2021年5月31日月曜日

バードウォッチング 冠山

先日登った冠山でのバードウォッチングについて。前回の吾妻山に続き、また登山。鳥が主なのか、登山が主なのか分からなくなりそうですが、あくまで鳥がメインです。

冠山は、廿日市市吉和(旧吉和村)のシンボル。標高は1338.98mで、恐羅漢山に次いで広島県内で2番目の高さ。廿日市市では最高峰です。

冠山に関する詳細はwikipediaで。

ヤマレコから引用

潮原温泉松かわさんがある場所から、渓流沿いに上り、クルソン仏岩を通り山頂へ。
下りは松の木峠という冠高原にある峠に向かって下り、そこからはアスファルトの上を元の潮原温泉松かわさんまで歩くというコースでした。

思いのほか時間がかかりました。朝7:15に登山開始。山頂に着いたの10:00ごろ。そして松の木峠に出たのが11:45ごろ。そこからアスファルトの上を歩いて車に戻ったのが13:30ごろでした。

ほぼノンストップで6時間以上歩いてました。おかげで草臥れ果てましたが、森から草原、渓流など色々な環境で鳥を見ることができました。ポイント別に振り返っていきたいと思います。


1.登山口〜クルソン仏岩
スタートはまずキビタキFicedula narcissinaの囀り。しばらく探してみましたが姿は見えず。登山口には橋があるんですが、周辺でシジュウカラParus minorの雛を発見。また、橋の下を流れる川にはカワガラスCinclus pallasiiの姿もありました。

登山道入り口

シジュウカラの雛

それからはしばらく、渓流沿いの人工林を歩きました。雨が続いたこともあり水が多く、渓流の流れる音が非常に大きかったため、なかなか鳥の声を落ち着いて聴ける場所がなかったですが、それでも色々な小鳥の声が聴こえてました。

渓流といえばヤマセミMergaceryle lugubris。ということで、ずっと渓流に目を向けながら登っていきました。

途中、大きな岩が渓流に突き出ているポイントを発見。小鳥の声も多い場所だったので、10分ほど立ち止まって鳥を探すことに。ミソサザイTroglodytes troglodytesの囀りが非常によく聴こえました。が、これまた姿はなかなか見えません。

と思っている、例の大きな岩に小鳥が飛んできました。ゴジュウカラSitta europaeaです。

ゴジュウカラ

同上
写真には写っていませんが、渓流にある大きな岩に一度飛んできてから、餌を採る木を選んで飛んで行ってました。10分ほどの間で、4羽ほどが同じ行動をしていました。なかなか興味深かったです。

また、道中では木の上でオオルリCyanoptila cyanomelanaが美しい声でよく鳴いていました。が、木の上の様子は全く見えず。その姿を確認するには至りませんでした。

しばらく行くと、途中から杉や檜の人工林からブナの自然林に変化。そのあたりでよく声が聴こえたのはミソサザイツツドリCuculus optatusクロツグミTurdus cardis。しかし、相変わらず姿を捉えることは出来ず。

そして、クルソン仏岩への最終アプローチは傾斜が激しすぎて、ここで全体力を奪われたのでした笑


2.クルソン仏岩〜山頂
クルソン仏岩から山頂への道は山の尾根をつたっていく感じなので、高低差もあまりなくだいぶ楽でした。このあたりは、哺乳類の糞が多く、またクマザサの中でガサガサと小さな生き物が歩いている様子も観察でき、非常に「生き物感」の強いエリアでした。ツキノワグマに出くわさないか、かなりヒヤヒヤでした。

冠山に登って初めて分かったんですが、この山は山頂近くに水の源泉があるようで、逆にいうと山頂近くまで沢があるということなんです。なので、カエルの声が非常によく聴かれました。という沢に恵まれた山なので、やはりクマに出会うリスクは高いと思われます。

そんな山頂付近での野鳥はというと、ホトトギスCuculus poliocephalusが反対側の林でよく鳴いていました。前回の吾妻山では声を聴けなかったので、個人的に今年初のホトトギスです。

それからアオバトTreron sieboldiiが非常に大きい声で鳴いてました。これも姿が見えず。他にはヤマガラPoecile variusコガラP. montanusウグイスCettia diphone、山頂付近ではコルリLuscinia cyaneの囀り、アカゲラDendrocopos majorコジュケイBambusicola thoracicusも確認できました。

冠山山頂
山頂付近は木々が生い茂り、吾妻山のような眺望とはいきませんでした。


3.山頂〜松の木峠
さて、山頂に着いても一息もつかず、反対方向へ下山してみることに。冠高原を目指して。山頂付近の山道はクマザサに覆われ上りとは打って変わって道が狭くて分かりづらい。危うく迷子になるところでした。が、どうにかこうにかクマザサの森を抜けると、山の尾根沿いに下りていく道まで出ることができました。右側が山口県、左側が広島県という堺で、山口県側は杉や檜を植えた人工林。広島県側は自然林になっていてとっても分かりやすいルートでした。

そんな下りの道中で巡り会えたのがヒガラPeriparus ater。頭の上にある枝まで降りてきて5分ほど共に時間を過ごすことができました。

ヒガラ

同上

その後、どんどん山を降っていると赤茶色の鳩くらいの鳥がバーッと飛んで逃げていきました。おそらくですが、ツツドリホトトギスの赤色型だったように思われます。姿を見るのは、どちらにしてもライファーだったんですがしっかりと確認できず。証拠写真も残すことができませんでした。

4.松の木峠(冠高原)
ついに山道を抜け、アスファルトに到着。今までの森林とは全く雰囲気が違う草原や畑。カッコウCuculus canorusキジPhasianus colchicusが鳴いていました。カッコウに出会えないものかと、声の方向に進んでいるとハトほどの大きさの鳥が急に飛び出てきました。すぐにフォーカスを合わせるとなんとヤマセミ

ヤマセミ

お目当てのヤマセミに出会うことができましたが結構遠くの森に飛んでいってしまいました。
そのあとは、サンショウクイPericrocotus divaricatusのお嬢さんにも出会いました。

サンショウクイ♀

5.国道186号
この道程がとても長くキツかった・・・。想像以上の距離で何度か挫折しかけました笑
シジュウカラの番やカワラヒワChloris sinicaイワツバメDelichon dasypusに出会うことができました。

シジュウカラ♂

シジュウカラ♀

カワラヒワ

ということで、6時間超えの非常に長い冒険はこれにて終了。今度登る時は潮原温泉から登って、そのまま降りてきます笑

最後に確認できた鳥をまとめておきます(声のみはc)。
コジュケイ、キジc、キジバト、アオバトc、ホトトギスc、ツツドリc、カッコウc、ヤマセミ、コゲラc、アカゲラ、サンショウクイ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラc、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイスc、エナガ、メジロc、ゴジュウカラ、ミソサザイc、クロツグミc、コルリc、キビタキc、オオルリc、スズメ、キセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ。計36種。


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2021年5月30日日曜日

Kingsbarns Dream To Dram


Kingsbarns Dream To Dram
キングスバーンズ ドリーム・トゥ・ドラム


スコッチ・シングルモルト
ローランド
46%
ノンチルフィルタード
ノンカラーリング
輸入:カクテルワークス

ということで一時期、グレンキンチーとオーヘントッシャンの2蒸留所しか現存していなかったローランドから新しい蒸留所です。その名も「キングスバーンズ」。創業は2014年。

同社のオフィシャルサイトは以下。

1stフィルのバーボン樽と1stフィルの赤ワイン樽で熟成されたウイスキーだそうです。これは美味。

おー、キングスバーンズの所在地からご紹介します。


スコットランドのローランド地方に位置します。近くにグレンロセスという町がありますが、スペイサイドのグレンロセス蒸留所とは無関係。いやー腹立ちます笑

受賞歴に関してはオフィシャルサイトにて、以下のように綴られています。
AWARD WINNING WHISKY
KINGSBARNS DREAM TO DRAM has won multiple medals and awards such as:
 
• World Whisky Awards 2020 - Best Scotch Lowlands Single Malt Scotch Whisky
• World Whisky Awards 2020 - Category Winner, Lowlands Single Malt Scotch Whisky (12 Years & Under)
• Bartenders' Brand Awards 2020 Design- Gold 
• Bartenders' Brand Awards 2020 Taste - Silver 
• Bartenders' Brand Awards 2020 Value - Silver 
• Spirits Business Scotch Whisky Masters 2019 - Silver  
• International Spirits Challenge 2019 Taste - Silver  
• Scottish Whisky Awards 2019 - Highly Commended  
特筆すべきは、WWA2020でベスト・スコッチ・ローランド・シングルモルトに輝いたことですかね。グレンキンチーやオーヘントッシャン、その他数々の新しい新興蒸留所が鎬を削るローランドでこの記録というのは評価されるべき記録だと思います。

"Maturation in 90% first-fill ex-Bourbon has given this a sweet sheen. Please check it out. With a persistent sweetness that is balanced by a peppery heat finish, Dream to Dram shows ‘huge potential’ for the Fife distillery."

DAVE BROOM

また、デイブ・ブルーム氏は、「1stフィル・バーボン樽90%での熟成により、甘い光沢が生まれました。ぜひチェックしてください。ペッパーのような熱いフィニッシュとバランスのとれた持続的な甘さで、Dream to Dramは、Fife蒸留所の「大きな可能性」を示しています」とのこと。

なんとも。評価しているのかいないのか、微妙は表現ですね。


結局、武川蒸留酒販売さんの説明が一番わかりやすいかもしれません。
キングスバーンズ蒸留所は、ファイフ王国の豪族 ウィームス家と セントアンドリュース出身のダクラス・クレメント氏によって、ローランド地域のキングスバーンズに2014年に創設した蒸留所です。クリアかつフルーティなモルトを創り上げるため、発酵工程や蒸留工程を通常より時間をかけて行う独自の方法で製造しています。

「ドリーム トゥ ドラム」は、地元ファイフ産の大麦を使用し、ファーストフィルバーボンバレルとファーストフィルSTR赤ワインカスクの二種類の樽で熟成されています。軽やかで非常にフルーティかつフローラルの風味が感じられるノンピーテッドモルト。

<テイスティングノート>
香り:バナナ、パイナップル、サマーベリー、僅かにハーバルな香り
味わい:柔らかいトフィー、カスタードペイストリー、レッドカラント
フィニッシュ:爽やかなジンジャーシロップ
いやー、このウイスキーに関する80%の情報を言ってしまってる感じですね汗



ドライ+トロピカル=ジンジャーエール
香り
ドライ、トロピカル、芝生、枯れ草

味わい
甘酸っぱい、柑橘系、バニラ、オレンジ、バタースコッチ、バター飴

余韻
ドライで枯れている、ジンジャーエール、枯れ草

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはスウィートで甘い、高原。味わいはゼスティさとスパイシーさをまといながら甘い。余韻はバーボン樽のようなチャーされた感じ。

という感じですかね。ドライで繊細。なかなか未来が楽しみなボトルです。




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2021年5月26日水曜日

Copper Dog


Copper Dog
コッパードッグ

スコッチ・ブレンデッドモルト
スペイサイド
バッチNo.16/0673
40%
輸入:アクサス


ネットで色々調べたところによると、スペイサイドで造られるハンドクラフトのブレンデッドモルトウイスキーで、スペイサイド8種のシングルモルトウイスキーをブレンドし、古いオークカスクでゆっくりと後熟させ造られたウイスキーだそうです。


おしゃれなオフィシャルサイトは以下。

なかなかの受賞歴も紹介されています。
サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SWSC)2020でダブルゴールド。インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2020でゴールド、インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)2020でシルバー。

オフィシャルサイトには以下のように説明されています。
Copper Dog is an award winning whisky from the heart of Speyside, Scotland. Our liquid is a unique blend of no fewer than eight single malt whiskies, slowly married together in old oak casks. It’s a smooth Scotch, with ripe fruit aromas, and a delicate, spicy finish. Crisp apple to zesty citrus, dried fruit and vanilla. Craftily combined together resulting in a whisky that’s simple enough to be approachable, but complex enough to keep up with the conversation. 
コッパー・ドッグは、スコットランドのスペイサイドの中心部出身の受賞歴のあるウイスキーです。私たちのお酒は、8つ以上のシングルモルトウイスキーのユニークなブレンドであり、古いオーク樽でゆっくりと後熟します。滑らかなスコッチで、熟した果実の香りと繊細でスパイシーな後味があります。ぱりっとしたリンゴからピリッとした柑橘類、ドライフルーツ、バニラまで。巧みに組み合わせることで、親しみやすいほどシンプルでありながら、議論されるに十分なほど複雑なウイスキーが生まれました。
マスター・ブレンダーであるStuart Morrison(スチュアート・モリソン)のコメントも秀逸です。
I’m naturally biased, but do see Scotch as the greatest of all spirits. For me, what makes a good whisky is one that is simple enough to be approachable, but complex enough to deal with whatever it ends up alongside in a glass. What we have in Copper Dog is a whisky that has this resilience and versatility. 
私は自然と偏見がありますが、スコッチはすべてのスピリッツの中で最も優れていると考えています。私にとって、良いウイスキーを作るのは、親しみやすいほどシンプルでありながら、グラスに入れられたものを飲み終えるために十分なほど複雑なものです。コッパー・ドッグは、この弾力性と汎用性を備えたウイスキーです。

THE CRAIGELLACHIE HOTEL SCOTLAND
スペイサイドの8種以上のシングルモルトをブレンドしたコッパー・ドッグには、また"THE CRAIGELLACHIE HOTEL SCOTLAND"の文字が刻まれています。

クライゲラヒ(クライゲラキ)ホテルは、「スコットランド最古のホテル」と紹介されています。

なんだか聞き覚えのある名前だと思ったら、ウイスキーマガジンの過去記事で「スペイサイドの心を継ぐ日本人」http://whiskymag.jp/spy_thi/という記事があり、この中にクライゲラヒホテルの名前がでてきました。

クライゲラヒホテルのオフィシャルサイトに戻ると、ちゃんと"The Copper Dog Pub"と紹介されていました。
Come for a drink at the Copper Dog, our friendly pub. You’ll find a selection of excellent local craft beers, and a great meal cooked by superstar Chef Will Halsall and his team. 
フレンドリーなパブ、コッパー・ドッグでドリンクをお楽しみください。 地元の優れたクラフトビールのセレクションと、スーパースター・シェフのウィル・ハルソールと彼のチームが調理した素晴らしい料理に出会うことができます。
コロナじゃなければ、飛んで行きたいところですね笑
実際、クライゲラヒといえば、5年ほど前に福岡・博多駅前にあるオールド・イングランドというバーで、バーのマスターが「昨年飲んだウイスキーで一番」ということで紹介してくれたのがクライゲラヒ13年でした。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

クライゲラヒ 13年 700ml
価格:4550円(税込、送料別) (2021/5/26時点)


懐かしいですね。コロナが収まれば、またお邪魔したいものです。

その後、2017年1月にボトルを購入して飲んだのでした。

「ほうじ茶生チョコ野郎」って感じは今でも覚えています。強烈に特徴的な甘味と苦味でした。いやー、飲みたくなってきた。7月はクライゲラヒのボトラーズを買おうかな。。。


かくして、このコッパー・ドッグは当の有名なクライゲラヒホテル向けに造られた商品ということで、安直すぎますがクライゲラヒ蒸留所のものが原酒として使われていると考えていいのかな?良いわけないか笑


瑞々しさ+ドライ=ゼスティなアップルパイ
香り
大麦、ドライ、草原に咲く白い花、瑞々しい、若干オイリー

モルティ、フルーティ、穏やか、滑らか、優しい口当たり、心地よいスパイス、アップルパイ

余韻
ドライ、火の通ったりんご、みかんの渋皮

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはより穏やかに。湿原の初夏。味はフルーティさが薄れモルティさと後半のゼスティさ。余韻はドライで甘味がキュッと詰まって押し寄せてくる。フルーティはここに集まった感じ。

んー、口に含むたびにいろんな味わいが広がって複雑で奥行きのあるウイスキーかと思います。個人的には以前からブレンデッド・モルトが大好きなわけですが、このコッパー・ドッグにもブレンデッド・モルトの良さが非常に良く表現されていると思われます。

いろんな側面が一口一口顔を出す。これはあの蒸留所の特徴かな?とか、はたまたこれはあれかな?みたいな。そんな楽しみが膨らむウイスキーです。これは本当におすすめ。ウイスキー of the yearとか、そういう問題じゃないんです。単純に美味しいとか美味しくないとかではなく、色々考えさせてくれる。それこそブレンデッド・モルトの楽しさかと思う夜でした。

皆既月食が雨のため見られなかったことが残念。またの機会に。では。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

コッパードッグ ブレンデッドモルト 40度 700ml
価格:2780円(税込、送料別) (2021/5/26時点)



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2021年5月24日月曜日

Grant's Triple wood SMOKY


Grant's Triple wood SMOKY
グランツ トリプル・ウッド スモーキー

スコッチ・ブレンデッド
40%
輸入:三陽物産

グランツのオフィシャルサイト。
Aged in three distinct woods with an expression of peat 
泥炭(ピート)を表現した3つの異なる樽木で熟成 
Our Master Blender, Brian Kinsman, chooses grain and malt whiskies matured in three distinct woods, similar to our Triple Wood blend. For this expression he ups the addition of peated whiskies for a smooth and fruity taste with subtle smokiness. 
我々のマスター・ブレンダーであるブライアン・キンスマンは、我々のトリプルウッド・ブレンドと同様に3つの異なる樽木で熟成されたグレーンとモルトウイスキーを選びます。この表現のために、彼はピート・ウイスキーを追加して、微妙なスモーキーさを備えた滑らかでフルーティーな味わいにしています。
TASTING NOTES

テイスティングノート

NOSE
A distinct smoky aroma with subtle notes of fruit, malted oats and toasted almonds 

香り 
フルーツ、モルトオーツ麦、トーストしたアーモンドの微妙な香りがする独特のスモーキーな香り。  

TASTE
The initial smokiness is soon succeeded with a soft, sweet fruitiness and a hint of citrus

味わい
最初のスモーキーさは、柔らかく甘いフルーティーさとほのかに柑橘系ですぐに成功します。  
FINISH
Finish the smoke returns with a velvety smoothness and a touch of dry tannin
フィニッシュ
ビロードのような滑らかさとドライ・タンニンのタッチで、スモークが戻りフィニッシュします。

まー、色々言っておりますがつまるところ美味です笑

「グランツ」というブレンデッド・スコッチをリリースしているのは、かの有名なWilliam Grant & Sons社。シングルモルトとして世界一の売り上げを誇るグレンフィディック蒸留所のオーナーです。他にバルヴェニー、キニンヴィもあり、どれも非常に美味。特にバルヴェニーは過去私が勝手に選んでいるウイスキー of the yearにも輝いた銘柄です。


こちらがウィリアム・グラント&サンズ社のオフィシャルサイト。なんというか、圧倒されます。1887年創業という歴史の重さでしょうか。

先にあげたグレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィの他にグレーン蒸留所であるガーヴァン蒸留所(ローランド)もウィリアム・グラント&サンズの所有です。また、そのガーヴァン蒸留所の敷地内に作られたシングルモルト蒸留所"Ailsa Bay アイルサ・ベイ"も話題になりましたね。恐るべき会社です。

ちなみに、アイルサ・ベイを原酒としたティースプーンモルト(1滴だけ違う蒸留所の原酒を混ぜたブレンデッドモルト。ほぼシングルモルト)カバリュス ダルリンプル 7年 2011について書いた記事が以下になります。懐かしい。




ハイランドを思わせるピート、軽やかな柑橘系
ということで私なりのテイスティング・コメントを。


香り
柑橘系、麦、微かにスモーク

グッとハイランドを思わせるピート、軽やかなフルーティ、オレンジ、花の蜜

余韻
ドライフルーツ、タンニンっぽさも少々、甘さ控えめ、若干スモーク

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはスモークが前に出てくる。味わいはテクスチャーが粗くなる印象。ざらざらします。余韻は短く、すっと抜ける。

ロック
香りはお酒っぽさが強くなる。麦感が強まると言った方が良いでしょうか。味はあまり変わらない印象ですが、よりスッキリとビールみたいな感じで飲めます。余韻もより短くて良いですね。ラガービールよりもエールビールに近い印象。

ということで、ロックで飲む場合は、ビール代わりに晩御飯と一緒にというシーンでもいけそうです。ですが、ドロップ・アップやロックでは「スモーキー」さが失われていく傾向になるので、せっかくの「スモーキー」を楽しみたい方にはストレートがおすすめ。





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2021年5月22日土曜日

Clontarf


Clontarf
コロンターフ(クロンターフ)

アイリッシュ・シングルモルト
40%
輸入:ウィック

まずは武川蒸留酒販売さんによる説明から。
ダブリンに拠を置くコロンターフ・アイリッシュ・ウィスキー社がクーリー蒸留所の原酒をアイリッシュ・オークの炭で濾過後、バーボン樽で熟成。

シングルモルトは、3回蒸留の原酒をバーボン樽で穏やかに熟成させて造られるアイリッシュ・シングルモルト・ウィスキー。
バーボン樽熟成由来のバニラの風味をもったエレガントな仕上がりです。

商品名は、1014年の聖金曜日にアイルランドのダブリン近郊コロンターフで起きたアイルランド王“ブライアン・ボル”の“コロンターフの戦い”の勝利にちなんでいます。 
コロンターフのオフィシャルサイトを発見。

ラベルにも書かれている"1014"というのがコロンターフの戦いが行われた年。コロンターフの戦いに関しては、以下を参照ください。
戦いClontarf (Irish :Cath Chluain Tarbh)は、1014年4月23日に、アイルランド東海岸のDublin 近くのClontarf で開催されました。 ブライアン・ボル、アイルランド上王が率いる軍隊を、北欧-アイルランドの<150の部隊からなる同盟に対抗させた。>Sigtrygg Silkbeard 、King of Dublin ; MáelMórdamacMurchada、King of Leinster ;オークニー諸島のシグルドとマンのブロディールが率いる海外からのバイキング軍。それは日の出から日没まで続き、バイキング軍とレンスター軍の敗走で終わった。

戦闘では、ほとんどの指導者を含め、7,000人から10,000人の男性が殺害されたと推定されています。ブライアンの部隊は勝利したが、ブライアン自身が殺され、息子のマーチャドと孫のトゥールロホも殺された。レンスター王のムラハダの子とバイキングの指導者シグルドとブロディールも殺害された。戦いの後、ヴァイキングとダブリン王国の力は大きく壊れました。

この戦いはアイルランドの歴史において重要な出来事であり、アイルランドと北欧の両方の年代記に記録されています。アイルランドでは、戦いはアイルランド人を外国の支配から解放する出来事と見なされるようになり、ブライアンは国民的英雄として歓迎されました。この見方は、アイルランドの英国統治時代に特に人気がありました。戦いはより批判的な観点から見られるようになりましたが、それでも人気のある想像力を保持しています。
アイリッシュを象徴する3回蒸留で作られたシングルモルト。なかなかの見応えのある素敵な味わいです。



麦芽もろみがダイレクト、
かつドライでゼスティな味わい
香り
もろみ、バーボンバレル、バニラ、アプリコット

スパイシー、ドライ、オーキー、麦芽

余韻
爽やかでドライ、ゼスティ、ライトでありながら複雑

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはもろみ感が増す。口に含むとミントのニュアンスも感じられ、ドライさが際立つ。モルト麦芽の素材そのまんまって感じが強い。ここまで「裸」感の強いウイスキーもなかなかない気がしますね。ウイスキーの教科書を作るとすれば、どこかに入れておきたい一本。もろみの風味がダイレクトに感じられる、そんな一本です。





そういえば、別件ですが先日記事で書いた桜尾蒸留所からシングルモルトがリリースされるのは、「7月1日」だそうです。早とちりでした。失礼いたしました。
https://www.sakuraodistillery.com/


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2021年5月21日金曜日

バードウォッチング 吾妻山

久しぶりにバードウォッチングに行ってきました。

広島県庄原市に位置する吾妻山へ。
朝9時、現地に着いた瞬間アカショウビンHalcyon coromandaツツドリCuculus optatus、その他小鳥たちによるコーラスシャワー。まさに鳥天国かと笑

アカショウビンツツドリの鳴き声については、以下YOUTUBEでご確認ください。



しかし、残念ながらアカショウビンツツドリともに発見することができず、山頂を目指すことに。

山頂に登る途中、島根県側の林からカッコウCuculus canorusの声がよく聞こえてきました。しかし、これまた姿は見えず。今度は広島県側の林からセグロカッコウC. micropterusの声が。セグロカッコウの声を聴いたのは人生初。なかなか感動的でした。



山頂に着くと、烏帽子山の方角からジュウイチHierococcyx hyperythrusの声が。


噂通り、この季節の吾妻山はカッコウ類のパラダイスです。しかし、声は聴こえても姿は全く見れませんでした。

その後、烏帽子山・比婆山まで縦走してみようかと思い、烏帽子山に向かって行きましたが、途中にある大膳原で折り返し吾妻山に帰りました。縦走するには時間が足りず。比婆山には別の機会でお邪魔したいと思います。

大膳原ではヒバリAlauda arvensisに遭遇。あまり山の上にヒバリがいるという印象がなかったので、びっくりしてしまいました汗

それからも、いろんな声は聴こえるんですが姿が見えないという状況が続き。

大膳原から吾妻山山頂へ戻る道中。コマドリLuscinia akahigeメボソムシクイPhylloscopus xanthodryasコルリLuscinia cyaneが囀っている場所を発見。特にコルリはよく鳴いていて、じっと20分ほど探してみましたが、これまた姿は見えず。




姿は見えなかったにせよ、コルリの囀りを聞けたのは初めて。これまた素敵な時間を過ごすことができました。

山の中でなんとか写真が撮れた子達をアップします。

ソウシチョウLeiothrix lutea

同上(別個体)

なんとか顔だけ確認できたアカゲラDendrocopos major

ホオジロEmberiza cioides ♂

そのあとは山頂に戻り、駐車場まで降りて下山することに。
森を抜け、民家のあるエリアまで降りてきた時にサプライズが。ブッポウソウEurystomus orientalisの番に会うことができました。





この電柱に巣箱が設置されており、それを活用するかどうか検討中のようでした。噂通り非常に警戒心の強い鳥なので、車の中から観察。かなり上空を気にしている様子で、一緒に上をみるとハシブトガラスCorvus macrorhynchosがよく飛んでいました。ブッポウソウは絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されている鳥。無事に繁殖してまた元気な姿を見せてくれることを望みます。

また、帰りの道中に旋回するサシバButastur indicusを発見。サシバといえば「里山の象徴」。そして猛禽類をみると、いつもいつも非常に興奮します笑



なんとか、目で終える範囲で撮影できましたが、AFは機能せずMFでやっと撮影。猛禽類をよく撮影されている人々の努力を肌で感じた一コマでした。

また、野鳥ではありませんがクサガメMauremys reevesiiを道路上で発見。しかも甲羅が30cm以上ある、なかなかの大物でした。


wikipediaを見て初めて知りましたがクサガメも絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されているそうです。また「日本へは昔、朝鮮半島から移入された」ともあり、これまたびっくり。知らないことっていっぱいありますねー。

ということで、吾妻山での野鳥観察種は以下のようになりました(cは声のみ確認)
コジュケイc、アオバトc、キジバト、カッコウc、セグロカッコウc、ツツドリc、ジュウイチc、 トビ、アカショウビンc、コゲラc、アカゲラ、アオゲラc、モズc、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガc、メボソムシクイs、ゴジュウカラ、ミソサザイs、トラツグミs、クロツグミs、コマドリs、コルリs、キビタキs、オオルリs、キセキレイ、イカルs、ホオジロ、ソウシチョウ


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