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2025年10月16日木曜日

Jameson IPA Edition


Jameson IPA Edition
ジェムソン IPA エディション

アイリッシュ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:ペルノリカールジャパン

今年、我が家には置いておかなくてはいけない、つまり「常備していなくてはいけない」状態になったブランドが2つある。それはスコッチのザ・フェイマスグラウスとアイリッシュのジェムソン

これはウイスキー歴16年(20歳の頃から)の私にとっての今のところの一旦の結論である笑

スコッチの現地人気No.1であるザ・フェイマスグラウスは「ウイスキー界の至れり尽くせり」であり、アイリッシュの雄・ジェムソンは詰まるところ「ウイスキーにおける経口補水液」である。

はい、ここテストに出ますwww

それほど個人的に思い入れのある、というか非常にお世話になっている銘柄であるジェムソン。今更、ジェムソンの成り立ちを説明する気にはなれないので、気になる方は調べてください笑

このフィニッシングで使われているIPAビール樽というのは、"Eight D Brewing"で製造されたIPAビールのものだそうです。

すいません、あまりにもビールに興味がなさすぎて見てもよくわかりません笑


ただ、IPA(インディアン・ペール・エール)と言うビールの樽を使って熟成されたウイスキーは特にアイリッシュでは多くの銘柄が知られており、スコッチのシングルモルトではグレンフィディックのIPAは美味しかったなぁという記憶がございます。


今回のジェムソンIPAエディションは、同銘柄の「カスクメイツ」第2弾としてリリースされたもので、第1弾「スタウトエディション」と同じく、アイルランドのクラフトブルワリー・Franciscan Well(フランシスカン・ウェル)とのコラボレーションによるリリースで、IPA(インディア・ペールエール)でシーズニングされたビアバレルでフィニッシュしたウイスキー。ラベルには「爽やかな柑橘、軽いホップ、フローラルなアロマ」と書かれています。


私はビールに対して明るくなく、かつその味が苦手であったりするので、IPAフィニッシュとかビアカスクフィニッシュなるウイスキーにはネガティブな意見を持つことが多いのですが、このジェムソンIPAエディションはなかなか絶妙。

軽やかなホップと柑橘+焼き菓子
香り
オレンジの皮、ハーブ、麦、クルミ、ナツメグ

軽やかなホップ、レモンの皮、オレンジジャムのついたビスケット、焼き菓子

余韻
軽やかで爽やか、エールビール、桃

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはかなり穏やかで静かに。味はミントのようなハーブ系と洋梨。余韻はエールビールからセメダイン。

評価 B
元々非常に穏やかなジェムソンに軽やかなホップが乗っかっている、そんなイメージですね。ストレートで飲むとまるでエールビールです。なかなか素敵な一本ですね。ビール嫌いの私でも美味しくいただけました笑

これはスタウトエディションよりも美味しいと思います。いや、マジで。

https://amzn.to/3IY9Odu

それでは皆さん、良い夜を。

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2025年10月15日水曜日

White Oak あかし Sherry Cask


White Oak あかし Sherry Cask
ホワイト・オーク アカシ シェリー・カスク

ワールド・ブレンデッド
江井ヶ嶋酒造
Alc.46%

購入したのは実に今年4月。いやぁ、寝かせすぎた笑

上の写真はまさにその4月のもの。現在は5mmくらいしか残ってません笑

3月ごろの展示会で江井ヶ嶋酒造の方に新商品として教えていただいて試飲させてもらったのがきっかけで、飲んですぐに「これは買います!」って約束して近所のやまやさんで購入しました。

それから半年www


こちらが江井ヶ嶋酒造さんのオフィシャルサイト。

江井ヶ嶋酒造さんはウイスキーの製造免許取得が1919年と、現在も続いているウイスキーメーカーでは最も古い記録を持っています。

「ホワイトオーク あかし」シリーズは、江井ヶ嶋酒造さんのブレンデッド(現在でいうところのワールド・ブレンデッド)のシリーズとして同じですが、そのシリーズに今年、このシェリーカスクが加わったわけです。

まぁ、発売から半年以上経っているので色々な評価がネットでは出ていると思います(全然調べてない笑)が、改めて私見を語らせていただきたいと思います。


展示会で初めて試飲させてもらった時に感じたことが、いまだにあまり変わってないんですが、これはもはやスコッチ。しかも個人的に大好きなフェイマスグラウスなどを彷彿とさせるシェリー感。500mlとはいえ、これで2000円を切るとか、お得すぎる。

総じて「ワールド・ブレンデッド」なるものに消極的というか、否定的なイメージが強い人間でありますが、これは美味しい。

結論から言うと、これは美味しいwww

江井ヶ嶋酒造さんの仲の良い営業の方が言うには、かなり複雑なブレンドのレシピだそうで、江井ヶ嶋酒造さんが昔からよく使っているシェリーカスクの味わいをしっかり前に出したブレンドだそうです(半年前の記憶)。

若いアルコール感は否めませんが、まとまりかたが最早ジャパニーズのそれではない。それを言うと複雑な気持ちになりますが、とにかくこれはスコッチに限りなく近い。

700ml換算だと、ボトル2500円を超えるのはなかなか高いなぁ、とも思ったりますが46%だしなぁ。

物心つく頃から「あかし」ブランドを知る者としてはなかなかエモい商品ですね。こんな新商品を出せる、と言う底力を感じさせられる逸品です。


さぁ、散々持ち上げておいてこっからがテイスティングコメントwww

ビターなバター飴とリンゴにチョコレート、ヒリヒリとアルコール感
香り
レモン、青リンゴ、ドライプルーン、芝生、干し草、ビスケット、ナッツ、若いアルコール感

ダークチョコレート、ビターなバター飴、ナッツ

余韻
やや短めだが程よい、穏やかなほんのり木の焦げた感じ

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはりんご感が強まり、味はアルコールのヒリヒリが増す。余韻は焦げた薪を舐めた感じ。つまりドロップ・アップ(1滴加水)は向いてない笑

評価 C
めっちゃ美味いかと言われるとそうではないけども及第点には達しているという評価。今更、上からで本当にすいません笑

ただ、このボトルを展示会で気に入り、そして実際1本購入したことに後悔はないし、なんというか気に入ってもいる。

手軽におすすめできる価格帯ということもある。これで3000円とか5000円とか言われると、手が止まっていたと思うところが1800円なので購入に至った。これは価格戦略が素晴らしいところかと思われる。

個人的にはもっとフェイマスグラウスやホワイト&マッカイみたいなシェリー感が欲しい、というのが欲。

それぐらい振り切れるほどのポテンシャルを持っているボトルだとは思うので、あかしさんのシングルモルト「江井ヶ嶋」や「香掬(カスク)」シリーズのシェリーにはいつもいつも期待してしまう。

・・・眠いので寝ます笑


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年9月28日日曜日

Johnnie Walker Black Ruby


Johnnie Walker Black Ruby
ジョニーウォーカー ブラックルビー

スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:麒麟麦酒


今年4月1日に新発売されたジョニーウォーカーの新商品。ブラックラベルのスピンオフ的な商品だと思ってたのですが、ダブルブラックみたいにレギュラー扱いなんですよね。これは失礼しました。

しかもこの商品は展示会で3月にフライングさせていただいて4月に即効でボトルを購入したのですが、ブログに綴るのが今日まで至ってしまったのは誠に不足の致すところであります。猛省。

ということで、いろいろな人がすでに口にされているであろう商品を改めて私なりに評価しておきたいと思います。

と言っても「展示会で試飲した上でボトルを購入している」という時点で「美味しい」ことは確約されています。言うまでもないですね笑

改めて麒麟麦酒さんの紹介ページです。




「ブラックラベル」からモルトを厳選し、赤ワイン樽、シェリー樽(ペドロヒメネス、オロロソ)、バーボン樽で熟成したことにより「ブラックラベル」の甘味やフルーティーさを引き出し、蜂蜜のような濃厚さを引き立てる現代的な味わいを実現しました。また、ディアジオ社で最も先進的な蒸留所「ローズアイル」の甘味があり、リッチで、滑らかなモルトが含まれていることも特長の一つです。

日が沈み、心躍る、心地よい夜のはじまりを楽しんでいただくことをイメージして「ブラックルビー」はつくられています。様々なお客様に日常の飲み方を更に楽しんでいただけるスコッチウイスキーです。
と言うことで、ジョニーウォーカーシリーズの最近発売された物の中でもこれはとても優秀なボトルの一つだと思います。

展示会で最初に感じた印象は「ブラックベリー」でした。定番のブラックラベルと飲み比べをさせてもらいましたが、ブラックラベルに比べてスモーキーは抑え目で、ベリー系の甘味が強い印象。これはある意味で、ブラックラベルだけでなくジョニーウォーカーシリーズの他のボトルでは味わえない甘味なのではないかと個人的には感じました。

そのため即購入に至ったわけです。すぐに買った割にはブログへアップするのが遅くなってしまったのは不足の致すところです笑


フルーティーでスモーキー、ジョニーウォーカーの新たな金字塔
香り
オレンジ、マンゴー、パッションフルーツ、プラム、ラズベリー、カシス、ブラックベリー、バラ、チョコレート、紅茶、アーモンド

スモーキー、革、麦芽、泥炭、蜂蜜、キャラメル、バニラ、シナモン

余韻
スモーキー、ベリー系のアロマ、支配的なオーク

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはオーキーに。味わいはスモーキーな中にベリー、オレンジ、マンゴーなどのフルーツが互い違いに顔を出し賑やか。余韻は案外ドライ。

評価 B
これはブレンデッドウイスキーであるジョニーウォーカーシリーズにおける新たな金字塔ですね。ダブルブラックよりも好きです笑

ワイン樽やシェリー樽の使い方がとても上手だと思います。非常に美味しい。ブラックラベルに比べると本当にスモークは控えめというか抑えめで、「本当にこれブラックラベルなのか?」と疑心暗鬼になりそうですが、それ以上にフルーティーな甘味が強く、どんどん前に出てきてくれるので間違いなく買いです。

すでに欠品になっていたりもするらしいので、やはり売れているわけで今更私が言うまでもありませんが笑

もしまだ購入していない、と言う方は是非すぐに購入して味わうべきです。
https://amzn.to/4gOJOxF


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2025年4月27日日曜日

The Deacon


The Deacon
ザ・ディーコン

スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:ペルノリカールジャパン

こちらがオフィシャルサイト。

2024年4月に発売されたブレンデッド・スコッチ。ペルノリカールにとっては、シーバスリーガルやロイヤルサルート、バランタインに次ぐ久しぶりのレギュラー・ブレンデッドと言うことで、積極的なプロモーションを展開されていました。

あえて年代、ブランド、カテゴリーにとらわれずに、新感覚な味わいを追求し、スコットランドの歴史あるアイラ島とスペイサイドのモルトウイスキーを含む、厳選されたウイスキーを使用したプレミアムブレンデッドスコッチウイスキーです。スモーキーなのにフルーティー、新感覚の味わいをお愉しみください。
スモーキーなのにフルーティーなブレンデッドと言うのが「常識破り」なのかどうかはさておき、確かに面白い味わいです。何というか「ドンシャリ」と言う感じでミドルがなくハイとローがはっきりと前に出てくる感じ。

ペスト(黒死病)マスクとスコットランド国旗が描かれ、全体が銅色に塗られた金属的なボトルデザインも唯一無二の感じで非常に印象的。


ボトル背面に象られている"AQUA VITAE"も意味深。


こちらの記事が非常にわかりやすく説明してくれています。

ペルノ・リカール・ジャパン株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役社長:トレイシー クワン)では、日本初上陸のプレミアムブレンデッドスコッチウイスキー「ザ・ディーコン」を2024年4月15日(月)に展開企業限定で新発売します(※1)。

「ザ・ディーコン」は、伝統やカテゴリー、熟成年数といったウイスキーの既成概念を解き放ち、新たな味わいを追求した商品です。スコッチウイスキーはスコットランドの地方それぞれの風土が味わいの個性を形づくり、中でも名高い生産地がアイラ島とスペイサイド地方です。「ザ・ディーコン」は、そのアイラ島とスペイサイドのモルトウイスキーを含む、厳選されたウイスキーをブレンドし、アイラモルトの特徴的なピートスモークの風味に、スペイサイドモルトの焚火のようなスモーキーさが加わり、スモーキーさとフルーティーさを併せ持つ、複雑でリッチな味わいに仕上げています。この常識破りの味わいは、ストレート、ハイボールはもちろん、モダン・クラシックカクテルまで、あらゆる飲み方でお愉しみいただけます。

また、伝統的な銅製ポットスチル(蒸留器)を模したコッパーカラーに輝く美しいボトルも「ザ・ディーコン」の特徴の一つです。“DEACON(ディーコン)”はスコットランド語で「熟達で堪能な名匠」を意味し、ボトルの銅の装飾(※2)は銅製ポットスチルと作り手の職人技への敬意を表しています。ボトルの中央には、14世紀の高度な医学が未発達だった時代に最前線で治療を行う「ペスト医師」が描かれ、その崇高な姿は「ザ・ディーコン」を象徴しています。

ぜひ、「ザ・ディーコン」のスモーキーなのにフルーティーな、新感覚な味わいをお愉しみください。

(※1)2024年4月15日(月)から弊社出荷開始。お取扱い開始日は各お取扱い企業様によって異なります。
(※2)ガラス瓶に電気めっきを装飾
ペルノリカール社が所有するシーバス・リーガルやロイヤルサルートがほぼノンピート、バランタインがバランス感覚の優れたブレンデッドであるのに対して、このザ・ディーコンはピートにも触れながら甘いと言うまったく新しいカテゴリーを提供している商品のように思われます。


ドンシャリ、甘い香りとは裏腹に味わいはスモーク
香り
オレンジ、青リンゴ、ブラックベリー、ドライプルーン、ビスケット、タバコ、煙

スモーク、苔、ウッド、バニラ、りんご

余韻
マイルドに落ち着いてやや長め、スモークが鼻から抜けていく、フルーティな甘みが広がる

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはより泥炭、潮。味はスモークが増しウッディでアルカリ性の滑りも感じる舌触り。余韻は少し弱くなる印象

評価 B
これはかなりアリ寄りのあり。ただし、香りのフルーティさが味わいではあまり感じられないのは個人的にはマイナス要素。ハイボールは非常に美味しく飲めました。

まぁ、散々話題になっている商品なので今更ですが、お勧めできる一本です。是非。

https://amzn.to/4jq1qjN

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2025年4月13日日曜日

Nikka Frontier


Nikka Frontier
ニッカ フロンティア

ワールド・ブレンデッド
Alc.48%

こちらがオフィシャルサイト。
ニッカの原点、余市蒸溜所のヘビーピートモルトをキーに採用。心地よいスモーキーさが、クセになる。薫りも味わいも、しっかり濃厚で満たされる。

テイスティングノート
香り
樽熟成香とマーマレードを思わせるフルーティーさ、しっかりとしたモルト香と心地よいスモーキーさが広がる。

味わい
スムースでコクのある飲み口、熟した果実の甘さをピートのビターが引き締める。

余韻
柔らかなオークを伴い甘さが続く。
オフィシャルサイトにはBar BenFiddichのオーナーバーテンダーである鹿山さんの考案レシピなども掲載されていて面白いですね。


さて、このボトルが発売されたのは昨年10月。満を持して発売されたわけですが、話題性や手に取りやすい価格設定もあり大変好評な売れ行きで今月から一時的に業務用向け専売商品に切り替えられています。一応、秋頃には再び量販向けにも開放されるようです。

ニッカの人気商品である「フロム・ザ・バレル」のお手頃価格バージョンとも取れそうなこの商品ですが、より余市のスモーキーな原酒をしっかり味わえるように作られているように感じます。

と言ってもフロム・ザ・バレルを飲んだのは2013年12月が最後なのではっきりとした比較ではないですが。

フロートハイボールをお勧めの飲み方として紹介しているのもなかなか面白いですよね。まずは、ストレートに近い状態でしっかり味わってほしいということなのかなと。


力強さと飲みやすさ、スモーク+焼きリンゴ
香り
モルティ、樽、キャラメル、スモーク

焼きリンゴ、ハチミツ、トースト、ピート、紅茶

余韻
スムーズで穏やか、木の蜜みたいな甘い余韻が続く

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは赤い果実感が出てくる。味はより柔らかくスムーズでピートが薄れる。余韻も薄まり骨格が崩れる印象

評価 B
この力強さと飲みやすさの融合は、まさにブレンディングの妙じゃないですかね。余市由来と思われるスモーキーさから連想される「火の通った果物」。アルコール度数もやや高めにボトリングされている中で、このスムーズさを実現できているところは流石です。

500mlで2000円なので、700ml換算で2800円。コスパ的にも悪くないと思います。・・・ま、そんなこと言うまでもなく売れてますがね笑

ブレンデッド・ウイスキーの底力を再確認させてくれるような一本。これは買っておいて良かった。


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2025年4月2日水曜日

Sam Barton Aged 5 Years


Sam Barton Aged 5 Years
サム・バートン5年

カナディアン・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:コルドンヴェール

早いものでもう4月。ソメイヨシノも開花して見るからに春ですねぇ。

さて、今回は何年ぶりかのカナディアン。ラベルに描かれているのはヘラジカの雄で間違い無いでしょう。以前、シカゴに行った際にオグロジカの雄に遠くで威嚇された経験はありますが、こんなヘラジカみたいな鹿だったら太刀打ちできてなかったでしょう汗


こちらが2017年10月撮影のオグロシカ雄。鼻息がすごかった汗

そしてこちらのwikipediaがヘラジカ。サイズが恐ろしい・・・

アメリカ大陸では"Moose"と呼ばれているそうです。こわやこわや。


ボトルの裏ラベルには以下のように説明書きがされています。

A five-year maturation offers woody and floral notes to this Whisky, with hints of vanilla. 
5年間熟成させたこのウイスキーは、木の香りと花の香り、そしてほのかなバニラの香りがします。
翻訳はGoogle翻訳によるもの。余談ですし、何故かの上からですが、Google翻訳のクオリティが格段に上がりましたよね!?笑 修正する必要があるポイントがかなり減った気がします。特にこれまで言語化しにくかった"hint"を「ほのかな」と訳すあたり、レベルがかなり上がっている気がしますね。


カナディアンらしいカナディアン
香り
メロー、春の白い花、ウッディ

スムーズでほのかにウッディ、バニラ、ろうそく

余韻
滑らかな舌触りで余韻は長くなく非常にさらっとしている、アルコール感がなく穏やか

評価 C
ということで可もなく不可もなく。とてもカナディアンらしいカナディアンですね。

5年という歳月を感じさせるのはこの飲みやすさか。個性のなさがかなり際立っていて、逆に面白い。カナディアン入門編としてはお勧めできる一本ですね。変な癖が全くない。カナディアンクラブやクラウンローヤルに通じる要素を存分に感じますし、それら以上に癖がない点が実に興味深いです。これをソーダ割で飲むと、すっきりし過ぎてわけわからん感じがします笑 

アイリッシュのジェムソンの方が煩い感じがする、と思わしてくれるあたりがカナディアンの妙ですね。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

サム バートン 700ml 40度【5,000円以上送料無料】
価格:1,408円(税込、送料別) (2025/4/2時点)


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2025年3月16日日曜日

Jameson Black Barrel


Jameson Black Barrel
ジェムソン ブラック・バレル

アイリッシュ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:ペルノ・リカール・ジャパン


こちらがオフィシャルサイト。

伝統的な3回蒸留を踏襲するアイリッシュ・スムースのど定番ウイスキーである「ジェムソン」シリーズから今回はブラック・バレルをいただいております。

「ジェムソン」シリーズの生みの親であるジョン・ジェムソン(スコットランド・アロア出身)が1780年にアイルランドの首都・ダブリンにボウストリート蒸留所を創設したのは1780年。もともと同地にあった蒸留所を引き継ぐ形で創業したそうです。現在でもアイリッシュウイスキーとして世界一の売上を誇る同ブランドですが、ボウストリート蒸留所自体は1971年に操業停止。「ジェムソン」ブランドはジョン・パワー社に引き継がれ、その後1975年からは新ミドルトン蒸留所で生産されて今日に至ります。

今回の「ブラック・バレル」について、オフィシャルサイトでは以下のように説明されています。
最高級のセレクトバッチウイスキーです。複数の異なるバッチ(ウイスキー原酒、樽の種類、熟成年数)を組み合わせ、豊かで滑らかな味わいを引き出すように巧みにブレンドされたウイスキーです。風味豊かなピュアポットスチルウイスキーとスモールバッチのグレーンウイスキーを使用し、バーボン樽とシェリー樽で熟成しています。バーボン樽には、マスタークーパー(樽職人)の熟練の技によってチャーリングされた、「ブラック・バレル」と呼ばれる樽を使用。この「ブラック・バレル」による熟成が、豊かなフレーバーやアロマを生み出しています。

ジェムソン スタンダードと比較すると、ジェムソン ブラック・バレルはシングルポットウイスキーをより多くブレンドしています。 
なるほど。「ブラック・バレル」とは、チャーリングされたバーボン樽のことを指すようです。そしてスタンダード品に比べてシングルポットスチルウイスキーの割合が高いということが特徴のようです。


スムーズかつクリーミーかつピリッと切れ味
香り
クリーミー、バター、紅茶、焼き林檎、シナモン

バニラ、アーモンド、ウッディ、ほんのりスパイス

余韻
波は立たずスッキリしているがちょっぴり長め、ピリッとしたキレが心地よい

ドロップ・アップ(1滴加水)
スパイシーさは薄れるがウッディが前に出る。アイリッシュらしいオイリーな印象も出る。余韻は少し波立ち複雑さが増す


得点 B
流石にクオリティ高いですね。これでこの価格とは。単純に、個人的にジェムソンが好きだということもあり、エコ贔屓と言われるかもですが笑

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ジェムソン ブラック バレル 40度 箱なし 700ml 正規
価格:3,168円(税込、送料別) (2025/3/16時点)


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