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2026年7月29日水曜日

第15回 HWFは楽しすぎました


先日、7/26(日)にHatsukaichi Whisky Freaksとしては最後のイベントとなる第15回HWF"祝!団長マスターオブウイスキー合格"という素敵なイベントを開催させていただきました。

ご参加いただいた皆さん、改めてめっちゃ面白かったですね笑 ありがとうございました!!

今回で最後ということで、私の愛する宮島に渡航してスキットルに入れたウイスキー飲みながら、昼間っから飲み歩こうという企画でして。

一昨年ほど前に1回やらせていただいたのが楽しすぎたので擦りました笑

写真はWHISKY LOVERSさんから。

"コンパスボックス シェア,エンジョイ,セレブレイト! for THREE RIVERS 20th Anniversary"という素晴らしいボトルでして、恥ずかしながら昨年1回でマスターオブウイスキー合格するつもりで祝いの一本としてすでに買っていたのです笑

カリラのリフィルシェリー樽が主体のこのボトルは、言うまでもなく美味しかったです。文句のつけようがない。

こちらが公開されているレシピ。

・カリラ蒸留所 リフィルシェリー樽 39%
・アードモア蒸留所 1stフィルシェリーシーズニングホッグスヘッド樽 25.5%
・グレンエルギン蒸留所 リチャーしたバレル&ホッグスヘッド樽 19.1%
・ボウモア蒸留所 リフィルバーボン樽 5.7%
・ノーネーム No.3の残り 9.4%
・リトアニア市場向け限定品の残り ファーストフィルシェリー樽1.3%

毎度のことながら、こんなに公開して大丈夫なのかな?笑

個人的に特に気になったリトアニア市場向け限定品の残りについて、いろいろ調べてみたんですが、多分これです。間違ってたらすいません。

コンパス・ボックス Duoklė Angelams(ドゥオクレ・アンゲラムス)リミテッド・エディション


2021年発売。1,494本限定。リトアニアのヴィリニュスを拠点とする長年のパートナー『Duoklė Angelams』のためにウイスキーを製造。


リトアニアの人々の味覚には、リッチでスパイシー、かつピート(泥炭)を使用していないモルト・ウイスキーが完璧

に合うとのことでした。この限定品は、特注のフレンチオーク樽で熟成されたハイランド・モルト・ブレンドをベースにしています。そこに、オロロソ・シェリーのシーズニングを施したバット由来のウイスキーと、STR(シェービング、トースティン

グ、リチャーリング)を施したワイン樽でさらに熟成させたリンクウッド蒸留所の原酒を加え、豊かなオークの風味と

ブラックチェリーの力強いニュアンスを引き出しました。さらに、バーボン樽で熟成された、オイリーでクリーミーな

モルト・ウイスキーが全体の構成を完成させています。


※Duoklė Angelams= 天使たちへの賛辞





ちょうど、スリーリバースさんの20周年を祝うという企画と「天たちの賛辞」って辺りがコンセプト的に合うよねってのは気のせいかな??笑

まぁ、いずれにせよとんでもなく素晴らしいボトルです。参加していただいたみんなできっちり割って飲んだので、もう我が家には空便しかありませんが笑


それにしても、久しぶりの宮島は楽しすぎました。同じ廿日市市に住んでいるからといっても全く違います。この「毎日お祭り感」はすさまじいですね。

こんな素敵な島で、マスターオブウイスキー合格記念をさせていただいたことに改めて感謝です。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!

Hatsukaichi Whisky Freaksは一旦終わりとなりますが、これからはマスターオブウイスキーの一人として全国にもっと「ウイスキーの楽しさ」を伝えていけるように日々研鑽していきたいという所存です。

皆さん、今後とも何卒よろしくお願い致します。


それでは皆さん、良い夜を。

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2026年7月10日金曜日

Berry's Best


Berry's Best
ベリーズ・ベスト

スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:ビー・ビー・アール ジャパン

度数40%、容量750mlの90年代流通のベリーズ・ベスト。姫路のとある酒屋さんで見つけてしまい衝動買い。

ベリー・ブラザーズ&ラッドは以前から大好きな会社の一つですからね。この辺は反射的に笑

数年前にオールドボトルには懲りたはずなんですが、BB&Rならまぁ外してもいいかなぁなんて思いまして。


そしてこれが美味しいんですよ。アルコールもさほど飛んでなく。40%でボトリングされているので30度台になってても良いかなと思うのですが、ちゃんと40%あると思います。

オールドボトル好きの間では43%ではなく40%というのはマイナス点なのかな。でも700mlではなく750mlですので。揺れる時代ですね笑


ベリー・ブラザーズ&ラッド社については、改めて語る必要のないほど有名な会社・・・(個人的に笑)ですが、改めて簡単に紹介。

こちらがオフィシャルサイト。
英国最古と言われるベリー・ブラザーズ&ラッドのワイン商としての歩みは、1698年まで遡ります。300年を越える歴史の中で同族経営を解いた事は一度もなく。今でも創業の地、セント・ジェームズ3番地に本社を構えながら、2008年以降に東京、香港、シンガポール、そしてニューヨークへと事業を拡大して参りました。 

数百年に渡って築いてきたワイン生産者との関係を元に、世界中のワインをお客様に提案し、皆様のコレクションの管理をはじめ、よりワインを楽しんでいただくお手伝いをするという使命の元、日本支店も本社に劣らないサービスを目指して参りました。日本支店は専用のダイニング・ルーム、及びテイスティングイベントを開催出来るスペースを持ち、世界のワイン市場における中心プレイヤーとしての経験を通して、日本のお客様と生産者を繋ぐ架け橋となるよう努めてきました。 
300年以上続く老舗のワイン商で、まさにイギリス王室御用達のワインのコンシェルジュであります。そんなBB&Rからは、カティーサークなどの名作ウイスキーも数々生まれています。

そんなBB&Rのベリーズ・ベスト。美味しくないわけがないですよね。


お店にはもう1種類、ベリーズ・オールモルトというブレンデッドモルト・ウイスキーもあったんですよ。いやぁ、今思えば両方買っておけばよかった。まだあるかな??

個人的にはこの「緑ボトル」が結構好きなんですよね。以前はグレンリベットとかも緑ボトルでした。透明ボトルと違って液体の色はわかりづらいですが、「品質重視」なイメージがありますよね。 ・・・気のせい?笑


フルーティーでチョコレートでシガーが複雑でおしゃれ
香り
洋梨、オレンジの皮、ブラックベリー、ドライマンゴー、焼き菓子、タバコ、バター、キャラメル

シェリー、バニラ、ウッディ、湿った樽、ミルクチョコレート

余韻
甘さが心地よく跳ねる、落ち着いたウッディなニュアンス、シュガー的な甘みが穏やかに広がる

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはややマイルドになりトロピカルフルーツ感が強調される。内側を焦がした樽のニュアンスがやや強まる。複雑でありながら甘みがしっかり後半を支える。

評価 S
オールドボトル好きなわけでは決してないですが、これは美味しいですね。購入できて本当によかった。現行品でこういった味わいはなかなか出会えないような気がします。特にシェリー樽原酒が違う気がするんですよねぇ、毎回。気のせいかな?


それでは皆さん、良い夜を。

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2026年1月17日土曜日

Claxton's "Exploration Series" Invergordon 16 Years Old


Claxton's "Exploration Series" Invergordon 16 Years Old
クラクストンズ "エクスプロレーション・シリーズ" インバーゴードン16年

スコッチ・シングルグレーン
蒸留:2006年6月14日
瓶詰:2023年3月15日
樽タイプ:マデイラ・バリック
ナチュラルカラー
ノンチルフィルタード
Alc.50%
クラクストンズ・スピリッツ
輸入:ウィスク・イー

こちらがクラクストンズ・スピリッツのオフィシャルサイト。

わかりやすいので、武川蒸留酒販売さんの紹介ページをどうぞ。
クラクストンズスピリッツは英国・ヨークシャーに本拠を置く、2011年設立の家族経営のインディペンデントボトラーで、良質なシングルカスクボトリングを輩出しています。

「エクスプロレーション シリーズ」は、多様な樽で熟成されたウイスキーが持つ豊かなキャラクターを生かすため、一般的な加水タイプより高いアルコール度数50%でボトリングされたシリーズです。「探検・探求」を意味するこのシリーズのラベルには、ボトルに詰められたウイスキーの蒸溜所を示す座標(緯度、経度)がコンパスのデザインと共に記されています。ブレンデッドタイプはこの座標からメインに使用されているウイスキーの蒸溜所を見つけることが出来ます。

「インバーゴードン 16年 2006」は、マデイラ樽由来のキャラメルの風味が楽しめるシングルグレーンです。

<テイスティングノート>
香り:甘く、バタースコッチやキャラメルビスケット、バニラ、アニスシードが広がります。
味わい:ハチミツやバタースコッチ、キャラメルの柔らかで甘い味わいに温かみのあるオークスパイスが混ざり合います。

確かに、ボトルに「北緯57.694度 西経4.154度」という文字とコンパスのイラストが書かれています。これがインバーゴードン蒸留所の場所ということで間違いなさそうです。ちなみにボトル上部に書かれている「北緯55.14度 西経3.66度」というのは、クラクストンズ・スピリッツのオフィス所在地ということのようです。

Google Mapから

インバーゴードン蒸留所といえば、エンペラドール・ディスティラリーズ社(フィリピン)傘下のホワイト&マッカイ社が所有するグレーン蒸留所で、1959年設立。数少ないハイランドに位置するグレーン蒸留所でもあります。1965~1977年には同所にベンウィヴィス蒸留所(モルトウイスキー製造)も稼働していた場所だそうです。


このシリーズがユニークなのは、キャップ上側にキャップサイズのコインが同梱されていること。最初、何のことなのかさっぱり意味がわかりませんでした笑

オフィシャルサイトの説明によると、この「コインコレクターズ」というシリーズで、コインを5枚集めると同シリーズの商品を大幅割引で購入することができるそうです。集めようかな?


さて、今回いただいているインバーゴードン16年は、マデイラワインのバリックサイズ樽で熟成されたもの。

バリック樽とは一般的にワインの熟成用に製造される樽で、容量は約225L。バーボン樽(180~200L)よりもやや大きく、バーボン樽を解体して生成されるホグスヘッド樽(220~250L)とほぼ同サイズになります。

またマデイラワインとは、北大西洋に浮かぶポルトガル領マデイラ諸島で作られる酒精強化ワイン。シェリーワイン、ポートワインと並んで3大酒精強化ワインの一つに挙げられています。

 Google Mapから

改めて地図で見ると、なかなか遠いですね汗 ちなみにマデイラ諸島からグッと南下したところにカナリア諸島があります。そう、あの素晴らしい歌声で有名な鳥・カナリアの原産地です。ただ、調べてみるとマデイラ諸島にも生息しているようです。行ってみようかな?笑


焼き菓子と柑橘、焦げ感強め
香り
マーマレード、ハーブ、ビスケット、バター、ひんやりしたスパイス、おこげ

焦げた樽、苦味、キャラメル、アップルパイ、食パン、マーガリン

余韻
想像以上に長い、ワインっぽいタンニンの舌触り、少しハーバルなバニラの甘みが舌の上で弾ける

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはバニラ感が増し、グレーンらしさが際立つ。味わいは相変わらず焦げ感が強い。余韻はやや柔らかくなり飲みやすくなる

評価 C
シングル・グレーンの中では非常に変わり種なのかな。樽もマデイラですし。単純にグレーンを求めてしまうと「なんだこいつ〜?」ってなってしまうので、個性の強めなボトルってことを念頭に置いてチャレンジした方が良いかと。熟成が長いこともあって、アルコール度数を感じさせない仕上がりは流石。



それでは皆さん、良い夜を。

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2025年12月31日水曜日

ウイスキー of the year 2025 -後編-

みなさん、こんばんは。

さてこの企画もいよいよクライマックス。「ボトル of the year」の発表を残すのみとなりました。

⑥ボトル of the year 金賞・銀賞・銅賞
ボトルを買って家で飲んだ中から、これは本当に美味い!!って思ったベスト3。これぞまさに「ウイスキー of the year」の本質です。

という内容で、今年購入したボトルの美味しかったBEST3を決めるというとてもシンプルなものです。


・・・と、その前に個人的に今年一年を振り返っておきたいと思います。TVCMみたいな内容ですいません笑

思い返せば、今年は体調不良に苦しんだ一年でした。実家から帰ってきて早々にマイコプラズマ気管支炎を患い1月は合計で約2週間ほど寝込んでました。4月にも風邪をひき、8月、10月、12月と結構な頻度で熱を出して倒れ込んでしまいました。体調管理の強化は必須です。

次に、2月に受験したマスターオブウイスキー2次試験に不合格。これはなかなかショックでしたが、バネにして来年取りに行きます。受験でいうと浪人生というやつですかね。ここは性根入れて頑張ります。

野鳥でいうと、今年は見にいく機会がだいぶ減ってしまいましたが、人生初の宮古島で台風予報の中、奇跡的な晴れ間に鳥見を行えたことはかなり良かったです。ズグロミゾゴイ、キンバトとの出会いは一生忘れないものになるでしょう。

音楽でいえば、プレパラートのコンサートに2度ほど参加させていただきました。できる範囲で続けていきたいと思っております。

畑は夏場の猛暑で夏野菜などが不作でしたが、アスパラガス、大根などは昨年よりもできました。特に大根は豊作。新たにチャレンジしたごぼうが収穫できたのもグッドな案件。そして二条大麦も収穫し、この秋にまた種まきを行ったところです。二条大麦は思っていたほど収穫量がなかったので、撒き方を変更して再チャレンジしているところでもあります。

二条大麦

ということで、来年はマスターオブウイスキー合格と3年目になる畑の収穫量アップ、この辺が個人的に大きな目標ですね。気合い入れていきます。


では本題。

◾️ノミネートボトル
<SCOTCH Blended> 2本
・The Deacon
・Johnnie Walker Black Ruby

<SCOTCH Blended Malt> 3本
・Fable Aged 8 Years Batch 3 "The Captains Daughter" Pendulum Spirits Limited
・Lost Distillery Archivist's Selection Lossit
・Crimson Casks Compass Box

<SCOTCH Single Malt> 6本
・Glen Rothes 1996 Aged 25 Years Cask Strength Collection / Signatory Vintage
・Glenturret Peated Edition
・Ballindalloch Vintage Release 2015
・The Un-Chillfiltered Collection Caol Ila 2007 Blogger's Select by Shinanoya / Signatory Vintage
・Laphroaig Oak Select
・The Octave Bunnahabhain 2014 / Duncan Taylor

<SCOTCH Single Grain> 2本
・The Observatory Aged 20 Years
・Loch Lomond Single Grain

<IRISH Blended> 2本
・Jameson Black Barrel
・Jameson IPA Edition

<IRISH Single Pot Still> 1本
・Boann Single Pot Still Marsala Cask

<IRISH Single Malt> 1本
・The Sexton

<ENGLISH Single Malt> 1本
・Bankhall

<CANADIAN Blended> 1本
・Sam Barton Aged 5 Years

<JAPANESE Blended> 1本
・ブレンデッドジャパニーズウイスキーSOGAINI

<WORLD Blended> 2本
・Nikka Frontier
・White Oak あかし Sherry Cask

ボトル of the year 銅賞
Glen Rothes 1996 Aged 25 Years Cask Strength Collection / Signatory Vintage


グレンロセス1996 25年

スコッチ・シングルモルト
Signatory Vintage Cask Strength Collection
蒸留:1996年3月7日
瓶詰:2021年9月20日
カスクタイプ:ホグスヘッド
カスクNo.3147 + 3153
ボトルNo.74 (of 456)
ナチュラルカラー
Alc.50.9%
輸入:ボニリジャパン

香り
スウィートバニラ、明るい色の花、マンゴー、青リンゴ、ラズベリー、モルティ、紅茶、クルミ、若干オイリー

ビスケット、ビターチョコレート、キャラメル、蜂蜜、ウッディ、革

余韻
3段階に広がり長い、心地よく華やか、木の皮、思いのほかビターでドライ

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはより甘くなる。味はドライさが増して少しヒリヒリ。余韻もゼスティでビター
2025年、年明けの1本だったグレンロセス1996です。やはりロセスは美味しい。しかし年々、あの「セクシー」なロセスに出会えなくなっている気がするのはなぜなんでしょうか?このボトルも「セクシー」さがもう少しあれば完全に金賞だったと思います。欲を言えばですが。とはいえ銅賞おめでとうございます!

ボトル of the year 銀賞
Lost Distillery Archivist's Selection Lossit


ロスト・ディスティラリー アーキヴィスト・セレクション ロシット

スコッチ・ブレンデッドモルト
ザ・ロスト・ディスティラリー・カンパニー
Alc.46%
輸入:マツダ

香り
泥炭、タバコ、革、芝生

柑橘、シナモン、タバコ、ビターチョコレート、アーモンド

余韻
穏やかでかつ厚みのあるスモーク、柔らかくミルキィ、少しゼスティ

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはタバコが落ち着くが口に含むとタバコが強調され、吸ったことがほぼない葉巻が吸いたくなる笑 シナモンのようなスパイシーなニュアンスが加わり紅茶のようなタンニン感が口に残る。
今はなき蒸留所の味を再現するというコンセプトでリリースされている「ロスト・ディスティラリー」シリーズ。今回のこのボトルはアイラ島にかつて存在したロシット蒸留所の味を再現したもの。

もしかして、コンセプトウイスキーがすきなのかな!?笑
コンパスボックスとか好きですしね。。。

とはいえ、シガーとミルキィが共存した、現存するアイラモルトと似ていて非なるものというニュアンスが非常に面白い一本でした。もちろん大変美味。多分、来年もこのシリーズのボトルを購入すると思います。完全にハマってしまいましたね。銀賞おめでとうございます!


ボトル of the year 金賞
The Octave Bunnahabhain 2014 / Duncan Taylor


ジ・オクタブ ブナハーブン2014

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
ダンカンテイラー社
熟成:8年
カスクNo.3834665
オクタブ熟成:5ヶ月
瓶詰:2023年
Alc.54.7%
ボトルNo.26 / 92
輸入:ウィスク・イー

香り
プラム、ラズベリー、ドライプルーン、トースト、コーヒー、革、キャラメル、ピート、クローヴ

スモーク、ソーセージ、泥炭、ナッツ、柑橘

余韻
程よく長い、スモーキーでオイリー

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはよりスモークが強まる。ミーティーな印象と淡い泥炭とベリー。余韻はより長く煙ったい。
ということで、今年の金賞はオクタブ ブナハーブン2014。これは個人的なドストライクでした。2019年にウイスキー of the year金賞となったBunnahabhain MOINE(ブナハーブン モアンヌ、2023年銀賞のArtist Collective Bunnahabhain 11 Years Old 2007(アーティスト・コレクティブ ブナハーブン11年 2007というように、ブナハーブンのピーテッドタイプは私の好み。完全な好み。この件に関してはクレームも受け付けます笑

ダンカンテイラー社の「ジ・オクタブ」シリーズは以前からずっと気になっていたシリーズ。通常の8分の1サイズ(バットに対して50L)の樽で熟成させたシングルモルトはどんな味だろうと思いながら手を出せずにいました。そんな中、大阪の英国フェアで出会ったのがこのボトル。決め手はやはりピーテッドタイプのブナハーブン。それはハズレないでしょう、という目論見で購入したわけですが、ドストライク過ぎました笑

ただでさえ大好きなブナハーブン・ピーテッドにシェリーがどっしり乗っかって。そりゃ美味しいでしょ・・・。


ということで、ウイスキー of the year 2025はここまで。

最後になりますが、今年も一年ありがとうございました。今年は2017年以来、ブログ更新数が100を切ってしまいました。体調不良と忙しさにかまけてしまったのは反省です。

個人的な備忘録としてももっと綴っていかないといけないな、ということで2026年は最低100更新を掲げておきたいと思います。

どうぞみなさん良いお年をお迎えください

2025年12月28日日曜日

The Octave Bunnahabhain 2014


The Octave Bunnahabhain 2014
ジ・オクタブ ブナハーブン2014

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
ダンカンテイラー社
熟成:8年
カスクNo.3834665
オクタブ熟成:5ヶ月
瓶詰:2023年
Alc.54.7%
ボトルNo.26 / 92
輸入:ウィスク・イー


ダンカンテイラー社がオクタブ(1/8サイズの樽、シェリーバット400Lに対して50L樽)で追熟させるという人気作。

今回のボトルは、ブナハーブンのピーテッドタイプ。これまでこのブログでも高評価し続けてきたシングルモルトの一つで、完全に個人的な趣味www

今年の英国フェア(梅田阪急百貨店)でS物産さんに押しに押されて購入したボトル。

・・・とはいえめっちゃ美味しい笑

元々、ブナハーブンのピーテッドタイプ原酒は個人的にとても好み。そんなブナハーブン・ピートをシェリー樽のオクタブで追熟されたというのですから気にならないはずがない笑


スモーキーでベリー&柑橘
香り
プラム、ラズベリー、ドライプルーン、トースト、コーヒー、革、キャラメル、ピート、クローヴ

スモーク、ソーセージ、泥炭、ナッツ、柑橘

余韻
程よく長い、スモーキーでオイリー

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはよりスモークが強まる。ミーティーな印象と淡い泥炭とベリー。余韻はより長く煙ったい。

評価 A
ブナハーブンだからなのか。これは美味しい笑

シェリー樽のオクタブ(50L樽)というのもあるのかもですが、とても温かみを感じる。三陽物産に、無理矢理ですが買わされた甲斐はあるのかなぁと笑

でも、普通に考えて。どう考えてもこれはうまいやろ笑

是非お試しあれ。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年12月27日土曜日

Crimson Casks


Crimson Casks
クリムゾン・カスクス

スコッチ・ブレンデッドモルト
コンパスボックス社
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
Alc.46%
輸入:THREE RIVERS

オフィシャルサイトはこちら。

創業者であるジョン・グレイザー氏が同社を去ったのは個人的に大きな衝撃でした。2000年創業のコンパスボックスは新進気鋭と言うべき"SCOTCH WHISKY MAKERS"で、従来のブレンデッドやシングルモルトとは一線を画した画期的なアプローチで業界に一石を投じている会社です。「コンセプト・ウイスキー」なる言葉が流行するほど、各々の「コンセプト」に応じた原酒構成で作られたブレンデッド(主にブレンデッドモルト)やブレンデッドグレーンなど個性、そしてデザイン性あふれる製品を数多く世に送り出してきました。

個人的にも2014年に購入した「スパイス・ツリー」以来、かなり贔屓にしているブランドであります。

https://d-ksmt.blogspot.com/2014/11/blog-post.html

2019年には「ダブル・シングル」で新年を迎えるなど、思い入れのあるボトルもたくさんあります。

https://d-ksmt.blogspot.com/2019/01/the-double-single-compass-box.html

そんなジョン・グレイザー氏が去った後のコンパスボックス社はこれまで同様に「スコッチウイスキーメーカーズ」としてマニアの心をくすぐる商品をリリースしつつ、新たな定番品なども生み出しています。

"CORE COLLECTION"と名付けられた同社の定番品は現在のところ次の4品。

・Nectarosity ネクタロシティ
・Crimson Casks クリムゾン・カスクス
・Orchard House オーチャード・ハウス
・The Peat Monster ザ・ピート・モンスター


「オーチャード・ハウス」「ザ・ピート・モンスター」は以前からリリースされていたボトル。(「ネクタロシティ」と「クリムゾン・カスクス」ももしかしたら以前からある????)

正直言うと、途中コンパスボックスを追えていなかった時期が個人的にあるため判然としない部分があることは否めませんが"CORE COLLECTION"なる4品が揃ったのはここ最近のことと思われます。

それにしてもオフィシャルサイトの芸術性あふれるイメージは、以前にも増して強くなっている印象です。やりますね笑


そしてコンパスボックス社の決定的にユニークな点は全ての商品ではありませんが、ブレンデッドのレシピを公開していること。

これはかなり変態味があります笑

今回のクリムゾン・カスクスで言うと、以下のようになります。

・グレンマレイ蒸留所(リフィルレッドワイン樽) - 5.8%
・アベラワー村近郊の蒸留所(1stフィルオロロソシェリーバット) - 8.4%
・アベラワー村近郊の蒸留所(1stフィルオロロソシェリーバットフィニッシュ)-26.9%
・ベンリネス蒸留所(1stフィルバーボン) - 14.5%
・グレンマレイ蒸留所(1stフィルオロロソシェリーバット) - 31%
・ティーニニック蒸留所(1stフィルシェリーバット) - 6.1%
・ハイランド産ブレンデッドモルト(ヘビートーストフレンチオーク) - 7.3%

アベラワー村近郊の蒸留所とはどこなんでしょうか?マニアの心をくすぐりますね笑
候補になるのは、以下の蒸留所でしょうか?
・アベラワー蒸留所
・グレンアラヒー蒸留所
・ベンリネス蒸留所
・マッカラン蒸留所
・クライゲラキ蒸留所

ん〜・・・。ベンリネス蒸留所は「ベンリネス」と明記しているので違いそうです。アベラワー蒸留所は「アベラワー村近郊」って書くのかどうか・・・。マッカラン蒸留所やクライゲラキ蒸留所は距離的には近いですが、「アベラワー村近郊」って書くかなぁ??

・・・ってことで、おそらくグレンアラヒー蒸留所かアベラワー蒸留所なのではないか、と目論んでおります笑

が、大人の事情で伏せないといけない、ってことを考えるとマッカラン蒸留所も怪しい・・・。というか、一番候補な可能性もある・・・。

と、レシピを公開してくれているので非常に明朗であり、かつ少し伏せられた部分はこのように想像力を膨らませてくれるわけです。ドツボです笑


ボトルの表面には"SPICY","SHERRIRED","INTENSE"と書かれていて、「スパイシーでシェリーで激しい」と言うことが明記されています。

"CRIMSON"=真紅。という意味で、真紅の樽ということですね。

上のレシピを見ると、実に72.4%がシェリー樽、5.8%が赤ワイン樽で構成されています。単純に「シェリー樽が濃い」と表現して問題ないボトルだと思います。


チェリーとアプリコットがダークチョコレートに包まれてクリーミー
香り
ドライフルーツ、レーズン、ダークチェリー、スパイシー、ダークチョコレート、ジャム

シナモン、ドライアプリコット、ダークチョコレート、バタースコッチ、クリーミー

余韻
スパイシーで少しねっとりした余韻が長く続く

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはやや落ち着きのあるイメージでシェリー感が強まる。味わいはよりねっとりしたクリーム感が増す。余韻もやや重たい印象。

評価 B
この安定感のある味わいを「美味しくない」と表現することは難しいでしょう。ただ、思うことに個性という点では少し物足りなさが否めません。

定番品なので、この安定感は素晴らしいのですが、わざわざこのボトルを飲みたい、という動機づけを繰り返し訴求できるほどの個性はまだないような気がします。あくまでも、大好きなコンパスボックス社への過大すぎる期待です笑

間違いなく美味しい一本ですので見かけた際は是非トライしてみてください。


それでは皆さん、良い夜を。

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