2020年2月10日月曜日

Mitchell's


Mitchell's
ミッチェルズ

スコッチ・ブレンデッド
40%


スプリングバンク蒸留所のオーナー
J&Aミッチェルズ社がリリースしているブレンデッド・ウイスキー。
The Mitchells, Scotland's oldest distilling family started business in Campbeltown over 200 years ago. During this time, the Mitchells have owned five different distilleries in Campbeltown - Springbank, Rieclachan, Toberanrigh, Drumore and Glengyle though only Springbank remained open until the present day. On the 25th March 2004, the new Mitchell's Glengyle distillery was opened strengthening the historic Campbeltown region. 
ミッチェルズは、スコットランド最古の蒸留一家で、200年以上前にキャンベルタウンでそのビジネスを開始しました。この期間、ミッチェルズは5つの異なる蒸留所を所有しました。それは、スプリングバンク、リークラカン、Toberanrigh(読み方分からず)、ドルモア、グレンガイル。その中でスプリングバンクだけが今日まで操業し続けた。2004年3月25日、新しいミッチェルズ・グレンガイル蒸留所が歴史的なキャンベルタウンの地に力強くオープンした。
和訳は相変わらず私の適当なものなのであくまで参考までに。この英文は、パッケージの箱に書かれたものです。さらにボトルには次のように書かれています。

Mitchell's Blended Whisky is created not only from distillations from Mitchell's Glengyle distillery but also from whiskies from many parts of Scotland blended together with the skill and experience accumulated by the Mitchell family over many generations. 
ミッチェルズ・ブレンデッド・ウイスキーは、ミッチェルズ・グレンガイル蒸留所だけでなく、スコットランドの多くの地域のウイスキーと、ミッチェル・ファミリーが何世代にもわたって蓄積したスキルと経験を組み合わせて作られています。
中学生ぐらいのレベルの英文で非常に助かる。非常に分かりやすい笑


復活したグレンガイル蒸留所
ちなみに、武川蒸留酒販売さんの説明は以下の通り。
https://mukawa-spirit.com/?pid=104929738
キャンベルタウン第3の蒸溜所ミッチェルズ グレンガイル蒸溜所のモルトウイスキーを使用したブレンデッドウイスキー。
スプリングバンクの潮気、ロングロウのスモーキーさ、グレンガイルのフレッシュな甘さが見事にマッチし、ブレンデッドの中では非常にピーティーで特徴のある味わいです。

グレンガイル蒸留所といえば、2018年12月にキルケラン12年を飲んだ際の記事がありました。https://d-ksmt.blogspot.com/2018/12/kilkerran-aged-12-years.html

キルケラン12年
香りは「麦」感が強いモルティ。な中にバニラ感やピート感。スモークというよりピート。泥。干し草。うっすらレモン。
味わいは塩味を帯びたピートが前にくる。しかし、ヘビーでなくライトでもなく。飲みごたえのある感じ。スパイシーな舌触りもあり、ピリピリときて心地いい。
余韻は抜けのが良く、柑橘的なエッセンスが残る。
これはなかなか秀逸です。個人的に魚料理が非常に好きで、今日も刺身やら焼き魚やらを家で食べながらキルケラン12年を飲んでいましたが、これがまた合う!
軽やかなピート感が魚に合うみたいです。ちなみに今日食べた魚は真鯛の刺身、塩焼きと蛸の刺身。ぜひお試しあれ。

と申しておりました。他にもスプリングバンク蒸留所のスプリングバンクやロングロウ、ヘーゼルバーン(スプリングバンク、ロングロウ、ヘーゼルバーンはすべてスプリングバンク蒸留所で蒸留されているウイスキー)も飲んできましたが、どれもこれも個性的な素晴らしいシングルモルトたち。


キャンベルタウンを満遍なく味わえる癖の強いブレンデッド
香り
土、モルト、いちじく、桃、カカオ


ピート、泥、炭、塩水、微かにバニラ、ビスケット

余韻
泥っぽいピート、木片、海水

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは土っぽさが抑えられてウッディや果実味が増す、味は塩っぱさが増すが飲みやすい、泥っぽさが甘さに変わる、余韻は抜けが良くなりスッキリ

という感じです。総じて非常に特徴的。こんな泥っぽいブレンデッド・ウイスキーがあるのか・・・という感じ。いい意味でね。土を感じさせてくれるピートと潮味が調和したキャンベルタウンならではの一本です。





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