全て師匠との思い出の地で、非常に懐かしい思いで野鳥観察をしてきました。
千松公園
千松公園は、ヤマシギが越冬にやってくるということで有名なポイントでしたが、20年も経てば様変わりしてまして・・・。以前は松林の地面部分は草がボウボウで腰の高さくらいまであったわけです。そこにヤマシギが隠れているという構図だったんですが、現在はキャンプ場として利用されていて、草もしっかり刈り込まれておりヤマシギは全く見当たりませんでした。
残念ではありましたが、この千松公園のある種崎海水浴場は、高知市唯一の海水浴場であり、またアカメが釣れるポイントということで結構知名度が上がっているようで。そういった意味ではキャンプ場として整備されるのも致し方ないのかなー。
ビンズイ |
そんな千松公園でたくさん観察させてくれたのがビンズイ。スズメ目セキレイ科タヒバリ属。スズメ同の小鳥で松林でよく見かける鳥です。地面を歩き回って餌を探している様子が可愛らしい。
二の池
二の池は、旧春野町に位置する池で、仁淀川河口のすぐ東にあります。20年前に師匠とよく足を運んでいた頃は、珍鳥の訪れる屈指のポイントでクロツラヘラサギやツクシガモ、ツリスガラを観にいったことを覚えています。
しかし、父親からも聞かされていたんですが、二の池は全く景色が変わってしまっていました。工事で使用するための土砂を業者が入れて高々と積み上がっていました。そして池のサイズは3分の1ほどに小さくなっており、カモが泳ぐことができるスペースも恐ろしく減ってしまっていました。葦原は相変わらずだだっ広くオオジュリンを観察することができましたが。
オオジュリン♀ |
ノスリ |
ノスリ 別個体 |
こちらのノスリは少し白っぽい印象。そういえばこのノスリはムクドリと横並びに留まっていました。ムクドリってノスリとか怖くないのかな??
石土池
石土池は高知市と南国市の境界付近にある十市という地区にある池。20年前はクビワキンキロというアメリカ産の珍しいカモが数年連続で入ったことで賑わいました。
ブラックバス釣りでも有名なポイント。この日はマガモ、カルガモ、ヒドリガモ、コガモ、オオバン、バン、カワセミといったレギュラーメンバーが観察できました。
それにしても今年はオオバンが多い。この傾向は広島でも感じます。逆にオナガガモやハシビロガモが少ない気がする・・・。
と、にわかにマガモやカルガモたちが騒ぎ出した!人が近づいたのかなーって思って眺めていると、カモたちのすぐ上を成鳥のオオタカ♀が飛んでいきました。そして池の隣にある林に。突然の出来事と飛ぶスピードの速さにフォーカスが合わず写真が撮れませんでした涙
しかしどうやらカモたちは無事だったようで。それからカモたちの中に、違和感を覚えるほど大きい鳥が。
コハクチョウ若鳥 |
それがこのコハクチョウ若鳥。まさか高知で白鳥に会えるなんて。調べてみると、高知新聞で2021年12月に記事になっていた個体で間違いなさそう。
たまたま見れてラッキーでした。
ウイスキーランキング
にほんブログ村
D:KSMT official web site
https://kusumo10dice.wixsite.com/d-ksmt