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2025年3月18日火曜日

BAR:福山 船町WHISKYさんにて



Dà Mhìle Organic Springbank 1992
ダ・ミレ オーガニック スプリングバンク1992

スコッチ・シングルモルト(キャンベルタウン)
Alc.46%

瓶詰は2000年。ということは8年ものという認識で良いのかな。いや、7年もののようです。以下のサイトが非常にわかりやすく紹介してくれています。

現在ではよく聞くフレーズの「オーガニック」。オーガニック・ウイスキーというものでは、スコッチのノックニーアンとかも有名ですね。そのオーガニック・ウイスキーの先駆けというのが、このスプリングバンクだということでマスターに出していただきました。やっぱりスプリングバンクって恐ろしいですねぇ。

オールドボトル特有の抜け感は否めないなぁと思いましたが、オーガニック由来なのかな??麦の感じがしっかり感じ取れて、非常に良い印象(とても上から目線www)。

貴重なボトルをいただけて本当に感謝感謝です。



SMWS No.1.88
スコッチモルトウイスキーソサエティNo.1.88

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:1966年12月
瓶詰:1998年9月
熟成:31年
Alc.49.8%

ソサエティのNo.1蒸留所というとグレンファークラスだそうです。このボトルは1998年瓶詰のこれまたオールドボトルですが、なんとも感動的な。飲みながら何度か泣きそうになりました汗

これ以上に言える言葉が見つかりません。多分、飲んだら泣きます笑

福山に行かれた際は是非、船町WHISKYさんへ。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年1月31日金曜日

Glen Rothes 1996 Aged 25 Years (Signatory Vintage Cask Strength Collection)


Glen Rothes 1996 Aged 25 Years 
グレンロセス1996 25年

スコッチ・シングルモルト
Signatory Vintage Cask Strength Collection
蒸留:1996年3月7日
瓶詰:2021年9月20日
カスクタイプ:ホグスヘッド
カスクNo.3147 + 3153
ボトルNo.74 (of 456)
ナチュラルカラー
Alc.50.9%
輸入:ボニリジャパン

患い続けた1月。まさかの「ドライ・ジャニュアリー」を行なっているような日々が続きました。まさか年明けのボトルを1月中にブログに投稿せずに2月に入ってしまうのでは!?と危惧しておりましたが、本日なんとか投稿できることになり安堵しております笑

さて、新年を迎えるにあたり毎年なかなか良い値段のするボトルたちを選んでまいりました。2025年はどれにしようかなぁと考えていたとき、ふとシグナトリー・ヴィンテージのカスクストレングス・コレクションを購入したことがなかった!!ということに気づき、この扁平な撫で肩ボトルが是非欲しいと思い立った次第です。しかし、どの蒸留所のものが良いかなぁと見ていた矢先、大好きな蒸留所の一つ「グレンロセス」の25年ものがあるではありませんか!!ということで即決した次第です。


シグナトリー・ヴィンテージは1988年創業のインディペンデント・ボトラーズ企業。エジンバラのホテルマンから転進したアンドリュー・サイミントン兄弟が設立したボトラーズで、G&Mやケイデンヘッドに次ぐくらいの勢力があった企業です。最近はボトラーズ会社がかなり増えてシグナトリー・ヴィンテージのポジションがどのあたりなのかは分かりませんが、以前から定評があるのは間違いないです。2002年にエドラダワー蒸留所を買収してボトラーズ事業だけでなく、生産者側にもなっています。

シグナトリー・ヴィンテージはアンチルフィルタード・コレクションなど、ボトラーズの中では比較的手を出しやすい価格帯のものが多く我が家でもこれまで結構購入して飲んできました。ただ、この扁平&撫で肩ボトルの高価格帯シリーズは、BARでよく目にする憧れのボトルの一つでもあり、いつかは購入したいと狙っていたものの一つです。


そしてグレンロセス蒸留所。1878年創業のスペイサイドの雄であり、エドリントン・グループが所有する、私にとってはザ・フェイマス・グラウスの根幹でもある蒸留所。この蒸留所のことについて、改めてここでツラツラと書くのも気が引けるので、分かりやすく端的に言いますと私の中でグレンロセスのシングルモルトは「とてもセクシー」なんですよね。ん?逆に分かりづらいか??笑



華やかでウッディ、ビターな余韻
香り
スウィートバニラ、明るい色の花、マンゴー、青リンゴ、ラズベリー、モルティ、紅茶、クルミ、若干オイリー

ビスケット、ビターチョコレート、キャラメル、蜂蜜、ウッディ、革

余韻
3段階に広がり長い、心地よく華やか、木の皮、思いのほかビターでドライ

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはより甘くなる。味はドライさが増して少しヒリヒリ。余韻もゼスティでビター


評価 A
今年は「得点」ではなく、ABCランクづけにさせていただきます。というのも、得点だとどうしても過去のボトルと比較して相対的なようで絶対的な、なんだか曖昧な評価を付けざるを得ない状況に昨年悩まされまして。ちょっとオブラートに包ませていただきたいと思います。

総じて、評価は「A」で、得点で言うと90-95点といったところですね。もう少し「セクシー」さがあればなぁと求めてしまうのは男の性(サガ)ですかね。個人的な趣味でしょうね笑

ただ、加水はしないほうが吉。カスクストレングスのこの度数ならではの逸品と言えるかと思います。


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年12月14日土曜日

BAR:神戸Bar Sightglassさんにて


ようやく大きいことがひと段落しましたので綴ります。
しばらくすぎて、先月の話ですが笑

神戸のBar Sightglassさんにて。

Balblair 1997 for Whisky Hoop
バルブレア1997 for ウイスキー・フープ

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
蒸留:1997年
瓶詰:2016年
Alc.58.6%

これについて、多くを語る必要は最早ないですね。旨くないわけがないでしょう笑
バニラと蜂蜜、若干ドライ。うん。疑いようがなく美味w

Caol Ila 12 years old 2010 Whisky Trail for Korosue-shoten
カリラ12年 2010 ウイスキー・トレイル for 頃末商店

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
蒸留:2010年2月9日
瓶詰:2022年11月28日
カスクタイプ:Hogshead
カスクNo.302248
総本数:252本
Alc.57.9%

エリクサーディスティラーズの「ウイスキー・トレイル」シリーズから、神戸の頃末商店向けのプライベートボトルリリース。

これがね、びっくりするくらい美味しかったんですよ!
バーボン由来のバニラやリンゴの甘さがしっかり出て、ピートが穏やかに乗っかった一本。もちろん潮のニュアンスもあり。完璧なカリラに近い味わいでしたね。これは買いです。とか言ってネットで見てみると、すでにSOLD OUT。そりゃそうか、値段も手頃すぎるし笑

神戸の風景をデザインしたラベルもまた良し。

久しぶりにオフィシャルを超えてるなぁって思える味でした。ありがとうございました。


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年11月29日金曜日

Lost Distillery Classic Selection Dalaruan


Lost Distillery Classic Selection Dalaruan
ロスト・ディスティラリー クラシック・セレクション ダラルーアン

スコッチ・ブレンデッドモルト
ザ・ロスト・ディスティラリー・カンパニー
Alc.43%
輸入:マツダ

ダラルーアン蒸留所は、キャンベルタウンで1825年創業した蒸留所で1925年に閉鎖。創業者はCharles Colvill(チャールズ・コルビル)氏。

ボトルに書かれたテイスティングノートは「スモーク、ソルト、スパイスそしてフルーツ」。

武川蒸留酒販売さんの商品紹介を拝借。
ザ ロストディスティラリーカンパニーは、かつて実在し現在は失われた蒸溜所のウイスキーを現代に蘇らせることを目的に設立された、新鋭のインディペンデント・ボトラー。数々の書物に残された記録を頼りに幻のウイスキーの味わいを再現しています。

ダラルーアンはスモーキーな燻製肉、潮、ドライフルーツ、そしてスパイスが調和したキャンベルタウンモルトらしい味わいがお楽しみいただけます。

そしてこちらがザ・ロスト・ディスティラリー・カンパニーのオフィシャルサイト。

弊社蒸留所の味を、ブレンデッドモルトによって再現するという斬新なアプローチを行なっている会社で、以下の5蒸留所がシリーズとして商品化されています。

・Towiemore トウィーモア(スペイサイド)
・Jericho ジェリコ(ハイランド)
・Stratheden ストラスエデン(ローランド)
・Dalaruan ダラルーアン(キャンベルタウン)
・Lossit ロシット(アイラ)

アイランズはまだ製品化されていないようですが、各地域を満遍なく網羅している印象です。

ただ、当時の味を再現できているかどうか、誰が評価できるんだろう・・・という疑問は残りますが笑



潮と燻香、穏やかでフレッシュ+長い余韻
香り
燻香、革、オレンジ、ウェッティ、スパイス

果肉のような舌触り、若干ミーティ、甘塩っぱい、穏やかなスモーク

余韻
程よく長く波が2-3回押し寄せる、穏やかで優しい潮と煙、フィニッシュにかけてモルティ、フローラルな返し

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはややスパイスが大人しくなるがあまり大きな影響はない。味はより膨よかで柔らかくなる。余韻は相変わらず長いが波は穏やかに。タンニンを思わせる舌触りが少しだけ残る。


得点 95点
思いがけず、これは美味しい笑

結構複雑で複層的な味わいのため、飲み飽きしないです。キャンベルタウンというイメージからもっと塩っぽさが強いのかと予想していたのですが、程よい塩味。非常にバランスよく作られている感じがします。特に飲み終えた後に込み上げてくるフローラルな余韻はかなり印象的。さっきまで飲んでいたスモーキーでソルティでミーティな飲み物を飲んだ後とは思えないような綺麗な薔薇のようなニュアンスが口の中に漂います。これはただ事ではない笑

久しぶりにハマりましたね。ザ・ロスト・ディスティラリー・カンパニーのシリーズ揃えてみようかな・・・。


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2024年10月18日金曜日

The Ultimate Bunnahabhain Staoisha 2013


The Ultimate Bunnahabhain Staoisha 2013
ザ・ウルティメイト ブナハーブン ストイーシャ2013

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
蒸留:2013年9月6日
瓶詰:2022年3月
熟成年数:8年
カスクタイプ:リチャー・ホグスヘッド
カスクNo.900077
ボトルNo.250
ナチュラルカラー
ノンチルフィルタード
Alc.46%

オランダのインディペンデント・ボトラーズであるThe Ultimate Whisky Company(以下ザ・ウルティメイト社)からのボトル。

こちらがオフィシャルサイト。

「ストイーシャ」とはブナハーブン蒸留所のピーテッドタイプ。以前は「モアンヌ」などと呼ばれていたシリーズで、個人的な大好物の一つ。柑橘系の味わいで、私は「エナジードリンク」を感じるのがこの「モアンヌ」。

参考までに。

ということもあって、今回「ストイーシャ」に手を出してみた次第です。

てか輸入会社が明記されていない・・・。そんなことある?笑
あれ、箱とか付いてたのかな?あれ??


What is "Dechar"?

"Dechar / Rechar Hogshead"という表記は初めてみましたね。"Dechar"とは、樽内の焦付きを削り落とすことだそうです。その後、リチャー(再度焦がす)という加工をしたホグスヘッド樽ということですね。

つまり、「リチャー」だけだと、「デチャー」はせずにバーボン樽やホグスヘッド樽を再度焦がしたという解釈ですが、敢えて「最初のチャー処理された部分を削ぎ落としてますよ」ということになるわけです。

流行りの"STR樽"がS=樽内側の表面を削ぎ落とす、T=トースト 遠赤外線加熱処理、R=リチャー 再度直火で焦がすという意味ですが、この"S"と"R"を行った樽が"Dechar / Rechar"ということなのでしょう。おそらく。


湿気を伴う古紙
香り
ライム、カシス、ドライフルーツ、芝生、タバコ、紅茶、煙、カモミール

ピート、バター、麦芽、じゃがいも、コケ

余韻
程よく長い、若干カビ臭い、柑橘の皮

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはやや落ち着き、少し湿った古紙。味は樽感やチャー処理された焦げ感が増す。余韻はピトッと舌に張り付きながらより長めに。徐々にヒリヒリ。

得点 84点
香りの印象度は非常に良い、というか幅広くて面白い。ただし若さから来るものなのか不明ですが「カビ」や「コケ」を思わせるニュアンスが個人的なネガティブ。それでいて、「古紙」というニュアンスが、これまであまり感じたことのない部分で趣があるような気がします笑

なんだか、現行のOBの当たり障りのない感じに飽き飽きしてしまった時に飲むと面白い気がします。ん?どっちに対してもとんがってますかね笑

https://amzn.to/4hdkEII

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2024年9月14日土曜日

BAR:神戸The Nineteenth Barさんにて

神戸The Nineteenth Barさんにて。


ARTIST #11 
Compass Box Pentalogy Wonder 2021 Release 
アーティストNo.11 コンパスボックス ペンタロジー ワンダー 2021リリース

スコッチ・ブレンデッドモルト
ラ・メゾン・ド・ウイスキー
Alc.52.4%

詳しい説明は、以下のサイトがわかりやすく紹介してくれておりました。英語ですが。
The Artist Range is a yearly range of independently bottled single malts and whiskies, released by French whisky giant La Maison Du Whisky. For their 11th Artist Range, they found Scottish master blenders Compass Box willing to bottle a range exclusively under the Artist #11 label, which has resulted in five truly amazing blended Scottish malts: Confidence, Fortitude, Generosity, Wisdom and Wonder, together known as the Compass Box Confidence Artist #11 Pentalogy. The artworks adorning the five bottles are created by surrealist artist Charlotte Massip. She draws inspiration from the anatomic drawings of Vesalius, the machines of Leonardo da Vinci, and Dürer’s engravings. By combining historical references and modern elements, a unique contemporary work arises. Only 966 bottles of Compass Box Confidence Artist #11 have been released.

アーティスト・シリーズは、フランスのウイスキー大手ラ・メゾン・ド・ウイスキーが毎年リリースする、インディデント・ボトラー・シングル・モルトとウイスキーのシリーズです。11番目のアーティスト・レンジでは、スコットランドのマスター・ブレンダーであるコンパス・ボックスが、アーティスト#11ラベルの下で独占的にこのシリーズを瓶詰めする意欲があることに気づき、その結果、自信、不屈の精神、寛大さ、知恵、そしてワンダーとして知られる5つの本当に素晴らしいブレンデッド・スコットランド・モルトが誕生しました。コンパス ボックス・コンフィデンス・アーティスト#11ペンタロジー。 5 つのボトルを飾るアートワークは、シュルレアリスム・アーティストのシャーロット・マシップによって作成されました。彼女は、ヴェサリウスの解剖図、レオナルド・ダ・ヴィンチの機械、デューラーの彫刻からインスピレーションを得ています。歴史的な参照と現代的な要素を組み合わせることで、ユニークな現代的な作品が生まれます。コンパスボックス・コンフィデンス・アーティスト#11は966本のみリリースされました。
Compass Box Wonder consists of two ‘very old’ single malts: a Highland malt makes up 66% of the blend, and the other 34% is an island single malt. Wonder is a peaty whisky, with earthy and medicinal notes.  
コンパス ボックス ワンダーは2つの「非常に古い」シングルモルトで構成されています。ハイランドモルトがブレンドの66%を占め、残りの34%はアイランドシングルモルトです。ワンダーはピーティーなウイスキーで、土の香りと薬のような香りが特徴です。

Google翻訳による和訳ですが、かなりクオリティ上がりましたよね。上から目線ですいません笑

"Pentalogy"とは「5部作」と言う意味で、その名の通りこの"Wonder"を含む5種類が同時にリリースされています。

・Confidence
・Fortitude
・Generosity
・Wisdom
・Wonder

そして補足すると、このシリーズはラ・メゾン・ド・ウイスキーの創業65周年のために作られたものだそうです。

また、ネットで情報を漁っていると、この"Wonder"は、どうやらタリスカーがキーモルトとして使われているそうです。もう一つのハイランドモルトも非常に気になります。


さて、そんな"Wonder"の味わいですが、これがまた本当に素晴らしい。アンティーク感が漂う「古き良き時代の」シェリー、ウッドが印象的で土っぽさや薬品のニュアンスがバランスよく伝わってきます。

80年代以前のオールドボトルで感じられるような特徴。それを現行品のボトルで表現していると言うのが大変貴重だと思われます。

マスターにオススメして頂かなかったら多分手を出していなかっただろうボトル。素晴らしい出会いでできました。改めて感謝です。


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2024年8月26日月曜日

BAR:大阪Bar Zumonさんにて

大阪Bar Zumonさんにて。

ずいぶん経ってしまいましたが・・・


Signatory Vintage Small Batch Edition #11 Speyside(M) Vintage 2011 Oloroso Sherry Cask Aged 12 Years
シグナトリー・ビンテージ スモール・バッチ・エディションNo.11 
スペイサイド(M) ビンテージ2011 オロロソ・シェリー・カスク12年

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
Alc.48.2%

隠すつもりがないだろうってくらいのMでしたね笑

1stフィルのオロロソ・シェリー樽で12年熟成。まさにMそのものって感じの味で、それ以外言葉が出てきませんでした笑

さすがはシグナトリーさんですね。素材の良さを理解し、飲み手のニーズにしっかり応える。

プロですわ笑

現行品のMに物足りなさを感じている方は是非おすすめ。きっとあなたが求めているMが味わえます。

https://amzn.to/3XmzyVq


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2024年7月14日日曜日

第12回Hatsukaichi Whisky Freaks : Gordon & Macphail Distillery Labels LINKWOOD 25 Years Old

忙しさにかまけて、ブログをサボっておりましたら早いもので7月も半分!
猛省して綴ります笑

先週日曜日、七夕の日に開催した第12回Hatsukaichi Whisky Freaks(以下HWF)。

今回は初の岩国開催でした。いつもHWFに参加いただいている方のお店"Second Up"さんを場所提供いただき、総勢13名という過去最多の人数で実施となりました。

改めて、Second Up様およびご来場いただいた皆様ありがとうございました!

今回のテーマは"Gordon & Macphail Distillery Labels LINKWOOD 25 Years Old"。ということで、ゴードン&マクファイル社の歴史やリンクウッドについて熱く語らせていただきました。

写真は参加メンバー撮影

Gorden & Macphail Distillery Labels Linkwood 25 Years Old
ゴードン&マクファイル ディスティラリー・ラベルズ リンクウッド25年

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
Alc.43%
輸入:株式会社ジャパンインポートシステム

リンクウッド蒸留所でファーストフィルシェリー樽熟成後、G&Mのリフィルシェリー樽で熟成され、43度でボトリングされたもの。

PXシェリーを感じさせる綺麗な甘さでとても飲みやすかったですね。強いていえば、もう1段階余韻の長さが欲しかった。思いの外、すっと消えるんです。

加水して43%でボトリングされているのも要因かもしれませんが。

後味はウッディなニュアンスが強いかなと。


Flower and Animals Linkwood 12 Years Old
花と動物シリーズ リンクウッド12年

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
Alc.43%
輸入:有限会社ウイック

今回、G&M25年との比較として用意させてもらいました。こちらのボトルは2022年リリースのロットのようです。

以前、個人的に飲んだボトルとは印象がだいぶ違いました。
シナモンやハニー、ナッツのニュアンスもいろいろ感じられるが、やはり奥から湧いて出てくる「いちごジャム」。

なんだかスパイシーなバニラって感も否めない。

とにかく、美味い!!
こんな感じで大興奮でしたが(笑)、「いちごジャム」は無くなってたなぁ。「スパイシーでバニラ」が印象的には今回は強く感じました。

という具合で、12年はほぼシェリー樽感が感じられなかったのに対して、G&M25年はシェリー感がしっかり感じられて違いは顕著でしたね。

昔飲んだあの「いちごジャム」感が半端ないリンクウッドを求めて・・・冒険は続きます笑




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2024年6月14日金曜日

The 10th Anniversary of Bar UK Secret Speyside 2008 Aged 14 Years


The 10th Anniversary of Bar UK Secret Speyside 2008 Aged 14 Years
Bar UK 10周年記念
シークレット・スペイサイド2008 14年

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
Whisky Find
カスクタイプ:リフィル・シェリー・ホグスヘッド
カスクNo.61
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
Alc.55.9%
全315本
輸入:キムラ


大阪市北区北新地の入り口にあるBar UKさんの10周年記念ボトル。

春先にマスター直々に購入させていただいたのにアップが遅くなってすいませんでした。

こちらは非常に良心的な価格でマニアックなオールドボトルなどを楽しませていただける、ウイスキー好き必見のお店です。おでんも美味しい。

切り絵師の成田一徹氏に夜ラベルデザインも素晴らしいですね。
「Bar UK」のロゴはTakさんによるものだそうです。

「シークレット・スペイサイド」と表記されている以上、私が勝手に蒸留所の名前を明かすわけにはいきません。

が、「スペイサイドにあるシェリー樽熟成に命をかける家族経営の蒸留所」といえば良いですね。もう、分かりますよね?笑


落ち着いたリフィル・シェリー感と甘み
香り
ラズベリー、カシス、ドライイチジク、ペパーミント、チョコレート、ビスケット、紅茶、ほんの少しナッティ

ウッディでややドライ、ドライフルーツ、甘みと渋みの素敵なバランス、優しいタンニン感

余韻
長すぎるということはない、程よいキレ、柔らかい、ベタベタしない

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはミントや干し草の印象が出てくる。味は相変わらずではあるが甘みが少し増す。余韻は程よい


得点 93点
はい、これは非常に美味しいと思いますよ。高得点。購入させてもらった価格を考えても素晴らしいですね。お店に行けば、「え!?」って価格で飲ませてくれそうな気がする・・・。

改めてBar UKさん、10周年おめでとうございます!!


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2024年5月23日木曜日

Girvan 2006 Aged 12 Years


Girvan 2006 Aged 12 Years
ガーヴァン2006 12年

スコッチ・シングルグレーン(ローランド)
Berry Bros. & Rudd
蒸留:2006年
瓶詰:2018年
カスクNo.532388/9
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
Alc.46%
輸入:ウイック

ボトルに書かれている味わいに関する説明文は以下の通り。
This ex-bourbon barrel, single grain whisky has pronounced aromas of vanilla, custard creams and lively citrus. The palate is surprisingly full and oily with waves of coffee cream , spice and juicy lime. On the finish there is a delicate spicy prickle and lingering vanilla. 
このバーボン樽熟成のシングル・グレーン・ウイスキーは、バニラ、カスタードクリーム、生き生きとした柑橘類の顕著な香りを持っています。味わいは驚くほど豊かで油っぽく、コーヒークリーム、スパイス、ジューシーなライムの波が感じられます。フィニッシュには繊細なスパイシーなトゲとバニラの余韻が残ります。
ガーヴァン蒸留所は1963年にローランドで創業したグレーンウイスキーを製造する蒸留所。ウィリアム・グラント&サンズ社が所有。アロスパス式1基、コフィースチル1基、そして最新の減圧式蒸留機が稼働。

1966~75年には敷地内にレディバーン蒸留所が稼働しモルトウイスキーを製造。現在はアイルサベイ蒸留所(2007年〜)が同じように敷地内でモルトウイスキーを製造しています。

グレーンウイスキーの年間生産能力は約1億リットル。とんでもない数字ですね汗

しかも敷地にある熟成庫では300万樽が保管できるそうな。とてつもない数です。


クリーム+オイリー+焦げ感 複雑で面白いグレーン
香り
クリーム、プリン、ほんのりナッツ

オイリー、柑橘を使ったケーキ、焦げ感、燃え滓

余韻
スパイシー、オレンジのアロマオイル、スモーキー

ドロップ・アップ(1滴加水)
オイリーさは少し穏やかになった感じ。でも香りも抑えめになってしまった。複雑さは健在。なんでこんなにスモーキーな印象を受けるんだろうか・・・?

得点 91点
こんなに複雑で面白いシングルグレーンはなかなかないんじゃないかなって思います。なんで「スモーキー」なの?笑

調べてみると、BBRがウクライナ向けにセレクトしてリリースしたカスク#532390は、Laphroaig Quarter Cask Finish(ラフロイグ・クオーター・カスク・フィニッシュ)と言う情報を得ました。

・・・まさかね?笑

でも、このボトルに使われた樽は、まさに連番となるカスク#532388と#532389。実は、#532390のようなフィニッシングがなされていたって言われてもいいぐらいやはりスモーキーです。

それとも隣に並んでたせいで香りが移ってきたのか??笑

・・・謎が深まりましたわ。奥深いものですねぇ。

何はともあれ、一飲の価値は十分あると思います。

武川蒸留酒販売さんのリンク貼っておきます。


それでは皆さん、良い夜を。

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