Puni Alba Batch04
プーニ・アルバ バッチ04
イタリアン・シングルモルト
43%
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
今年はいろいろ新しい国のウイスキーに挑戦します。先月のフランスに続き、今月はイタリア。イタリア唯一の蒸留所・プーニ蒸留所がリリースしているシングルモルトから「アルバ」。
武川蒸留酒販売さんの説明が以下。
https://mukawa-spirit.com/?pid=148215921
アルバはマルサラの樽で2年、フィニッシュにアイラのスコッチウィスキーの樽で1年間熟成。アルバはイタリア語で「夜明け」の意味であり、スコットランド・ゲール語の名前でもある。このウィスキーはシチリア島の最高級マルサラ樽で2年間熟成され、アイラ島の厳選された樽で仕上げられている。イタリアの豊かでフルーティなフレーバーとスコットランド島の独特なスモーキーさが融合した調和のとれた味わい。
-プーニ蒸留所-
プーニ蒸留所はイタリアに おいて 最初で唯一のウイスキー蒸留所で、2010年に設立された家族経営の会社です。 蒸留所は、イタリア、オーストリア、スイスの国境に位置しています。澄んだ高山の水、地元産の穀物、スコットランド産の伝統的な銅製ポットスチル、そして特注の熟成倉庫が、イタリア初のモルトウイスキーを生み出すための主な要素です。スコットランドの「生命の水」に対する大きな熱意と深い情熱により、Ebensperger家はプーニ蒸留所を建設。アルプス山脈の真ん中、オルトラー山脈の近くにある、ヴィンシュガウ渓谷のグロレンツァの小さな町の郊外に位置し、夏と冬の間にはかなりの気温差があり、これらの気候変動は成熟プロセスを大いに助けます。「イタリアの高地」は並外れたウイスキーを作るのに理想的 な場所と言えるでしょう。
穀物の栽培はヴィンシュガウ渓谷で長い伝統があり、 その特徴的な乾燥気候と低い降水量で、この渓谷は重要なライ麦栽培地域として知られていました。プーニ 蒸留所はマッシュビルで地元産のライ麦のみを使用しています。 蒸留所はその名前をヴィンシュガウ渓谷を流れる近くのプーニ川から取っています。イタリア産モルトウイスキーが初めてリリースされたのは2015年10月のことです。
プーニのオフィシャルサイトが以下。
https://www.puni.com/
蒸留所のこのマーク。六角形の真ん中に縦3本。なんだか日本酒の酒蔵マークみたいで面白い笑
イタリア語で「夜明け」を意味する"ALBA"。1日の始まりという意味で朝から飲む、なんてことはしませんが笑
ラベルに書かれた"THE ITALIAN MALT WHISKY"ってあたりにすごく気合を感じます。本気です。こちらのファミリー経営。
これは個人的にすごく驚いたことであり、感激したことでもあるのですが、コルクの中まで黒い。これにどんな意味があるのかは分かりませんが、ここにもプーニさんの気合を感じました。
マルサラワインは、シチリア島西部で作られる酒精強化ワイン(フォーティファイドワイン)。酒精強化ワインっていうのは、シェリーワインやポートワイン、マデイラワインと同じですね。
そのマルサラワインの樽で2年、その後アイラの正露丸くさーいウイスキー(じゃないやつかもしれませんが笑)をつけていた樽で1年。熟成して作られたのがこのALBA(アルバ)です。
着眼点も素晴らしいですよね。感服です。
果実ジャムがなんだかピーティーで塩っぱい
さて、テイスティング。
香り
ノージングは非常に強い。刺激的な樽・ワインの香り、フルーティ、白ぶどう、少しスパイシー
味
結構重たい果実ジャム、ざらめ、スパイシー、酢、後にピーティー、塩っぱい
余韻
塩っぱいピーティー、緩やかに桃に似たフルーツ感
ドロップ・アップ
樽とかシェリー(マルサラっていうべきですね笑)感が増す、フルーツ感は桃というよりもベリー系に近くなる、白ぶどうよりも紫のぶどうって感じ
こんな感じですかね。総じて「非常に美味い!」。おそるべしイタリアン笑
是非PUNIの12年ものに出会いたい。2015年ごろからリリースされているらしいので、まだまだ7年後ぐらいの話か・・・。気を長くして待ちます。
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