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2025年3月16日日曜日

Jameson Black Barrel


Jameson Black Barrel
ジェムソン ブラック・バレル

アイリッシュ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:ペルノ・リカール・ジャパン


こちらがオフィシャルサイト。

伝統的な3回蒸留を踏襲するアイリッシュ・スムースのど定番ウイスキーである「ジェムソン」シリーズから今回はブラック・バレルをいただいております。

「ジェムソン」シリーズの生みの親であるジョン・ジェムソン(スコットランド・アロア出身)が1780年にアイルランドの首都・ダブリンにボウストリート蒸留所を創設したのは1780年。もともと同地にあった蒸留所を引き継ぐ形で創業したそうです。現在でもアイリッシュウイスキーとして世界一の売上を誇る同ブランドですが、ボウストリート蒸留所自体は1971年に操業停止。「ジェムソン」ブランドはジョン・パワー社に引き継がれ、その後1975年からは新ミドルトン蒸留所で生産されて今日に至ります。

今回の「ブラック・バレル」について、オフィシャルサイトでは以下のように説明されています。
最高級のセレクトバッチウイスキーです。複数の異なるバッチ(ウイスキー原酒、樽の種類、熟成年数)を組み合わせ、豊かで滑らかな味わいを引き出すように巧みにブレンドされたウイスキーです。風味豊かなピュアポットスチルウイスキーとスモールバッチのグレーンウイスキーを使用し、バーボン樽とシェリー樽で熟成しています。バーボン樽には、マスタークーパー(樽職人)の熟練の技によってチャーリングされた、「ブラック・バレル」と呼ばれる樽を使用。この「ブラック・バレル」による熟成が、豊かなフレーバーやアロマを生み出しています。

ジェムソン スタンダードと比較すると、ジェムソン ブラック・バレルはシングルポットウイスキーをより多くブレンドしています。 
なるほど。「ブラック・バレル」とは、チャーリングされたバーボン樽のことを指すようです。そしてスタンダード品に比べてシングルポットスチルウイスキーの割合が高いということが特徴のようです。


スムーズかつクリーミーかつピリッと切れ味
香り
クリーミー、バター、紅茶、焼き林檎、シナモン

バニラ、アーモンド、ウッディ、ほんのりスパイス

余韻
波は立たずスッキリしているがちょっぴり長め、ピリッとしたキレが心地よい

ドロップ・アップ(1滴加水)
スパイシーさは薄れるがウッディが前に出る。アイリッシュらしいオイリーな印象も出る。余韻は少し波立ち複雑さが増す


得点 B
流石にクオリティ高いですね。これでこの価格とは。単純に、個人的にジェムソンが好きだということもあり、エコ贔屓と言われるかもですが笑

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ジェムソン ブラック バレル 40度 箱なし 700ml 正規
価格:3,168円(税込、送料別) (2025/3/16時点)


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年1月30日木曜日

ウイスキー of the year の復習

はい、病み上がり(切ってはいない)のDです。

毎年の年末恒例となっている「ウイスキー of the year」ですが、思いの外多くの方々に閲覧いただいているようで。有難い限りです。

今日はこれまでの当企画の受賞ボトルたちを、備忘録的に(というか完全に自分のために)まとめておきたいと思います。結構、忘れてしまうので笑

◾️ボトル of the year
企画の中でも最も重要といいますか、根幹といいますか。過去の金賞、銀賞、銅賞をまとめておきます。

金賞
2013Bushmills Original
2014The Balvenie Signature 12年
2015The famous grouse celebration blend, decanter
2016Highland Park 18年
2017OCTOMORE ochdamr-mor EDITION:07.2
2018Blue Hanger 9th Limited Release(BBR)
2019Bunnahabhain MOINE
2020Redbreast 12年
2021Cragganmore 25年
2022Springbank Cask Strength 12年
2023Old Pulteney Single Cask 2006 16年(BBR)
2024Arran Private Cask for Whisk-e Ltd. 2014 / 3115 7年

まずは金賞。もはや自分でも意外なんですが、初代金賞はアイリッシュのブッシュミルズ オリジナル。他は2020年にレッドブレスト12年が受賞している以外はものの見事にスコッチですね。

銀賞
2013Benriach 12年シェリーウッド
2014The Naked Grouse
2015The Glenrothes Select Reserve
2016Johnnie Walker Green Label
2017Craigellachie 13年
2018Bruichladdich BERE BARLEY 2008
2019The Double Single (Compass Box)
2020Old Particular Braeval 15年(Douglas Laing)
2021Over An Islay Rainbow 2016
2022Glenmorangie Signet
2023Artist Collective Bunnahabhain 11年 2007
2024Lost Distillery Classic Selection Dalaruan

続いて銀賞。スコッチしかない笑

銅賞
2013Lagavulin 16年
2014Tomintoul 10年
2015Strathisla 12年
2016Royal Brackla 12年
2017Smokey Joe
2017The Glenlivet Nadurra First Fill Selection American White Oak Cask
2018Kininvie 17年
2018James Eadie’s TRADE MARK ‘X’
2019The Game Of Thrones “The Night’s Watch” Oban Bay Reserve
2020The Speakeasy Lowland Blended Malt(Douglas Laing)
2021The Naked Grouse
2022響ブロッサムハーモニー2022
2023THE SINGLE CASK FOR WHISKY LOVERS Caol Ila 2008 Aged for 13 Years 1st fill PX Octave The Blue Sky Label
2024The Perspective Series No.1 25年(Berry Bros. & Rudd)

そして銅賞。2017年と2018年は銅賞が2個あるので見づらいですが、こんな感じですね。2022年の「響ブロッサムハーモニー2022」が唯一のジャパニーズで他はこれまたスコッチ。

我ながら、ここまで偏っていたのか。。。でも、完全に嘘がないことははっきり言えますね。これはもう好みだから仕方がない。そんな中に入り込んだアイリッシュ2本とジャパニーズ1本が如何に偉業か!!笑

・・・まぁこんな企画が12年も続いていることが一番びっくりですが笑
健康に感謝ですね。


今回は「ボトル of the year」だけを確認しました。気が向いたら、他も見てみようと思います。(多分しないと思います笑)


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年12月27日金曜日

Jameson


Jameson
ジェムソン

アイリッシュ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:ペルノリカールジャパン

今年最後のウイスキーは、アイリッシュウイスキーNo.1売上のジェムソン。今までも何度も購入している超定番ボトルですが、今回はこのジガーやグラス欲しさに買ってしまいました笑




2020年8月にも購入してブログに綴っておりました。


1780年にJohn Jameson(ジョン・ジェムソン)氏によって作り出された、このアイリッシュ・ウイスキーの最高傑作の一つは、現在はミドルトン蒸留所で製造されています。元々はジェムソン氏がダブリンに創設したボウストリート蒸留所でリリースされた銘柄で、1971年の操業停止後ジョン・パワー社に引き継がれ、1975年からミドルトン蒸留所へと製造する蒸留所が移っています。

日本では近年のバスカーブームで、バスカーにアイリッシュNo.1売上を奪われてしまったジェムソンですが、世界では相変わらずぶっちぎりのアイリッシュNo.1ブランド。

こちらがオフィシャルサイト。

そんなジェムソンについて、改めてテイスティングノートを書き綴るつもりはございません(ごめんなさい)。

今年最後にジェムソンのウイスキーフロートを楽しみながらブログを綴っている次第です。


・・・やっぱテイスティングノート書いておこう。4年前とでは感じ方も違うだろうし笑


3回蒸留のこれぞアイリッシュ
香り
オリーブオイル、潮、青リンゴ、ビスケット、ろうそく

オーク、ハーブ、芝生、パン、バター、クリーミー、非常にスムース

余韻
程よい長さでキリッと切れる、柔らかい樽感、穏やかで落ち着いた着地

得点 88点
私の中で基準となる点数。ストレートでも飲みやすいですが、やはりウイスキーソーダがおすすめですかね。ジェムソン・ソーダはどんな体調の時でも飲める。OS-1みたいな存在です。今日ウイスキー飲めるかなぁ?って日の一杯目は是非ジェムソン・ソーダで自分の体調を見るのに使ってほしいですね。二日酔いの日でも飲めるwww まぁ、結局飲めてしまうんで。どうなんかな?笑

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ジェムソン 40度 箱なし 700ml 正規
価格:1,980円(税込、送料別) (2024/12/27時点)


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2024年10月14日月曜日

Jameson Single Pot Still

ようやく秋めいてきた10月。蚊が多くてやれません笑

さて、今回はアイリッシュについて。


Jameson Single Pot Still
ジェムソン シングル・ポット・スチル

アイリッシュ・シングルポットスチル
バッチNo.1 / 2023
Alc.46%
輸入:ペルノ・リカール・ジャパン

こちらがオフィシャルサイト。

構成原酒の熟成にはバーボン樽とシェリー樽に加えて、アイリッシュオークとヨーロピアンオーク、アメリカンオークの新樽が使われているそうです。

ジェムソンは、世界で一番売れているアイリッシュブランド。昨年、日本ではバスカーに抜かれてしまいましたが・・・。

ジョン・ジェムソン氏が1780年にダブリンに創業したボウストリート蒸留所で作られていた銘柄で、1966年にIDC(アイリッシュ・ディスティラーズ・カンパニー)傘下になり1971年に操業停止。その後ダブリンのジョン・パワー社に引き継がれ、1975年からは新ミドルトン蒸留所で生産されています。

ということで、この一本も新ミドルトン蒸留所で作られたものであることはほぼ間違いありません。当蒸留所の現オーナーがペルノ・リカール社。


シングル・ポット・スチル
シングル・ポット・スチルとは、一つの蒸留所(シングル)で作られたウイスキーで、ノンピートの大麦麦芽(モルト)と未発芽大麦(バーレイ)を主原料にオート麦やライ麦、小麦などその他の穀物が原料。モルトとバーレイはそれぞれ30%以上使用、それ以外の穀物は合計で5%以下という条件がありましたが最近はもうモルト・バーレイの比率が下がったレギュレーションに変わったとか変わってないとか。

「ポット・スチル」のため、単式蒸留器での蒸留も求められますが、蒸留回数は規定されていません。通常は3回蒸留でこのジェムソンも3回蒸留です。

有名な銘柄としては、ジェムソン同様に新ミドルトン蒸留所で生産されており私も大好きなレッドブレストなどがあります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

レッドブレスト12年(700ml)
価格:6,389円(税込、送料別) (2024/10/14時点)


私が思うところでは、独特のオイリーさ、重たさと複雑さがあります。このあたりがポット・スチル・ウイスキーの特徴かなと。


オイリーでジンジャー
香り
オイリー、オレンジの皮、花、メンソール、バニラ、ソーセージ


トフィー、若干ジンジャー、ウッディ、スモーキー

余韻
まったりと長い、若干スパイシー、オークのスパイス

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはよりリッチ。味わいはスパイシーが際立つがはちみつのようなニュアンスも。

得点 92点
うむ。これは美味しいですね。個人的にシングル・ポット・スチルが好き過ぎるのかもですが・・・。若いといえば若いのですが、良いバランス感覚と仕上がり。これは皆さん、飲むべきですね。ウイスキー割も吉。


https://amzn.to/4h62bxS

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2024年9月4日水曜日

WHISKY NIGHTでした!


cafe bar NICOさんにて開催させていただいているWHISKY NIGHTも今回で第3回。

上の写真は、今回の「ワンプレート」。毎回とてもボリューミーで有難いです。結構お腹いっぱいになります笑

そして、今回は「ウイスキーソーダのススメ」ということで、平たく言うと「ハイボール」について熱く語らせていただきました。

ジェムソンのハイボールはどんなに身体が弱っている状態でも飲めるんだよ、とね笑


こちらの写真はヒカル氏が注文された「ウイスキーフロート」。

特にシングルモルトあたりを、

・ハイボールにするにはもったいない・・・というかちゃんとウイスキーを味わいたい
・だけど暑い
・爽やかに炭酸水でスッキリ飲みたい

と言う時にお勧めなのがこのスタイルです。

まだまだ暑い日が続きますので、皆さんもウイスキーソーダを楽しみながら、体調管理には気をつけつつ頑張っていきましょう。

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ジェムソン 40度 箱なし 700ml 正規
価格:1,870円(税込、送料別) (2024/9/4時点)



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2024年4月29日月曜日

Dunboy


Dunboy
ダンボーイ

アイリッシュ・ブレンデッド
ノンチルフィルタード
Alc.40%
輸入:コルドンヴェール

こちらがオフィシャルサイト。

Dunboy Irish Whiskey pays homage to Dunboy Castle, which was built to guard the harbour town of Berehaven in the south-west of Ireland, before coming under seige and being left to ruin in 1602.

ダンボーイ アイリッシュ ウイスキーは、アイルランド南西部の港町ベレヘブンを守るために建てられ、その後 1602 年に包囲されて廃墟と化したダンボーイ城に敬意を表しています。

Dunboy is a hand-crafted blend of the finest Irish grain and malt whiskeys, Triple distilled and matured in first-fill bourbon casks to produce a beautifully smooth Irish Whiskey.

ダンボーイは、美しく滑らかなアイリッシュ ウイスキーを生み出す、三回蒸留とファーストフィルバーボン樽によって熟成された最高級のアイリッシュグレーンウイスキーとモルトウイスキーを手作りでブレンドしています。

AROMA
Chocolate, almond and green fruit with a lingering sweetness.

香り
チョコレート、アーモンド、グリーンフルーツの香りが長く続く

TASTE
Vanilla and caramel toasty character with a slight spiciness.

バニラとキャラメルのトースト感、わずかなスパイシーさ
VIADUCT SPIRITS & WINES(ヴィアダクト・スピリッツ&ワインズ 以下VSW)による説明が上記の通り。

VSWは他にもアイリッシュの銘柄で"Bold Thady""Wild Rambler"、そして"Bad Ass""Grave Diggers""Pickup Truck"というバーボンのブランドを所有しています。

Google Mapから

会社はアイルランドのコークにあるようです。


さて、そんな感じでなかなか日本では聞き馴染みのない銘柄ではありますが、コルドンヴェール輸入ということで案の定、やまやさんで先日購入してきた次第です。2000円前後という手の出しやすい価格で、「最近アイリッシュ買ってないなぁ」という反省もあり購入いたしました。



若さが否めないアーモンド&オイル
香り
アーモンド、オイル、ビスケット

麦、紅茶、バニラ、苔、スパイシー

余韻
程よく長い、ヒリヒリ、アルコールのアタック感

得点 60点
決して美味しくないことはないです。が、アルコールのアタック感や後に残るヒリヒリは私はやや苦手。

オイリーなニュアンスが感じられるのがアイリッシュらしくて評価できる部分かなと思います。もう少し熟成年数が経った状態があれば楽しめそうです。


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2023年12月24日日曜日

Busker Blended


Busker Blended 
バスカー ブレンデッド

アイリッシュ・ブレンデッド
40%
輸入:ウィスク・イー
バスカー アイリッシュウイスキーは、アイリッシュの魅力であるトロピカルフルーツフレーバーが味わえるウイスキーで、バーボン樽、シェリー樽、マルサラワイン樽の3種の樽を贅沢に使用しています。
また、バスカーを構成する3タイプのウイスキー(シングルモルト、シングルポットスチル、シングルグレーン)のうち、味わい豊かなシングルモルトとシングルポットスチルの構成比の合計が、一般的なアイリッシュに比べて高く、マルサラワイン樽も老舗トップブランドの「フローリオ」の樽のみを使用しています。
このマルサラワイン樽に由来する華やかなフルーツのアロマと柔らかな甘味が加わることで、なめらかでトロリとした口当たりがあり、スタンダードのアイリッシュでは感じられないワンランク上の味わいがお楽しみいただけます。
「2023年を代表するウイスキー」と言っても過言ではないと思いますね。バスカー。日本での人気ぶりはまさに異常な状況で、製造元であるロイヤルオーク蒸留所もなぜこんなに日本で売れているんだ!?という状況だそうです。

なんでも、世界中の売り上げのおよそ半分が日本に集中しているそうです。恐るべし、ウィスク・イー。

最近はスーパーやドラッグストアなどでも普通に取り扱われていますよね。

それまで日本でも一番人気だったアイリッシュ・ジェ○ソンを抜いてしまったそうで・・・怖い笑

そんな飛ぶ鳥を落としまくっているバスカー。

実際飲んでみると、なるほどなーって納得しますわ。この値段でこの味わいかってね。

バスカーを作っているロイヤルオーク蒸留所は、旧称ウォルシュウイスキー。そう、かの"The Irishman"(ジ・アイリッシュマン)"Writer's Tears"(ライターズ・ティアーズ)を作っている蒸留所です。バーナード・ウォルシュ氏が創設。アイルランド南東のカーロウ州に2016年オープン。

ロイヤルオークというのは蒸留所が所在する地名だそうです。

https://royaloakdistillery.com/

フォーサイス社製のポットスチル3基、コラムスチル1セット。地元産のノンピート麦芽で2回蒸留のモルトウイスキー、3回蒸留のポットスチルウイスキー、他にグレーンウイスキーを生産。

なるほどね。調べれば調べるほど好きになるわ笑

特にWriter's Tears(ライターズ・ティアーズ)の美味しさについては先日も述べたところでして。

これはね、ペルノリーカル・ミドルトン蒸留所は割と本気を出さないと日本での復権は厳しいですな。一時的な人気ではない。その品質に裏付けされた人気の高さがバスカーシリーズにはありますわ。

まぁ、生産量の全体像を見れば、ミドルトン蒸留所が本腰上げる必要は今のところないでしょうが。

そもそもジェ○ソンとは味わいの方向性が全く違いますからね。

3回蒸留でライトな味わいを限りなく表現しているジェ○ソンに対して、同じ3回蒸留でもバスカーはかなり味が濃い。

若い樽のエッジが色濃く、それでいて心地よく感じられます。

スコッチに慣れており、かつハイボール文化の強い日本人には特に合うはずです。なるほどね。納得しました。



スパイシーが際立つフルーツ&チョコレート
香り
オーク、ジューシーなフルーツ、ハチミツ、干し草

ミディアムボディ、チョコレート、バニラ、スパイシー

余韻
短めだが十分、ライト、少しヒリヒリする

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは若干ペッパー感が増す。味もホワイトペッパーなスパイス感が加わり、シナモンやアニスも。余韻はかなりヒリヒリ。

おそらく、ストレートもしくはハイボールが最適。ロックはあまり相性が良くない気がします。

ハイボールにしても甘味のエッジが強く、「甘くて美味しいウイスキー」という印象がずっと残る。これは恐ろしい笑

レーダーチャート

結構、偏った印象になりましたね。スパイスとフルーツ(トロピカル)が多めで他は満遍なく高め。ただしフローラル、スモーク、ピート、ハーブはほぼ0に近いというのが特徴的。

得点 80点
あまり高得点でないなーって思われるかもしれませんが、価格帯を考えると十分に及第点。買う価値あり、でしょう。




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