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2026年9月18日金曜日

ウイスキーラベルに描かれた鳥④花と動物シリーズ その弍

皆さん、こんばんは。いかがお過ごしでしょうか?

早速ですが本題に取り掛かりましょう。世にも有名な「花と動物シリーズ」に描かれている鳥。蒸留所のABC順で紹介していきたいと思います。

Aultmore 12
オルトモア12年。現在はバカルディが所有しており、現行品はまた違う鳥が描かれていますが、その話はまたの機会に。

画像はRUDDERさんから

https://ebird.org/species/whtdip1?siteLanguage=ja

ムナジロカワガラス(Dipper, White-throated Dipper) Cinclus cinclus
スズメ目カワガラス科カワガラス属

ヨーロッパ、中東、中央アジア、インド亜大陸に広く分布。全長18cm。ノルウェーの国鳥でもあります。日本には同属であるカワガラス(Brown Dipper)C. pallasiiが生息。カワガラス属は丸くずんぐりした体系が特徴で、尾羽が短く足がやや長いのが特徴。主に水辺に生息し、川に潜って水生昆虫や魚類を捕食。水質汚染の影響を受けやすい種類であるため、オルトモア蒸留所周辺の自然環境が如何に優れているかを物語っていると思われます。


Balmenach 12
バルメナック12年。現在はタイ・ビバレッジ社が所有しており、現行品のシングルモルトはオフィシャルでは出回っておらず、ボトラーズものがちらほらというなかなかのレアもの。

画像は輸入酒のかめやさんから

https://ebird.org/species/wescap1?siteLanguage=ja

ヨーロッパオオライチョウ(Capercaillie) Tetrao urogallus
キジ目キジ科オオライチョウ属

ユーラシア大陸西部から中部の内陸部にかけて分布する大型の鳥で、雄で全長74-90cm、雌で54-63cm。これはライチョウ類の中では最大。体重は7.2kgを記録したことも。通常出荷されているニワトリの体重が約2kgであることを考えると、如何に大きく重たい鳥であるかが分かります。スコットランドではスペイサイド地方やハイランド地方といった狭い範囲にのみ分布。世界に全8亜種が認められていますが、そのうちスコットランドに生息しているのはT. u. urogallusで、これはスコットランドとスカンディナヴィア半島に分布している本種の基亜種に当たります。

個人的な謎としては、なぜかこの鳥だけ「ザ・フェイマス・グラウス・シリーズ」には採用されていない。なぜ??

私が知らないだけかもしれないので、いや採用されたボトルあるよ!ってご存知の方は是非ご一報ください。


Benrinnes 15
ベンリネス15年。現行品としても流通しているボトル。スペイサイドの最高峰であるベン・リネスは標高840m。

画像は武蔵屋さんから

https://ebird.org/species/blagro1

クロライチョウ(Black Grouse) Tetrao tetrix
キジ目キジ科オオライチョウ属

「ザ・フェイマス・グラウス・シリーズ」でも登場。ヨーロッパオオライチョウ同様にオオライチョウ属に属する大型の鳥。繁殖期に一定の場所(レック)に多数のオスが集まり、尾羽を広げて誇示するディスプレイを行う。この様子がベンリネス15年のラベルデザインにも採用されている。




Dufftown 15
ダフタウン15年。いまやシングルトンシリーズでお馴染みのダフタウンもかつては花と動物シリーズの一つだったわけです。

画像はRUDDERさんから


カワセミ(Common Kingfisher) Alcedo atthis
ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属

写真は私が以前、岡山県で撮影したものです。自前で用意できるものはできる限り自前でいきたいと思います笑

ユーラシア大陸に広く分布しており日本でも野鳥観察ではお馴染みの鳥。全長17cmの小鳥で、身体上面が青く下面がオレンジ。その美しい羽色だけでなく、水面に飛び込んでダイナミックに小魚を捕食する姿からカメラマンの被写体となっている様子をよく目にします。

日本ではこのカワセミを含め6種類のカワセミ科の鳥が観察できますが、意外にもイギリスは種類数が少なく2種類のみ。その2種類というのがこのカワセミと、迷鳥として記録されたことがあるアメリカヤマセミ(Belted kingfisher) Megaceryle alcyon。つまり一般的に観察できるのは本種のみということです。カワセミは日本では「川の宝石」とも言われ、ダフタウン市街地の川が美しく穏やかであることが窺えます。


Glen Dullan 12
グレンデュラン12年。こちらも今となってはシングルトンシリーズの一つとして楽しめますが、以前は花と動物シリーズの一つだったわけです。

画像はRUDDERさんから


アオサギ(Grey Heron) Ardea cinerea
ペリカン目サギ科アオサギ属

こちらも写真は自前のものから。「君たちはどう生きるか」にも登場しているので、お茶の間にも人気(?)の鳥かと。

ユーラシア大陸およびアフリカ大陸に広く分布し、日本でも観察が容易。イギリスでは全土で留鳥として通年観察することができるようです。全長93cmと大型のサギ。これはイギリスで繁殖するサギ類の中で最大種であり、サギのコロニー(集団繁殖地)において、最も強い立場。通常、コロニーの中で最も強い種は、一番高い場所に営巣します。サギ類は樹木に営巣するため、アオサギは樹冠に巣を作ることが多い。また、和名のアオサギは漢字では「蒼鷺」と書くが、英名の”Grey Heron”(灰色の鷺)の方が実際の色に忠実だと思われます。


ということで今日はこの辺で。

それでは皆さん、良い夜を。

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2026年9月7日月曜日

ウイスキーラベルに描かれた鳥③花と動物シリーズ その壱

皆さん、こんばんは。いかがお過ごしでしょうか?随分と秋めいてきたのかな(?)という感じの9月です。涼しくなったなぁって、最高気温が30度超えてるとかww

まぁ、気を取り直して「ウイスキーラベルに描かれた鳥」の話です。悪しからず。

今回からは「花と動物シリーズ」について。

まずは「花と動物シリーズ」についての説明。

・「フローラ&ファウナ」(花と動物シリーズ)は、1992年にUD社(ユナイテッド・ディスティラリー社:現ディアジオ社)がリリースしたシングルモルトシリーズ。

・現在ディアジオ社傘下ではない蒸留所のものなどは現行品は出ていない。

・名前の通り、「花」や「動物」が描かれているシリーズだが「鳥」の使用率が高い。

そうなんです。世にも有名な「花と動物シリーズ」なんですが、実はそのモチーフは「鳥」が多いんですね。その詳細は以下の通り。

アバフェルディ15年  :アカリス 
オルトモア12年    :ムナジロカワガラス ⚫︎
バルメナック12年   :ヨーロッパオオライチョウ ⚫︎
ベンリネス15年    :クロライチョウ ⚫︎
ブラッドノック10年  :金蘭 ※詳細不明
ブレアアソール12年  :ユーラシアカワウソ
カリラ15年      :ハイイロアザラシ ※詳細不明
クライゲラキ14年   :ブラウントラウト ※詳細不明
クライヌリッシュ14年 :ヨーロッパヤマネコ
ダフタウン15年    :カワセミ ⚫︎
ダルユーイン16年   :ヨーロッパアナグマ
グレンダラン12年   :アオサギ ⚫︎
グレンエルギン12年  :ニシイワツバメ ⚫︎
グレンロッシー10年  :コミミズク ⚫︎
グレンスペイ12年   :キクイタダキ ⚫︎
インチガワー14年   :ミヤコドリ ⚫︎
リンクウッド12年   :コブハクチョウ ⚫︎
マノックモア12年   :アカゲラ ⚫︎
モートラック16年   :カワアイサ ⚫︎
オスロスク10年    :ヨーロッパアマツバメ ⚫︎
ピティヴィアック12年 :アカシカ
ローズバンク12年   :野薔薇 ※詳細不明
ロイヤルブラックラ12年:マヒワ ⚫︎
スペイバーン10年   :キセキレイ ⚫︎
ストラスミル12年   :ハクセキレイ ⚫︎
ティーニニック10年  :ネズミイルカ

⚫︎=鳥ということで、鳥の採用率が高いことが伺えます。内容に関しては今後語っていきたいと思います。乞うご期待。



それでは皆さん、良い夜を。

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2026年9月4日金曜日

Glen Clan

 

Glen Clan
グレンクラン

スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:コルドンヴェール

フランスのラ・マルティニケーズ社(グレン・ターナー社)が所有するブランド。同社はスコットランドにモルトのグレンマレイ蒸留所、グレーンのスターロー蒸留所を所有しています。単純に考えると、同社が製造・販売しているLabel 5(ラベル5)Cutty Sark(カティサーク)のピーティー版と捉えることができるかもしれません。めっちゃ単純ですが笑


キャップにはスコットランドの国花である「アザミ」が描かれています。


ラベルには以下のように説明されています。

A selection of the finest Scotch whiskies, gently made from the grains and malts smoked on the peat fire and matured 3 years in oak casks to create a reach, full and smoky taste.

厳選された最高級スコッチウイスキー。ピート(泥炭)の炎で燻したモルトと穀物を丁寧に用い、オーク樽で3年間熟成させることで、豊かで力強く、スモーキーな味わいに仕上げました。


いやぁ、最近のGoogle翻訳は本当にレベルが上がりましたよね。違和感が全くと言って良いくらいない。手直ししたい箇所がほとんど見つかりません。すごい。

うっすらBBQソース、果物感も楽しめる
香り
オレンジ、青リンゴ、ドライイチジク、干し草、ビスケット、トースト、ベーコン、BBQーソース

ほんのりとしたスモーク、薄いハチミツ、バニラ、少しスパイシー

余韻
短くて浅い。若いアルコール感

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはBBQソース感が増す。味わいはスモーク感が強まり、より引き締まる。

評価 C
若干の加水が吉。ロックやハイボールはなお良いかも。若さが目立つ部分は否めないが、値段を考慮すると十分及第点を超えていると思う。正直、ラベル5よりは好きかな。


それでは皆さん、良い夜を。

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2026年8月30日日曜日

ウイスキーラベルに描かれた鳥②ザ・フェイマス・グラウス その弍

 皆さん、こんばんは。

「ウイスキーラベルに描かれた鳥」企画、第2弾。

では早速。


クロライチョウ(Black Grouse) Tetrao tetrix
キジ目キジ科オオライチョウ属

同シリーズでその名前の通り「ブラック・グラウス」や「ザ・フェイマス・グラウス スモーキー・ブラック」ボトルラベルに描かれている鳥で、通常の「ザ・フェイマス・グラウス」とは違った「スモーキー=黒」という色分けを行っている。

この鳥の全長は雄55cm、雌43cm。ユーラシア大陸北部に広く分布する。スコットランドに生息するのは亜種L. t. britannicusであり、これはスコットランド、ウェールズ、北部イングランドに分布。つまりグレートブリテン島固有の亜種ということになる。ちなみにクロライチョウはアカライチョウ同様にスコットランドではハンティングの対象として法律で認められている。ハンターの間で、雄は”Black Cock”、雌は”Grey Hens”と呼ばれている。しかし、生息できる環境が年々狭まっている影響から生息数減少の懸念があり、狩猟には自主規制がかかっている状況だそうだ。




ライチョウ(Rock Ptarmigan)Lagopus muta
キジ目キジ科ライチョウ属

全長37cm。日本で「雷鳥」といえばこの鳥。高山に生息し、スコットランドでは北ハイランドやスペイサイドにのみ分布している。スコットランドに生息しているのは亜種L. m. millaisiでスコットランドのみに分布。ちなみに日本に生息しているのは亜種L. m. japonicaでこちらは日本固有の亜種である。驚くことに、このライチョウでさえスコットランドではハンティングの対象として認められている。日本では絶滅危惧ⅠBに指定されている本種であるが、実は世界的に見ると個体数は安定しており、”Least Cocern”(低懸念)に分類されている。同シリーズの中では、「ウィンター・リザーブ」※5 写真右や「スノー・グラウス」で採用されている。イギリスに生息する4種類のライチョウの中で唯一(というよりも世界に17種類確認されているライチョウ亜科の中でも唯一)、冬羽が全身ほぼ真っ白になる。一部、眼過線と尾羽に黒い部分が残るのみ。この真っ白い姿は、もちろん雪深い地域での保護色になるわけだが、「ウィンター」や「スノー」を連想させるのにぴったりな鳥とも言える。


以上、その壱と合わせて3種類のライチョウがザ・フェイマス・グラウス・シリーズに用いられている。3種類ともにハンティングの対象で、グラウス・シューティングのターゲット。特にメインターゲットであるアカライチョウがラベルで使用されている種類や頻度が最も高く、派生品である「ブラック・グラウス」などでクロライチョウ、「スノー・グラウス」などでライチョウが使用されている。これらは、「黒」と「白」を明確に特徴づけており、同シリーズの幅の広さを印象付けるのにとても効果的な働きをしている。

こんなテンションでだらっと続きます。乞うご期待笑


それでは皆さん、良い夜を。

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2026年8月25日火曜日

ウイスキーラベルに描かれた鳥①ザ・フェイマス・グラウス その壱

皆さん、こんばんは。度々ブログをサボっている楠本です笑 

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?今年は酷暑がすごいですね。35度以上の猛暑日がまるで当たり前のように続いておりますが、熱中症などにはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

さて、今回からは久しぶりの「シリーズもの」をと言うことで、私が「マスターオブウイスキー」の1次試験にて提出させていただいた論文「スコッチ・ウイスキー ラベルに描かれた鳥」の内容を共有しながら、論文では書けなかったアイリッシュやアメリカンなどの「ウイスキーラベルに描かれた鳥」を追加で紹介させていただこう、というものです。

予めお断りしておきたいのですが、マスターオブウイスキーの論文としては「過去一番ウイスキーに関係がない」と言う土屋守さんのお墨付きです笑 なので、本当に鳥の話がメインになりますことをお詫びしておきます。

さて、早速ですが第1回ということで、論文でも最初に触れた「ザ・フェイマス・グラウス」シリーズを書き綴りたいと思います。


何を隠そう、私が最も愛しているウイスキーシリーズと言って過言ではない雷鳥さんたち。上の写真も、もちろん我が家で撮影されたものです。

まずはTHE FAMOUS GROUSEについて紹介いたします。
※これ以降は論文の本文そのままのところもありますので、でます調ではなくなる箇所があります。
  • 1897年にマシューグローグ社が完成させたブレンデッドウイスキーブランド。
  • 当時、ハイランドには夏になると上流階級の人々が多く訪れた。
  • ゴルフや釣り、そしてグラウス・シューティング(雷鳥狩り)が大流行。
  • 「ザ・グラウス・ブランド」は発売から数年で売上が急増。
  • 人々はこのウイスキーのことを「あの有名な(フェイマス)雷鳥のウイスキーをくれ」と言うようになり、ブランド名を「ザ・フェイマス・グラウス」に変更。
  • イギリスに生息するアカライチョウ、クロライチョウ、ライチョウ、ヨーロッパオオライチョウのうち、「ザ・フェイマス・グラウス」ブランドの象徴ともなっているのがアカライチョウである。
はい。こんな感じで続きます笑


アカライチョウ(Red Grouse)Lagopus scotica
キジ目キジ科ライチョウ属

全長37-42cm。グレートブリテン島、アイルランド島固有種。ユーラシア大陸に広く分布するカラフトライチョウ(Willow ptarmigan)L. lagopusの亜種L. l. scoticaとする説がもともとは有力であったが、近年では別種として扱われている。スコットランドでは猟鳥(ハンティングの対象となる鳥)であり、同ブランドができるきっかけにもなっている訳だが、日本人にとって「雷鳥」は、日本アルプスに生息しているライチョウ(Rock Ptarmigan)L. mutaを指し、絶滅危惧ⅠB種かつ国の特別天然記念物にも指定されており、狩りをする対象ではない。しかし、スコットランドの国鳥(法的に定めらてはいない)でもあるこのアカライチョウは生息数も安定しており、日本人の感覚からすれば日本の国鳥であるキジ(Common Pheasant)Phasianus colchicusに近い存在であると考えられる。実際、高山にのみ生息するライチョウと違い、アカライチョウは草原を主な住処としており、ハンティングの対象としても狙いやすいと思われる。ハンティングは、解禁される8月12日から12月の間で行われ、ハンティングが許可されているエリアでは、ハンティング対象のアカライチョウが他の捕食動物(キツネやオコジョ、カラスなど)に捕食されてしまわないように厳重に管理されている。しかし、ハンティングという人間の道楽を目的とした野生生物の行動管理については、動物保護団体との軋轢を大きくし、英国内でも議論が耐えない話題の一つだそうだ。そんなアカライチョウは、同シリーズの定番品である「ザ・フェイマス・グラウス(ファイネスト)」で発売当時から使用されている。近年では「カスク・シリーズ」にも採用されており、やはり同ブランドの看板鳥である。

・・・はい。ということで今日はこの辺で。皆さんお腹いっぱいやと思いますし笑

こんな感じの企画が続きます。悪しからず、お付き合いくださいまし。

それでは皆さん、良い夜を。

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2026年8月12日水曜日

For Peat's Sake


For Peat's Sake
フォー・ピーツ・セーク

スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:コルドンヴェール

アンガス・ダンディー・ディスティラーズが製造するブレンデッド・スコッチ。手頃な値段のため、や⚫︎やさんでついつい購入してしまいました。

アンガス・ダンディー・ディスティラーズさんのオフィシャルサイトはこちら。

ロンドンに本拠を構える家族経営の企業。韓国市場第3位の「スコッチブルー」という製品も手掛けております。飲んでみたいものです。「スモーキー・ジョー」「ザ・ダンディー」といったブレンデッドモルト・シリーズも同社の製品。シングルモルトの蒸留所としては、トミントールグレンカダムを所有。

そしてこちらが"For Peat's Sake"の紹介ページ。
※オフィシャルサイトには"Blended Malt"と書かれているが、おそらく"Blended"が正しい気がします。ボトルにも"Blended"と書かれていますし。。。

もしかすると、以前はブレンデッド・モルトだったのかも。いや、逆かも・・・。


ちなみに商品名の"For Peat's Sake"とは、"for Pete's sake"(一生のお願いだから or いい加減にしてくれよ)と言う言葉をもじったものだそうです。

"Pete's""Peat's"に変えて、ピートの効いたブレンデッド・スコッチと言うことですね。なるほど。

パッケージに書かれている通り"Smoky And Peaty"と言うコンセプトにピッタリと言いますか、よい表現だと思われます。

裏ラベルに記載されている物語によるとこういうことらしい。
Peat was a Maltman. One day, he shovelled too much peat into the kiln. With smoke billowing out of the pagodas. The distillery manager shouted, "For peat's sake, what are you doing? There's smoke everywhere". Surprisingly, the whisky from this very smoky and peaty malted barley was intensely flavoured and with an exceptional finish. For peat's sake blended scotch whisky is a tribute to peat and his rich, smoky and peaty whisky.

ピートはモルトマンでした。ある日、彼は窯にピートを詰め込みすぎました。煙が塔から立ち上る中、蒸留所の支配人は「一体何をしているんだ?煙が充満しているじゃないか!」と叫びました。驚くべきことに、この非常にスモーキーでピートの効いた麦芽から作られたウイスキーは、濃厚な風味と格別な余韻を持っていました。「フォー・ピーツ・セーク」ブレンデッド・スコッチ・ウイスキーは、ピートとその豊かでスモーキーなピート・ウイスキーへのオマージュです。
なるほど。ピートさんがやらかした話が起源と言うことですかね。いやぁ、いつものようにGoogle翻訳さんに頼りながら翻訳しているわけですが、精度が格段に上がりましたよね。数年前では考えられないレベル。感動。


焼き菓子、シガー、そして中国茶葉の紅茶
香り
スモーキー、ピーティー、バニラ、キャラメル、濡れたベンチ

チャー処理した樽、革、焼き菓子、柑橘、日曜日の昼間

余韻
程よく長い、ローストされたシュガーのような甘み、後半にかけてピートが顔をグッと上げる

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは中国茶葉の紅茶に近くなる。シガーのニュアンスも。味わいは少しざらつきやゼスティさが出て、余韻はタバコ感が強い。

評価 C
価格を考えると非常にコスパが良い素晴らしい仕上がり。欲を言えば、もう少し味わいのレイヤーというか奥行きが欲しい。果物的な甘みが加わると、より楽しめる気がする一本。ウイスキーソーダで飲むのも吉。


それでは皆さん、良い夜を。

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2026年7月29日水曜日

第15回 HWFは楽しすぎました


先日、7/26(日)にHatsukaichi Whisky Freaksとしては最後のイベントとなる第15回HWF"祝!団長マスターオブウイスキー合格"という素敵なイベントを開催させていただきました。

ご参加いただいた皆さん、改めてめっちゃ面白かったですね笑 ありがとうございました!!

今回で最後ということで、私の愛する宮島に渡航してスキットルに入れたウイスキー飲みながら、昼間っから飲み歩こうという企画でして。

一昨年ほど前に1回やらせていただいたのが楽しすぎたので擦りました笑

写真はWHISKY LOVERSさんから。

"コンパスボックス シェア,エンジョイ,セレブレイト! for THREE RIVERS 20th Anniversary"という素晴らしいボトルでして、恥ずかしながら昨年1回でマスターオブウイスキー合格するつもりで祝いの一本としてすでに買っていたのです笑

カリラのリフィルシェリー樽が主体のこのボトルは、言うまでもなく美味しかったです。文句のつけようがない。

こちらが公開されているレシピ。

・カリラ蒸留所 リフィルシェリー樽 39%
・アードモア蒸留所 1stフィルシェリーシーズニングホッグスヘッド樽 25.5%
・グレンエルギン蒸留所 リチャーしたバレル&ホッグスヘッド樽 19.1%
・ボウモア蒸留所 リフィルバーボン樽 5.7%
・ノーネーム No.3の残り 9.4%
・リトアニア市場向け限定品の残り ファーストフィルシェリー樽1.3%

毎度のことながら、こんなに公開して大丈夫なのかな?笑

個人的に特に気になったリトアニア市場向け限定品の残りについて、いろいろ調べてみたんですが、多分これです。間違ってたらすいません。

コンパス・ボックス Duoklė Angelams(ドゥオクレ・アンゲラムス)リミテッド・エディション


2021年発売。1,494本限定。リトアニアのヴィリニュスを拠点とする長年のパートナー『Duoklė Angelams』のためにウイスキーを製造。


リトアニアの人々の味覚には、リッチでスパイシー、かつピート(泥炭)を使用していないモルト・ウイスキーが完璧

に合うとのことでした。この限定品は、特注のフレンチオーク樽で熟成されたハイランド・モルト・ブレンドをベースにしています。そこに、オロロソ・シェリーのシーズニングを施したバット由来のウイスキーと、STR(シェービング、トースティン

グ、リチャーリング)を施したワイン樽でさらに熟成させたリンクウッド蒸留所の原酒を加え、豊かなオークの風味と

ブラックチェリーの力強いニュアンスを引き出しました。さらに、バーボン樽で熟成された、オイリーでクリーミーな

モルト・ウイスキーが全体の構成を完成させています。


※Duoklė Angelams= 天使たちへの賛辞





ちょうど、スリーリバースさんの20周年を祝うという企画と「天たちの賛辞」って辺りがコンセプト的に合うよねってのは気のせいかな??笑

まぁ、いずれにせよとんでもなく素晴らしいボトルです。参加していただいたみんなできっちり割って飲んだので、もう我が家には空便しかありませんが笑


それにしても、久しぶりの宮島は楽しすぎました。同じ廿日市市に住んでいるからといっても全く違います。この「毎日お祭り感」はすさまじいですね。

こんな素敵な島で、マスターオブウイスキー合格記念をさせていただいたことに改めて感謝です。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!

Hatsukaichi Whisky Freaksは一旦終わりとなりますが、これからはマスターオブウイスキーの一人として全国にもっと「ウイスキーの楽しさ」を伝えていけるように日々研鑽していきたいという所存です。

皆さん、今後とも何卒よろしくお願い致します。


それでは皆さん、良い夜を。

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