2016年5月26日木曜日

そろそろ梅雨ですか。

どんより曇り空が続いて、自称晴れ男ですが、雨に打たれてしまいました。

さてと。福岡のバーでのウイスキー2杯の話を。


右から。
Tomatin 19 yo Small Batch WM Cadenhead
トマーティン 19年 スモールバッチ ウィリアム ケイデンヘッド
ウィリアム ケイデンヘッドさんが出しているトマーティンの19年もの。何年のかは失念しました。失敬。

ヘザーナッツな感じもありましたが、印象的だったのはフローラルな香りと味。春のお花畑(背が低い植物の)のような不思議な感覚を味わいました。何年か前に訪れた世羅町の一面の芝桜の風景みたいな印象です。素敵。

左は、
Linkwood 26 yo THE SCHOOL OF MALT Dave Broom
リンクウッド 26年 ザ・スクール・オブ・モルト (デイブ・ブルーム)
世界的なウイスキー評論家であるデイブ・ブルームが樽を厳選し、その蒸留所の特徴がよく表れているものを瓶詰めしたシリーズだそうです。53度もあったっけ・・・??

さて、リンクウッドという蒸留所は初めて飲むものでした。シェリーバットで26年熟成されたこのウイスキー。香りはというと果実味が重く濃厚。味わいはこれがまた不思議。苺ジャムみたいな味。のどごしや舌触りもなんとなく重くて、液体じゃないみたい。どうやったらこんなウイスキーが出来てしまうのか。不思議なものをいただいて、また新たな窓を開いたそんな夜でした。サンクス。

2016年5月22日日曜日

素敵な日曜日の夕焼け

朝日と夕日だったら、朝日が好き。だけど朝焼けと夕焼けだったら夕焼けが好きかなー。

ということで、今日はCafe & Bar Kanayama Baseさんでライブでしたよ!
お越しくださったみなさま、対バンしていただいたキタムラリョウさん、川村ケイタさん、そしてCafe & Bar Kanayama Baseさん、本当にありがとうございました!とっても楽しい1日になりました。


写真はマスターに撮影していただいたもの。今日のセットリストは以下のとおり。

1.歓喜の歌
2.美しいひと
3.いま、きみと三人
4.Tomintoul
5.土佐日記
6.Happy

対バンしたキタムラリョウさんは大阪、川村ケイタさんは千葉から来られたお二人であります。なんだかカフェではなくバーな面を見させてもらったそんな日曜日でした。大人の素敵な弾き語りって感じ。一言一言が身に沁みます。

さて、Cafe & Bar Kanayama Baseさんでは次回7月31日(日)に、Hossuy主催イベントに参加させていただくことになりました!!これまた、ぜひみなさんよろしく。

Hossuyにはずーっとお世話になってます。今後も末永くよろしくです!

P.S.今週のウイスキー
Chivas Regal Revolve シーバス・リーガル リヴォルヴ


Revolveとは「回転する」ってこと。スライムみたいな丸いボトルの底面中央に突起があって、それを軸に回転させることができる不思議なボトル。飲み終わったら息子のおもちゃになること間違いなし!笑

さて、内容はというとシーバス・リーガルさんの(ネットによると)17年ものが入っているそうな。シーバスといえば、キーモルトのストラスアイラ。林檎のようなまろやかな甘みが癖になるシングルモルトですが、このリヴォルヴにもそのストラスアイラの要素を感じることができます。でもスパイシーな面も結構強く出ていたり、ちょっぴりピーティーだったりと、これは美味いわ。

何よりもボトルが回せるって楽しい笑

気づけば回しちゃってるもんね。あ、回すときは机の上とかでやりましょう。
カーペットとかだとボトルが沈んでしまってうまく回りませんので。底が軽く浮いている状態が大切です。回していると息子もとても喜んでくれます。まっこと素敵なお酒です。

2016年5月18日水曜日

Signatory Vintage GLENBURGIE 1995(19 Years)

昨日はアオバズクっていう夏に日本にやってくるフクロウが裏山で鳴いて、「夏が来た」って思ってたら、今日はなんかとても肌寒い・・・。自転車こいでたらちょうどいい具合だけども。乗り始めが寒い。

今日は、いきなりですが今週のウイスキーについて。
Signatory Vintage GLENBURGIE 1995(19 Years)
シグナトリーヴィンテージ グレンバーギ 1995 (19年)


ボトラーズもの。シグナトリーというのは、1988年創業の比較的新しいインディペンデントボトラーズ。現在はスコットランドの首都エディンバラに事務所がある、スコットランドのボトラーズです。

今回のボトルの詳細は以下のとおり。

蒸留所:GLENBURGIE グレンバーギ
蒸留:1995年6月13日
瓶詰:2015年4月17日
樽:ホッグスヘッド
樽No. :6473+6474
ボトルNo. :440
度数:43度
ナチュラルカラー・ノンチルフィルター

以前からバーでは結構飲んでいるボトラーズ会社だと思います。酒屋さんとかでもよく名前も見かけるし、ボトラーズの中でもメジャーな方かと。

さて、今回のボトルの感想はと言うと。本当に美味。
まず香りから爽やかなフルーティー。シナモンとかチョコのニュアンスもある。口に含むと、やはり爽やかにみかんの皮とか梨を連想させるフルーティーがぶっ飛びます。のどごしはとても柔らかく、すっきりとしています。あとを引かない感じ。潔い。口の中に残る甘みはやっぱみかんの皮って感じかなー。総して「みかんの皮」ってことで。いや、美味い!ってことですからね。

何杯か飲んだときのお口直しとかにも良さそうです。上品な女性的なウイスキーだと思います。

グレンバーギは、かの有名なバランタインの主要モルトの一つでもあるそうな。さすが、バランタインさんですわ。

2016年5月14日土曜日

大事なことはすぐ忘れる

今日はこれを言おう、このことを話そう、ブログで書こうとか徒然に思うけども、大抵忘れてしまう。生まれつき忘れやすい性分です。

そのわりにどうでもいいことは鮮明に覚えてて、何度でも同じ話を繰り返す。酒を飲んでいなくても笑

そんな性格が、案外音楽に向いているような気もする。何回聴いたり弾いたり歌ったりしても飽きない。繰り返しが気持ちよくなってくる。

そう。音楽といえば、大学生の頃になくしてしまった大事なCDがあって、どうしても見つからないので、ネットで中古で買うことにしました。もともと中古で買ったものだったし・・・。

それがTHE BLUE HEARTSの『EAST WEST SIDE STORY』というベストアルバム。


ブルーハーツといえば、初期の「リンダリンダ」とか「TRAIN TRAIN」とかがどちらかというと有名で人気なんですが、このアルバムは初期のメルダックというレコード会社から、イーストウエスト・ジャパンっていうレコード会社に移った後期の傑作たちが集まった一枚。「情熱の薔薇」とか「夢」とか「1000のバイオリン」とか入っているわけです。

このアルバムを無くしてから5年以上が経ちました。どうしても「夜の盗賊団」が聴きたくなって、どうしようもなく購入。


やっぱり5月はね、この歌を口ずさんで夜風浴びながら散歩しないといかんわけですよ。
僕はビールがあまり好きじゃないからビール飲みには行かないけどね。そこはウイスキーですよ。このアルバムを中古でamazonで手にいれたわけですが、中古なのに新品みたいなのが来てびっくり。もともと持っていたやつより綺麗www

CDを中古で買うとか言うと、とある友人に説教くらいそうだけどもね。そこは愛嬌ということで。

あ!そういえば告知。

5月22日(日)Cafe&Bar Kanayama Baseにてライブいたします。

「カフェと音楽と人のイイ関係シリーズ」

17:00〜 no charge(投げ銭)
出演:キタムラリョウ / 川村ケイタ / D:KSMT and more...

どうぞよろしく。

今回はHossuyはいません。一人で弾き語りです。でも久しぶりの対バンライブ。楽しみだなー。

話がまた飛びますが、先週のくちた園でのレクレーションライブ。
入居者の方々から嬉しいお声をいただいたみたいです。
(以下、谷口総裁よりご連絡いただきました)

★(普段寝たきりで、ほとんど話もできない)主人が、一生懸命、「こいのぼり」を歌ったんよ。童謡はいいね。またやってね。

★若い人の演奏はいいね。歌っていた人、2歳のお子さんがいると言っていたね。またやってね。

★この間は良かったよ。今度、いつ歌をやるの? またやってね(この方の居室には、小さい電子キーボードと楽譜があり、コンサート直後、居室で歌を弾いておられた)

嬉しいよね。お役に立てたって感じ。ちなみに2歳ではなくて1歳のお子さんですがね笑
次もよろしくお願いします!音楽って本当に素敵だなー。こうやっていろんな人とのつながりが出来たり、人を楽しませたり、励ましたり、寄り添ったり。本当に音楽ってキリがなく素敵だ。だから好きなんだなー。音楽って人が人のために作るものだから。

もちろん、その対象は自分だったり、自分の大切な人だったりもするし、もっと広い視野を持ってたりと色々だけれども。最近つくづくそう思うようになってきました。音楽って人が作るもの。そして人のために作るもの。なんじゃないかなー。

寝よ。

2016年5月11日水曜日

5月8日(日)くちた園でのレクレーションライブでした。


書くのが遅くなってしまいましたが、5月8日(日)くちた園でのレクレーションライブでした。くちた園は、広島市安佐北区にある特別養護老人ホームです。縁あって、くちた園に入居されている皆さんの前で、レクレーションライブをさせていただくことになりました。実を言うと、この催しは今回で2回目。ベースの谷口総裁とキーボードの小方くん(praparat.)が1回目2人で行った当イベント。そこに今回は、僕が入れてくれ入れてくれと駄々をこねて3人で演らせてもらうことになったわけです。

谷口総裁は、ホソミチコミチのベーシストでもある、つまりバンドメイト。そして谷口レコーズの総裁でもあります。小方くん(praparat.)は、インスト音楽をされている方で、以前このブログでも紹介させてもらいましたように、僕は彼の熱烈なファンです笑

そんな楽しい3人で演奏した曲は以下のとおり。

1.春が来た
2.こいのぼり
3.rails(praparat.)
4.遠き山に日は落ちて
5.いま、きみと三人(D:KSMT)
6.故郷

童謡を中心に全6曲演奏させてもらいました。
童謡を人前で歌うのはこれが初めての経験でした。皆さんも一緒に歌っていただいて会場は大いに盛り上がりました。くちた園の皆さん、改めて本当にありがとうございました。

途中、オリジナルも取り入れた今回のライブ。praparat.の楽曲であるrailsをギター弾かせてもらいましたが、本当にこれが熱烈なファンである僕にとってはなんとも素敵なコラボなわけで。まさか、自分がギター弾かせてもらえるなんて。。。

小方くんにも言われたイメージですが、完全に僕はギターと一緒に「列車」になりきったと自負しています。

そして、D:KSMTからは「いま、きみと三人」を歌わせてもらいました。もちろん、この3人バージョンで。総裁の奥行のあるベース、小方くんのやさしいキーボード。あぁ、やばい・・・笑

「子供がいるんです」って話した時に、目の前のおばあさんが「子供がおるんかね!にっこーーーーー」っていう表情が忘れられないですね。

そんなこんなで、素敵な時間を過ごさせてもらいました。また、機会があればどうぞよろしくお願いします!

P.S.今週のウイスキー


Tullibardine 225 Sauternes Finish (タリーバディン 225 ソーテルヌ・フィニッシュ)
ソーテルヌというワインの樽でフィニッシュさせたというタリバーディンのノンエイジもの。ノンエイジとは思えないほど、ふくよかな甘みを持った1本です。でもよくよく飲んでみるよちょっと雑味を感じる節もある。香りは、干しぶどうとかナッツとかバニラアイス&蜂蜜。味わいとしては、ワイン由来の果実味が結構強く感じられます。鼻の抜けがぷふーって来るけど、嫌味がない感じ。後味はすごくすっきりしていますが、この後味の部分にちょっと雑味を感じる。総じて、女性的なウイスキーって感じです。では。

2016年5月6日金曜日

隠岐の島へ行ってきました。3日目

いよいよ隠岐旅行も最終日の3日目。
この日は前日に引き続きの西ノ島。朝、4時半に起床し、鳥を追いかけて昨日、牛さんたちに止められて行けなかった鬼舞展望所へ向かうことに。

牛さんたちは道中おりましたが、道の半分を開けてくれて、なんとかお目当の鬼舞へ到着。ここは、西ノ島の西南部に位置する場所で、360度見渡せる大パノラマが圧巻。島前の海や島々を眺めることもできて、本当に清々しいところです。

鬼舞展望所
島前の島々を望む
国賀海岸を望む
近寄ってきてくれたお馬さん


放牧されている馬が鬼舞展望所には何頭か見受けられました。
下の花の写真はアザミというのかな?植物に詳しくなりたい・・・。全然わからん。が、結構この花が綺麗に咲いてましたね。


それから、宿に戻って朝ごはんを食べ、嫁と息子とともに宿を出て、最初に訪れたのは由良比女神社。こちらは「いか寄せの浜」なる浜もある場所で、小さな神社ですが綺麗で気持ちのよいところでした。


オキシャクナゲの花がこちらも満開。


その後、国賀海岸の摩天崖に登ることに。 高さ257mもある大迫力の国賀海岸最高点。
ここからの眺めはこれぞ景勝地。断崖絶壁と綺麗な海。こんな景色はやはり国内有数の絶景だと思います。しかし、相変わらずとても強い風で、進むのには一苦労。



馬たちが集まっているポイントまで降りるのは結構に大変でしたね。
息子を抱っこひもでオンブしながら、強風の断崖絶壁の上を、しかも急勾配の道下りていくのはなかなか神経もすり減る。


子馬が寝ていました。



母馬のお乳をもらう子馬

そこから、車で下にある通天橋へ。

通天橋
通天橋

国賀浜
観音岩
天上界の岩々
お昼休憩のために、山を下りて浦郷の港へ。
昼食を食べたお店の裏にあった、いかを回しながら干す機器。



その後は、乗りたいと思っていた観光船が荒波のために出航しないということで、家族みんなで鬼舞展望所へ。


南側にある知夫里島が見えます
たんぽぽと国賀海岸
鬼舞展望所でのんびりして夕方、別府の港からフェリーで本土へ戻りました。
2泊3日の船旅で、家族みなへとへとになりましたが、特に息子が体調も崩さず、ぐずったりもせず、楽しく過ごしてくれたことがとても感謝です。おかげでとても楽しい旅行となりました。今度、隠岐に訪れるときは、今回いかなかった知夫里島にも訪れたいと思います。それでは。

2016年5月5日木曜日

隠岐の島へ行ってきました。2日目

隠岐の島2日目。

寝泊まりした島後・隠岐の島町で朝を迎えました。
5時前起床。鳥の鳴き声とともに起床して一人朝日を浴びながらのバードウォッチング。
内容については野鳥ブログで。

日の出

朝焼けと隠岐牛

朝焼けと隠岐牛

バードウォッチングを終えて、7時半から朝ごはん。
朝ごはんを終えて、昨日に目をつけたきれいな砂浜があるってことで、春日浜海水浴場へ訪れました。


ビーチの目の前にある春日神社に参拝してからビーチへ。事前に購入していた水遊び用の服を息子に着せて、息子・海デビュー。

なかなか怖がって水に近づこうとしないので、僕が子供のように海ではしゃぐのを見せてから誘導すると、ちゃぷちゃぷ歩いていって、水を触っていました。

早いもので、もう一人で結構てくてく歩けるようになっております。特に4月は僕が仕事が忙しく、週末くらいしかまともに息子が起きている様子を見れなかったってこともあり、この1ヶ月の間に一気に成長した感がある。嬉しいような寂しいような。


午前中、海で遊んで一行は島後・隠岐の島町を後にフェリーに乗り込み、島前へ。
フェリーが途中立ち寄る中ノ島(海士町)で2時間弱時間があったので、島をうろちょろすることにしました。

中ノ島にある隠岐神社。祭神は後鳥羽天皇だそうです。隠岐造の本殿は、趣があるというか、独特なオーラ。


そこから車で10分ほど東へ走ると明屋海岸という海岸へ。
赤土むき出しの断崖。なんとも不思議な光景でした。
エメラルドグリーンの海がまた綺麗なんですわ。アマツバメがいっぱい飛んでましたね。


隠岐神社、明屋海岸を見て中ノ島を後に、いよいよ今回の最終目的地・西ノ島へ。
国賀海岸という名勝、国立公園に指定されている景勝地のある島です。
フェリーが到着した時間は、15時過ぎでもうあんまり時間もないなということで、とりあえず国賀海岸を望むことができるという赤尾展望台へ。
以下、赤尾展望台からの眺め。





いやー、絶景。摩天崖や通天橋が一望できる。しかし、とてもとても風が強い・・・。
遠くに牛や馬が放牧されている様子も見える。

ちょっとそこから欲を出して、鬼舞展望所という場所へ移動してみることに。
道中、とてもキジが多いことに気づく。

キジ♂
キジが出るたびに車を止めてカメラを構える僕に妻がプンプンでした笑
順調に車を進めていたその時。目の前に隠岐牛の群れが。なんと道路の真ん中あたりを牛耳って動かないではないか!





家族総出で交渉を試みたけども、まったく動じなかった。そして角もはえているし体でかいしで、改めて見てみると結構怖い。交渉していると、上の崖のところから大きい子が1頭現れたので撤退。交渉決裂し、鬼舞展望所は諦め、宿のある港へ戻ることに。

港に戻る道中、外浜海水浴場という砂浜があることを知り、息子を遊ばせようと向かいました。


午前中遊んだ島後・春日の砂浜は真っ白でしたがこちらは対照的に真っ黒な砂。
でも風もあまりなく、静かなビーチでのんびり過ごすことができました。

宿に戻って晩飯は、隠岐の海鮮づくしって感じのメニュー。貝が特産のようです。
サザエや岩ガキ、白バイ貝(あ、これは1日目の宿で食べた・・・刺身がものすごく美味かった)、ホタテ・・・あとは覚えていない。貝に飽きてしまいそうなほど貝でしたね。魚の汁物もGOODでした。親父の故郷である宇和島を思い出すようなほっこりする魚料理の数々。これまた素敵でしたね。