2016年12月29日木曜日

ウイスキー of the year 2016



いよいよ来てしまいましたね、年末。皆さんは無事に年越しの準備お済みでしょうか?
明日から実家に帰省するため、我が家は少し早めにいろいろ完了させました。(大掃除半分諦めたけど笑)

http://d-ksmt.blogspot.jp/2015/12/of-year-2015.html

昨年書いた「ウイスキー of the year 2015」の記事。自分で読み返して見ると、ちゃんと一年振り返って文章書いてるってことにびっくり笑

今回は、そんな真面目に振り返って書こうなんて気はさらさらないのですが、昨年書いていた今年の目標「深める」ってのはなかなか実現できたんじゃないかなって思います。一番深まっていったのは魚を刺身におろすことな気もするけど笑

D:KSMTの1stフルアルバム『一筆啓上仕り候。』も2017年1月22日リリース予定ですが、今年1年を通じて収録曲を何度繰り返し聴いたことか。これも「深める」の一つだったと思います。何度も何度も聴いて、ここの音をもっと出すとか出さないとか、曲と曲の間はどうだとか、いろいろ磨いて磨いてやっと納得のいく形に仕上げることができました。皆さんにぜひ聴いてほしいって思える音源に仕上がったと自負しております。本当にレコーディングからミックス、マスタリングまでやってくれた星田くんには頭が下がる。改めてありがとう!

そして来年2017年はというと、「力をつける」年にしたいと思います。
音楽面での演奏力や表現力はもちろん、行動力とか社交力(これが一番の課題www)とか。ウイスキーに関しても野鳥観察にしても、どんどん前へ出ていくための「力をつけ」ないとね。お魚の刺身に関してもね。

おい、早く「ウイスキー of the year 2016」発表しろよ!ってそろそろ突っ込まれそうですが、最後にもう一つ触れておきたいのは家族について。息子も順調にすくすくと育ち、1歳と8ヶ月。まだはっきりしゃべったりはしないけれども、最近「うん」って言いながら頷くようになった。素敵!

それに、基本的に超寂しがり屋の僕が改めて思うことは、家族って「毎日会っている」のに、「毎日会いたい」って思えるのが凄いよなーってこと。まー、超寂しがり屋ってのが一番の原因だとは思うけれど、そんな存在が自分の一番近くにいてくれるってのがどれだけ有難いことか。感謝ですね。



ということで、いよいよ「ウイスキー of the year 2016」の発表です!!
早速、今年のノミネートは以下のとおり。

<Single Malt>
Highland Park 18年
Glen Scotia 12年
Knockando 12年
Royal Brackla 12年
Tullibardine 225 Sauternes Finish
The Ardmore Legacy
Port Charlotte (Bruichladdich)
Strathmill 12年(UD社 花と動物シリーズ)
The Deveron 12年(Macduff)
Speyburn 10年
Deanston finished in virgin oak
Auchentoshan 12年
Tamdhu 10年
The Glenlivet Founder's Reserve
Old Ballantruan(Tomintoul)

<Blended Malt>
The Famous Grouse 30年
J&B Exception 12年
Johnnie Walker Green Label

<Single Glain>
Haig Club

<Blended>
Teacher's Highland Cream
Cutty Sark Fukuoka Sailing Edition
White & Mackay 13年
The Famous Grouse
Chivas Regal Revolve
The Famous Grouse Port Wood Finish
Black Bottle
Lismore 18年
The Naked Grouse
The Famous Grouse Married Strength
Sir Malcolm
Vat 69
Inver House Green Plaid
McGibbon's Red Ribbon

<Bottler's>
BLACKADDER RAW CASK Cragganmore 1993 19年
SIGNATORY VINTAGE Glenburgie 1995 19年
SIGNATORY VINTAGE North British 1997

シングルモルト15、ブレンデッドモルト3、シングルグレーン1、ブレンデッド14、ボトラーズ3、合計36本。今年はすべてスコッチという一年でしたね。アイリッシュもジャパニーズもなしなんていうのは、本当に人生で初です。それくらい気になるスコッチの銘柄がたくさんあった一年。The Ardmore Legacy(アードモア・レガシー)といった新商品やJohnnie Walker Green Label(ジョニー・ウォーカー・グリーン・ラベル)の復活とかね。スキャパやバランタインの新商品に手が出せなかったのはちょっと残念ではあるけども。

次に賞の概要。ほぼ毎週1本購入しているウイスキーたちの中から、これは本当に美味い!!って思ったベスト3を勝手に選ぶのが「ボトル of the year」の金・銀・銅賞。次に、ボトルのデザインが単純に超おしゃれだったって1本に送る「デザイン of the year」。そしてボトルを自分では買ってないけど、バーで飲んだものの中で一番GOODだった1杯に送る「グラス of the year」。ってことで早速発表いきます!!


◆ボトル of the year 銅賞
Royal Brackla ロイヤル・ブラックラ 12年


王室御用達。ROYALを冠するスコッチ・シングルモルトは全部で3蒸留所だそうです。Royal Bracklaロイヤルブラックラ、Royal Lochnagarロイヤルロッホナガー、グレンユーリーロイヤル(1985年に閉鎖)。その中でも最も古い1835年に王室御用達となったのがこのロイヤルブラックラ。味は間違いなく美味です。香りはシェリー香がほどよく感じられ、ナッツとか干しぶどう。アロマティックなあま〜い印象です。まろやかな口当たりに干しぶどう系の甘味が際立って舌の上で軽やかに踊ります。余韻も干しぶどうに近い印象で、総評してレーズンと表現しておきます。いいバーで飲む酒って感じの雰囲気ですね。12年ものとはとても思えない。

と、言っておりました。まー、当時のコメントどおりいいバーで飲む酒って感じ。素晴らしい余韻と満足感。王室御用達を舐めてはいけませんね。上品な味わいも相まって、本当にオススメできる一本でした。


◆ボトル of the year 銀賞
Johnnie Walker Green Label ジョニー・ウォーカー・グリーン・ラベル


2012年秋。ジョニーウォーカーは、ディアジオの子会社になり、ラベルの見直しでグリーンは廃止された。僕の大好きなウイスキーがなくなるだって!?とてもショックを受けた出来事だった。おそらくは僕のウイスキー史上、指折りの大事件だった。それから4年。グリーンラベル復活!!

ってことで早速買いましたよ。ブレンデッド・モルト・ウイスキーの15年もの。キーモルトとして紹介されているのは次の4モルト。

1.タリスカー
2.リンクウッド
3.クラガンモア
4.カリラ

この4つの名前を見ただけでも鳥肌ものだけれど、それらが絶妙なバランスでブレンドされているという事実。本当に生きてて良かった。こんな嬉しい再会はなかなかない。

さて、肝心なお味の方はというと、それこそ僕の言葉で何を表現していいのか。
上の4モルトは、1つ1つを掻い摘んでしまえるほど、個性が際立っていてよく伝わってきます。骨格を形成しているのはクラガンモアかな。と思いつつリンクウッドもパンチ力があるし、やっぱりタリスカーが重要な位置を占めているような。でもそれらをぐっとまとめているのがカリラ。そんな印象があります。複層的で、編み込まれたバランス感覚。やっぱり、大好きだったウイスキーってのは特別なものがありますね。雷鳥さんに浮かれていた最近の自分を省みるような、元サヤとでもいうのか。古いアルバムを読み返しているような気分でもあります。

風景だったり、自分の写真だったり、家族の写真だったり。同じものを見ても、見ている自分の年齢や精神状態なんかで感じ方はまったく違うもの。このグリーンラベルを久しぶりに呑むと、なぜだかそんな気分になってしまいます。

間違いなく、今年のウイスキー of the yearの一席に座るでしょう。カリラとタリスカーの優しいスモーキーフレーバーも心躍ります。そこにグッとくるシェリー由来(?)の甘さ。イチゴジャムのような感じはやはりリンクウッドによるものか。楽しいってのはこういうことなんだなと、改めて感じさせてもらいました。感謝の最上級・サンキストですわ!

と、言っておりました。興奮しすぎててさすがに長い笑
ということで加えて説明の用なし。本当に嬉しかったんです、このカムバックが!


◆ボトル of the year 金賞
Highland Park ハイランド・パーク 18年


Highland Parkといえば、スコットランドで最も北にある蒸留所。オークニー諸島のメインランド島のカークウォールという町にあるそうです。調べてみるとHighland Parkに関する素敵な記事を発見。http://openers.jp/article/23135
シェリーカスクで18年過ごしたこのボトルは、独特の抜けの良いピートと、青リンゴの酸味を感じさせる素敵な飲み口。香りもピートの煙臭さがしつこくない程よい距離感を保ちながら誘ってくる。飲んだときにグッと深く来る感じも素敵。そして何よりも余韻がとても長く、甘さやスパイシーや煙やら、贅沢してるって感じにさせてくれる。以前に12年を飲んだことはあるけれども、やっぱり全然違う。12年もほんと美味いんだけど、その3倍以上うまい。こういう"本物"って言える作品がずーーっと残っていけることに微力ながら全力を注ぎたい。Highland Parkっていえば、大好きなThe Famous Grouseのキーモルトの一つ。やっぱり自分が好きなものってのは誤魔化せないなー。

と、言っておりました。間違いなく今年飲んだウイスキーの中でベストです。“本物”ですよ、これは。個人的にピーティーなのが好きだということもあるだろうけども、ピートと青リンゴ、スパイス。すべてが贅沢。ここまでの表現力はなかなか出会えない。そう感じさせてくれた一本です。このウイスキーに出会えた2016年という一年に改めて感謝!!



◆デザイン of the year
Chivas Regal Revolve シーバス・リーガル リヴォルヴ


Revolveとは「回転する」ってこと。スライムみたいな丸いボトルの底面中央に突起があって、それを軸に回転させることができる不思議なボトル。飲み終わったら息子のおもちゃになること間違いなし!笑

さて、内容はというとシーバス・リーガルさんの(ネットによると)17年ものが入っているそうな。シーバスといえば、キーモルトのストラスアイラ。林檎のようなまろやかな甘みが癖になるシングルモルトですが、このリヴォルヴにもそのストラスアイラの要素を感じることができます。でもスパイシーな面も結構強く出ていたり、ちょっぴりピーティーだったりと、これは美味いわ。

何よりもボトルが回せるって楽しい笑

気づけば回しちゃってるもんね。あ、回すときは机の上とかでやりましょう。
カーペットとかだとボトルが沈んでしまってうまく回りませんので。底が軽く浮いている状態が大切です。回していると息子もとても喜んでくれます。まっこと素敵なお酒です。

と、言っておりました。愛らしいその形から敬意を込めて「スライム」と呼んでいます。最近までずーっと家に飾ってました。大掃除の断捨離で手放すことになりましたが。息子とたまに回転させて遊びながら笑 味ももちろん素晴らしいんです。さすがはシーバス・リーガルさん。


◆グラス of the year
Linkwood 26 yo THE SCHOOL OF MALT Dave Broom
リンクウッド 26年 ザ・スクール・オブ・モルト (デイブ・ブルーム)


世界的なウイスキー評論家であるデイブ・ブルームが樽を厳選し、その蒸留所の特徴がよく表れているものを瓶詰めしたシリーズだそうです。53度もあったっけ・・・??

さて、リンクウッドという蒸留所は初めて飲むものでした。シェリーバットで26年熟成されたこのウイスキー。香りはというと果実味が重く濃厚。味わいはこれがまた不思議。苺ジャムみたいな味。のどごしや舌触りもなんとなく重くて、液体じゃないみたい。どうやったらこんなウイスキーが出来てしまうのか。不思議なものをいただいて、また新たな窓を開いたそんな夜でした。サンクス。

と、言っておりました。本当に忘れられない一杯。濃厚な苺ジャム。味わいだけでなく、舌に感じる重み。いま思い出しても、こんな出会いもまたとないですね。


と長文になりましたが最後まで読んでいただいてありがとうございました。
また、来年も宜しくお願いします。2017年が素敵な一年になりますように。

2016年12月26日月曜日

2017年2月5日はワンマンライブだよ!


こんばんは。スタッドレスに変えたけど・・・今シーズンは何回活躍してくれるかな?
ってことで、じゃんじゃんSNSで告知しておりますが、2月5日(日)ワンマンライブ決定です!!(祝)

詳細は以下のとおり。

2月5日(日) 「一筆啓上仕り候。」発売記念ワンマンライブ
@​pool cafe NICO
address / 広島県 廿日市市佐方4-1-18 1F
Web / https://sites.google.com/site/poolcafenico/
Ticket / Free (投銭)
start /16:00

12月にお世話になったNICOさんにて、1stフルアルバム『一筆啓上仕り候。』発売記念ワンマンライブ開催決定!!

FBイベントページ https://www.facebook.com/events/1631194980515867/

ということです。当日は私のウイスキー好きが功を奏し、ウイスキーを使ったオリジナルメニューをNICOさんが準備してくださるとか!!素敵やわー。宜しくお願いします!!アコースティックな時間お楽しみくださいまし。ご家族連れの方も大歓迎。賑やかにやっちゃってください。毎回、私の息子が一番騒いでますので笑

1stフルアルバム『一筆啓上仕り候。』の販売もします。(全9曲・税込500円)

ということでワクワクな2017年。カモン!!

2016年12月20日火曜日

OLD BALLANTRUAN

最近つくづく思うのは、自分が「やったこと」でしか何も進まないし、変わらないということ。どんだけ「思って」いても「考えて」いても、行動できていない限り、それらはただの机上の空論でしかない。そしてそれらは、悲しいくらい無意味に近い。そこに価値を見出してくれる人が、価値観が通じる人なんだろうな。


でも、やっぱり体験に勝るものはない。


百聞は一見に如かず。


百見は一験に如かず。

つくづくそう思う師走。いかがお過ごしでしょうか?笑

早いもので2016年も残す所、あと11日。今週末にはクリスマスが控えているわけで。
と、いうことで、今週のウイスキーは、いよいよ2016年最後の1本。2016のラストを飾るのは、とってもピーティーなスペイサイドのシングルモルト・オールドバラントルーアン。


今週のウイスキー

OLD BALLANTRUAN the peated malt speyside glenlivet (Tomintoul)

オールドバラントルーアン(トミントール)

フェノール値88ppmの麦芽を使用。スモーキーでピーティーなガツンとしたインパクトの強い1本。これがレモングラスのようなリッチで繊細なスウィートさを楽しませてくれるトミントール蒸留所からリリースされているという事実が最大の驚き。バラントルーアンというのは、トミントール蒸留所の仕込み水となっている泉があるバラントルーアン山に由来しているそうな。バラントルーアン山は蒸留所の背後にあるんだとか。それにしてもフェノール値88ppmってのはいいね。世界で一番ピーティーなウイスキーって言われる「オクトモア スコティッシュバーレイ」のフェノール値は167ppmだそうです。それはやばいね笑

ついついフェノール値の話ばかりしてしまいましたが、このオールドバラントルーアンさんは、しっかり美味しい代物です。ピーティーな香りのなかに柑橘系の甘さを感じます。味としてはスモーキーやピーティーの中に、桃みたいなジュワーっとした色気のある甘みがあるなー。さすがはトミントール。いい仕事してますね。余韻はひたすら長い。いい夜だ。

ってことで、今年のウイスキーもこのバラントルーアンさんで終了。1年振り返って、ウイスキー of the year 2016 を決めないとなー。これがなかなか難しい。

2016年12月12日月曜日

McGGIBON'S Red Ribbon

もう12月。もう12日。あっという間にそろそろ年末ではないか!!

そういえば、嫁が「時間が絶対値として早まっている」と言った。子どもの頃の1秒と大人になっての1秒が違うと。それは僕は相対的なもの、自分自身の感覚的なものなんじゃないかと思っていたけども、違う。絶対的なものだと。となると、地球自体の自転速度が上がっているということを実証しないといけない。誰かご存知の方いらっしゃればご連絡ください。

Wikipediaさんによると、そもそも1秒というのは地球の自転÷24(時間)÷60(分)÷60(秒)だったそうだ。でもこれだと誤差が出るってことで、現在では普遍的な原子時計によって算出されているそうな。。。

ってことは、絶対的な1秒はこの先もずっと永久的に変わらないことになる。そうなると、体感する時間の早さというのは、地球の自転スピードの変化が原因か・・・?って考えれるけどもどうにもネットで調べてみると地球の自転スピードは長期的に見るとだんだん遅くなっているらしいが、短期的には早まったりもしている。複雑。僕の勝手な考えでは、地球はだんだん太陽に吸い込まれていると思っている。だんだん自転スピードが遅くなって、引力に耐えられなくなると吸い込まれ、それを防ぐために今度はスピードが上がり、ってのを繰り返しているのではないかと。

まー、そんなこんなで相対的にも絶対的にも1日は早まっているのかもしれない。が、原子時計の1秒が1秒である限り、1秒に変化はないということらしい。

やっぱり相対的な感覚なのか????

P.S.今週のウイスキー
McGGIBON'S Red Ribbon
マックギボンズ レッド・リボン


今年最後のブレンデッドウイスキーは、1000円代で買えるシリーズ。
香りは柑橘系。クリーミーな感じもする。味わいはザラメ的な甘みとスパイス、レモン。どちらかというとスッキリした感じ。余韻はあまり感じられないけどもあとからピスタチオみたいな何かが。総じて1000円代にしては当たりといっていいんじゃないかなっていう1本。ピートは多分ない。甘ったるい感じとアルコール感は否めないけれど、決して「うまくない」とはいえない。ロックとかハイボールとか割って飲むといいかもしれません。相性が良さそうな気がする。お試しあれ。

2016年12月11日日曜日

pool cafe NICOさんにてライブでした

怒涛の1週間。と言いますか、もう1週間も経ったんですね。
改めて先週の日曜日に歌わせてもらった星田くんpresents LIVE EVENT @ pool cafe NICOについて書きます。

NICOさん、初めて伺いましたが想像以上に奥行と趣きのある広々とした店内で、大物になった気分で歌わせてもらえる素敵なお店でした。そしてマスター、アルバイトさんたちが帰られてから大量の注文すいませんでした!!笑

廿日市の素敵なカフェ発見です!!
主催の星田くんも書かれているブログはこちら。

まー大きくイベント全体のことは彼に任せるとして笑
僕は個人的なことを書きます。

今回のD:KSMTセットリストは以下のとおり。

1.Tomintoul
2.いま、きみと三人
3.Cragganmore
4.多数決
5.夕立フレキシブル

アコースティックに一人弾き語り、まったりなイメージで歌わせてもらいました。なんだか不思議な緊張感と温かい気持ちで歌えてほっこり楽しかったなー。最後の新曲2曲はもっと頑張らんと。まだまだ自分のものになっていない。ちょっとまだ青い。むむむ。美味しくいただいてやる!!

そうだ!!ここでお知らせ。いよいよ来年2017年の1月22日にD:KSMTの1st FULL ALBUM『一筆啓上仕り候。』が発売されます!!(盛大な拍手)


ライブでも配らせてもらったビラです。いよいよ1月発売です。22日は何を隠そう私の誕生日。(祝)

先行シングル「Cragganmore」(オンライン配信限定)もどうぞよろしく。


P.S.今週のウイスキー
THE GLENLIVET Founder's Reserve
ザ・グレンリヴェット ファウンダーズ・リザーブ


スコッチ・シングルモルトの中心にあるウイスキー、それがザ・グレンリヴェットだと思います。この蒸留所がなければ・・・っていううんちくは別に語りたいと思わないので気になる方は別のサイトでご覧ください。そんなザ・グレンリヴェットの創業者であるジョージ・スミス氏の理想・レシピを忠実に再現したと言われる今回のファウンダーズ・リザーブ。その志だけでも十分すぎるほど素敵ですが、香り・味わい・余韻、そして爽やかなパッケージデザイン、どれをとってもこれまた素敵。ノンエイジものでこんなものが作れるなんて。恐れ入ります。本当においしいものとして、しかも結構気軽におすすめできる一本だと思います。値段もお手頃ですし。バランスの素晴らしさとそれぞれの要素の際立たせ方が完璧といっても過言ではない。個人的にはやっぱり12年とか15年とかのエイジ物の方が美味いなーっていう率直な意見はありますけども、これはこれでまたザ・グレンリヴェットさんの底知れない幅の広さと、抜群の安定感をガツンと世にリリースした物凄い一本かと。一口ごとにいろんな味わいが出てきて楽しさが止まらない。これって本当にシングルモルトなのか????ってくらいに個性がたくさん。もちろん一つの蒸留所で複数の原酒を混ぜて作ってるんだから当然って言えば当然なんでしょうけども。ブレンデッドモルトに匹敵するブレンディングの妙。柑橘とか枇杷を思わせる甘み。シナモンとかの心地いいスパイシーもグッドだし、舌に残るミルキーな果実感もくど過ぎなくて素敵。

こういう仕事がしたいね。