ラベル ワールドウイスキー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ワールドウイスキー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年12月23日土曜日

BAR:神戸Bar Le Bateauさんにて

神戸Bar Le Bateauさんにて。

さて、今年最後の神戸は、これまた毎度お世話になっているバールバトーさんでした。


Nikka Pure Malt Red
ニッカ ピュアモルト・レッド

ワールド・ブレンデッドモルト
Alc.43%

あまり「ワールド・ウイスキー」という言葉が好きではないのですが。
(誰だ、こんな言葉を作ったのは??)

ニッカウヰスキーさんが持つ余市蒸留所と宮城峡蒸留所、そしてスコットランドのグレンネヴィス蒸留所。これらの原酒がブレンドされた一本。

3つの蒸留所、どれをとっても「美味しい」ので、それらを混ぜて美味しくないわけがありません笑

このレッドは「ブラック」「ホワイト」「レッド」という3種類あるピュアモルト・シリーズの中でも宮城峡蒸留所の原酒を主体としているそう。

お上品でありながら甘すぎないバランス感覚が素敵。
ソフトではありますが、重厚感もあるので四六時中飲めるやつですね。




それでは皆さん、良い夜を。

D's Whisky Notes、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

2022年11月1日火曜日

Suntory Whisky White


Suntory Whisky White
サントリーウイスキー ホワイト

ワールド・ブレンデッド
40%

オフィシャルサイトの紹介ページから。
1923年、日本初のウイスキーづくりを開始した鳥井信治郎が、国産ウイスキー第1号として1929(昭和4)年に発売。当初のブランドネームは「サントリーウイスキー」のみでしたが、白いラベルから「白札」と呼ばれるようになり、戦後はウイスキー通に愛され、通称「シロ」で親しまれてきました。このため、1964年より現在の「ホワイト」に改称。

ジャパニーズ・ウイスキーのまさに先駆け。全てはここから始まったわけですね。
鳥井信治郎氏と竹鶴政孝氏が試行錯誤の上に世に送り出した「サントリーウイスキー」通称「白札」。

原料などは全然当時のものとは違うのでしょうが、脈々と受け継がれていまだに終売になっていないというのは素敵なことです。



ライトで柔らかくクリーミー
香り
全体的に薄いが「ライト」と言えば良いですかね。麦、ナッツ

柔らかくクリーミー、麦、ミント、スパイシー

余韻
スパイシーな余韻が少し長めに続く、少しアルコールの角を感じる

といったところでしょうか。全体的にライトでスッキリした印象。アルコールの角は値段のことを考えると許容範囲かと。

個人的には「角瓶」でハイボール出されるよりも「ホワイト」で出してくれた方が良いかな。居酒屋とかで。単純に「角瓶」と「トリス」に飽きているだけかもですが、そういうお店があってもいいよね。



それでは皆さん、良い夜を。

D:KSMT(クスモトダイスケ)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

2022年8月16日火曜日

Black Nikka Special


Black Nikka Special
ブラック・ニッカ スペシャル

ワールド・ブレンデッド
ニッカウヰスキー
42%

一部輸入原酒を含むため、2024年からのジャパニーズ・ウイスキーの定義に基づき、ワールド・ブレンデッドという扱いにしました。

1965年に発売されたロングセラーボトル。ニッカの「カフェ式連続式蒸溜機」を用いたカフェグレーンをブレンド。

ブラック・ニッカ クリアとは違い、42%という度数も良し。冷凍庫でキンキンに冷やして、ストレートで飲むのが吉。熱帯夜にピッタリです。

販売元であるアサヒビールでは、以下のように商品紹介されています。
やわらかな甘さとビターなコクがバランス良く調和したウイスキーです。しっかりとしたモルト香とやわらかで軽快なカフェグレーンの香りの調和。モルトのコクと樽のビターさ、カフェグレーンの甘く伸びのある味わい。穏やかなピートと樽の余韻が特徴です。

ちなみに、いまブラックニッカのキャンペーンで「キャンプでオトナ遊び部」というのがやっています。ランタンが欲しいので早速応募してみました笑


ビロードの滑らかさとビター感
香り
赤りんご、ハニートースト、草原

ソフトでクリーミー、ビターなキャラメル、シナモン

余韻
長くもなく短くもない、ゆっくりとビロードのような滑らかさ

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはよりブレッド感やモルティさが増す。味は相変わらず優しいが、スパイシーな角が出て、苦味が強まる。余韻はストレートとあまり変わらない印象。

ということで、1000円台前半という値段を考えると非常にコスパが良いと思います。ブラックニッカシリーズには他に「クリア」「リッチブレンド」「ディープブレンド」などありますが、個人的にはこの「スペシャル」が一番好みかな、と。他ブランドについて綴っている記事は以下リンク貼っておきます。

ブラック・ニッカ クリア

ブラック・ニッカ ディープブレンド



それでは皆さん、良い夜を。

D:KSMT(クスモトダイスケ)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

2019年12月15日日曜日

ウイスキーの言葉 ⑥シェリー

ウイスキー、とりわけスコッチ好きな私にとって切っても切れない関係にあるのが「シェリー」です。

スコッチ・ウイスキーを熟成させる樽でよく使われるのがバーボン樽シェリー樽バーボン樽は、アメリカのウイスキー・バーボンを熟成させるために使われていた樽。バーボン樽はアメリカの法律により「1度しか使用ができない」ため、使用済みの樽がスコッチやアイリッシュ、今ではジャパニーズに使用されているというわけです。


酒精強化ワインの代表格・シェリー酒
一方のシェリー樽は、スペイン・アンダルシア州カディス県ヘレス・デ・ラ・フロンテーラとその周辺地域で生産される酒精強化ワイン。酒精強化ワインとは、醸造工程でアルコールを添加し、度数を高めたワインのこと。酒精強化ワインの中でも有名なのが、スペインのシェリー、ポルトガルのポートとマデイラ、イタリアのマルサワ。スペインのシェリー酒はそんな酒精強化ワインの中でも特に有名なワインと言ってよいでしょう。一説に酒精強化ワインというワインが登場した理由として、アルコール度数を高めることにより「長い期間保存できる」らしいです。そのため、大航海時代のスペインやポルトガルを中心に量産されていったのだと勝手に思っています笑

https://www.enoteca.co.jp/article/archives/9610/
実際のシェリー酒を飲んだのは私は2回ほどしかありません。すいません、ワインが苦手で笑

ブドウ由来の深くドライな味わいはいまだに忘れられないものです。たしか白ワインを飲んだ。いろいろ種類はあって、とても深い世界だと思います。あえて足は突っ込みません笑


一大産地・Jerez(ヘレス)
ウイスキーを起点にシェリー酒のことを知った私にとって、Jerez(ヘレス)という地域名はよく目にしております。

マッカラン18年のボトルにもJerezって明記されていました。2015年の年初めのウイスキーでした。懐かしい。https://d-ksmt.blogspot.com/2015/01/211-apple-jam.html




ヘレスというのはシェリー酒の一大産地で、オロロソ(Oloroso)という種類のシェリー酒で有名らしい。いやー、次から次へとキーワードが出てきますね笑

ヘレスって言えば、2017年に飲んだNomad(ノマド)を思い出します。ノマドは、スコットランド産ウイスキーを樽ごとスペインのヘレスに移してヘレスの地でシェリー樽熟成させたっていう「アウトランド・ウイスキー」。https://d-ksmt.blogspot.com/2017/12/blog-post.html


久しぶりに検索してみましたが、こんなに値段が上がっているんですね。。。おそろしい笑 その味わいを思い出してみるに、ウイスキーというより、まじで「シェリー」なウイスキーでした。


オロロソ(Oloroso)の余韻
オロロソというキーワードを初めて知ったのは忘れもしない、ザ・グレンリヴェット・ナデューラ・オロロソですね。2015年に東京のとあるバーで飲みました。
大好きなシングルモルトThe Glenlivet。その中でもナチュラルにとことんこだわった「Nàdurra」シリーズの最新作。ウイスキー・マガジンhttp://whiskymag.jp/glno/でも特集されていたこともあり、とっても気になっていた一本。そんな一本でこの楽しく、そして長い夜を締めくくってやろうと。最高品質のシェリー酒「オロロソ」の樽に詰められたウイスキーということで、それはそれは上品かつ程よい甘み。ロックでいただきました。この日は本当に多種多様なウイスキーを楽しませてもらったのですが、この一杯で締めれたことは感謝感謝です。素敵な夢を見れそうなそんな代物。これもまるまる一本買ってみようって思いました。
自分の過去記事を探してみて、なかなか豆に書いてたんだなーって自画自賛www

って思って読んでみると、情報が浅いwww

以前からもう少し深くテイスティングコメントをしておいて欲しかった汗 まー、これは日々磨いていくしかないですからね。今後頑張ります。。。




うん。ひとまず今日はここまで。なかなか長くなりそうだ汗
さすがに1回では書ききれそうにないし、頭の中でワードが溢れて大変なので、数回に分けて書いていこうと思います。長い目でお付き合いください。

そして、この記事は「シェリー酒好き」の方には物足りない、つまらない記事であること、これまたお詫びいたします。いろいろ突っ込みたいところ満載かと思われますが、あくまでウイスキーから知見を拡げていこうとしている者の頭の中でありますので、ご了承いただければ。


D:KSMT(Daisuke Kusumoto)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村


D:KSMT official web site
https://kusumo10dice.wixsite.com/d-ksmt

2019年6月10日月曜日

ワールドウイスキー碧(Ao)を飲んできました。


サントリーが今年3月にリリースしたワールドウイスキー碧(Ao)

スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズといった世界5大ウイスキーを所有するサントリーが、それらをブレンドしたという一品。面白い試みの一本で、発売当初から気になってはいましたが、なかなか販売店でお目にすることがなく。

メーカー希望小売価格5,000円に対して、ネットでは10,000円以上といった額になっていて、これは手が出せないなーって思っていたのであります。

改めて調べてみると、今は結構価格も落ち着いて5,400円とかでネットでも買えるようですね。

発売当時に書いた記事が以下。
https://d-ksmt.blogspot.com/2019/04/5.html


昨日、久しぶりにTHE OUTLET HIROSHIMAにお買い物に行った際、定点観測として必ず酒売り場をみるんですが、酒売り場担当のおじ様が話しかけてくれまして。

「碧(Ao)は購入できますか?」と尋ねたところ、「セット販売だったら売っています」ということで見に行ってみると、碧(Ao)と知多がセットで約8,500円という内容で販売されてました。正規価格としてばっちりだなーとは思いましたが、知多を改めて買って飲むのもなーって思い、バーで碧(Ao)を一杯約500円で提供してくれているということで、バーで一杯いただきました。

ということで、THE OUTLET HIROSHIMAのイオン酒売り場に併設されているバーで碧(Ao)をいただくことに。今回はロックでいただきました。


5大ウイスキー、それぞれが感じられるブレンディング
一番強く感じられた印象は「アメリカン」と「アイリッシュ」。かすかにスモーキーな「スコッチ」がその後に続き、「カナディアン」はうっすら。それ以上にうっすらと「ジャパニーズ」というバランスでしたが、5大ウイスキーそれぞれの顔が出てくる素敵なブレンディングだと思います。

アメリカン > アイリッシュ > スコッチ > カナディアン > ジャパニーズ

といった感じでしょうか。それぞれの特徴を感じることができるブレンディングはやはりさすがというべきでしょう。

が、感想としては普通・・・。別段美味しいというわけでも、美味しくないというわけでもなく。雑味のなさや角のなさは素晴らしいんですが、これといった特徴がない・・・。いや、「5大ウイスキーの特徴がすべて感じられる」というのがやはり特徴的か・・・。んー。。。

次の機会があれば、ぜひストレートで飲んでみます。






D:KSMT(Daisuke Kusumoto)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村


D:KSMT official web site
http://kusumo10dice.wixsite.com/d-ksmt