さて、そんな10月31日、久しぶりに鳥を見に近くの極楽寺山へ行ってきました。
極楽寺山は廿日市市と広島市の間にある標高693m(ムクミと覚えました笑)の山で、瀬戸内海国立公園に属します。
山頂付近に極楽寺という名の真言宗のお寺があり、付近まで車で登れます。広島市五日市側や廿日市市原側など、何本か登山道が整備されており、登山客も多い山です。私は登山目的ではないので、山頂付近まで車で登り、そこから下りたり上がったりうろちょろします笑
昨日もたくさんの登山客にお会いしました。天気も良かったですしね。
さて、そんな極楽寺山はMF(マイフィールド)の一つで、家から20分で山頂近くの駐車場まで行くことができるということと、海が近いことが原因なのかどうか分かりませんが、結構色々な種類の鳥が見れるということで重宝しています。
そんな極楽寺山で朝8時半〜11時までの2時間半、鳥見を行いました。
その鳥見が素晴らしくて。勘と運を使いまくったような日でした笑
まずはキャンプ場周辺でシジュウカラやヤマガラ、ヒガラ、エナガ、コゲラの混群に遭遇。ウグイスも藪の中で力強くチャッチャッと鳴いていました。
ハシブトガラスがやかましく歓迎してくれました。
ハシブトガラス |
それから、カケスの小さな群れが遊んでいる様子を観察し、なんとか写真に収めることができました。顔がモロ枝被りしてますが笑
カケス |
それから山頂付近まで歩いて行きましたが、声は聞こえるけど姿が見えないって感じが続き。
そんな最中「憩いの森」というエリアで小鳥たちがとても賑やかにしているのを聞きつけていってみると、コガラの群れに囲まれ。
コガラ |
同上 |
コガラたちが、3mくらいしかない距離まで近寄ってくれまして。しまいには頭の真上で木の実を可愛く頬張っておりました。まさに天国かと思われ。15分ほど、1歩も動けなくなりました笑
コガラ騒動がひと段落して、山の日の指す側の斜面を五日市側に下りてみました。というのもこの斜面からはよくアオバトの声がするので、今度こそその姿を捉えてやろうと思いまして。しかし、結論から言うとこの日はアオバトの声すら聞くことができず。。。
しかし、この山道に入ったのは運命的で、私の耳に「ドドドド・・・」というとんでもない音が聞こえて来たんです。みると、10mもないくらいの距離にヤマドリ♂の姿が!!
ヤマドリ♂のほろ打ち |
このほろ打ちのおかげでヤマドリの存在に気づきました。音を立ててもらわなかったら、保護色で見落としていたでしょう。
ヤマドリ♂ |
人生でヤマドリを見るのはこれが3回目。1回目は隠岐島にて♂が道路を横切っていく姿。2回目は廿日市の大野自然観察の森に行く道中の山道で♀を。
しかし、今回が一番間近で、かつ長時間観察させてくれた個体になります。山の神様感が半端ない。神々しい。
同上 |
同上 |
体中にアドレナリンが駆け巡った10分間でしたね。最高でした。ありがとうございます。
それからしばらくして、10時くらいになったら暖かくなって鷹が出るんじゃないかなー、って思いお寺の前にある展望台へ。
すると、まさに読み通り。小鳥たちが突然静かになり、ヤマガラ2羽が林の中に隠れ鷹と思うと、目の前をオオタカが1羽滑空して行きました。読みと違ったのは、一瞬すぎてAFでは捉えられなかったこと。残念。
今日は色々見れたなー、という充足感で駐車場に向かっていると、ふと「鉄塔とかに猛禽類が留まっていたりするよなー」と思い、山の上の鉄塔が3本ほど見えたので望遠レンズで覗いてみると、ハヤブサがいるじゃありませんか!!
ハヤブサ 黄色い部分にちょこんと座ってます |
遠くからでは分かりづらいので、もう少し近づけないかと車を走らせて撮影できたのが次の写真。(トリミングしてます)
同上 |
ハヤブサは佇まいとか、お腹の白っぽさとかでオオタカとは全然違うってのが分かります。この個体は30分以上この鉄塔に留まっていたので、もしかしたらここがレギュラーな場所なのかもしれません。今度また観に行ってみようと思います。それにしてもラッキーだった。やっぱ猛禽類って興奮しますねー。
ということで、この日確認できた鳥の種類は以下。※(c)は声のみ。
ヤマドリ、キジバト、カワウ、トビ、オオタカ、コゲラ、オオアカゲラ(c)、ハヤブサ、カケス、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ(c)、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(c)、エナガ(c)、メジロ(c)、ムクドリ、ジョウビタキ(c)、アトリ、ホオジロ(c)
計23種(うち声のみ7種)
ウイスキーランキング
にほんブログ村
D:KSMT official web site
https://kusumo10dice.wixsite.com/d-ksmt
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントはこちらから。