スコッチ世界売上ランキングTOP10に入っているブランドを掘り下げていこうという企画。
今回は3位のグランツについて掘り下げていきましょう。
3.Grant's
グランツ
Amazonから |
製造元はウィリアム・グラント&サンズ社。創業者ウィリアム・グラントから現在まで5世代に渡って家族経営を貫いています。
個性的な三角ボトルで発売当時、一躍有名になったそうです(三角形は火、水、土を表現しているんだとか)。同社はスペイサイドにグレンフィディック蒸留所、バルヴェニー蒸留所、キニンヴィ蒸留所、そしてローランドにガーヴァン蒸留所(グレーン)とその敷地内にアイルサベイ蒸留所を所有しています。
もっとも安価で販売されている「トリプルウッド」(上記写真)は、グレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィをキーモルトに、スペイサイドの25種のモルトがブレンドされており、キニンヴィ以外は100年前に創業者ウィリアム・グラントが考案した内容とほとんど変わっていないそうです。
1887年、ウィリアム・グラントが20年勤めたモートラック蒸留所を辞め、念願のマイ蒸留所を創業しました。それがグレンフィディック蒸留所。「鹿の谷」の意味を持つグレンフィディック蒸留所は創業当時、資金難だったため、カードゥ蒸留所などから中古のポットスチルを導入して使っていたそうです。
グレンフィディック IPA |
その5年後の1892年にバルヴェニー城のマンションハウスを改造してオープンしたのがバルヴェニー蒸留所。バルヴェニーの意味は「山麓の集落」だそうです。敷地はグレンフィディック蒸留所と隣接。ポットスチルはグレンアルビン蒸留所とラガヴーリン蒸留所の中古品を当初は使っていたそうです。現在でも伝統的なフロアモルティングをおこなっています。1割程度を自社製麦芽で賄っているそうです。
バルヴェニー シグネチャー12年 |
1963年、シングルモルトをスコットランド以外の国々でも販売し、ブレンデッドウイスキー以外のスコッチを提供。現在のシングルモルトブームの第一人者です。また、グレンフィディックはシングルモルトとしては30年以上世界一の売上を誇ります。
また同じ年、グランツ用の原酒(グレーン)蒸留所としてローランドにガーヴァン蒸留所を創業。ヘンドリックスジンもこのガーヴァン蒸留所で作られています。
シグナトリー・ヴィンテージ エアシャー・グレーン(ガーヴァン) |
1966年、ガーヴァン蒸留所の敷地内にレディバーン蒸留所(モルト)を開業。しかし、ウイスキー不況に伴い1975年に閉鎖。
1969年、ビジターセンター(グレンフィディック蒸留所)開設。業界で最も古いビジターセンターです。
1990年、グレンフィディック蒸留所、バルヴェニー蒸留所に隣接したキニンヴィ蒸留所をオープン。マッシュタンやウォッシュバックはバルヴェニー蒸留所内に置かれています。キニンヴィ蒸留所のシングルモルトはなかなか市販化されず、私も一度だけ200mlのボトルを購入したことがあるくらい。
キニンヴィ17年 |
そしてグレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィの3蒸留所のモルトをブレンドしたモンキー・ショルダー。これがまたおいしいんですよ。。。と言いながら、2012年に我が家に来たボトルの写真及び記事は見つかりませんでした汗
2007年、ガーヴァン蒸留所の敷地内にアイルサベイ蒸留所(モルト)をオープン。
カバリュス ダルリンプル 7年 2011 |
一昨年 or 昨年に発売されたグランツ トリプルウッド スモーキーもストレートでしっかりスモークを楽しんで飲める逸品でした。
グランツ トリプルウッド スモーキー |
いやー、掘り下げると結構我が家にグランツ・ファミリーのボトル来ていました笑
恐るべし世界3位。
それでは皆さん、良い夜を。
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