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2024年10月14日月曜日

Jameson Single Pot Still

ようやく秋めいてきた10月。蚊が多くてやれません笑

さて、今回はアイリッシュについて。


Jameson Single Pot Still
ジェムソン シングル・ポット・スチル

アイリッシュ・シングルポットスチル
バッチNo.1 / 2023
Alc.46%
輸入:ペルノ・リカール・ジャパン

こちらがオフィシャルサイト。

構成原酒の熟成にはバーボン樽とシェリー樽に加えて、アイリッシュオークとヨーロピアンオーク、アメリカンオークの新樽が使われているそうです。

ジェムソンは、世界で一番売れているアイリッシュブランド。昨年、日本ではバスカーに抜かれてしまいましたが・・・。

ジョン・ジェムソン氏が1780年にダブリンに創業したボウストリート蒸留所で作られていた銘柄で、1966年にIDC(アイリッシュ・ディスティラーズ・カンパニー)傘下になり1971年に操業停止。その後ダブリンのジョン・パワー社に引き継がれ、1975年からは新ミドルトン蒸留所で生産されています。

ということで、この一本も新ミドルトン蒸留所で作られたものであることはほぼ間違いありません。当蒸留所の現オーナーがペルノ・リカール社。


シングル・ポット・スチル
シングル・ポット・スチルとは、一つの蒸留所(シングル)で作られたウイスキーで、ノンピートの大麦麦芽(モルト)と未発芽大麦(バーレイ)を主原料にオート麦やライ麦、小麦などその他の穀物が原料。モルトとバーレイはそれぞれ30%以上使用、それ以外の穀物は合計で5%以下という条件がありましたが最近はもうモルト・バーレイの比率が下がったレギュレーションに変わったとか変わってないとか。

「ポット・スチル」のため、単式蒸留器での蒸留も求められますが、蒸留回数は規定されていません。通常は3回蒸留でこのジェムソンも3回蒸留です。

有名な銘柄としては、ジェムソン同様に新ミドルトン蒸留所で生産されており私も大好きなレッドブレストなどがあります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

レッドブレスト12年(700ml)
価格:6,389円(税込、送料別) (2024/10/14時点)


私が思うところでは、独特のオイリーさ、重たさと複雑さがあります。このあたりがポット・スチル・ウイスキーの特徴かなと。


オイリーでジンジャー
香り
オイリー、オレンジの皮、花、メンソール、バニラ、ソーセージ


トフィー、若干ジンジャー、ウッディ、スモーキー

余韻
まったりと長い、若干スパイシー、オークのスパイス

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはよりリッチ。味わいはスパイシーが際立つがはちみつのようなニュアンスも。

得点 92点
うむ。これは美味しいですね。個人的にシングル・ポット・スチルが好き過ぎるのかもですが・・・。若いといえば若いのですが、良いバランス感覚と仕上がり。これは皆さん、飲むべきですね。ウイスキー割も吉。


https://amzn.to/4h62bxS

それでは皆さん、良い夜を。

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2023年12月22日金曜日

BAR:神戸Bar Main Maltさんにて

神戸Bar Main Maltさんにて。

いつもお世話になっている「西の聖地」です。

昨日の記事、西宮の焼鳥こにしさんでいただいたクーリー21年もこちらメインモルトさんの30周年記念のボトルでした。


Blue Spot Aged 7 Years 
Cask Strength
ブルー・スポット7年 カスク・ストレングス

アイリッシュ・シングルポットスチル
ミドルトン蒸留所
Alc.58.7%

Blue Spot’s name was derived from the Mitchell’s practice of marking their maturing casks of whiskey with a mark or daub of coloured paint to determine the age potential of the whiskey. Blue Spot was a 7 year old whiskey, Green Spot (10 year old), Yellow Spot (12 Year Old) and Red Spot (15 year old).

ブルー・スポットの名前は、ミッチェル家がウイスキーの熟成を判断するために、熟成したウイスキーの樽に色付きの絵の具でマークを付けたり塗ったりする習慣に由来しています。ブルー・スポットは7年物のウイスキー、グリーン・スポット(10年物)、イエロー・スポット(12年物)、レッド・スポット(15年物)というものです。

As a colourful history would have it, this revered Blue Spot remained underground until now and its introduction reunites the historical Spot Family for the first time in over 56 years.

多彩な歴史があるように、この崇拝されているブルー・スポットは今まで地下にありましたが、その導入によって歴史的なスポット・ファミリーが 56 年以上ぶりに戻ってきました。
なるほど。ブルーは一番若かったのですね。メインモルトさんには、全カラー揃っておりました。


uncreateさんの説明が日本語でしたし分かりやすかったのでぜひご参考に。

スポットウイスキーは、1800年代初頭、ダブリンのリフィー川のほとりにある有名なミッチェル&サンワイン商人で生まれました。伝説的なラインは1950年代に最後に完成し、グリーンスポット、イエロー、レッド、そして現在はブルーが含まれています。家族に戻った最後のメンバーも117.4の証拠で最も強力であり、バーボン樽、シェリー樽、ポルトガルのマデイラ樽の混合物で熟成するのに時間を費やしています。ブルースポットは数ヶ月前に海外で再発売され、1964年以来初めて米国で利用可能になりました—そしてちょうど聖パトリックの日に間に合いました。
ふむふむ。なんだか分かるようで分らないような汗

ひとまず「56年以上ぶりに復活した」ということを記憶しておきたいと思います。

シングルポットスチルらしい、オイリーさ(良い意味で重たい)とトロピカルな香りと味わい。そしてスパイシー。ドライな感じもして飲み応えがグッド。



Writer's Tears Inniskillin Ice Wine Cask
ライターズ・ティアーズ イニスキリン・アイスワイン・カスク

アイリッシュ・ブレンデッド
カスクNo.560
ボトルNo.004 of 354
Alc.46%

ライターズ・ティアーズのシリーズはとても私の舌に合うようです。以前飲んだスタンダードボトルも非常に美味しかったですし、今回いただいたこの「イニスキリン」さんも抜群に美味しかった。

イニスキリン・アイスワインとは、カナダのアイスワイン。アイスワインについては、wikipediaをご覧ください。

そしてポットスチルウイスキーとモルトウイスキーがブレンドされております。

アイリッシュらしくジューシーな感じで濃厚なんですが、それでいてこのボトルがユニークなのは綿飴のような、スースーして溶けていくラムネのような不思議な食感(?)が舌の横を抜けていくんです。

こんな感覚を受けたウイスキーは今までなかった気がします。新しい出会いに感謝。


それでは皆さん、良い夜を。

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2023年4月21日金曜日

BAR:大阪BAR PARKMOREさんにて

大阪BAR PARKMOREさんにて。

大阪・北新地に所在するモルトバーです。この日は、ここからモルトおたくな夜が始まりました。(私は決してモルトおたく、モルト小僧ではありません。ブレンデッドもアイリッシュも大好きなウイスキー博愛主義者です笑)



Fuji Gotemba Distiller's Select Cask Strength
富士御殿場 ディスティラーズ・セレクト カスク・ストレングス

ジャパニーズ・シングルモルト
蒸留:2014年5月
ボトルNo.1238
51%

1杯目と言うことで、おすすめのハイボール(「〇〇なハイボール」とか言うメニューでしたが忘れました笑)を注文したところ作っていただいたのがこちら。

乾いた喉にちょうど良い一杯。ちょうど良いマニアックさ笑

個人的に富士御殿場は、グレーンが非常に美味しくてモルトはあまり評価しておりませんでしたが、このモルトは良いですね。骨太な印象とバランスの良さ。



Method and Madness Single Pot Still Mulberry Cask Finish
メソッド・アンド・マッドネス シングルポットスチル マルベリー・カスク・フィニッシュ

アイリッシュ・シングルポットスチル
46%

"Mulberry"(マルベリー)とは、「桑(くわ)」のことで、このボトルはバーボン・バレルで熟成後、桑樽でフィニッシュをかけたものだそうです。

そもそもこの「メソッド・アンド・マッドネス」とは、アイルランド・ミドルトン蒸留所の実験的なシリーズだそうです。

そのレンジにはシングルポットスチルの他に、シングルモルト、シングルグレーンなどが含まれています。

飲んでびっくりしたことは、アイリッシュというよりバーボンに近いこと。「桑」の要素は個人的にはあまり分かりませんでしたが、逆にバーボンっぽく回帰している(という表現が正しいのか分かりませんが・・・)のかってほどにバーボンぽかった汗

これは、「バーボン樽熟成のアイリッシュやスコッチ」という意味ではなくて、I.W.ハーパーやジムビームのような「バーボン」を指しています。

アイルランドの老舗・ミドルトンの新提案、挑戦的なシリーズというところでしょうか。これは面白い。



William Lawson's (1980s bottle)
ウィリアム・ローソン 80年代ボトル

スコッチ・ブレンデッド
43%

PARKMOREさんで最後にいただいたのはオールドのブレンデッド・スコッチ。

ウィリアム・ローソンといえば、2022年の出荷ベースでスコッチウイスキー第5位。ブランド所有者はバカルディ社、製造元はジョン・デュワーズ&サンズ社です。日本ではより有名なデュワーズやホワイトホースよりも出荷量は上なんですよね。

キーモルトになっているのは、マクダフ蒸留所の原酒。現在はマクダフ蒸留所もバカルディ社がオーナーです。

ウィリアム・ローソンはフランスでよく売れていたそうですが、ロシアや東欧、スペイン、ポルトガルで急激に売り上げを伸ばしているそうです。

現行品はやまやさんではよく見かけますし、普通にオンラインでも購入できます。しかも1,000円台で。

残念ながら現行品の一番安価なレンジは飲んだことがない。13年ものは以前購入した履歴があります。

今回いただいた80年代ボトルは、やはりオールドボトルらしい「湿気っぽさ」「カビやホコリ」は感じますが、これはオールドの楽しみの一つということで。ご愛嬌ですね。

シェリーがやはり贅沢に感じられ、「モルト含有率の高さ所以」とマスターもおっしゃっていましたが、やはり味が濃い。

どうしてもアルコールは少し抜けたような印象はありますが、状態は健全だと思われました。

状態の良いオールドボトルに出会えると、本当興奮しますよね笑



それでは皆さん、良い夜を。

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2021年3月7日日曜日

Hinch Single Pot Still


Hinch Single Pot Still
ヒンチ シングル・ポット・スチル

シングルポットスチル・アイリッシュ
43%
輸入:アクサス

アイリッシュ・ウイスキーのルーキー
ヒンチ蒸留所のオフィシャルサイト。

ヒンチ蒸留所は2020年創業のまさにルーキー。アイリッシュ・ウイスキーの誇り、3回蒸留を謳っています。

アイルランド語で「島の町」と訳されているBallynahinchの町の名前からヒンチ蒸溜所とつけられたそうです。個人的には昨年創業の蒸留所から10年ものなどがリリースされているのが謎で仕方ないんですが・・・。

ボトルに書かれている"The Time Collection"というのが解決の糸口になるんでしょうかね。おそらく。
The Whiskey that understands time
"Time waits for no man", said nobody at Hinch Distillery Co. Because it is the passage of time and patience that is needed to work its magic. The marriage of Triple Distillation and a maturation process that captures the unique union of spirit and wood imparting flavour like no other. 
時間を理解するウイスキー
「時は人を待たない」とヒンチ蒸留所の人は誰も言わない。魔法を働かせるのに必要なのは時間と忍耐の経過だからだ。3回蒸留と熟成プロセスの融合により、他に類を見ない味わいを与える精神と木材のユニークな融合を捉えている。
上記はボトルに書かれているテリー・クロス博士による説明文です。


アイリッシュのシンボル
「シングルポットスチル」

これまでに、私が飲んできたシングルポットスチルウイスキーは、以下1種があります。
・Redbreast Aged 12 Years

このRedbreast Aged 12 Years(レッドブレスト12年)は、2020年のウイスキー of the year 金賞受賞したボトルであります。

思うに、私はどうやらシングルポットスチルというウイスキーが大好きなようです。というのも、このヒンチ シングルポットスチルも非常に美味だということです。

シングルポットスチルとは
改めてになりますが、「シングルポットスチル」とは、アイリッシュ・ウイスキー独特のウイスキーで、モルト(大麦麦芽)と未発芽の大麦を原料とし、伝統的な銅製のポットスチル(単式蒸留器)で3回蒸留というのがその作り方。未発芽の大麦を使っているのが最大の特徴ですかね。これが肝なんです。



クリーミーでドライないつでも飲みたい奴
香り
麦、クリーミー、ドライ、草原

ドライでピリピリ、爽やか、フルーティ、バニラ、蜂蜜、やはりクリーミー

余韻
長くて複雑、ゼスティ

ドロップ・アップ(1滴加水)
よりクリーミーでマイルド。余韻のシュガー感が出てきて面白い。焦げた感じが良いですね。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ヒンチ シングルポットスチル
価格:3180円(税込、送料別) (2021/3/7時点)


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2020年4月13日月曜日

Redbreast Aged 12 Years


Redbreast Aged 12 Years
レッドブレスト12年

シングルポットスチル・アイリッシュ
40%


レッドブレスト=ヨーロッパコマドリ
以下オフィシャルサイト。
https://www.redbreastwhiskey.com/en-EN/
Our signature bottling, Redbreast 12 boasts the flavour complexity and distinctive qualities of Pot Still whiskey. Matured in a combination of bourbon and sherry casks, the distinctive Redbreast sherry style is a joy to behold in each and every bottle. 
(適当な和訳)   
我々のとっておきのボトリングであるレッドブレスト12年は、ポットスチルウイスキーの味の複雑さと独特の品質を誇ります。バーボンとシェリーのキャスクを組み合わせて熟成された独特のレッドブレスト・シェリースタイルは、すべてのボトルにその喜びが見出されます。
レッドブレストは、アイルランドのミドルトン蒸留所で蒸留されたシングルポットスチル・ウイスキー。"レッドブレスト"とは、「赤い胸」という意味でヨーロッパコマドリErithacus rubecula(英名Robin)のこと。ヨーロッパコマドリは、イギリスの国鳥でもあります。※ちなみにアイルランドの国鳥ミヤコドリ(Haematopus ostralegus)。
ヨーロッパコマドリ wikipediaから
パッケージに書かれたヨーロッパコマドリ
コルク栓の上にも掘られています

ミドルトン蒸留所とは
1825年に操業を開始。1975年に世界最大の蒸留機を有する新ミドルトン蒸留所が、旧来のミドルトン蒸留所の背後に完成した。4種類の単式蒸留機によってアルコール度数の異なる原酒を造り出し、ジェムソン、パディー、パワーズなどのほか、レッドブレストやグリーンスポットなどのシングル(ピュア)ポットスティルウイスキーの銘柄も手掛けている。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC#%E3%83%9F%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3)
ミドルトン蒸留所の位置
アイルランド南部のコーク州にあるミドルトン蒸留所。アイリッシュ・ディスティラリーズ傘下の蒸留所で、いろいろな銘柄を輩出しているアイリッシュ・ウイスキーの名門。

昨年10月に飲んだPaddy(パディ)も美味しいウイスキーだった。
https://d-ksmt.blogspot.com/2019/10/paddy.html

Paddy

夏の草原+洋梨・りんご蜂蜜=至福


香り
オーク、レーズン、バニラ、洋梨、夏の草原、りんご蜂蜜、ふくよかさ


軽やかなワイン、果実的な甘みが強い、はじめ口の横のあたりにスパイシーなピリピリ感が来る、少しタンニンっぽさも残るが爽やかな飲み口、ウッディ、複雑

余韻
穏やか、上品、滑らかな舌触り、心地よさが続く

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはふくよかさが増し、オークや洋梨が前に出てくる。味は果実味が薄れ、ウッディさやタンニンっぽさが強まる。余韻は短くなる。という感じでドロップ・アップすると、全体的に「崩れる」印象。ストレートがオススメですね。

という感じで、これは非常に美味。1日の終わりに飲みたい、これを飲んで1日を終わりたい、そんなウイスキー。新しいスタンダードになりそうです。





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2019年6月12日水曜日

Writers Tears Copper Pot


Writers Tears Copper Pot
ライターズ・ティアーズ コッパー・ポット
(アイリッシュ)
アンチルフィルタード
40%

メーカーサイトによる説明は以下の通り。
http://walshwhiskey.com/writers-tears-copper-pot/
Writers’ Tears is a unique vatting of Aged Single Pot Still and Single Malt whiskey. Distilled entirely from Pot Still and Malt, without Grain, this is a truly special Irish whiskey. Writers’ Tears is triple distilled, non-peated and matured and aged in American Oak bourbon casks. A gold Medal winner at the International Spirits Challenge in London and one of the highest rated Irish Whiskeys in Jim Murray’s Iconic “Whiskey Bible” “Altogether a very unusual Irish Whiskey , a throwback to the last century where spiced Pure Pot Still whiskey was married with Floral Single Malt” – Jim Murray . It has also been added to Ian Buxton’s publication “101 Whiskeys to try before you die”. 
 (適当な翻訳)
ライターズ・ティアーズは年代もののシングルポットスチルウイスキーとシングルモルトをヴァッティングした個性的なウイスキー。完全にポットスチルとモルトを蒸留し、グレーンは含まない。これが本当に特別なアイリッシュ・ウイスキー。ライターズ・ティアーズはノンピート麦芽を3回蒸留し、熟成をアメリカンオーク・バーボン樽で行っている。ロンドンのISCにて金賞を受賞。またジム・マーレイの傑作「ウイスキー・バイブル」において最高ランクのアイリッシュウイスキーに選ばれた。「スパイシーなピュア・ポットスチル・ウイスキーがフローラルなシングルモルトと混ざり合った前世紀への先祖返りの、全く珍しいアイリッシュ・ウイスキーである」(ジム・マーレイ) またライターズ・ティアーズはブクストンが執筆した「死ぬ前に試みるべき101のウイスキー」の一つにも加えられている。
という感じで紹介されています。
ジム・マーレイ氏の「ウイスキー・バイブル」は名前だけ聞いたことがあります。これは読んでみないといけませんね。ブクストン氏の「死ぬ前に試みるべき101のウイスキー」(この和名も適当な翻訳ですwww)は初めて聞いた著書。これも読んでみようかな。


アイリッシュ・ウイスキーのシャンパン
ライターズ・ティアーズ クッパー・ポットのケースには次のようにも説明されています。

The Marriage of both styles became known as "The champagne of irish whiskey". 
(ピュア・ポットスチル・ウイスキーとシングルモルト・ウイスキー)2つのスタイルのマリッジは「アイリッシュ・ウイスキーのシャンパン」として知られてきた。

「アイリッシュ・ウイスキーのシャンパン」とか超おしゃれですね笑

ということで総じて美味。シャンパンというのはよくわからないけど笑


上質なスパイス&ドライなウイスキー
香り
新鮮なりんごの皮、バニラ、はちみつ、チャーされた樽、白い花


柔らかなスパイス、シナモン、バニラ、オーキー、結構ドライ

余韻
(吸ったことないけど)甘い香りの葉巻、タンニンっぽさ、アーモンドナッツ、火を通したバター

総じて美味。甘みがあって飲みやすく、ドライなのでグイグイいけてしまう。危ない笑
非常に優秀なウイスキーの一つかと。ぜひお試しあれ。




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
ライターズ ティアーズ 700ml
価格:3280円(税込、送料別) (2019/6/12時点)

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