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2025年3月18日火曜日

BAR:福山 船町WHISKYさんにて



Dà Mhìle Organic Springbank 1992
ダ・ミレ オーガニック スプリングバンク1992

スコッチ・シングルモルト(キャンベルタウン)
Alc.46%

瓶詰は2000年。ということは8年ものという認識で良いのかな。いや、7年もののようです。以下のサイトが非常にわかりやすく紹介してくれています。

現在ではよく聞くフレーズの「オーガニック」。オーガニック・ウイスキーというものでは、スコッチのノックニーアンとかも有名ですね。そのオーガニック・ウイスキーの先駆けというのが、このスプリングバンクだということでマスターに出していただきました。やっぱりスプリングバンクって恐ろしいですねぇ。

オールドボトル特有の抜け感は否めないなぁと思いましたが、オーガニック由来なのかな??麦の感じがしっかり感じ取れて、非常に良い印象(とても上から目線www)。

貴重なボトルをいただけて本当に感謝感謝です。



SMWS No.1.88
スコッチモルトウイスキーソサエティNo.1.88

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:1966年12月
瓶詰:1998年9月
熟成:31年
Alc.49.8%

ソサエティのNo.1蒸留所というとグレンファークラスだそうです。このボトルは1998年瓶詰のこれまたオールドボトルですが、なんとも感動的な。飲みながら何度か泣きそうになりました汗

これ以上に言える言葉が見つかりません。多分、飲んだら泣きます笑

福山に行かれた際は是非、船町WHISKYさんへ。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年3月17日月曜日

BAR:松山Bar Con Almaさんにて


松山Bar Con Almaさんにて。

はだか麦ウイスキー ひめの琥珀

ジャパニーズ・グレーン
Alc.63%

ひとまず、「グレーン・ウイスキー」というカテゴリーにさせてもらってます。愛媛県産のはだか麦を使って、新潟の吉田電材蒸留所さんで蒸留したウイスキーだそうです。

オフィシャルサイトはこちら。

商品に関する詳細情報は上のURLから確認ください。

私が個人的に記述したいな、と思ったのはこのウイスキーの余韻の面白さです。

ウイスキーの余韻は通常以下のように私は勝手に分けています。

①最初ぐわっと来て、スッと穏やかに落ち着いていく
②波が2段階で押し寄せる
③波が3段階で押し寄せる

上記の3つに加えて、「長さ」という概念がまた別で加わりますが、概ねこの3つでこれまでは整理することができました。

しかし、今回いただいたはだか麦ウイスキーは、余韻が「螺旋状に落ちていく」という新たな境地を味わうことができました。

波がないという点では、上記の①に似ているようにも捉えられますが、①はあくまで2次元的で、直線的なもので最初上がって徐々に下降線を辿るようなグラフが描けます。それに対して、「螺旋状に落ちていく」というのは、かなり立体的、三次元的な表現です。

これは是非、一度飲んで味わってみてほしい余韻です。味わいも決して悪くないです。どちらかというとちょっとオイリーなアイリッシュに近いような、麦感をしっかり感じられる重厚な味わい。熟成年数の若さは否めませんが、味としてはしっかり乗っていると思います。

そしてその特徴的な「螺旋状に落ちていく」余韻です。かつ、ドロップ・アップ(1滴加水)すると、その螺旋が階段状になり、まさに螺旋階段です。

わかるかなー?笑

ま、そんなはだか麦ウイスキー、お目にかかった際はぜひ楽しんでみてください。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年2月26日水曜日

バードウォッチング:三番瀬

三番瀬から見る富士山

一昨日、昨日と東京におりまして。

どうしてもあの鳥が見たくて、千葉県にある鳥の聖地に行ってまいりました。初の「三番瀬」です。それはもう、素晴らしいのなんのって。。。

上の写真は三番瀬から撮影した富士山。「富士見の名所として知られる」と言うのを知ったのは帰りの新幹線でした。なので、最初は富士山ではないのではないか?と謎に疑惑を抱いておりました笑 素晴らしい富士見です。

ミヤコドリ

さて、そんな三番瀬で何を見たかったのかというとこちら。ミヤコドリです。恥ずかしながらライファー。これまでなかなかチャンスを掴むことができず。今回は、このミヤコドリの越冬地としても有名な三番瀬に足を運んだ次第。国内有数の越冬地とは聞いておりましたが、こんなにいるとは・・・。ざっと数えて100羽はいましたね。着いた瞬間から帰る瞬間まで、そこらじゅうにおりました笑




ミヤコドリは漢字で「都鳥」と書き、まさに「都の鳥」という意味になりますが、これは非常に物議を醸す名前でして・・・。

その内容というのが、古典に出てくる「都鳥」は本種ミヤコドリなのか、ユリカモメのことなのか?という点です。

「都鳥」が文献に最初に登場する奈良時代に成立した『万葉集』や、平安時代に成立した『伊勢物語』の「東下り」の段に登場してくることで知られるのですが、これがなんとも。

万葉集
4462:舟競ふ堀江の川の水際に来居つつ鳴くは都鳥かも
ここに出てくる「堀江の川」というのは、どうやら大阪市を流れていた川のことのようです。

現在、本種ミヤコドリがある程度の数、観察されるのは冬の東京湾と九州北部。それに比べてユリカモメは冬になると日本中で観察されますし、警戒心も弱く餌付けが出来てしまうほどです。そう考えるとこの万葉集に謳われている「都鳥」はユリカモメのような気がします。

ただ明治時代に鳥類の和名を統一する動きの中で、本種が「ミヤコドリ」として採用されたのは飯島が参考にしたとみられる島津重豪編『鳥類便覧』は鞠塢の説を取り入れていたため、本種が「ミヤコドリ」とされたwikipediaで説明されています。

ユリカモメが春(夏羽)になると、頭が黒くなり、「体上面が黒、下面が白、嘴が赤い」という特徴が一致することがこの物議を読んでいるポイントだそうです。

ユリカモメ(冬羽) ※今回撮影ではないです

ユリカモメ(夏羽) ※今回撮影ではないです

現在はどちらかというと、「都鳥」はユリカモメであるという説が有力なようで、東京にも「ゆりかもめ」という名のモノレールのような乗り物がありますし、だいたい東京の「都の鳥」はユリカモメに指定されています。

ただし、今回三番瀬でたくさん観察できたミヤコドリは、現在では東京湾や九州北部で集団越冬している以外は、日本国内ではそんなにまとまった数を観察することができない鳥です。私も今回ライファーですし、彼らを観察するために足を運びましたからね。

まぁ、小難しいことはもう良いんですが笑、どうしてもそんなことを考えながらミヤコドリを存分に観察させていただいたわけです。

ここからはミヤコドリ以外に楽しませてくれた鳥たちの写真を羅列。

シロチドリ♂

ズグロカモメ 冬羽から夏羽に移行中

キョウジョシギ冬羽 1羽だけ確認できました

ミユビシギ冬羽

ダイゼン冬羽

ハマシギ冬羽

ハマシギの群れが飛び交う

願わくは、春秋のシギチ渡りのシーズンにもう一度行きたいものですね。聖地すぎました笑

今回観察できた種は以下の通り。
オナガガモ、スズガモ、ウミアイサ、キジバト、カワラバト(外来種)、カワウ、オオバン、ダイゼン、シロチドリ、ミヤコドリ、キョウジョシギ、ミユビシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、カモメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ
計27種

良いですね。シギチ天国。銚子まで足を伸ばせばカモメ天国ですし。関東っておもろいですねぇ。


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年12月15日日曜日

バードウォッチング:岩国

タカブシギ

ようやく一仕事終わったということで、今日は久しぶりにゆっくり鳥見。岩国にあると教わった鳥の聖地へ行ってきました。

岩国にある田畑が広がっている地域。海や川も近く、溜池もあり林も所々にある。これは聖地ですね笑 小学生の頃、高知でお隣の南国市へ師匠に連れて行ってもらっていたことを思い出しました。あの頃も車の中から田んぼにいるシギを見つけては望遠鏡や双眼鏡で覗いて観察してましたねぇ。そんな鳥見ができる、ここはまさに聖地です。もちろん農家さんたちのお邪魔にならないように、というのは最も留意しなければいけませんが。

タシギ

同上

どこから話せば良いのか。越冬中のカモ類をメインターゲットにと思って出かけたわけですが、越冬中のシギ類を近くで観察できたのがハイライトと言って良いかと。タシギはなかなか見た目が地味な鳥で、しかも田んぼの縁のあたりで採餌していることが多くて、見落とすことも多かったのですが、目が慣れてよく見るとめっちゃいる笑 車の中から見ていると、近くまでは来てくれませんが20mくらいの距離であれば安心して採餌している様子を観察させてくれました。

クサシギ

同上

こちらも越冬中のクサシギ。タシギほどではありませんが、5羽ほどは確認できました。シギ類が忙しそうに採餌している様子を見るのは良いですね。非常に愛らしい。

タカブシギ

同上

そしてこちらがタカブシギ。西日本では少数が越冬というのは図鑑にも書いてましたが、あまり冬のイメージがなかったので一番テンション上がりました笑 しかも車の中から見ているということもあり、かなり近い。7mくらいしか距離がなくて、ピントが合うかどうかヒヤヒヤでした。非常にうろちょろ動く個体で、クサシギの近くまで行って採餌もしていました。カニみたいなものを咥えてました。

ケリ

同上

こちらもちょこちょこ数がいて、キーキー騒いでいたケリ。他のシギたちと比べると非常に大きく見えました。ふわふわとした飛翔姿が独特です。

他に農耕地で見た鳥たちの写真を羅列します。

ムクドリ

メジロ

ジョウビタキ♂

ジョウビタキ♀

タヒバリ

ハクセキレイ♀

モズ♂

そして少し場所を変えて、田畑の周りの河川や海側をチェックしてみると、まさかのヨシガモの群れを発見。50羽はいましたね。こんなに集まっているのは見たことがない気がします。

ヨシガモ♂

ヨシガモの群れに数羽ヒドリガモも混じっていました。オナガガモマガモカルガモは種類ごとで群れを作っており、他の種類とはある程度の距離をとっている印象でした。ヨシガモとヒドリガモは全身海に潜って何かを食べていました。ってか、この子達も全身潜れるんですね!!ってびっくりして「フィールドガイド日本の野鳥」の淡水ガモ類のページを見てみると「浅水中に潜ってとることもある」ってちゃんと書かれてました笑 でも、初めて見ました。あんまり見たことないですよね?俺だけかもですが・・・笑

ウミアイサ♂

ヨシガモの群れを見ていると、ちょっぴり色合いとサイズが違うカモがいるなぁって思ったらウミアイサでした。雌雄合わせて3羽ほどだけでしたが、相変わらずかっこいいフォルムの鳥です。

カンムリカイツブリ

海の沖合の方に目をやると、岸から100-200mほど沖のあたりに200-300羽ほどのカンムリカイツブリの群れがいました。中にはまだ若干夏羽が残っている個体もいました。カンムリカイツブリは身体大きいので、集まっていると迫力ありますよね。

ということ、11:00 - 14:00の約3時間の鳥見でしたが、なかなかいろんな種類と個体数を観察することができました。本当にここは聖地ですね。タカ類やフクロウ類が出てきてたら、興奮しすぎで血管が切れていたかもしれません笑 また来ます。有難うございました。

最後に、今日確認できた鳥の種類は以下の通り。
ツクシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、ケリ、タシギ、クサシギ、タカブシギ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイスc、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、イカルc、ホオジロc、ホオアカc、アオジc、オオジュリン、ドバト
計52種 ※c=声のみ確認

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2024年10月15日火曜日

プレパラート合宿に参加して来ました



10月12-13日は江田島で開催されたプレパラート合宿に参加して来ました。とりあえずメンバーの肖像権はガン無視で写真をアップさせていただきます笑

ちなみに撮影していただいたのはメンバーTさんの奥さん。勝手に拝借して申し訳ございません汗

メンバーのファミリーたちも一緒に江田島に行って1泊2日の音楽+交流合宿という素敵なイベントでした。主催者の小方さん、改めてありがとうございました!!

こちらがプレパラートのオフィシャルサイトです。


そしてこちらがMさんに撮影いただいた「ウロチョロしているD」です笑

2日目の朝、野球の道具を持って持ってうろちょろしている様子を撮影いただきました。


こちらも2日目の様子。体育館でバレーボールのネット張りをしているDの様子を、嫁さんが撮影してくれていました。モタモタ感がえぐいですね笑

まー、そんな感じで1日目の日中はぎっちり音楽練習、夜はトランプなどで交流会。そして2日目は午前中スポーツで交流。そんな感じの流れで楽しい非日常を味わいました。


2日目の解散後、小方ファミリーと一緒に訪れたネイビーロード。干潮の時間帯だけ渡れるというやつです。この日は小潮で、かつ干潮の時間から1時間程度経過したというギリギリのタイミングでしたが、渡ることができました。帰りは道が一部海に沈んでましたが笑

それにしても江田島は本当に景色とか雰囲気とか情緒というか良いところですね。田舎なんだけど田舎すぎないというか。広島や呉という街に近いし見えているんだけど街じゃないという。

四方の海では生食できる牡蠣が養殖されていたり、至る所に釣り場があったり。海水浴場があったり。オリーブの木がたくさんあったり。近いけどなんだか全く違う場所みたいな。

うまく言えないけど好きだわ笑


オリーブファクトリーで食べたバニラアイスwith 塩+オリーブオイルも相変わらず美味しかった。私のおすすめは八朔オリーブオイルですね。

搾りたてのオリーブオイルは完売で買えませんでしたが・・・絶対今度買ってやる!笑


とまぁ、いろいろ書かせていただきましたが、プレパラート今後ともよろしくお願いいたします!!


それでは皆さん、良い夜を。

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