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2023年1月5日木曜日

BAR:神戸のSHOT BAR 宙(そら)さんにて

神戸のSHOT BAR 宙(そら)さんにて。

新年あけおめ、というわけではなく私がインフルエンザでぶっ倒れる前、つまり12月中旬にお邪魔しました。

広島・瀬戸田の柑橘にこだわった素敵なお店。写真には残しておりませんが、ジントニックが素敵でした。個人的にライムが「ギュギュッ」とされたジントニックが大変好みでありまして笑


KAVALAN TRIPLE SHERRY CASK
カヴァラン・トリプルシェリーカスク

台湾・シングルモルト
40%

オロロソ、ペドロヒメネス、モスカテルのシェリー樽3種がヴァッティングされています。

ノンピートの40%。2006年から稼働する東洋最大の生産量を誇る蒸留所はその品質も非常に優れており、かつ価格も最近は安定してきました。

これは日本の蒸留所・シングルモルトはうかうかしていると全てカヴァランに取って代わられるんじゃないかっていうのはきっと言い過ぎではないと思います。

2022年8月28日日曜日

Kavalan Concertmaster Port Cask Finish


Kavalan Concertmaster 
Port Cask Finish
カバラン コンサートマスター ポート・カスク・フィニッシュ

シングルモルト・台湾
40%
輸入:リードオフジャパン

はい、みんな大好きな台湾の蒸留所・カバラン。私も大好きです。オリエンタルの中でもまさに指折りですねぇ。今回は50mlのミニボトル。

こちらがカバラン蒸留所のオフィシャルサイト。

実は、このボトルは今年4月に岡山市内のバーBar Lhotse(バー・ローツェ)さんにていただいたものと同じです。つまりおかわりwww

ビックカメラの酒売場で見かけたのでつい。

しかし、家でじっくりと飲んでみると当時の印象とはまた違った感じ方もあり。やはり面白いですね。

ストレートがおすすめ
南国の果実とスパイシー
香り
ココナッツやパイナップルといった南国の果実、リンゴ、バニラ、トースト

リッチでなめらかな舌触り、贅沢な甘さとゼスティさ、焦げた感じもまた良し

余韻
あまり長くないけどミント系の爽やかさ

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはポートワインっぽさが前に出てくる。オーキー。味わいは少し気だるさを見せて、形が崩れ気味。砂糖のような甘さがざらつき、後半にかけてのスパイシー、ピリピリが強調される。余韻は爽やかに欠け、アンティーク的な皮っぽいニュアンスに。

ストレートがおすすめですが、ソーダ割とかは非常に合いそうです。

2022年4月15日金曜日

バー巡り 岡山編

いやー、岡山は暑かった。昼間は本当に汗ばむ陽気というやつで。
春というか、もはや初夏。冬が終わったと思ったら。。。花見を楽しんだのも束の間。おそらく、夏がすぐそこまで来てます。台風1号も日本の太平洋側を通過してますし。


まずはBar Roubaix(バー・ルーベ)さんにて。

ロイヤル・ハウスホールド。ブレンデッド・スコッチの1つの完成形。やっぱ美味しい。個人的にボトルを購入して飲んだこともありますし、バーでも何度か飲んでおります。

これが普通に飲める日本という国に生まれた幸せ、とくと感じながら飲むべし。





Bar Lhotse(バー・ローツェ)さんにて。

カヴァラン・コンスターマスター ポートカスクフィニッシュ。カヴァランは21世紀に入って創業した蒸留所の中でも指折りのクオリティだと個人的には思っております。なので、見かけたら積極的に飲みます。という割に、今回のボトルは初めていただく内容でした。ポートカスクのシルキーな舌触りがいいですね。さすがはカヴァラン。





最後は、Cocktail Bar SAMSARA(カクテルバー・サムサラ)さんにて。

オールド・プルトニー17年。年月には争うことができないのか。どうして17年ものはこんなに美味しいのか。柔らかくデリケートでありながら、しっかりとした甘味とフローラル。この出会いもまた感謝。

いやー、相変わらずバーで出会うウイスキーって素敵ですなぁ。ウイスキー博愛主義者が過ぎるけど、どの子も美味しいんですよねー・・・。癖になるわ。

それでは、良い夜を。


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2020年3月25日水曜日

Omar Sherry Type


Omar Sherry Type
オマー・シェリー・タイプ

シングルモルト・台湾
46%


台湾ウイスキーはKAVALANだけじゃない!
台湾ウイスキーと言えば、KAVALAN(カヴァラン)を思い浮かべる人は多いはず。
http://www.kavalanwhisky.com/

2005年に台湾・宜蘭の地に誕生したカヴァラン蒸留所は、2010年代IWSCやWWAといった世界的に大きな品評会で数々の賞を受賞。世界最高を意味するトロフィーを何度も獲得し、一躍世界が注目するウイスキー蒸留所になりました。

「台湾 ウイスキー」と検索すれば、検索結果がKAVALANで埋まってしまうほどです。


一方、南投蒸留所は2008年に誕生。ウイスキーマガジンに詳しく紹介されています。
http://whiskymag.jp/omar01/
2008年、世界的な金融危機によりスコッチウイスキーの需給バランスが崩れ、ウイスキー価格が大きく変動する中で、立ち上がったのは台湾最大の酒類公営企業TTL(Taiwan Tobacco & Liquor Corporation、前身は専売局)である。台湾は世界の中でもウイスキーの消費量が多い。そこで、台湾産ウイスキーの新境地を開こうと、ウイスキー専用の蒸溜所が設立された。南投蒸溜所では、それまで30年以上に渡り、台湾産フルーツを使ったワイン、ライチ酒、梅酒やブランデーなどを造ってきた。TTLはウイスキーの製造工程を習得するために、1980年代に前工場長である林錦淡をスコットランドに派遣。南投でのウイスキー造りの可能性を探った。30年の月日を経て、2007年には工場が設立され、翌年2008年に初めての新酒が完成したが、当時はウイスキーの生産ラインも整っておらず、麦汁の製造は近くの烏日ビール工場に委託し、それを南投蒸溜所で蒸溜していた。しかし糖化槽(マッシュタン)を2009年にドイツから導入すると、完全自社生産となった。麦芽はすべてスコットランド産で、60~72時間発酵し2度蒸溜する。こうした伝統的なスコットランドの製造方法にこだわり台湾特有の気候の中で醸造することで、南国の香りが漂うオマーは生まれた。
なるほど。ボトルに書かれた"TTL"という文字の意味が分からなくて気になっていたけど、企業名だったんですね。


南投蒸留所オマーウイスキーのオフィシャルサイトが以下。
http://www.omarwhisky.com.tw/jp/about.aspx

"OMAR"とはゲール語の「琥珀」という意味だそうです。

このシングルモルト・シェリータイプについては以下のページで紹介されています。
http://www.omarwhisky.com.tw/jp/product_info.aspx?id=59
上層は花の香りといささかな硫黄の味です。中層は熟しているバナナ、ソーダケーキ、梅干しで、底はジャム、白檀と黒チョコレートです。お酒は濃密で甘みがあり、キャラメルトーストのように、飲んだらドライフルーツとオレンジケーキの香りが残ります。甘くて飽きないライトシリーウィスキーのいささかな硫黄の味が最後にスモークになり、全体の厚みと余韻が増えます。
なるほどねー。もともとこの南投蒸留所が、ライチ酒などの果実酒を作っていた蒸留所ということだけあって、いろんな種類の樽を保有しているってことなんですねー。繋がってきたぞー笑

このシングルモルト・シェリータイプというのは、オロロソシェリーカスク熟成ノンチルフィルタードで瓶詰めされたものだそうです。上等品ですね。


トロピカルを感じずにはいられない甘さとライトスモーク
香り
マンゴー、ベリー、ナツメグ、シナモン、ドライフルーツ


ベリーチョコレート、ぽんかん、バター飴(甘口)、硫黄

余韻
ドライなライトスモーク、軽い硫黄

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはレーズン、樽っぽいニュアンスが強まる。味はみかん、若干ソルティ。滑らかな舌触り。余韻は甘美で短くなる。

総じて非常に美味。かつ面白い引き出しがたくさんあるって感じですね。素晴らしい。コスパ最強のシングルモルト現る(!?)





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