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2026年9月5日土曜日

ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 HIROSHIMA


ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 HIROSHIMA
ブレンデッドジャパニーズウイスキー トゴウチ ヒロシマ

ジャパニーズ・ブレンデッド
Alc.43%

サクラオブルワリーアンドディスティラリーが製造しているブレンデッド戸河内シリーズの中でも「広島県限定」で販売されている一本。

「広島のワイナリーの赤ワイン樽で後熟」させた代物で、広島のワイナリーといえば大きいのは三好ワイナリーか世羅ワイナリーくらいですかね。

・・・って社員がトボけるのも限界がありますが笑


パッケージには広島県の「県の木」として定められているモミジと宮島の大鳥居、神楽が描かれています。

結論から言うと、ブレンデッドウイスキーの赤ワイン樽後熟は吉だと思います。赤ワイン樽熟成のウイスキー、特にシングルモルトなどはエグ味を拾いやすい傾向があるように思われますが、これはストロベリー的な甘みがしっかり出ていてグッド。あくまでも、一個人としての感想として一貫させていただきます笑


香りは弱いが味わいに赤い果実感
香り
オレンジ、バナナ、りんご、バニラ

ラズベリー、ストロベリー、フランボアーズ、いちごジャムを塗ったビスケット

余韻
やや短いが、若さがキリッと駆け抜けていく。プール帰りのような消毒臭とオーク

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはウッディが強まり、味はまろやかで通常の戸河内ウイスキー(PREMIUM)に近づく。が、赤みを帯びた果実感は健在。余韻はややゼスティに傾く。


評価 C
ブレンデッド戸河内のカスクフィニッシュシリーズは他に"SAKE CASK FINISH"や"BEER CASK FINISH"、"PEATED CASK FINISH"が国内流通でありますが、個人的にはこの"HIROSHIMA"=赤ワイン樽フィニッシュが一番美味しいかなと思います。

広島にお越しの際は是非ご所望ください。


それでは皆さん、良い夜を。

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2026年9月4日金曜日

Glen Clan

 

Glen Clan
グレンクラン

スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:コルドンヴェール

フランスのラ・マルティニケーズ社(グレン・ターナー社)が所有するブランド。同社はスコットランドにモルトのグレンマレイ蒸留所、グレーンのスターロー蒸留所を所有しています。単純に考えると、同社が製造・販売しているLabel 5(ラベル5)Cutty Sark(カティサーク)のピーティー版と捉えることができるかもしれません。めっちゃ単純ですが笑


キャップにはスコットランドの国花である「アザミ」が描かれています。


ラベルには以下のように説明されています。

A selection of the finest Scotch whiskies, gently made from the grains and malts smoked on the peat fire and matured 3 years in oak casks to create a reach, full and smoky taste.

厳選された最高級スコッチウイスキー。ピート(泥炭)の炎で燻したモルトと穀物を丁寧に用い、オーク樽で3年間熟成させることで、豊かで力強く、スモーキーな味わいに仕上げました。


いやぁ、最近のGoogle翻訳は本当にレベルが上がりましたよね。違和感が全くと言って良いくらいない。手直ししたい箇所がほとんど見つかりません。すごい。

うっすらBBQソース、果物感も楽しめる
香り
オレンジ、青リンゴ、ドライイチジク、干し草、ビスケット、トースト、ベーコン、BBQーソース

ほんのりとしたスモーク、薄いハチミツ、バニラ、少しスパイシー

余韻
短くて浅い。若いアルコール感

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはBBQソース感が増す。味わいはスモーク感が強まり、より引き締まる。

評価 C
若干の加水が吉。ロックやハイボールはなお良いかも。若さが目立つ部分は否めないが、値段を考慮すると十分及第点を超えていると思う。正直、ラベル5よりは好きかな。


それでは皆さん、良い夜を。

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2026年8月30日日曜日

ウイスキーラベルに描かれた鳥②ザ・フェイマス・グラウス その弍

 皆さん、こんばんは。

「ウイスキーラベルに描かれた鳥」企画、第2弾。

では早速。


クロライチョウ(Black Grouse) Tetrao tetrix
キジ目キジ科オオライチョウ属

同シリーズでその名前の通り「ブラック・グラウス」や「ザ・フェイマス・グラウス スモーキー・ブラック」ボトルラベルに描かれている鳥で、通常の「ザ・フェイマス・グラウス」とは違った「スモーキー=黒」という色分けを行っている。

この鳥の全長は雄55cm、雌43cm。ユーラシア大陸北部に広く分布する。スコットランドに生息するのは亜種L. t. britannicusであり、これはスコットランド、ウェールズ、北部イングランドに分布。つまりグレートブリテン島固有の亜種ということになる。ちなみにクロライチョウはアカライチョウ同様にスコットランドではハンティングの対象として法律で認められている。ハンターの間で、雄は”Black Cock”、雌は”Grey Hens”と呼ばれている。しかし、生息できる環境が年々狭まっている影響から生息数減少の懸念があり、狩猟には自主規制がかかっている状況だそうだ。




ライチョウ(Rock Ptarmigan)Lagopus muta
キジ目キジ科ライチョウ属

全長37cm。日本で「雷鳥」といえばこの鳥。高山に生息し、スコットランドでは北ハイランドやスペイサイドにのみ分布している。スコットランドに生息しているのは亜種L. m. millaisiでスコットランドのみに分布。ちなみに日本に生息しているのは亜種L. m. japonicaでこちらは日本固有の亜種である。驚くことに、このライチョウでさえスコットランドではハンティングの対象として認められている。日本では絶滅危惧ⅠBに指定されている本種であるが、実は世界的に見ると個体数は安定しており、”Least Cocern”(低懸念)に分類されている。同シリーズの中では、「ウィンター・リザーブ」※5 写真右や「スノー・グラウス」で採用されている。イギリスに生息する4種類のライチョウの中で唯一(というよりも世界に17種類確認されているライチョウ亜科の中でも唯一)、冬羽が全身ほぼ真っ白になる。一部、眼過線と尾羽に黒い部分が残るのみ。この真っ白い姿は、もちろん雪深い地域での保護色になるわけだが、「ウィンター」や「スノー」を連想させるのにぴったりな鳥とも言える。


以上、その壱と合わせて3種類のライチョウがザ・フェイマス・グラウス・シリーズに用いられている。3種類ともにハンティングの対象で、グラウス・シューティングのターゲット。特にメインターゲットであるアカライチョウがラベルで使用されている種類や頻度が最も高く、派生品である「ブラック・グラウス」などでクロライチョウ、「スノー・グラウス」などでライチョウが使用されている。これらは、「黒」と「白」を明確に特徴づけており、同シリーズの幅の広さを印象付けるのにとても効果的な働きをしている。

こんなテンションでだらっと続きます。乞うご期待笑


それでは皆さん、良い夜を。

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2026年8月25日火曜日

ウイスキーラベルに描かれた鳥①ザ・フェイマス・グラウス その壱

皆さん、こんばんは。度々ブログをサボっている楠本です笑 

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?今年は酷暑がすごいですね。35度以上の猛暑日がまるで当たり前のように続いておりますが、熱中症などにはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

さて、今回からは久しぶりの「シリーズもの」をと言うことで、私が「マスターオブウイスキー」の1次試験にて提出させていただいた論文「スコッチ・ウイスキー ラベルに描かれた鳥」の内容を共有しながら、論文では書けなかったアイリッシュやアメリカンなどの「ウイスキーラベルに描かれた鳥」を追加で紹介させていただこう、というものです。

予めお断りしておきたいのですが、マスターオブウイスキーの論文としては「過去一番ウイスキーに関係がない」と言う土屋守さんのお墨付きです笑 なので、本当に鳥の話がメインになりますことをお詫びしておきます。

さて、早速ですが第1回ということで、論文でも最初に触れた「ザ・フェイマス・グラウス」シリーズを書き綴りたいと思います。


何を隠そう、私が最も愛しているウイスキーシリーズと言って過言ではない雷鳥さんたち。上の写真も、もちろん我が家で撮影されたものです。

まずはTHE FAMOUS GROUSEについて紹介いたします。
※これ以降は論文の本文そのままのところもありますので、でます調ではなくなる箇所があります。
  • 1897年にマシューグローグ社が完成させたブレンデッドウイスキーブランド。
  • 当時、ハイランドには夏になると上流階級の人々が多く訪れた。
  • ゴルフや釣り、そしてグラウス・シューティング(雷鳥狩り)が大流行。
  • 「ザ・グラウス・ブランド」は発売から数年で売上が急増。
  • 人々はこのウイスキーのことを「あの有名な(フェイマス)雷鳥のウイスキーをくれ」と言うようになり、ブランド名を「ザ・フェイマス・グラウス」に変更。
  • イギリスに生息するアカライチョウ、クロライチョウ、ライチョウ、ヨーロッパオオライチョウのうち、「ザ・フェイマス・グラウス」ブランドの象徴ともなっているのがアカライチョウである。
はい。こんな感じで続きます笑


アカライチョウ(Red Grouse)Lagopus scotica
キジ目キジ科ライチョウ属

全長37-42cm。グレートブリテン島、アイルランド島固有種。ユーラシア大陸に広く分布するカラフトライチョウ(Willow ptarmigan)L. lagopusの亜種L. l. scoticaとする説がもともとは有力であったが、近年では別種として扱われている。スコットランドでは猟鳥(ハンティングの対象となる鳥)であり、同ブランドができるきっかけにもなっている訳だが、日本人にとって「雷鳥」は、日本アルプスに生息しているライチョウ(Rock Ptarmigan)L. mutaを指し、絶滅危惧ⅠB種かつ国の特別天然記念物にも指定されており、狩りをする対象ではない。しかし、スコットランドの国鳥(法的に定めらてはいない)でもあるこのアカライチョウは生息数も安定しており、日本人の感覚からすれば日本の国鳥であるキジ(Common Pheasant)Phasianus colchicusに近い存在であると考えられる。実際、高山にのみ生息するライチョウと違い、アカライチョウは草原を主な住処としており、ハンティングの対象としても狙いやすいと思われる。ハンティングは、解禁される8月12日から12月の間で行われ、ハンティングが許可されているエリアでは、ハンティング対象のアカライチョウが他の捕食動物(キツネやオコジョ、カラスなど)に捕食されてしまわないように厳重に管理されている。しかし、ハンティングという人間の道楽を目的とした野生生物の行動管理については、動物保護団体との軋轢を大きくし、英国内でも議論が耐えない話題の一つだそうだ。そんなアカライチョウは、同シリーズの定番品である「ザ・フェイマス・グラウス(ファイネスト)」で発売当時から使用されている。近年では「カスク・シリーズ」にも採用されており、やはり同ブランドの看板鳥である。

・・・はい。ということで今日はこの辺で。皆さんお腹いっぱいやと思いますし笑

こんな感じの企画が続きます。悪しからず、お付き合いくださいまし。

それでは皆さん、良い夜を。

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2026年8月12日水曜日

For Peat's Sake


For Peat's Sake
フォー・ピーツ・セーク

スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:コルドンヴェール

アンガス・ダンディー・ディスティラーズが製造するブレンデッド・スコッチ。手頃な値段のため、や⚫︎やさんでついつい購入してしまいました。

アンガス・ダンディー・ディスティラーズさんのオフィシャルサイトはこちら。

ロンドンに本拠を構える家族経営の企業。韓国市場第3位の「スコッチブルー」という製品も手掛けております。飲んでみたいものです。「スモーキー・ジョー」「ザ・ダンディー」といったブレンデッドモルト・シリーズも同社の製品。シングルモルトの蒸留所としては、トミントールグレンカダムを所有。

そしてこちらが"For Peat's Sake"の紹介ページ。
※オフィシャルサイトには"Blended Malt"と書かれているが、おそらく"Blended"が正しい気がします。ボトルにも"Blended"と書かれていますし。。。

もしかすると、以前はブレンデッド・モルトだったのかも。いや、逆かも・・・。


ちなみに商品名の"For Peat's Sake"とは、"for Pete's sake"(一生のお願いだから or いい加減にしてくれよ)と言う言葉をもじったものだそうです。

"Pete's""Peat's"に変えて、ピートの効いたブレンデッド・スコッチと言うことですね。なるほど。

パッケージに書かれている通り"Smoky And Peaty"と言うコンセプトにピッタリと言いますか、よい表現だと思われます。

裏ラベルに記載されている物語によるとこういうことらしい。
Peat was a Maltman. One day, he shovelled too much peat into the kiln. With smoke billowing out of the pagodas. The distillery manager shouted, "For peat's sake, what are you doing? There's smoke everywhere". Surprisingly, the whisky from this very smoky and peaty malted barley was intensely flavoured and with an exceptional finish. For peat's sake blended scotch whisky is a tribute to peat and his rich, smoky and peaty whisky.

ピートはモルトマンでした。ある日、彼は窯にピートを詰め込みすぎました。煙が塔から立ち上る中、蒸留所の支配人は「一体何をしているんだ?煙が充満しているじゃないか!」と叫びました。驚くべきことに、この非常にスモーキーでピートの効いた麦芽から作られたウイスキーは、濃厚な風味と格別な余韻を持っていました。「フォー・ピーツ・セーク」ブレンデッド・スコッチ・ウイスキーは、ピートとその豊かでスモーキーなピート・ウイスキーへのオマージュです。
なるほど。ピートさんがやらかした話が起源と言うことですかね。いやぁ、いつものようにGoogle翻訳さんに頼りながら翻訳しているわけですが、精度が格段に上がりましたよね。数年前では考えられないレベル。感動。


焼き菓子、シガー、そして中国茶葉の紅茶
香り
スモーキー、ピーティー、バニラ、キャラメル、濡れたベンチ

チャー処理した樽、革、焼き菓子、柑橘、日曜日の昼間

余韻
程よく長い、ローストされたシュガーのような甘み、後半にかけてピートが顔をグッと上げる

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは中国茶葉の紅茶に近くなる。シガーのニュアンスも。味わいは少しざらつきやゼスティさが出て、余韻はタバコ感が強い。

評価 C
価格を考えると非常にコスパが良い素晴らしい仕上がり。欲を言えば、もう少し味わいのレイヤーというか奥行きが欲しい。果物的な甘みが加わると、より楽しめる気がする一本。ウイスキーソーダで飲むのも吉。


それでは皆さん、良い夜を。

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2026年7月24日金曜日

Johnnie Walker Blonde


Johnnie Walker Blonde
ジョニー・ウォーカー ブロンド

スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:麒麟麦酒

オフィシャルサイトはこちら。

ジョニーウォーカー ブロンドは、ジョニーウォーカー シリーズの中で最もスモーキーさを抑え、穏やかで親しみやすい味わいを実現しています。ライトな口当たりと果実のような華やかさ、なめらかなバニラ香の余韻が特長で、スコッチウイスキーに馴染みのない方にも気軽に楽しんでいただける商品です。
今年4月に日本国内でも販売されるようになったブランド。南米など海外では数年前から販売されていた、はず。

ミックス(カクテル)することをかなり推している商品です。数年前からザ・フェイマスグラウスシリーズやグレンモーレンジィなんかもミックス推奨の展開をしておりましたが、「若者のウイスキー離れ」を如何に食い止めるかという業界が直面している問題を浮き彫りにさせているような気がしてなりません。

もちろんミックスすることで楽しみの幅はかなり広がるわけですが、最初からそこを目掛けてってのはどうなんでしょうね?と個人的には思います。日本で言えば「ハイボールがおすすめです」という感じかな。そもそも、どんな飲み方だろうが美味しくいただけるウイスキーを作るべきだろ、ってのが勝手な私見です。

"Perfectly Crafted For Mixing"(ミキシングに最適な仕上がり)とラベルに堂々と書かれておりますが、どう飲んで楽しむかは消費者やバーテンダーに任せてほしいところですよね。というと言い過ぎかな。そろそろ止めます笑

まぁ、それくらいどうやって飲むべきか、楽しむべきかを明示することが重要な時代なのかもしれませんね。「ウイスキー=とっつきづらい酒」みたいなイメージを払拭することが大命題である訳ですからね。


ラベルに書かれている"Bright Fruity Smooth"(ブライトでフルーティーでスムース)というのは非常に分かりやすく、また事実だと思います。とても飲みやすい。

ミキシングの概念に疎い私にとって、このブロンドはストレートやハイボールくらいで飲むのが美味しい一本。

なんだかんだ言って、美味しいですね。とても飲みやすい。てか、「グレーン」を強く感じるのは気のせいでしょうか?グレーン好きの私としては有難いのですが、「物足りない」と感じる人も多いような気もします。そういう意味でミキシング推しなのかな??

「グレーンウイスキーはモルトウイスキーに劣るもの」くらいに考えている人もいるかもですが、全くそんなことはありません。むしろグレーンウイスキーのおかげで飲みやすく、親しみやすくなるわけで。昔からのブレンデッド・スコッチ好きとしてはここは譲れないところでもあります笑

そしてディアジオ社の心臓とも言えるキャメロンブリッジで作られるグレーンウイスキーの品質の良さは言わずもがな。もしシングルグレーンを飲まれたことがなければ、是非飲んでいただきたい。その味わいの優秀さを感じとっていただけるはずです。

・・・てネットで見たところ、いまキャメロンブリッジのシングルグレーンって販売してないんですかね????

武川蒸留酒販売さんにもオフィシャルボトル販売されてない・・・。なんということだ。。。恐ろしい時代ですね。

仕方がないので、2018年に綴った当ブログの記事をリンク貼っておきます。

いやぁ、怖いねぇ。そんな時代になっていたのか。


バターや軽やかなシュガーの甘み
香り
若い青草、麦芽、ビスケット、グレープフルーツ、ハチミツ、バター

軽やかなシュガーの甘み、バニラ、後キレが良い

余韻
渋みが舌の上に残るが全体的に軽やか。と言ってもゼスティではない。クセのないアルコールがスッと抜けていくような印象。

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは若干ケミカルでバーナーで焦がした果実の印象。口に含むとゼスティさが出てきて弾ける。余韻はスパイシーさがキツく出てくる。

評価 C
原酒の若さは目立つ。それはおそらくドロップ・アップ(1滴加水)で強調される。若干の加水やロックではなく、ストレートかもしくはハイボールなどのミキシングで楽しむのが吉。価格面を考えると、もう少し安くてもいいのではないか、と個人的には思う。レッドよりも高い理由を知りたい、というところですかね。ただし「美味しい」ということは改めて補足させてほしい。購入してボトルを楽しむ価値は十二分にあります。それは間違いないです。キャメロンブリッジを存分に感じましょう。


それでは皆さん、良い夜を。

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2026年7月10日金曜日

Berry's Best


Berry's Best
ベリーズ・ベスト

スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:ビー・ビー・アール ジャパン

度数40%、容量750mlの90年代流通のベリーズ・ベスト。姫路のとある酒屋さんで見つけてしまい衝動買い。

ベリー・ブラザーズ&ラッドは以前から大好きな会社の一つですからね。この辺は反射的に笑

数年前にオールドボトルには懲りたはずなんですが、BB&Rならまぁ外してもいいかなぁなんて思いまして。


そしてこれが美味しいんですよ。アルコールもさほど飛んでなく。40%でボトリングされているので30度台になってても良いかなと思うのですが、ちゃんと40%あると思います。

オールドボトル好きの間では43%ではなく40%というのはマイナス点なのかな。でも700mlではなく750mlですので。揺れる時代ですね笑


ベリー・ブラザーズ&ラッド社については、改めて語る必要のないほど有名な会社・・・(個人的に笑)ですが、改めて簡単に紹介。

こちらがオフィシャルサイト。
英国最古と言われるベリー・ブラザーズ&ラッドのワイン商としての歩みは、1698年まで遡ります。300年を越える歴史の中で同族経営を解いた事は一度もなく。今でも創業の地、セント・ジェームズ3番地に本社を構えながら、2008年以降に東京、香港、シンガポール、そしてニューヨークへと事業を拡大して参りました。 

数百年に渡って築いてきたワイン生産者との関係を元に、世界中のワインをお客様に提案し、皆様のコレクションの管理をはじめ、よりワインを楽しんでいただくお手伝いをするという使命の元、日本支店も本社に劣らないサービスを目指して参りました。日本支店は専用のダイニング・ルーム、及びテイスティングイベントを開催出来るスペースを持ち、世界のワイン市場における中心プレイヤーとしての経験を通して、日本のお客様と生産者を繋ぐ架け橋となるよう努めてきました。 
300年以上続く老舗のワイン商で、まさにイギリス王室御用達のワインのコンシェルジュであります。そんなBB&Rからは、カティーサークなどの名作ウイスキーも数々生まれています。

そんなBB&Rのベリーズ・ベスト。美味しくないわけがないですよね。


お店にはもう1種類、ベリーズ・オールモルトというブレンデッドモルト・ウイスキーもあったんですよ。いやぁ、今思えば両方買っておけばよかった。まだあるかな??

個人的にはこの「緑ボトル」が結構好きなんですよね。以前はグレンリベットとかも緑ボトルでした。透明ボトルと違って液体の色はわかりづらいですが、「品質重視」なイメージがありますよね。 ・・・気のせい?笑


フルーティーでチョコレートでシガーが複雑でおしゃれ
香り
洋梨、オレンジの皮、ブラックベリー、ドライマンゴー、焼き菓子、タバコ、バター、キャラメル

シェリー、バニラ、ウッディ、湿った樽、ミルクチョコレート

余韻
甘さが心地よく跳ねる、落ち着いたウッディなニュアンス、シュガー的な甘みが穏やかに広がる

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはややマイルドになりトロピカルフルーツ感が強調される。内側を焦がした樽のニュアンスがやや強まる。複雑でありながら甘みがしっかり後半を支える。

評価 S
オールドボトル好きなわけでは決してないですが、これは美味しいですね。購入できて本当によかった。現行品でこういった味わいはなかなか出会えないような気がします。特にシェリー樽原酒が違う気がするんですよねぇ、毎回。気のせいかな?


それでは皆さん、良い夜を。

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