スコッチ世界売上ランキングTOP10に入っているブランドを掘り下げていこうという企画。
今回は4位のウィリアム・ローソンについて掘り下げていきましょう。
4.William Lawson’s
ウィリアム・ローソン
ウィリアム・ローソン 13年 |
製造元はバカルディ系列のジョン・デュワーズ&サンズ社。
もともとマルティニ&ロッシ社が持っていたローソンの商標は1972年に設立されたウィリアム・ローソン社が引き継ぎました。同年、マルティニ&ロッシ社がマクダフ蒸留所を所有したことにより、同蒸留所の原酒をキーに作られたそうです。
1998年にバカルディ系列となりフランスで大量に消費されました。2010年以降、ロシアやバルト3国、東欧、スペイン、ポルトガルでも売上を伸ばし現在の地位に。
No Rules. Great Scotch.
ルールなんてない。それが素晴らしいスコッチウイスキー。
これがウィリアム・ローソンの哲学のようです。んー、恐ろしすぎて近づけない笑
1849年創業。
以前、買って飲んだ13年について、以下のようにコメントしておりました。
非常にライトでスムース、飲みやすい一本。香りは桃のネクターみたいなちょっと重ためなフルーツ感。糖蜜。かすかにショートケーキ。味わいはスパイシーさもありつつ、やはり桃みたいなフルーツが全体的にくる。が、癖がなくスッと抜けていく。なかなか美味い。後味はふっくらしつつもやはりスムーズ。最近、メジャーリーグ中継でよく耳にする「タッチ&フィール」って感じですかね。「フルゴリラ」ではなく笑
おいおい。タッチ&フィール、フルゴリラってなんだったっけ?笑
多分、大谷さんに関係する中継だったと思いますが。彼は本当に恐ろしいですね。
マクダフ蒸留所
キーモルトのマクダフ蒸留所は東ハイランドのスペイサイドにもほど近いダフ町にある蒸留所。マクダフとはゲール語で「ダフの息子」という意味だそうです。創業は1960年。蒸留開始は1963年。ステンレス発酵槽やシェル&チューブ式コンデンサーをいち早く導入した蒸留所としても知られているそうです。
https://d-ksmt.blogspot.com/2016/08/blog-post.html |
オフィシャルボトルは"Glen Deveron"(グレン・デヴロン)という名前で販売されていましたが、現在は"Deveron"(デヴロン)に統一されています。ボトラーズでは蒸留所名である「マクダフ」を使用。仕込水はデヴロン川の支流・ジェリー川の水。ストレートヘッド型の蒸留器でラインアームは奇妙に曲げられています。
https://d-ksmt.blogspot.com/2022/04/bar.html |
おおー。飲みたくなってきた笑
2枚目の"frends of Oak"シリーズのマクダフは、大阪・心斎橋にあるBAR 識さんで飲んだボトルですなー。弟と今年訪れた雰囲気の良いオーセンティックな素晴らしいバーでした。幸あれ!
それでは皆さん、良い夜を。 |
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