ラベル イタリアンウイスキー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル イタリアンウイスキー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年9月20日水曜日

BAR:神戸Bar岩田さんにて

神戸Bar岩田さんにて。

しばらく、BARの話題が続いておりますが悪しからず。
今月は出張が多くて、家でのんびりボトルを飲んで綴る時間を取れておらず・・・汗

そのうち書きますんでどうかお許しを笑

というよりも、それ以上にしっかり書いて残しておきたい素敵なBARと素敵な一杯との出会い。そっちの方が動機としては大きいですかね。


Aber Falls
アバーフォールズ

ウェリッシュ・シングルモルト
40%

こちらがアバーフォールズのオフィシャルサイト。

google mapより

ウェールズのウイスキーをいただくのはペンダーリン以来。2014年のことでした。

ウェールズにも今や8か所の蒸留所があるそうで。2000年に生産開始したペンダーリン蒸留所から始まり。そんなペンダーリンも2021年には第2の蒸留所となるスランドゥドノ(Llandudno)蒸留所を創業していますし。
※スランドゥドノは、一生かかっても読み方がわからない自信があります笑

今回いただいたいただいたアバーフォールズは2017年に創業開始した蒸留所で所有者はヘイルウッドワイン&スピリッツ社。


日本で見たことないなーって思いまして。こんなボトルがたまたまですが、座った席の前に並んでおりましたので、頼まないはずがない笑

ただ、マスターもおっしゃっていましたが、「かなり濃い」。のでハーフにしてもらいました汗

甘いです。蜂蜜かな。ただ濃い!笑

確かにこれはストレートで30mlはよう飲まんかもしれませんなー。面白かったですが。

って、Amazon、楽天市場ともに見つけました!しかもお手頃価格。これは試してみる価値ありですね。濃いですが笑

プーニ ソーレ / ノヴァ

イタリアン・シングルモルト
46% / 43%

こちらがプーニのオフィシャルサイト。

google mapより

プーニも「アルバ」が我が家にやってきたのは2020年のこと。

今回いただいた向かって左の「ソーレ Sole」はイタリア語で「太陽」を意味する言葉。1stフィルのバーボン樽で2年間熟成、その後ペドロ・ヒメネス樽で2年間熟成。

右の「ノヴァ / Nova」は、バーボン樽熟成後、1ヶ月間新樽で熟成。

どちらも若者ではありますが、よくできています。これは以前の「アルバ」の時にも思ったことですが、イタリア人の味覚は信用できる笑

個人的には「ソーレ」の方が甘味もより強調された印象で飲み応えがありましたね。




マスターのご厚意に甘えて、最後にオールド・スコッチの飲み比べをさせていただきました。


Glendrostan  8 Years Old / NV
グレンドロスタン 8年 / ノンヴィンテージ

スコッチ・ブレンデッド 特級
43%

1970年は割と普通に出回っていたブランドだそうですが、今回初めてお目にかかりました。
飲み比べをさせていただきましたが、オールディーズならではのアンティーク・シェリー感が程良かった。カティーサークのオールドボトルに比べるとシェリー感は薄めではありますが、古き良きってやつです。NVと8年では奥行きが全く異なりました。やはり熟成年数には抗えないものがあるなぁと改めて感じた次第です。


それでは皆さん、良い夜を。

D's Whisky Notes、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

2020年2月5日水曜日

Puni Alba


Puni Alba Batch04
プーニ・アルバ バッチ04

イタリアン・シングルモルト
43%
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー

今年はいろいろ新しい国のウイスキーに挑戦します。先月のフランスに続き、今月はイタリア。イタリア唯一の蒸留所・プーニ蒸留所がリリースしているシングルモルトから「アルバ」。

武川蒸留酒販売さんの説明が以下。
https://mukawa-spirit.com/?pid=148215921
アルバはマルサラの樽で2年、フィニッシュにアイラのスコッチウィスキーの樽で1年間熟成。アルバはイタリア語で「夜明け」の意味であり、スコットランド・ゲール語の名前でもある。このウィスキーはシチリア島の最高級マルサラ樽で2年間熟成され、アイラ島の厳選された樽で仕上げられている。イタリアの豊かでフルーティなフレーバーとスコットランド島の独特なスモーキーさが融合した調和のとれた味わい。 
-プーニ蒸留所-
プーニ蒸留所はイタリアに おいて 最初で唯一のウイスキー蒸留所で、2010年に設立された家族経営の会社です。 蒸留所は、イタリア、オーストリア、スイスの国境に位置しています。澄んだ高山の水、地元産の穀物、スコットランド産の伝統的な銅製ポットスチル、そして特注の熟成倉庫が、イタリア初のモルトウイスキーを生み出すための主な要素です。スコットランドの「生命の水」に対する大きな熱意と深い情熱により、Ebensperger家はプーニ蒸留所を建設。アルプス山脈の真ん中、オルトラー山脈の近くにある、ヴィンシュガウ渓谷のグロレンツァの小さな町の郊外に位置し、夏と冬の間にはかなりの気温差があり、これらの気候変動は成熟プロセスを大いに助けます。「イタリアの高地」は並外れたウイスキーを作るのに理想的 な場所と言えるでしょう。
穀物の栽培はヴィンシュガウ渓谷で長い伝統があり、 その特徴的な乾燥気候と低い降水量で、この渓谷は重要なライ麦栽培地域として知られていました。プーニ 蒸留所はマッシュビルで地元産のライ麦のみを使用しています。 蒸留所はその名前をヴィンシュガウ渓谷を流れる近くのプーニ川から取っています。イタリア産モルトウイスキーが初めてリリースされたのは2015年10月のことです。

プーニのオフィシャルサイトが以下。
https://www.puni.com/


蒸留所のこのマーク。六角形の真ん中に縦3本。なんだか日本酒の酒蔵マークみたいで面白い笑

イタリア語で「夜明け」を意味する"ALBA"。1日の始まりという意味で朝から飲む、なんてことはしませんが笑


ラベルに書かれた"THE ITALIAN MALT WHISKY"ってあたりにすごく気合を感じます。本気です。こちらのファミリー経営。


これは個人的にすごく驚いたことであり、感激したことでもあるのですが、コルクの中まで黒い。これにどんな意味があるのかは分かりませんが、ここにもプーニさんの気合を感じました。

マルサラワインは、シチリア島西部で作られる酒精強化ワイン(フォーティファイドワイン)。酒精強化ワインっていうのは、シェリーワインやポートワイン、マデイラワインと同じですね。

そのマルサラワインの樽で2年、その後アイラの正露丸くさーいウイスキー(じゃないやつかもしれませんが笑)をつけていた樽で1年。熟成して作られたのがこのALBA(アルバ)です。

着眼点も素晴らしいですよね。感服です。


果実ジャムがなんだかピーティーで塩っぱい
さて、テイスティング。

香り
ノージングは非常に強い。刺激的な樽・ワインの香り、フルーティ、白ぶどう、少しスパイシー


結構重たい果実ジャム、ざらめ、スパイシー、酢、後にピーティー、塩っぱい

余韻
塩っぱいピーティー、緩やかに桃に似たフルーツ感

ドロップ・アップ
樽とかシェリー(マルサラっていうべきですね笑)感が増す、フルーツ感は桃というよりもベリー系に近くなる、白ぶどうよりも紫のぶどうって感じ

こんな感じですかね。総じて「非常に美味い!」。おそるべしイタリアン笑

是非PUNIの12年ものに出会いたい。2015年ごろからリリースされているらしいので、まだまだ7年後ぐらいの話か・・・。気を長くして待ちます。





D:KSMT(Daisuke Kusumoto)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

D:KSMT official web site
https://kusumo10dice.wixsite.com/d-ksmt