTOP10ということで、TOP10に絞って紹介していこうと思います。悪しからず。今回は1位のジョニー・ウォーカーについて語らせてもらおうと思います。
1.Johnnie Walker
ジョニー・ウォーカー
創業:ジョン・ウォーカー時代
製造元であるジョン・ウォーカー&サンズ社の創業は1820年。当時まだ14歳のジョン・ウォーカーは、父親から受け継いだ農場を売却し、その資産を元手にスコットランドのキルマーノックに食料雑貨店を開業。
取り扱っていた紅茶やスパイスのブレンディングにヒントを得て、ウイスキーをブレンド。当時品質が必ずしも安定しなかったウイスキーに、高い品質での安定共有を可能に。さらに、複数のウイスキーをブレンドすることで味わいに奥深い複層性が生まれ、ジョンの雑貨店で販売するウイスキーは瞬く間に高い評価を得たそうです。
2代目:アレキサンダー時代
ジョンの息子・アレキサンダーは1867年、ジョニー・ウォーカー史上初の大量生産に取り組み、それを「オールド・ハイランド・ウイスキー」と名付け、すぐに大型船の船長を招集、渡航先に自慢のウイスキーを届けるアンバサダーとしました。このブレンデッドウイスキーは、"wherever ships could sail"の文字通り当時船で行けるほとんどの場所で飲まれるようになったそうです。
さらにアレキサンダーは、長い船旅の間で衝撃による破損からボトルを守るため、箱の中で余白を減らせる四角い形のボトルを採用。更に、斜め(24度)に傾いたラベルを採用したことで、世界のどこの店にいても一目でジョニーウォーカーを見つけられるようにななったのだとか。それが今でもトレードマークになっています。
3代目:アレキサンダー2世 & ジョージ時代
その後、アレキサンダーの2人の息子アレキサンダー2世とジョージが事業を継承。1909年、すでに好評だった二つの商品「オールド・ハイランドウイスキー」と「エクストラオールド・ハイランドウイスキー」をそれぞれ「ジョニー・ウォーカー レッド・ラベル」、「同 ブラック・ラベル」と名付けました。この二つの商品は100年以上経った今でも世界中で愛されています。そしてこの頃、もう一つのトレードマークである英国紳士を描いた「ストライディングマン」も誕生しています。
1920年までに「ジョニー・ウォーカー」シリーズは120カ国で販売されるように。
1934年1月1日、ジョン・ウォーカー&サンズ社はジョージ5世から英国王室御用達の許可証を授かりました。そして現在もジョニー・ウォーカーは英国王室に納められているそうです。
その後~現在
現在のマスターブレンダーは7世代目。
現在、スタンダードボトルである「レッド」の他、「ブラック12年」「ダブルブラック」「グリーン15年(ブレンデッドモルト)」「ゴールド・リザーブ」「18年」「ブルー」などがあります。
ジョニー・ウォーカーは現在、ディアジオ社が所有するブランドに。
キーモルト
カードゥ(スペイサイド=以下S)、タリスカー(アイランズ)、クライヌリッシュ(ハイランド=以下H)、ロイヤルロッホナガー(H)、ラガヴーリン(アイラ=以下Is)、カリラ(Is)、モートラック(S)、ダルユーイン(S)、リンクウッド(S)、クラガンモア(S)など。
グレーン
ディアジオ社が所有するキャメロンブリッジ(ローランド=以下L)とノースブリティッシュ(L)
それにしても年間1400万ケースってとんでもない数字ですね。。。1ケース=12本で計算すると、1億6800万本!!うわぉ!!笑
個人的な話
私個人的にも非常に大好きなブランドであり、当ブログでもしょっちゅう出てきてます。毎年正月に良いウイスキーで新年を迎えるという行事を社会人として初めて迎えた2012年の正月から恒例行事としておこなっていますが、第1回の2012年のそれがまさにジョニー・ウォーカーのブルーラベル。そして今、私が一番飲みたいと思っているボトルがジョニー・ウォーカーのキングジョージ5世であります!
あと、スコッチに目覚めたきっかけが大学生の頃に飲んだジョニー・ウォーカー ブラック12年。
もう、切っても切っても切り離せない身体の一部みたいになってますね笑
今回は文字だらけですいません。TOP10を1つずつ紹介していくこの企画、最後までお付き合いよろしくお願いします。
それでは皆さん、良い夜を。