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2025年3月17日月曜日

BAR:松山Bar Con Almaさんにて


松山Bar Con Almaさんにて。

はだか麦ウイスキー ひめの琥珀

ジャパニーズ・グレーン
Alc.63%

ひとまず、「グレーン・ウイスキー」というカテゴリーにさせてもらってます。愛媛県産のはだか麦を使って、新潟の吉田電材蒸留所さんで蒸留したウイスキーだそうです。

オフィシャルサイトはこちら。

商品に関する詳細情報は上のURLから確認ください。

私が個人的に記述したいな、と思ったのはこのウイスキーの余韻の面白さです。

ウイスキーの余韻は通常以下のように私は勝手に分けています。

①最初ぐわっと来て、スッと穏やかに落ち着いていく
②波が2段階で押し寄せる
③波が3段階で押し寄せる

上記の3つに加えて、「長さ」という概念がまた別で加わりますが、概ねこの3つでこれまでは整理することができました。

しかし、今回いただいたはだか麦ウイスキーは、余韻が「螺旋状に落ちていく」という新たな境地を味わうことができました。

波がないという点では、上記の①に似ているようにも捉えられますが、①はあくまで2次元的で、直線的なもので最初上がって徐々に下降線を辿るようなグラフが描けます。それに対して、「螺旋状に落ちていく」というのは、かなり立体的、三次元的な表現です。

これは是非、一度飲んで味わってみてほしい余韻です。味わいも決して悪くないです。どちらかというとちょっとオイリーなアイリッシュに近いような、麦感をしっかり感じられる重厚な味わい。熟成年数の若さは否めませんが、味としてはしっかり乗っていると思います。

そしてその特徴的な「螺旋状に落ちていく」余韻です。かつ、ドロップ・アップ(1滴加水)すると、その螺旋が階段状になり、まさに螺旋階段です。

わかるかなー?笑

ま、そんなはだか麦ウイスキー、お目にかかった際はぜひ楽しんでみてください。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年1月30日木曜日

ウイスキー of the year の復習

はい、病み上がり(切ってはいない)のDです。

毎年の年末恒例となっている「ウイスキー of the year」ですが、思いの外多くの方々に閲覧いただいているようで。有難い限りです。

今日はこれまでの当企画の受賞ボトルたちを、備忘録的に(というか完全に自分のために)まとめておきたいと思います。結構、忘れてしまうので笑

◾️ボトル of the year
企画の中でも最も重要といいますか、根幹といいますか。過去の金賞、銀賞、銅賞をまとめておきます。

金賞
2013Bushmills Original
2014The Balvenie Signature 12年
2015The famous grouse celebration blend, decanter
2016Highland Park 18年
2017OCTOMORE ochdamr-mor EDITION:07.2
2018Blue Hanger 9th Limited Release(BBR)
2019Bunnahabhain MOINE
2020Redbreast 12年
2021Cragganmore 25年
2022Springbank Cask Strength 12年
2023Old Pulteney Single Cask 2006 16年(BBR)
2024Arran Private Cask for Whisk-e Ltd. 2014 / 3115 7年

まずは金賞。もはや自分でも意外なんですが、初代金賞はアイリッシュのブッシュミルズ オリジナル。他は2020年にレッドブレスト12年が受賞している以外はものの見事にスコッチですね。

銀賞
2013Benriach 12年シェリーウッド
2014The Naked Grouse
2015The Glenrothes Select Reserve
2016Johnnie Walker Green Label
2017Craigellachie 13年
2018Bruichladdich BERE BARLEY 2008
2019The Double Single (Compass Box)
2020Old Particular Braeval 15年(Douglas Laing)
2021Over An Islay Rainbow 2016
2022Glenmorangie Signet
2023Artist Collective Bunnahabhain 11年 2007
2024Lost Distillery Classic Selection Dalaruan

続いて銀賞。スコッチしかない笑

銅賞
2013Lagavulin 16年
2014Tomintoul 10年
2015Strathisla 12年
2016Royal Brackla 12年
2017Smokey Joe
2017The Glenlivet Nadurra First Fill Selection American White Oak Cask
2018Kininvie 17年
2018James Eadie’s TRADE MARK ‘X’
2019The Game Of Thrones “The Night’s Watch” Oban Bay Reserve
2020The Speakeasy Lowland Blended Malt(Douglas Laing)
2021The Naked Grouse
2022響ブロッサムハーモニー2022
2023THE SINGLE CASK FOR WHISKY LOVERS Caol Ila 2008 Aged for 13 Years 1st fill PX Octave The Blue Sky Label
2024The Perspective Series No.1 25年(Berry Bros. & Rudd)

そして銅賞。2017年と2018年は銅賞が2個あるので見づらいですが、こんな感じですね。2022年の「響ブロッサムハーモニー2022」が唯一のジャパニーズで他はこれまたスコッチ。

我ながら、ここまで偏っていたのか。。。でも、完全に嘘がないことははっきり言えますね。これはもう好みだから仕方がない。そんな中に入り込んだアイリッシュ2本とジャパニーズ1本が如何に偉業か!!笑

・・・まぁこんな企画が12年も続いていることが一番びっくりですが笑
健康に感謝ですね。


今回は「ボトル of the year」だけを確認しました。気が向いたら、他も見てみようと思います。(多分しないと思います笑)


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年7月21日日曜日

ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 SAKE CASK FINISH


ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 SAKE CASK FINISH

ジャパニーズ・ブレンデッド
Alc.40%

2022年7月以降、私が購入したジャパニーズ・ウイスキーは我らが廿日市にあるSAKURAO DISTILLERYのものばかり。。。

この事実を鑑みるに・・・わかりますよね?笑

そう。2022年7月の響ブロッサムハーモニー2022以降、いかにジャパニーズに手を出していないか。

単純に高価すぎるんですよね汗

もはや、「老害なのでは??」って自分でも思うんですが、「いや10年前はこんな値段で買えてたじゃん!?」って老舗のジャパニーズウイスキーに対しては思ってしまって手が出ないし。一方、新興の蒸留所に対しては、「10年以下でこの値段って・・・・・・・・・・・・・・・」とか思ってしまって手が出ないし。

んーーーー、多分これは「老害」です笑

そんな中でも、なんとか購入できているジャパニーズウイスキーがSAKURAO DISTILLERYのものなわけです。

特に、このブレンデッド「戸河内」というシリーズは、以前から存在しており当初は海外原酒や8年ものに関してはスピリッツも混ざった、いわゆる「まがいもの」的な立ち位置だったと個人的には思っております。

が、モルトウイスキーだけでなく、2019年からグレーンウイスキーも生産しているこちらでは、ついに昨年秋に戸河内ウイスキーが「本物のジャパニーズウイスキー」※に生まれ変わったわけです。

※日本洋酒酒造組合が定義したジャパニーズウイスキーの定義に当てはまる商品ということです

まぁ、このあたりは賛否両論でしょうし、言いたいことがある方はなんでも言ってくださって結構です。

とりま、その基準に則ったジャパニーズウイスキーの中で、かつブレンデッドウイスキーというのは、おそらくサントリーの「響」や「オールド」「ローヤル」「リザーブ」、ニッカの「THE NIKKA」、キリンの「富士ブレンデッド」のほかはこの「戸河内」シリーズしかないのではないか、と思います。


こちらがオフィシャルサイト。

当社で醸造した純米酒を熟成した樽で、ウイスキーをフィニッシングさせたブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 SAKE CASK FINISH。純米酒由来のまろやかな甘みと酸味が、ウイスキーをエステリーなアロマに彩ります。
ふむふむ。


シャンパンのような爽やかさと青々しさ
香り
エステリー、青い果実、朝露、フルーティ

メロン味の飴、マスカット、シャンパン、牧草

余韻
短め、穏やかでスッキリ、とうもろこしの甘み、奥の方でヒリヒリとスパイシー

得点 80点
悪くない、というか多分美味しいジャンルのウイスキー。「及第点」を突破していると言ったらいいのかな。

元々白ワインの熟成に使われていた樽に、SAKURAOで生成された日本酒を熟成した樽を"SAKE CASK"と名付けているあたりは業界初(????)と言ってもいいかもしれません。いや、わかりません笑

江井ヶ島蒸留所の「あかし」にも"SAKE CASK"は存在し、こちらはバーボン樽に日本酒を熟成させた樽をどうやらそう呼んでいるらしい。

んーーー、まだまだルールがないだけに面白くも難しい"SAKE CASK"。今後の発展に期待ですね。



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2024年6月23日日曜日

ジャパニーズウイスキーの状況整理①

梅雨ですねぇ。やっと梅雨って感じですが。

さて、ジャパニーズウイスキーの状況整理というか、個人的に状況把握というか。

最近まったく追いついていない気がしまして汗


こちらのサイトに掲載中(準備中含む)を確認したところ、116ヶ所蒸留所が存在している(これから存在する)ということになっております。

うん、これは追いつかないわけです笑

私の方で、今回整理しておきたいなと思ったのは、現在ウイスキー(3年以上のボトル)をリリースしている(または今年にする予定の)蒸留所の情報です。

①サントリー 山崎蒸留所、白州蒸留所、知多蒸留所

日本最古の本格ウイスキー蒸留所である山崎が今年で創業100周年。白州と知多が昨年50周年。近年のウイスキーブームに伴う原酒不足などもあり、今春に大々的に値上げをしたことでも話題になりました。

響12年なんかをボトルで買って飲んでいた学生時代が懐かしいですね。。。

100周年記念ボトルはバーでもよく見かけます。

https://www.suntory.co.jp/whisky/hibiki/information/100thbottle/



②ニッカウヰスキー 余市蒸留所、宮城峡蒸留所

余市蒸留所の創業は1936年ですが、ニッカ創業90周年ということで、90周年記念ボトルが販売されることを書かせてもらったのは先日の記事。

30万円でも安いんじゃないかって思ってしまうのは、毒されている証拠www

余市10年が昨年復活したことも話題になりましたね。



③キリン 富士御殿場蒸留所

こちらも昨年創業50周年でした。シングルモルト富士、シングルグレーン富士、ブレンデッド富士が定番商品として出されて、現在一番手頃に購入できるジャパニーズウイスキーかと思われます。今年9月に値上げする予定とのことですが。



④ベンチャーウイスキー 秩父蒸留所
現在のクラフトブームを牽引しているベンチャーさん。2008年から稼働している秩父蒸留所の秩父10年などが販売されるなど製品化されているものもありますが、定番のイチローズモルトホワイトラベル以外はプレ値がすぐに付いてしまいます。



⑤マルス 信州蒸留所、津貫蒸留所

1985年創業のマルス信州蒸留所はこの度「マルス駒ヶ岳蒸留所」に改名されました。鹿児島県に2016年創業のマルス津貫蒸留所のシングルモルトもすでに発売されています。

現在は駒ヶ岳2023 edition、津貫2024 editionが通常購入可能。



⑥江井ヶ嶋蒸留所

「あかし」や「江井ヶ嶋」という銘柄でシングルモルトも販売中。ボトルは以前から販売されている500mlで統一されているので、わかりやすいですね。そして可愛らしい笑



・・・と、ひとまずここまで。。。すでに疲れた笑

上記の6社は2010年以前にウイスキー製造をしていた企業。で、もともと私の脳みそに入っていたのもここまででした汗

それが今や100を超えているわけで。頭がパンクするわけです笑

いつになるか分かりませんが、一応続く。


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年6月19日水曜日

どうしても気になる、ニッカ90周年ボトル

梅雨らしい梅雨が、広島にはまだ来ません・・・。

畑の野菜たちは大丈夫かしら。特にナスの成長が遅い・・・。

さて、そんな今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

もはや、私がわざわざ話すまでもなく、みなさんご存知の通り「ニッカ 90周年限定ボトル」となる商品が7月に発売されます!!

その名も"The Nikka Nine Decades"(ザ・ニッカ・ナインディケーズ)

上記オフィシャルサイトから

1934年創業から90周年。

古い原酒で1945年の余市原酒や設立まもない頃の宮城峡(1969年設立)原酒も使われているのだとか!!

門司工場・さつま司蒸溜蔵のグレーンなども使われた惜しみないブレンデッド。

恐ろしい笑

ボトルデザインは、以前から販売されている"The Nikka"シリーズのものが踏襲されています。

気になる価格は30万円。んー、頑張ってみようかな・・・いや、きっと嫁さんに殺されるな笑

Alc.48度っていうのもそそられますよねー。マスターブレンダーの尾崎さん、恐ろしいことしてくれますよねぇ笑

っとまぁ、どうしても最近気になってしょうがないので記事にしてみました。あまり新商品の情報などブログに最近は上げていなかったので久しぶりすぎますが・・・。マイペースすぎてすいません汗

ジャパニーズウイスキーで言うと、今年の秋はシングルモルト発売の波が来そうですね。新潟亀田蒸留所さんも3年以上経過した「シングルモルト・ジャパニーズ・ウイスキー」の発売を表明されていますし。あとは新道蒸留所さんとか井川蒸留所さんとか。

今や120ヶ所以上とも言われる日本のウイスキー蒸留所。その行く末や如何に。

と言うことで、近々ジャパニーズ・ウイスキーの状況を個人的に整理した記事を書こうと思います。じゃないと、頭が追いつかないので笑

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

お中元 送料無料 ギフト ニッカザ・ニッカ TN‐G
価格:8,415円(税込、送料別) (2024/6/19時点)



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2024年5月25日土曜日

BAR:RITZ CARLTON京都 THE BARさんにて

RITZ CARLTON京都 THE BARさんにて。


なんともおたかさそうなボトルをテイスティングさせていただきました。

改めて写真を見ても、お高い・・・笑

ニッカウヰスキーさんの限定ボトル。余市2019宮城峡2019

これらのボトルは宮城峡蒸留所の50周年を祝ってリリースされたものです。

余市2019
力強く厚みのある味わいの余市モルト原酒の中から、5つの年代の原酒をヴァッティングしました。ダークチョコのようなビターな味わいや、香ばしい麦のコクが特長です。オーク由来のバニラの香りに加えて力強いピートの余韻をお楽しみいただけます。

 パッケージデザインは、フロスト加工を施した黒のボトルに黒の商品ラベルを重ねました。「宮城峡」「余市」のブランドロゴや商品名を白字で書くことで、高級感のあるデザインとしました。背景には、各蒸溜所のイラストとともに宮城峡蒸溜所の気候風土の特徴である“森”、余市蒸溜所の気候風土の特徴である“海”のデザインを施しました。
宮城峡2019
華やかで軽やかな味わいの宮城峡モルト原酒の中から、宮城峡蒸溜所で初めて蒸溜された原酒(ファーストドロップ)を含む、5つの年代の原酒をヴァッティングしました。シェリー樽由来のコクのある甘さ、芳醇で豊かな味わいが特長です。長期熟成を経たシェリーのような甘い香りに加えて、カシューナッツのような滑らかさ、ほのかなピートの余韻をお楽しみいただけます。
以上、アサヒビールのニュースリリースから引用。


余市2019に関しての感想。

ミズナラ、シェリー、スモーク

多分、どっかにミズナラの樽が使われているはず。。。確証はない笑
でも、ミズナラ感が強く感じられる面白い余市、というかなんだか「懐かしい余市」

元々、個人的に余市は「日本一美味しいシングルモルト」だと思っているので。大学生の頃は余市10年とか手頃な価格で買えてましたしね。「手頃」と言っても大学生にとっては高かったですが笑


宮城峡2019に関しての感想。

PX

うむ、我ながら感想が雑www

いや、それくらいシェリーの甘さがしっかり出ていたと言うことです。

余市も宮城峡も素晴らしいボトル。このリミテッドエディションは買いですね。と言っても、庶民には買えないくらいの価格になっちゃってますが・・・汗

いやぁ、飲ませてもらえて本当に良かった。感謝感謝です。


https://amzn.to/3R0NuR0



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2024年1月28日日曜日

ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 PEATED CASK FINISH


ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 PEATED CASK FINISH

ジャパニーズ・ブレンデッド
Alc.40%
昨年9月に発売された商品。スタンダード品である"PREMIUM"について綴ったのが以下の記事。

いわゆる「ジャパニーズウイスキーの定義」に完全に則った商品。

日本洋酒酒造組合が作成した「ジャパニーズウイスキーの定義」は、ざっというと以下の通り。

1.以下の品質基準を満たすこと。
・原材料には麦芽、穀類、日本国内で採水された水のみを使用すること。また、麦芽は必ず使用すること。
・糖化、発酵、蒸留は日本国内の蒸留所で行うこと。また、蒸留留出時のアルコール分は95%未満であること。
・貯蔵に当たっては、内容量700リットル以下の木樽に詰め、日本国内で3年以上貯蔵すること。
・色調の微調整のためにカラメルの使用を認める。

2.表記上は「ジャパニーズ」と「ウイスキー」の文字を統一的且つ一体的に表示し、文字の間を別の用語で分断してはいけない。  
3.「日本ウイスキー」「ジャパンウイスキー」等の同義語や外国語への翻訳時にも上記の品質基準を満たしていなければならない。 
 
4.日本を想起させる人名・都市名や山岳名等の地名・日本国の国旗及び元号等も、上記の品質基準を満たしていないものに使用してはいけない(品質基準を満たしていないことを明示している場合を除く)。
この内規が定められたのが2021年2月で、同年3月31日以前に販売されたウイスキーについては表記の変更まで3年、つまり2024年3月までは猶予期間となっております。よって、来年4月からは猶予期間が終わっていよいよ色々とジャパニーズ・ウイスキーとしての取り締まりが始まるというわけです。

この件に関しては今後も啓蒙活動していく必要があると思っております。

というのも、ウイスキーに興味がある人以外にとっては????な話。

そもそも「ウイスキー」とはどのように定義づけされているものなのか。法律上の定義は。そしてこの内規の目的と役割、効力とは。

みたいな諸々を多くの方に知っていただいて、近い将来法律にしてもらう必要がある案件だと考えております。

そのためにも啓蒙活動は必要です。


さて、あまり熱くなりすぎないうちに、今回のPEATED CASK FINISHについて。
スモーキーな燻煙香をもつウイスキーが熟成された樽で、
ウイスキーをフィニッシングさせた
ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 PEATED CASK FINISH。
煙をくゆらせたような特有の風味と香りが、
ウイスキーにコクのある甘みをもたらします。
オフィシャルサイトから引用。

ボトルに"FINITION TOURBÉE"(フランス語:ピート仕上げの意)と書かれているのもオシャレ。

前回のPREMIUM同様に、SAKURAO DISTILLERYで蒸留されたモルト原酒とグレーン原酒をブレンド。そしてこのCASK FINISHシリーズはその名の通り、特徴ある樽で追熟させたシリーズです。

オレンジピール&生姜紅茶でフィニッシュ炭
香り
ナッツ、柑橘、リンゴ、バナナ、バニラ、土

オレンジピール、生姜紅茶、舌にヒリヒリと残る

余韻
炭、泥、ダークチョコレート、軽やかだが長い

得点 80点
PREMIUMでも書かせてもらったように、「若さ」は否めません。が、上出来(超上からwww)。

ハイボールでもいただいてますが、ストレートよりもハイボールの方が美味しいかも。

ほんのり塩のニュアンスも感じ取れるので、ハイボールに黒胡椒をかけるスタイルでいただいても合いそうです。タリスカー的な。




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2023年12月26日火曜日

BAR:京都お酒の美術館 三条烏丸本店さんにて

京都お酒の美術館 三条烏丸本店さんにて。


Johnnie Walker Black Label 70's & 80's
ジョニーウォーカー ブラックラベル 70年代流通・80年代流通

スコッチ・ブレンデッド
Alc.43%

お酒の美術館さんの総本店。お酒の美術館さんと言えば、やはりジョニーウォーカーのオールドボトルですよね。

今回はブラックの70年代流通と80年代流通をいただきました。

写真の右が70年代、左が80年代です。

店員さん曰く、ジョニ黒は70年代/80年代で大きく味が変わっているとのこと。

70年代は比較的シェリーが濃くてリッチな印象。80年代はシェリーは軽くなり、スモーキーさが強調されている、そんな印象を受けました。

しかし、流石に状態が良いですね。どちらも非常に美味しくいただけました。


ブレンデッドジャパニーズウイスキー"龍流"

ジャパニーズ・ブレンデッド
Alc.43%

お酒の美術館さんのオリジナルボトル第3弾。我らがサクラオディスティラリーとのコラボ商品。サクラオが自社蒸留したモルトとグレーンで作られたブレンデッド。

「龍流」は、その構成する原酒の全てが単一の蒸留所(SAKURAO蒸留所)でつくられた、世界的にも珍しいブレンデッドウイスキーとなります。モルト、グレーン、いずれの原酒も熟成期間は3年以上であり、バーボン樽とミズナラ樽で熟成された原酒をブレンドの軸に構成。スモーキーでフルティーなモルト原酒に、ふくよかでエステリー、ボリュームのある味わいのSAKURAO蒸留所のグレーンが交わり、ブレンデッドウイスキーながら蒸留所の個性がしっかりと感じられます。
我が家でも飲んでいたブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内PREMIUMと比べると、スモーキーさが顕著。ふっくらとしたボディ感で飲みやすいですね。

ストレートでもハイボールでも美味しくいただけるやつです。


最後に3本並べて撮影。素敵な時間をありがとうございました。


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