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2024年4月24日水曜日

Haig 特級 1970年代後半流通


Haig 特級 1970年代後半流通
ヘイグ

スコッチ・ブレンデッド
John Haig & Co. Ltd.
Alc.43%
Vol.760ml
輸入:サントリー株式会社

久しぶりに「特級」に手を出してしまいました笑

それにしても「760ml」という容量が時代を感じさせますね。どうやら1980年代から750ml瓶に切り替わっているそうで。キャップはメタルのスクリューキャップで、これは1970年代後半に使われ出したそうです。

ヘイグの主要モルトはグレンキンチー、グレンロッシー、マノックモアなどで、現在ブランドのオーナーはディアジオ社となっています。

というか、ディアジオ社の前身であるDCL(Distillers Company Limited)を1877年に設立したローランドのグレーンウイスキー業者6社の筆頭がヘイグ社なわけで。



さて、そんなオールドボトルをいただいているわけですが、なかなか良いですね。状態もそんなに悪くない気がします。十二分に甘いし、バランスも良い。アルコールが飛んでいる感じもしません。液中にオリのようなものが漂ってはおりますが、全く異常なし。

ちなみに、裏面に描かれた"Don't be vague ask for Haig"とは「曖昧にせず、ヘイグを頼めという意味だそうです。

2011年のWhisky Magizineの記事で詳しく紹介されています。英語版ですが・・・。



育ちの良い優等生
香り
しっとりしていながらドライ、焦げたキャラメル、うっすらピート

柔らかい、麦、砂糖醤油、みたらしだんご、重厚感を伴うスモーク

余韻
程よく長い、ほんの少しヒリヒリ、水飴

得点 85点
ということで、オールドボトルは(保存状態という点で)当たり外れが激しい中で、これはなかなか良かったと思います。オールドボトルらしい味わいの出方もしていますし、そもそもがバランスの良いブレンデッドであることが窺い知れるボトル。「育ちの良さ」みたいなのが出ています、多分www


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年4月23日火曜日

第11回Hatsukaichi Whisky Freaks : 売上BEST3 スコッチブランド 長期熟成 贅沢に飲み比べ

だいぶ経ってしましたが、4月14日(日)に第11回Hatsukaichi Whisky Freaks(HWF)を開催いたしました。


今回のテーマは「売上BEST3 スコッチブランド 長期熟成 贅沢に飲み比べ」ということで、

・ジョニーウォーカー18年
・バランタイン17年
・シーバスリーガル18年

を飲み比べ。

なかなかあるようでないよね。

こういう機会だからこその企画。我ながら楽しかったし、ご来場の皆さんにも存分に楽しんでいただけたようで何より。


飲み比べってことで、今回は一人あたり最低3個のテイスティンググラスが必要だったため、なかなか大変でした汗

我が家のカラフルなグレンケアンたち総出でなんとか間に合いました。が、相変わらず透明ではないグラスは人気がない涙

私はもちろん、
・ジョニーウォーカー18年 =ゴールド
・バランタイン17年    =グリーン
・シーバスリーガル18年  =ブルー
というカラーで分けていただきました。

カラーグラス推奨派として率先してね笑


そしてテイスティング結果を共有しました。

3者の比較では、ジョニーウォーカー18年ではスモーク、バランタイン17年ではバランスの良さと香りや甘みの種類の豊富さ、そしてシーバスリーガル18年はスウィートさが際立っている印象でした。

こういう部分を共感し合いながら言葉にできるというのは改めて良い機会だなと思いました。またやりましょう。


そして次回は、5月18日(土)Whisky Night @cafe bar NICOです。
今回のテーマは「キルダルトン3兄弟のススメ」。まさにアイラスモークをずぶずぶに楽しみながら掘り下げる会となります。是非みなさんご参加ください。

事前予約はこちらから。
https://forms.gle/aoSTiFgBc6ez9BnXA


https://amzn.to/4ddzJbt


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年4月6日土曜日

BAR:高槻 福田バーさんにて

大阪府高槻市の福田バーさんにて。


Black Adder Raw Cask 
Blair Athol 2009 Aged 13 Years
ブラック・アダー ロウ・カスク ブレアアソール2009 13年

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
蒸留:2009年7月10日
瓶詰:2022年12月
カスクタイプ:ホグスヘッド
カスクNo.304826
ナチュラルカラー
ノンチルフィルタード
Alc.51.7%
ボトルNo.166 / 300

マスターにおすすめをと頼んで出していただいた一杯。

限りなく樽出しに近い状態で提供することをモットーとしているブラック・アダーのロウ・カスク・シリーズ。その証拠とばかりに、瓶内には樽片が入っております。

そんな黒い蛇の中でも今回いただいたのがブレアアソールのホグスヘッド13年もの。

ブレアアソール蒸留所は1798年創業の老舗蒸留所で、南ハイランドのピトロッホリーにあります。現在のオーナーはディアジオ社。ベルなどのブレンデッドに使用されています。

Google Mapから

「花と動物シリーズ」ではカワウソが描かれています。


種類で言うと、ユーラシアカワウソ(別名:ヨーロッパカワウソ)となります。絶滅種とされているニホンカワウソはこのユーラシアカワウソの亜種。高知県須崎市新庄川で1979年に目撃されたのが最後と言われています。高知県出身の私としては、高知県に密かにまだ生き残っているという説を推したい。しんじょう君も推しております笑


ヴァッティング不要論勃発??
さて、話を戻して今回の一杯。
まず非常に甘そうな香り。明確なハチミツいちごジャムナッティな要素もありました。そして口に含むと、柔らかくてマーマレイドを塗ったパンのような感じ。後半にかけてややウッディ。この複雑さはあっぱれですね。シングルカスクですよね?って感じでした。

樽出しだけでここまでクオリティの高い、複雑な味わいが出せるとは。ヴァッティング不要論勃発??笑

これはぜひおすすめです。見掛けられた際は是非。そして、マスターに改めて感謝です。ありがとうございました!!


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2024年3月31日日曜日

Loch Ard Speyside


Loch Ard Speyside
ロッホ・アード スペイサイド

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
Alc.40度
輸入:東京ヨーロッパ貿易

成城石井で購入した謎のボトル(笑)

シングルモルトでハイランドなど何本かシリーズが出ている様子。

ボトルには「1879年創業」"Donald Fraser and Company"という文字が。

Google Mapから

ちなみに"Loch Ard"(アード湖)というのは、ハイランドとローランドの境目あたりにある湖のようです。

ストレート型ポットスチルで蒸留され、主にバーボンバレルで貯蔵された原酒だそうです。

というか、心配になるくらいインターネットでは情報が拾えない汗
大丈夫なのか、これ??

まぁ、シングルモルトで2000円代という価格を考えるとアリかな。



わかりやすいくらいのスペイサイド
香り
蜂蜜、オレンジ、洋梨、りんご、ドライアプリコット、チョコレート、紅茶、バニラ

蜂蜜、アーモンド、トフィー、紅茶、ビスケット

余韻
あまり長くない、爽やか、春の花、若干キャラメリゼ、非常に軽やかな苦味

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは洋梨が強まる。味わいは形が崩れる。甘みが弱まり、苦味が少し増す。余韻はより短くなる。


得点 76点
本当にわかりやすいくらいスペイサイドです。ただ深みはほぼない・・・。悪くはないですがね。値段を考えると及第点でしょう。あれこれ迷った時には是非。

武川蒸留酒販売さんのリンクを貼っておきます。ご参考までに。


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2024年3月22日金曜日

BAR:神戸ウエスタンホールさんにて

神戸ウエスタンホールさんにて。


Seagram's 100 Pipers
シーグラム 100 パイパーズ

スコッチ・ブレンデッド
Alc.43%

憧れていた、と言いますか。ずっと探していたようなそうでもないような笑

100パイパーズは1965年に誕生。シーグラム社が製造・販売(のちにペルノリカールが引き継いだ)。キーモルトはストラスアイラ、グレンキース、ザ・グレンリベット、グレングラント、ロングモーンだそうです。

主なマーケットはインド。近年までスコッチ売上ベスト10に入っていた銘柄でもあります。そう、私がこの銘柄を知っていたのはこの「ベスト10に入っていた」ということによります。

容量760mlというのを見ると、おそらく1970年代流通のボトルらしい。


少しヒネた感じもありましたが、麦の甘みがしっかり感じられ、蜂蜜とかバニラのニュアンスが強い。微かにスモーキー。シェリーよりもバーボン樽由来の味わいが濃いのかな、という印象です。

個人的には、オールドボトルの新しいタイプ。また飲んでみたくなる一本でした。



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2024年3月21日木曜日

BAR:神戸ポートピアホテルBar L'estacadeさんにて

神戸ポートピアホテルBar L'estacadeさんにて。


The Glenrothes Peated Cask Reserve
グレンロセス ピーテッド・カスク・リザーブ

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
Alc.40%

早い話、個人的にめっちゃ贔屓にしている蒸留所の一つがこのグレンロセスです。

どう表現するのが正しいのかわかりませんが、やはり一番「エロ○」ですよね笑
この口当たりかな。舌触りかな。セクシーですよね?


さて、そんなロセスの「ピーテッド・カスク」ものを初めていただいてみました。が、やはり美味しい。元が良いですからね笑

ピーテッド・カスクということで、おそらく原酒自体はいつものノンピーテッドだと思います。でも結構強目にピートを感じる。それでいて甘く、程よい飲み応え。完璧かよ笑

できれば、訪れてみたい蒸留所の筆頭ですね。もちろんザ・フェイマス・グラウスのキーモルトということも外せません。間違いなく好きな味です。ハズレなし!


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2024年3月20日水曜日

BAR:神戸SAVOY hommageさんにて

神戸SAVOY hommageさんにて。


Bowmore Mariner Aged 15 Years
ボウモア マリナー15年

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
Alc.43%

写真の左側。なんとも贅沢なオールドボトル。特級表記でないことだけが救いですかね笑

ボウモア蒸留所の底力というか、完成度の高さを感じることができる一本でした。やはり、アイラ島最古の蒸留所は伊達ではないですよ。

優しく、かつ威厳のあるスモーク。バニラやベリーの甘さもバランスが良い。何よりも、現行品ではなかなか感じられない「奥行」がエグいですね。素晴らしい。


Bowmore Darkest
ボウモア ダーケスト

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
Alc.43%

写真の右側。こちらも90年代流通のオールドボトル。一緒にいただいた「マリナー15年」に比べると、比較的「ストロング」スタイル。ピーティーさとシェリーが濃いのかな、と思いました。潮っぽさも濃い。

バランスで言うと個人的には「マリナー15年」の方が好みでしたが、こちらの「ダーケスト」も十二分に美味しいですよ。

どういう表現が正しいかわかりませんが、この年代のボウモアって「愛」を感じるよね。

・・・気のせいかな??笑


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2024年3月19日火曜日

BAR:神戸Bar Galoさんにて

神戸Bar Galoさんにて。


The Golden Cask Glencadam 10 yo
ザ・ゴールデン・カスク グレンカダム10年

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
蒸留:2011年9月
瓶詰:2021年10月
カスクタイプ:バーボン
カスクNo.CM232
ボトルNo.215 / 227
アンチルフィルタード
ノンカラーリング
Alc.63.6%

ハウス・オブ・マクダフ社はカンブレー・サプライ社が1994年に使用を開始した、ゴールデンカスクなどを販売するときに用いる別名義だそうです。

ウイスキー業界で40年以上のキャリアを持つ名匠ジョン・マクドゥーガル氏がカスクを厳選し、ノンチルフィルター、ノンカラーリング、カスクストレングスでボトリングされているのがこの「ザ・ゴールデン・カスク」シリーズだそうです。

以前から飲んでみたいボトラーズだと思いながら、ご縁がなく飲めておりませんでした。が、Galoさんにはたくさんのザ・ゴールデン・カスクが並んでおりまして。これは飲まないわけにはいかないなぁと笑

そしてグレンカダムをいただくのもとても久しぶり。
現在、アンガスダンディー・ディスティラリーズ社が所有する東ハイランドにある蒸留所。創業は1825年。

「バランタインの7柱」と言われた以下の蒸留所の一つです。

・プルトニー(ハイランド)
・バルブレア(ハイランド)
・グレンカダム(ハイランド)
・グレンバーギ(スペイサイド)
・ミルトンダフ(スペイサイド)
・スキャパ(アイランズ)
・アードベッグ(アイラ)

現在ではバランタインの主要原酒としては以下がオフィシャルでリリースされていますよね。

・グレンバーギ(スペイサイド)
・グレントファース(スペイサイド)
・ミルトンダフ(スペイサイド)

ふむ。そう考えると、色々面白いですね。もちろん、バランタイン17年がこの3蒸留所だけで作られているわけありませんが。ブレンドの変遷というのは非常に興味深く、探究心を唆られます。

さて、話は戻って今回のゴールデン・カスク グレンカダム。度数が割りかし高いため、甘みよりも刺激が強いのは否めません。が、なんと言ってもクリーミー。

モルティなニュアンスも程よく甘みが出ており素敵。これは飲んだ方が良い一本ですね。

熟成のピークを見極める、というのもウイスキーづくりの大事な仕事だと思いますが、「10年」でしかも「63.6%」というアルコール度数の高さ。これをボトリングしてしまうという心意気。真似できそうで真似できません笑

その味わいの奥深さに、是非皆さん皆さん酔いしれてください。


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2024年3月10日日曜日

Kilkerran Heavily Peated Batch8


Kilkerran Heavily Peated Batch8
キルケラン ヘビリィ・ピーテッド バッチ8

スコッチ・シングルモルト(キャンベルタウン)
カスクストレングス
Alc.58.4%
輸入:ウィスク・イー

キャンベルタウン・グレンガイル蒸留所で製造されるシングルモルト。グレンガイル蒸留所は元々1872年創業。創業者はスプリングバンクの共同経営者であったウィリアム・ミッチェル。1925年に閉鎖。

2004年にスプリングバンクの現オーナー、ヘドレー・ライト氏が再建。スプリングバンク蒸留所の北側にあり、スプリングバンク蒸留所のメンバーが、スプリングバンク蒸留所の休業期にグレンガイル蒸留所の仕込みを行っているそう。

スプリングバンク蒸留所同様に、昔ながらのフロアモルティングで製麦したモルトを100%使用。

「グレンガイル」というブランド名は、キャンベルタウンのもう一つの生き残り蒸留所であるグレンスコシア蒸留所によって登録されているため、シングルモルトはこの「キルケラン」という名前を使用。

「キルケラン」とは、キャンベルタウンの旧名。地元出身の聖人に由来する「セント・ケアランの教会」という意味。ラベルに描かれている絵も、この教会の塔だそうです。


ちょうど今年で20周年ということで、この3月末に色々イベントがあるそうです。
詳しくは、インスタグラムをチェックしてみてください。

Google Mapから

Google Mapから

ちなみに地図で見ると上記のような位置になります。


さて、今回飲んでいるのは「ヘビリー・ピーテッド バッチ8」
ヘビリーピーテッド麦芽(フェノール値:84ppm)を使用した"Peat In Progress"(ピート・イン・プログレス)シリーズの第8弾です。

カスクタイプはバーボン樽90%、シェリー樽10%のヴァッティング。



ピート&りんご、かなりゼスティ
香り
ピート、モルティ、ビスケット、りんご、ドライフルーツ、木の苔、干し草

スモーキー、りんご、梨、紅茶、ドライ、ゼスティ

余韻
舌の上がかなりヒリヒリ、程よく長い、焚き火、後半にかけてフルーティーな甘みが増す

ドロップ・アップ(1滴加水)
ピートの泥臭さが増す、土。それでいてりんごっぽさも強調される。味はあまり形が崩れない。相変わらずゼスティでヒリヒリする。熱したりんご感。余韻はだいぶ短くなり甘みが増す。

得点 86点
スプリングバンク蒸留所のピーテッド・スタイルである「ロングロウ」とか結構好きなんですが、それとはまた違った味わいですね。似て非なるものという感じ。

味わいは非常に好きな部類なんですが、この「ゼスティ」さ、「ヒリヒリ感」がもう少し落ち着いてくれたらなぁ、と思います。

もしかするとハイボールとかがちょうど良いのかも知れませんね。
ということでハイボールにしてみました。

うむ。これは美味しいですね笑
ハイボール(約1:4)にするとシェリー感が結構出てくる印象。ヒリヒリは全くなくなり、ヘビリーなピートもよい具合でピーテッドぶりを存在感出してくれてます(ん?日本語が難しい笑)。

ということでハイボールは完全に吉。おすすめの飲み方はハイボールです。ぜひお試しあれ。




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