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2025年5月31日土曜日

BAR:広島The Bar Top NoteⅢさんにて

広島The Bar Top NoteⅢさんにて。


最近は、美味しいウイスキーをいただき過ぎて・・・笑
あまりBAR情報を書いてなくてすいません。これは怠慢ですね、反省。

しかし、それはともかく今回は書いておかないといけないなぁって思って書いてます。んー、我ながら無神経がすぎる笑

憧れのTop Noteさんにようやく参ることができました。オーナーバーテンダーの野間さんはSAKURAOのアンバサダーもしていただいておりますが、Royal Bracklaのアンバサダーでもあります。そんな野間さんからおすすめいただいて、ロイヤルブラッラ21年をストレートでいただいてみたわけですが・・・。

飲む前からこの目の前に飾られたロイヤルブラックラたちの美しいことよ。何、このオブジェ笑 美しすぎるだろう。。。

こちらがロイヤルブラックラのオフィシャルサイト。

12年や18年はこれまでいただいたことがありましたが、今回大人の力も使いつつ21年ものをいただきました。改めて野間さん、そして我が社の会長ありがとうございました!!

ロイヤルブラックラ蒸留所は、スコッチの蒸留所初のロイヤルワラント(日本で言うところの王室御用達)を授かった蒸留所。1835年にまで遡ります。

そして蒸留所の近くにはシェイクスピアの『マクベス』に登場するコーダー城もあるという、何かと話題に欠かさない蒸留所なんですよね。

現在のマスターブレンダーであるステファニー・マクラウド氏は、デュワーズブランドを総括するブレンダーでありバカルディ社参加のブレンドを手がける人物。そんなステファニー女史がロイヤルブラックラも手がけている訳ですが、これがまた本当に美味しい。

アメリカンオーク樽で熟成後、ペドロ・ヒメネスシェリー樽、オロロソシェリー樽、パロ・コルタドシェリー樽でフィニッシュ。

単純な表現で申し訳ないのですが非常にエレガント。シングルモルトとは思えないくらい、良い意味でブレンデッドなんじゃないかなって勘違いしてしまうほどのバランス。妙に突出している要素がなく(ほぼノンピートでありバランタインなどと比べるとピートの要素は皆無に近い)、ラグジュアリーな雰囲気を全面に纏い、これは個人的な感想ですがこの半年以上で間違いなく一番素敵な時間を過ごさせてくれた一杯です。それは、Top Noteさんという環境も相まってのことだとも思いますが。

余韻の長さもなかなかで、このウイスキーの美味しさを否定できる人がいるのであれば、ぜひ話をじっくりうかがいたいものです。長くなりますよ笑

改めて野間さん、そして我が社の会長ありがとうございました。

こういう出会いがあるからウイスキーはやめられません。もう虜です笑


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年5月3日土曜日

Ballindalloch Vintage Release 2015


Ballindalloch Vintage Release 2015
バリンダルロッホ ヴィンテージ・リリース 2015

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:2015年
瓶詰:2024年
ノンチルフィルタード
Alc.50%
輸入:ウィスク・イー

2014年創業。オーナーなバリンダルロッホ城の城主であるマクファーソン・グラント家。原料の大麦は敷地内で収穫したものを100%使用。伝統的な屋外ワームタブ方式で冷却。グラント家は1923~65年までクラガンモア蒸留所の共同経営者だったそうで、スピリッツセイフはクラガンモアのお古をディアジオ社からプレゼントされたものだそうです。


こちらがオフィシャルサイト。

Google Mapから

このバリンダルロッホ ヴィンテージ・リリース 2015は、日本市場向けのエクスクルーシブ・ボトリングで、日本では初のオフィシャルボトル。限定2500本だそうです。

1stフィルとリフィルのバーボンバレルで熟成された原酒がヴァッティングされています。

昨年のどこかのウイスキーフェスで、ウィスク・イーさんに試飲させていただいて非常に美味しかったのを覚えていて、今回ボトルをお店で見かけて反射的に購入しました笑

まずはこのボトルの形がとても良い。


丸みを帯びた四角形に近いフォルムがキュッとなっていて、なんというか美しくも力強い印象を受けるボトルデザイン。ラベルは白を基調として金色と黒文字がバランスよく配置されていて、なんだか目に優しい笑


現在、シェリーカスクのカスクストレングスというボトルも日本市場に入荷されているようです。

甘く穀物感が強い骨太なスペイサイドモルト
香り
穀物、バニラ、レモン、青い芝生

麦、キャンディ、ハチミツ

余韻
ライトボディに見せかけて膨らみがありやや長め、アルコールのヒリヒリ感強め

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは穀物の上にシロップが絡まる。味は香ばしさが増してビスケット。ヒリヒリした印象はおさまらないが後切れは良くなる


評価 B
ギリギリBと言ったところでしょうか。9年熟成はされているようですが、まだ若い印象は否めないかなと。ボトリングがAlc.50%というのもあって力強さが逆の意味で目立ってしまっているような感じ。

とは言っても出来はとても良いと思います。新興蒸留所とはとても思えない、さすが本場スコッチですね。

今後の動きに期待が持てる蒸留所です。

最後の写真はボトルの包み紙なんですが、これは憧れますね。クシャクシャになってしまうけれど、とてもおしゃれ。とりあえず我が家のウイスキーラックに飾っておきます笑

Amazon、楽天市場ともに出品が見当たらなかったので、武川蒸留酒販売さんのリンクを貼らせていただきます。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年4月27日日曜日

The Deacon


The Deacon
ザ・ディーコン

スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:ペルノリカールジャパン

こちらがオフィシャルサイト。

2024年4月に発売されたブレンデッド・スコッチ。ペルノリカールにとっては、シーバスリーガルやロイヤルサルート、バランタインに次ぐ久しぶりのレギュラー・ブレンデッドと言うことで、積極的なプロモーションを展開されていました。

あえて年代、ブランド、カテゴリーにとらわれずに、新感覚な味わいを追求し、スコットランドの歴史あるアイラ島とスペイサイドのモルトウイスキーを含む、厳選されたウイスキーを使用したプレミアムブレンデッドスコッチウイスキーです。スモーキーなのにフルーティー、新感覚の味わいをお愉しみください。
スモーキーなのにフルーティーなブレンデッドと言うのが「常識破り」なのかどうかはさておき、確かに面白い味わいです。何というか「ドンシャリ」と言う感じでミドルがなくハイとローがはっきりと前に出てくる感じ。

ペスト(黒死病)マスクとスコットランド国旗が描かれ、全体が銅色に塗られた金属的なボトルデザインも唯一無二の感じで非常に印象的。


ボトル背面に象られている"AQUA VITAE"も意味深。


こちらの記事が非常にわかりやすく説明してくれています。

ペルノ・リカール・ジャパン株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役社長:トレイシー クワン)では、日本初上陸のプレミアムブレンデッドスコッチウイスキー「ザ・ディーコン」を2024年4月15日(月)に展開企業限定で新発売します(※1)。

「ザ・ディーコン」は、伝統やカテゴリー、熟成年数といったウイスキーの既成概念を解き放ち、新たな味わいを追求した商品です。スコッチウイスキーはスコットランドの地方それぞれの風土が味わいの個性を形づくり、中でも名高い生産地がアイラ島とスペイサイド地方です。「ザ・ディーコン」は、そのアイラ島とスペイサイドのモルトウイスキーを含む、厳選されたウイスキーをブレンドし、アイラモルトの特徴的なピートスモークの風味に、スペイサイドモルトの焚火のようなスモーキーさが加わり、スモーキーさとフルーティーさを併せ持つ、複雑でリッチな味わいに仕上げています。この常識破りの味わいは、ストレート、ハイボールはもちろん、モダン・クラシックカクテルまで、あらゆる飲み方でお愉しみいただけます。

また、伝統的な銅製ポットスチル(蒸留器)を模したコッパーカラーに輝く美しいボトルも「ザ・ディーコン」の特徴の一つです。“DEACON(ディーコン)”はスコットランド語で「熟達で堪能な名匠」を意味し、ボトルの銅の装飾(※2)は銅製ポットスチルと作り手の職人技への敬意を表しています。ボトルの中央には、14世紀の高度な医学が未発達だった時代に最前線で治療を行う「ペスト医師」が描かれ、その崇高な姿は「ザ・ディーコン」を象徴しています。

ぜひ、「ザ・ディーコン」のスモーキーなのにフルーティーな、新感覚な味わいをお愉しみください。

(※1)2024年4月15日(月)から弊社出荷開始。お取扱い開始日は各お取扱い企業様によって異なります。
(※2)ガラス瓶に電気めっきを装飾
ペルノリカール社が所有するシーバス・リーガルやロイヤルサルートがほぼノンピート、バランタインがバランス感覚の優れたブレンデッドであるのに対して、このザ・ディーコンはピートにも触れながら甘いと言うまったく新しいカテゴリーを提供している商品のように思われます。


ドンシャリ、甘い香りとは裏腹に味わいはスモーク
香り
オレンジ、青リンゴ、ブラックベリー、ドライプルーン、ビスケット、タバコ、煙

スモーク、苔、ウッド、バニラ、りんご

余韻
マイルドに落ち着いてやや長め、スモークが鼻から抜けていく、フルーティな甘みが広がる

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはより泥炭、潮。味はスモークが増しウッディでアルカリ性の滑りも感じる舌触り。余韻は少し弱くなる印象

評価 B
これはかなりアリ寄りのあり。ただし、香りのフルーティさが味わいではあまり感じられないのは個人的にはマイナス要素。ハイボールは非常に美味しく飲めました。

まぁ、散々話題になっている商品なので今更ですが、お勧めできる一本です。是非。

https://amzn.to/4jq1qjN

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2025年4月13日日曜日

Nikka Frontier


Nikka Frontier
ニッカ フロンティア

ワールド・ブレンデッド
Alc.48%

こちらがオフィシャルサイト。
ニッカの原点、余市蒸溜所のヘビーピートモルトをキーに採用。心地よいスモーキーさが、クセになる。薫りも味わいも、しっかり濃厚で満たされる。

テイスティングノート
香り
樽熟成香とマーマレードを思わせるフルーティーさ、しっかりとしたモルト香と心地よいスモーキーさが広がる。

味わい
スムースでコクのある飲み口、熟した果実の甘さをピートのビターが引き締める。

余韻
柔らかなオークを伴い甘さが続く。
オフィシャルサイトにはBar BenFiddichのオーナーバーテンダーである鹿山さんの考案レシピなども掲載されていて面白いですね。


さて、このボトルが発売されたのは昨年10月。満を持して発売されたわけですが、話題性や手に取りやすい価格設定もあり大変好評な売れ行きで今月から一時的に業務用向け専売商品に切り替えられています。一応、秋頃には再び量販向けにも開放されるようです。

ニッカの人気商品である「フロム・ザ・バレル」のお手頃価格バージョンとも取れそうなこの商品ですが、より余市のスモーキーな原酒をしっかり味わえるように作られているように感じます。

と言ってもフロム・ザ・バレルを飲んだのは2013年12月が最後なのではっきりとした比較ではないですが。

フロートハイボールをお勧めの飲み方として紹介しているのもなかなか面白いですよね。まずは、ストレートに近い状態でしっかり味わってほしいということなのかなと。


力強さと飲みやすさ、スモーク+焼きリンゴ
香り
モルティ、樽、キャラメル、スモーク

焼きリンゴ、ハチミツ、トースト、ピート、紅茶

余韻
スムーズで穏やか、木の蜜みたいな甘い余韻が続く

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは赤い果実感が出てくる。味はより柔らかくスムーズでピートが薄れる。余韻も薄まり骨格が崩れる印象

評価 B
この力強さと飲みやすさの融合は、まさにブレンディングの妙じゃないですかね。余市由来と思われるスモーキーさから連想される「火の通った果物」。アルコール度数もやや高めにボトリングされている中で、このスムーズさを実現できているところは流石です。

500mlで2000円なので、700ml換算で2800円。コスパ的にも悪くないと思います。・・・ま、そんなこと言うまでもなく売れてますがね笑

ブレンデッド・ウイスキーの底力を再確認させてくれるような一本。これは買っておいて良かった。


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2025年4月2日水曜日

Sam Barton Aged 5 Years


Sam Barton Aged 5 Years
サム・バートン5年

カナディアン・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:コルドンヴェール

早いものでもう4月。ソメイヨシノも開花して見るからに春ですねぇ。

さて、今回は何年ぶりかのカナディアン。ラベルに描かれているのはヘラジカの雄で間違い無いでしょう。以前、シカゴに行った際にオグロジカの雄に遠くで威嚇された経験はありますが、こんなヘラジカみたいな鹿だったら太刀打ちできてなかったでしょう汗


こちらが2017年10月撮影のオグロシカ雄。鼻息がすごかった汗

そしてこちらのwikipediaがヘラジカ。サイズが恐ろしい・・・

アメリカ大陸では"Moose"と呼ばれているそうです。こわやこわや。


ボトルの裏ラベルには以下のように説明書きがされています。

A five-year maturation offers woody and floral notes to this Whisky, with hints of vanilla. 
5年間熟成させたこのウイスキーは、木の香りと花の香り、そしてほのかなバニラの香りがします。
翻訳はGoogle翻訳によるもの。余談ですし、何故かの上からですが、Google翻訳のクオリティが格段に上がりましたよね!?笑 修正する必要があるポイントがかなり減った気がします。特にこれまで言語化しにくかった"hint"を「ほのかな」と訳すあたり、レベルがかなり上がっている気がしますね。


カナディアンらしいカナディアン
香り
メロー、春の白い花、ウッディ

スムーズでほのかにウッディ、バニラ、ろうそく

余韻
滑らかな舌触りで余韻は長くなく非常にさらっとしている、アルコール感がなく穏やか

評価 C
ということで可もなく不可もなく。とてもカナディアンらしいカナディアンですね。

5年という歳月を感じさせるのはこの飲みやすさか。個性のなさがかなり際立っていて、逆に面白い。カナディアン入門編としてはお勧めできる一本ですね。変な癖が全くない。カナディアンクラブやクラウンローヤルに通じる要素を存分に感じますし、それら以上に癖がない点が実に興味深いです。これをソーダ割で飲むと、すっきりし過ぎてわけわからん感じがします笑 

アイリッシュのジェムソンの方が煩い感じがする、と思わしてくれるあたりがカナディアンの妙ですね。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

サム バートン 700ml 40度【5,000円以上送料無料】
価格:1,408円(税込、送料別) (2025/4/2時点)


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2025年3月22日土曜日

Glenturret Peated Edition


Glenturret Peated Edition
グレンタレット ピーテッド・エディション

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
バッチNo.3
Alc.43%
輸入:コルドンヴェール

南ハイランドに位置する「タレット川の谷」を意味するグレンタレット蒸留所。1763年創業というのは現存するスコッチウイスキー蒸留所で最古。当初は所在地の地名であるホッシュ蒸留所という名前だったのが、19世紀後半に現在の名前に改名。

ギネスブックにも掲載されたウイスキーキャット・タウザーでも有名。彼女は1963年-1987年に生きた同蒸留所のウイスキーキャット(大麦を食べる鼠や小鳥をターゲットとして狩りをする猫)として活躍し、その生涯で28,899匹のネズミを捕獲したことでギネスブックに登録されています。

エドリントングループの「フェイマスグラウス」のホーム蒸留所となっていたが、2019年にスイスのアート&テロワール社へ所有者が移行したことで雷鳥のオブジェなども撤去され現在に至ります。現在のオーナーは同社の傘下としてグレンタレット・ホールディング社(ラリックグループ)が所有している蒸留所となっています。


洋梨+シトラスがピートと重なって程よい余韻
香り
洋梨、シトラス、ミント、干し草、ビスケット、土

やわらかくも骨太なピート、バニラ、パン

余韻
程よく長い、少しゼスティ、フルーティーな香りが心地よく抜けていく

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは土や泥炭のニュアンスが強まる。味はウッディさが増して甘さが控えめになる。余韻は相変わらず程よく長いがゼスティさが増す


評価 B
※「得点」という言葉を「評価」に改めました

若いといえば若いんでしょうが、味わいはまとまりがしっかりしていて本当に良くできたボトルだと思います。なんというか「綺麗」。

ハイランドやスペイサイドのピートって、独特の土感があるんですが、このボトルはその土感がいい意味で薄くてやわらかい印象です。フルーティさが際立っていて良いですね。これの10年や12年ものが飲みたいなぁ。

https://amzn.to/4kOchVY

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2025年3月18日火曜日

BAR:福山 船町WHISKYさんにて



Dà Mhìle Organic Springbank 1992
ダ・ミレ オーガニック スプリングバンク1992

スコッチ・シングルモルト(キャンベルタウン)
Alc.46%

瓶詰は2000年。ということは8年ものという認識で良いのかな。いや、7年もののようです。以下のサイトが非常にわかりやすく紹介してくれています。

現在ではよく聞くフレーズの「オーガニック」。オーガニック・ウイスキーというものでは、スコッチのノックニーアンとかも有名ですね。そのオーガニック・ウイスキーの先駆けというのが、このスプリングバンクだということでマスターに出していただきました。やっぱりスプリングバンクって恐ろしいですねぇ。

オールドボトル特有の抜け感は否めないなぁと思いましたが、オーガニック由来なのかな??麦の感じがしっかり感じ取れて、非常に良い印象(とても上から目線www)。

貴重なボトルをいただけて本当に感謝感謝です。



SMWS No.1.88
スコッチモルトウイスキーソサエティNo.1.88

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:1966年12月
瓶詰:1998年9月
熟成:31年
Alc.49.8%

ソサエティのNo.1蒸留所というとグレンファークラスだそうです。このボトルは1998年瓶詰のこれまたオールドボトルですが、なんとも感動的な。飲みながら何度か泣きそうになりました汗

これ以上に言える言葉が見つかりません。多分、飲んだら泣きます笑

福山に行かれた際は是非、船町WHISKYさんへ。


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2025年3月17日月曜日

BAR:松山Bar Con Almaさんにて


松山Bar Con Almaさんにて。

はだか麦ウイスキー ひめの琥珀

ジャパニーズ・グレーン
Alc.63%

ひとまず、「グレーン・ウイスキー」というカテゴリーにさせてもらってます。愛媛県産のはだか麦を使って、新潟の吉田電材蒸留所さんで蒸留したウイスキーだそうです。

オフィシャルサイトはこちら。

商品に関する詳細情報は上のURLから確認ください。

私が個人的に記述したいな、と思ったのはこのウイスキーの余韻の面白さです。

ウイスキーの余韻は通常以下のように私は勝手に分けています。

①最初ぐわっと来て、スッと穏やかに落ち着いていく
②波が2段階で押し寄せる
③波が3段階で押し寄せる

上記の3つに加えて、「長さ」という概念がまた別で加わりますが、概ねこの3つでこれまでは整理することができました。

しかし、今回いただいたはだか麦ウイスキーは、余韻が「螺旋状に落ちていく」という新たな境地を味わうことができました。

波がないという点では、上記の①に似ているようにも捉えられますが、①はあくまで2次元的で、直線的なもので最初上がって徐々に下降線を辿るようなグラフが描けます。それに対して、「螺旋状に落ちていく」というのは、かなり立体的、三次元的な表現です。

これは是非、一度飲んで味わってみてほしい余韻です。味わいも決して悪くないです。どちらかというとちょっとオイリーなアイリッシュに近いような、麦感をしっかり感じられる重厚な味わい。熟成年数の若さは否めませんが、味としてはしっかり乗っていると思います。

そしてその特徴的な「螺旋状に落ちていく」余韻です。かつ、ドロップ・アップ(1滴加水)すると、その螺旋が階段状になり、まさに螺旋階段です。

わかるかなー?笑

ま、そんなはだか麦ウイスキー、お目にかかった際はぜひ楽しんでみてください。


それでは皆さん、良い夜を。

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