2020年2月26日水曜日

Bastille 1789 Blend


Bastille 1789 Blend
バスティーユ 1789 ブレンド

ブレンデッド・フレンチ
40%

武川蒸留酒販売さんによる説明。
https://mukawa-spirit.com/?pid=147271046
フランスの北東地方産のモルトとグレーンを原料にした、ブレンデットウィスキー。
コニャックの蒸留に使われるシャラント式アランビックを使用して蒸留され、熟成もコニャックの熟成と同じリムーザンオークが使用されています。
プラム、チェリー、ドライフルーツのフルーティな風味が華やかに広がります。ウイスキー初心者や女性にもおすすめです。
<テイスティングノート>
香り:オレンジマーマレード、ドライアプリコット、ジンジャーブレッド、繊細、まろや
味わい:ドライ、フルーティー、オレンジの皮とドライフルーツ
フィニッシュ:強烈、ミネラル、軽やかでスパイシーな余韻
<受賞歴>
2013年 NEW YORK INTERNATIONAL SPIRITS COMPETITION ”Whiskey of the Year”
2017年 Ultimate Spirits Challenge ファイナリスト
フランスで作られたブレンデッドウイスキー。コニャックと同じ熟成で作られた、ドクール社の逸品といって良い。なんというか、大人な印象の甘みとドライ。いろんな料理に合う気がします。食中酒に持ってこいです。まろやかな感じと、ジンジャエール的な辛さもいい感じ。寿司にも合うでしょう。

フランス語の素養がまったくない私は"Bastille"と書いて「バスティーユ」とは、おそらく一生かかっても読めなかったでしょう笑


バスティーユ・ウイスキーのオフィシャルサイトは以下。
http://www.bastillewhisky.com/
BRIGHT ORANGE AMBER COLOR. INTRIGUING AROMAS OF Orange Marmalade, Dried Apricot, Spice Cake, Pineapple Blossoms and Suede with a vibrant, dry-yet-fruity medium-to-full body and a long, Orange Bread Crust, Peach Cobbler, Peppery Spice and limestone accented finish. A remarkably fruity, exotic and enigmatic whisky that will make unique cocktails.
適当に翻訳。
明るいオレンジ琥珀の色。オレンジマーマレード、ドライアプリコット、スパイスケーキ、パイナップルの花となめし革の魅力的な香り。活気のある、ドライでありながらフルーティなミディアム~フルボディ。オレンジのパンの皮、ピーチコブラー、胡椒とライムストーンがアクセントの長い余韻。驚くほどフルーティーでエキゾチックな謎めいたウイスキーであり、それはユニークなカクテルを作る。
オフィシャルサイトによると、このブレンデッドと、シングルモルトが販売されているらしい。こちらも気になるなー。

オフィシャルサイトから

香り
刺激的なオレンジピール、シナモン、パイナップル、柑橘系の女子、スパイス、ドライでありながら湿気を含んでいる


ザラメ、パンの耳、ビスケット、オレンジのジャム、ジンジャエール、ライム、オーク、ブランデー、結構ガツンと来ます、これがフルボディというやつか?

余韻
甘くクリーミー、軽やかなスパイシーが長く残る

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは、さらに刺激的になる!なんということ。迫ってくる。エッジはだいぶ丸まった気はしますが。味は、パンっぽさが増す。余韻も甘みが減りマイルドに。

やはりどんな料理にも合う美酒かと。寿司には絶対合うね。これは寿司屋さん絶対置くべきボトルです。

私の好きなウニにもヒラメにも合う。カワハギにもね。



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2020年2月25日火曜日

Ben Nevis Blended とある居酒屋さんにて


Ben Nevis Blended
ベン・ネヴィス ブレンデッド

ブレンデッド・スコッチ
40%

先日、広島市にあるとある居酒屋さんにて。竹鶴を何杯かいただいていたんですが、どうやら私が飲み干してしまったそうで笑

お店の奥から、こんなウイスキーならありますって出していただいたのが、このベン・ネヴィス ブレンデッド「ベン・ネヴィス蒸溜所蔵出し」って書かれていました。

ベン・ネヴィスのブレンデッドというのは私は初めて見ました。ベン・ネヴィス蒸留所は、1825年創業。かの有名な"Long" John(ロング・ジョン)※本名ジョン・マクドナルドさんが創設者です。いまでも彼の名を冠したブレンデッド・ウイスキー"Long John"のキーモルトに、ベン・ネヴィスは使われています。ベン・ネヴィスという名前は、スコットランド最高峰のベン・ネヴィス山(標高1,344m)に由来。この山の麓、西ハイランドの中心地フォート・ウィリアム地区に位置します。同地区で最古の公認蒸留所だそう。1989年からニッカウヰスキーさんがオーナーをしていた蒸留所。現在はアサヒビールさんがしっかり引き継いでいるようです。その証拠に、このボトル裏面に書かれた日本語の説明書きにもしっかり「アサヒビール株式会社」の文字が見えます。


アサヒビールがニッカウヰスキーを買収したのは、2001年のこと。ということで、このボトルは2001年以降のもの、ということで間違いないと思われます。が、最近はネヴィス・デューという名前で販売されているそうで。たしかに、このネヴィス・デューという名前はどこかで見たことがあるような気がする。ネットでちらほら検索してみると、少なくとも2015年くらいからネヴィス・デューの名前で売られているらしい。よって今回のボトルは2001〜2015年に出回っていたもの、ということでしょう。

ボトル裏面の日本語を文字に起こしてみます。
ベン・ネヴィス蒸溜所蔵出し
スコットランドの最高峰ベン・ネヴィス山の麓に、1825年「ベン・ネヴィス蒸溜所」は設立されました。スコッチの伝統製法で作られた、熟成した数十種の原酒を日本人の繊細な味覚にかなう、やわらかく、まろやかな味わいに仕上げました。ストレート・オンザロック・水割り(ウイスキー1:水2の割合)でお楽しみ下さい。
とのことです。

ベン・ネヴィスのシングルモルトは、以前OBの10年を飲んだことがあります。
https://d-ksmt.blogspot.com/2017/01/ben-nevis-10.html

我らがニッカウヰスキー(今はアサヒビールさんの傘下)が所有するスコッチ。ハイランドのシングルモルトです。これが10年ものとは思えない重厚さ。お上品のなんのって。亜麻仁油って感じのオイリーな、その中にも南国の果実の香り。ナッツみたいな感じもする。口に含むとそれらの感覚が具現化されて、そこにピーティーが乗る。お!これは美味い。オイリーでありながら後味はさっぱりしていて、これまた唆る。チーズが合うね、これは。マルゲリータで決まり。バジルが相性抜群だろうなー。って妄想しつつ、安いスナック菓子をあてにしてやってます笑
というふうに申しておりました。相変わらず酔っ払いの文章で、なんというか読み返すと恥ずかしい笑


まー、でも言っていることは間違ってはないと思います。こういう印象だった。そして、今回居酒屋さんにてブレンデッドをいただいたわけです。もちろん、いつも通りストレートで。2杯ほど。

オイリーな印象と、南国の果実。ピートはほとんど感じませんでした。非常にバランスよく、「まろやか」に仕上げられたウイスキーだと感じました。あと草原っぽさも感じたんですよね。なんというんですかね、ポニーって感じ?笑

小さい馬が草原をゆっくり寛ぎながら歩き回っている、そんな感じです。伝わるかな?





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2020年2月22日土曜日

ウイスキーの言葉 ⑨ポート

前回までのシェリーマデイラに続いて今回はポート。この3つは世界三大酒精強化ワインであるわけですが、シェリーは特にスコッチウイスキーの樽としてもよく使われていて有名かと思います。が、マデイラとポートはややマニアックかなー。


Wikipediaによるポートワインの説明。
ポートワイン(英語:Port Wine)またはヴィーニョ・ド・ポルト(ポルトガル語:Vinho do Porto)はポルトガル北部ポルト港から出荷される特産の酒精強化ワイン。日本の酒税法上では甘味果実酒に分類される。ポルト・ワインともいう。
ふむふむ。ポルト港から出荷されるワインだけがポートワインなのか。なるほど。シェリーやマデイラもそうですが、このポートワインも大航海時代に大活躍したんだろうなーって感じがしますよね。酒精強化ワインは、通常のワインに比べてアルコール度数が高いので長く保存できるそうな。


私がこれまで飲んできたウイスキーでポートワイン樽と関係のあるものといえば、次のようなウイスキーがあります。


The Famous Grouse Port Wood Cask Finish
ザ・フェイマス・グラウス ポートウッドカスクフィニッシュ
https://d-ksmt.blogspot.com/2016/06/blog-post.html
大好きな雷鳥さんのポートウッドカスクでフィニッシュさせた1本。1000mlってのはちょっと多すぎな感が否めませんが・・・。700mlが探しても見当たらないー。3大酒精強化ワインの1つであるポートワイン。マデイラやシェリーとまた違った「強さ」が際立っているような感じがします。ズシッと来る飲みごたえのある代物。なんだかんだで1000mlあったことを忘れてしまいそうなほど、減っている・・・。おう。
どんなコメントだよ笑 「強さ」を感じたそうです。当時を思い出して、もう少し詳しく書いてみるなら、「強さ」というのは「重さ」だと思い出されます。ズシッと来る。ラガービールで言うところの「のどごし」みたいなものかと。







Glenmorangie QUINTA RUBAN aged 12 years
グレンモーレンジ キンタ・ルバン 12年
https://d-ksmt.blogspot.com/2018/09/glenmorange-quinta-ruban-aged-12-years.html
ルビー・ポート・カスクでフィニッシュさせたノン・チルフィルターの1本。
ライトでデリケート。果実味の強い素敵な食後酒って感じですが、割とボディは強め。
香りは白い花。ジャスミン。ミルクチョコレート。メープルシロップ。女の人の香水(アバウトすぎる笑)。ウッディ、かつスパイシー。
味わいは舌の上でピリッとしたスパイシー。糖度の高いブドウ。舌触りが異常に滑らか。セクシー。
余韻はパッと明るく、かつ長い。あー、ワインだ。って感じもある。
総じて「貴婦人」。
個人的にはグレンロセスを彷彿とさせる1本。セクシーで官能的なあたりが特に。
しかし、それでいてパッと明るく、清々しい若い娘みたいな。ん?なんか歳とったかな俺(笑)
上品さを感じる一方で、ハツラツとしたエナジーを感じる。そんな1本。これは凄い。
うん、これくらい複雑なことを言ってしまうくらいキンタ・ルバンは美味しかった。このキンタ・ルバンやネクタードールを飲んだあたりから、シングルモルトの中でグレンモーレンジは個人的に外せない大好きな蒸留所になりました。コメントした「割とボディは強め」ってあたりにポートワインの個性を感じます。







Cragganmore DOUBLE MATURED 13年 2000
クラガンモア ダブル・マチュアード 13年 2000
https://d-ksmt.blogspot.com/2017/04/blog-post.html
息子の誕生日に毎年呑むクラガンモア。生まれた日にたまたま飲んでいたことがきっかけで、毎年呑もうと決めた。生まれた年に飲んでいたのがオフィシャルの12年。去年がBLACKADDER RAW CASKの19年。ってことで今年がこのDOUBLE MATURED 13年。骨太で重厚なボディに、ポートウッドの上品な香りと味わい。 まったりとした余韻もGOOD。僕が思うにクラガンモアは、骨太な「男」って感じのシングルモルト。息子にも骨太な男に育ってもらいたいものです。ちょっとやそっとのことでへこたれないような。何倍飲んでも飽きがこない。やばいな、これは。後味のすっきり感が半端ない。余韻がないわけじゃないけど、すっきり爽やかな感じ。フィニッシュで使われたポートウッドの果実感、スパイシー感もさることながら、おそらくバーボン樽由来のバニラ感も素敵な甘みを演出。それでいてこの「骨太さ」をまったく失っていないという現実。沁みるわー。
個人的に思い入れが強いクラガンモア。よく「スウィートで女性向けのシングルモルト」的な紹介をされるのを見かけますが、僕が思うにクラガンモアは「男性的なシングルモルト」です。このクラガンモアで感じられたポートワイン樽の影響は「上品な香りと味わい」、「果実味」、「スパイシー感」というところ。いま思い返しても素晴らしくよくできた佳酒。






んー、つまりポートって?ってなると、これはこれでまたまた難題www
力強さ、重さ、上品さ、果実味、スパイシー。キーワードを並べてみるとこんな感じかな。今度、シェリーのウイスキーと飲み比べてみますか。


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2020年2月21日金曜日

3月1日(日)ライブに出ます 岩国にて


3月1日(日)
Nishiki Moon LIVE 24
@岩国錦月堂
〒740-0018 山口県岩国市麻里布町3丁目3−3
入場無料
午後1時スタート

(出演)
恋⇔愛~ラブ~
ネコタギタオ
EIJI
楠本大介(D:KSMT)
野宿
フォート2
Captain
Bulltop in
島スタ

私、楠本大介(D:KSMT)は14:20〜出演予定です。
久しぶりに人前で歌わせていただきます。岩国でお会いしましょう!

錦月堂(きんげつどう)さんは、今回初めてお邪魔します。JR岩国駅から非常に近いところにあるんですね!徒歩4分。

Google Mapより
長い冬眠から覚めて、楠本大介(D:KSMT)の2020年、いよいよ始動です笑


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2020年2月17日月曜日

Oak Cross


Oak Cross
オーク・クロス

ブレンデッド・モルト・スコッチ
43%
ナチュラルカラー
ノンチルフィルタード
by コンパス・ボックス

コンパス・ボックスさんの公式サイトは以下。
https://www.compassboxwhisky.com/whiskies/index.php?id=3

Oak Cross(オーク・クロス)という名前は、このウイスキーの熟成にアメリカとフランスのオークを使用したことに由来があるそうだ。ボトルにも"AMERICAN & FRENCH OAK BARRELS"と書かれている。次のレシピに紹介されている「ハイブリッド・カスク・ハイ・ヴァニラ・トースト」という樽が、フランスのオークを使用したもということかなと。

(レシピ)
・60% クライヌリッシュ(ファースト・フィル・アメリカン・スタンダード・バレル)
・20% ダルユーイン(ファースト・フィル・アメリカン・スタンダード・バレル)
・20% ティーニニック(ファースト・フィル・アメリカン・スタンダード・バレル)

これら3種のモルトたちをヴァッティングし、以下2種の樽に分けて6ヶ月熟成。

・40% ハイブリッド・カスク・ハイ・ヴァニラ・トースト
・60% ファースト・フィル・アメリカン・スタンダード・バレル

コンパス・ボックスさんのオフィシャルサイトを観て毎回思うことですが、こんなにレシピを教えてくれるウイスキーメーカーって面白いよね。非常に勉強になるし、ウイスキーの透明性も担保されている気がする。


フルーティでスパイシーなバニラ
さて、そんなコンパス・ボックスさんのオーク・クロスはというと・・・。

香り
フルーティ、パイナップルっぽい?、フルーツポンチ、バニラ、スパイシー


ウッディ、フルーティ、蜂蜜、バニラ、軽やかなスパイス

余韻
スパイスが前に出てきつつマスカットの皮、ナッツ

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはフルーティが増す。味はスパイスがやや薄れまろやかで穏やかに。余韻も軽くなる。全体的に「飲みやすくなる」といったところですかね。


「バニラな甘い系のウイスキー」と言って問題ないかと。スパイシーな印象がこれまた心地よい。さすがですね、コンパス・ボックスさん。





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2020年2月14日金曜日

THE STROKESのニューアルバム発売が決定

The New Abnormal 写真はAmazon.co.jpから
THE STROKESのニューアルバム"The New Abnormal"が4月10日にリリースされることが発表されました!(※日本版のリリースは4月後半?)アルバムのジャケットは、ニューヨークのストリート・アーティストであるジャン=ミシェル・バスキアの「バード・オン・マネー」が使用されているんだそうです。
https://www.thestrokes.com/

前作、"Comedown Machine"がリリースされたのが2013年3月。実に7年ぶりとなるファン待望のスタジオアルバムです。
Comedown Machine 写真はAmazon.co.jpから
2016年3月に3曲入り(4曲目にアレンジ違いあり)のEP"Future Present Past"をリリースして、そろそろアルバムが来る!って思い続けて早4年www

Future Present Past 写真はAmazon.co.jpから

本当に待望の待望です。先行シングル"At The Door"のオフィシャルビデオがYOUTUBEに上がっています。

曲はとても良いんですが、このアニメーションは何?笑
アメコミというか、オカルトというか、ホラーというか・・・。最後まで見届けたいと思うものではなかった汗

が、曲は本当に良いと思いました。ますます今回のアルバムがリリースされるのが楽しみです。

トラックリストは以下の通り。
1. The Adults Are Talking
2. Selfless
3. Brooklyn Bridge To Chorus
4. Bad Decisions
5. Eternal Summer
6. At The Door
7. Why Are Sundays So Depressing
8. Not The Same Anymore
9. Ode To The Mets

いやー、4月が待ち遠しい!日本の夏フェスにも出るね。これは出る。



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2020年2月13日木曜日

キクイタダキ @山口きらら博記念公園

キクイタダキ♀
先日、家族で山口市にある山口きらら博記念公園に行ってきました。近くにきらら浜自然観察公園があり、私は野鳥観察をしながら、息子と嫁さんは公園で遊ぶということができるのでは?ということで笑

こちらの山口きらら博記念公園、想像以上に広くて遊具が充実。芝生の丘や砂浜でも遊ぶことができる、素晴らしい公園だった。

https://www.kirara-memorial-park.jp/introduce/

そんな自然豊かな公園だったので、公園内にもたくさんの野鳥を観察することができました。そのハイライトはなんといっても目の前に群れで現れてくれたキクイタダキRegulus regulus。全長10cmで、日本最小の鳥の一つ。中国地方では冬鳥としてやってきます。が、こんなに間近で観れたのは今回が初めてだと思います。距離で言うと5mなかったんじゃないかな?っていう距離です。なので、写真は600mmでノートリミングです。

キクイタダキ
最初の写真と同個体
同上
この個体は非常に好奇心旺盛と言いますか、こちらのことを気にしてくれて最終的には上の写真のようにこちらを覗き込んでいました笑

なんとも愛らしい鳥です。頭頂部の黄色が非常に美しい。キクイタダキは漢字で「菊頂」と書きます。英名も"Goldcrest"(金の紋章という意味)で、頭頂部の黄色い羽毛が特徴的であることが窺えます。

山口きらら博記念公園を少し離れ、近くにあるきらら浜自然観察公園でその後1時間ほど家族も連れて野鳥探し。

このきらら浜自然観察公園の外側には土路石川河口に広い干潟ができるらしく、ズグロカモメLarus saundersiなどの希少な鳥たちも来るんだとか。

キンクロハジロAythya fuligula♂
ホシハジロA. ferina番の飛翔
メジロZosterops japonicus
オカヨシガモAnas strepera♂の飛翔
ズグロカモメ第1回冬羽(?)
カンムリカイツブリPodiceps cristatus冬羽
きらら浜自然観察公園では、ウグイスCettia diphoneのさえずりを非常に近くで聴きました。今年初です。まだまだ声が出ているとは言えない感じでしたが。今年は暖冬というのもあって、春が早いかもしれません。

改めて、野山の鳥から水辺の鳥まで、なかなか幅広く見れるポイントでした。お目当てだった大物には出会えませんでしたが。またリベンジします。


山口きらら博記念公園・きらら浜自然観察公園・土路石川河口で観れた鳥たち
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、シロチドリ、クサシギ、イソシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、カモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ、アオジ(声)。計49種。


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