毎年、
シラガホオジロが飛来するということで有名な県北某所へ行ってきました。昨年は野鳥の会の探鳥会で参加させていただきましたが、今年は予定が合わなかったため単独で。
昨年参加したおかげで、どのあたりでよく見られるかは頭に入っていたのでその辺りを入念に探すことに。
しかし、今日は極寒。県北に着いたのは暖かい時間を狙って11時。しかし、道路の気温表示は2℃でした。。。
そして最寄りのインターチェンジを降りた時は小雨だったのに、山を超えるたびに霙(みぞれ)になり、雪になり・・・。
現地に到着した頃は吹雪。おかげで鳥はほとんど姿を出さず・・・。仕方がないので、近くの湿原や高原地帯を車で行ったり来たりして様子を伺う。池の近くで同業者を発見。話しかけてみたところ、「シラガホオジロが今朝5羽いたらしい」との情報をいただいた。俄然、やる気が出てきた!
13時ごろ、ようやく吹雪が止んだので、シラガホオジロのポイントへ。
と思っていると、西の山肌からハイタカが旋回を開始。
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旋回するハイタカ |
写真はピントが合わずボッケボケです・・・。が、このハイタカの出現がまさに狼煙となり、そこからバードウォッチングがいよいよ本格的にスタート。
カシラダカの群れが耕作地の横にある小さい藪の中に入っていく姿が見えたので、近くで観察。
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カシラダカ♀ |
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同上 |
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カシラダカ♂ |
長い間、
カシラダカたちが観察をさせてくれたので、気持ちがほぐれました。
と、西の小さい山の林に、ハヤブサを発見!
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ハヤブサ♂ |
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同上 |
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同上 |
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同上 |
寒さに耐えるように、ずっとこの木に留まっていました。
その後、くるくると耕作地を歩いたり車に乗ったり探し回りましたが、お目当ては見つからず・・・。ふと、先ほど
カシラダカの群れを見たあたりへ帰ってみることに。というのも、
カシラダカの中に実はいるんじゃないのかなーと思ったり。そして、
カシラダカたちと違って、藪の中ではなく別の畑の方に飛んでいった小さな群れがいたなーと思い出したのです。
この辺に下りたようなと畦道を歩いていると、5羽ほどのホオジロ類の群れが飛び上がりました。ヒバリのように高めに飛び上がり、遠くへは行かず、くるくるとあたりを飛び回って、隣の田んぼの畔に着地。「これは絶対、カシラダカではない!」と思い、目を凝らして、畦や田んぼを観察。すると、ウズラのように地面を歩き回っている姿を発見!!
これがまさにシラガホオジロです。ライファーゲット!!
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シラガホオジロ♀(写真中央) |
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シラガホオジロ♂ |
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同上 地面をうろちょろ歩いてました |
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同上 |
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同上 |
まさに百聞は一見に如かずってやつですね。まさか、ヒバリやウズラのような動き方をするとは・・・。警戒心が非常に強いということ、また地表での食事に依存性が高いことが確認できました。本当に会うことができて良かった。15分ほど観察した後、お礼を行って現地を後にしました。
帰り道、チョウゲンボウを発見。
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チョウゲンボウ |
そして、お義父さんの家に着いた時に、上空をノスリが飛んでいくという終わりでした。
まさに猛禽類の季節ですね。オオタカやハイタカももっとゆっくり観察したいものです。カモやカモメも見に行かないと。いい季節がきましたねー笑
今日の観察種まとめ c=声のみ確認
キジバト、トビ、ハイタカ、ノスリ、コゲラ(c)、アカゲラ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、カケス(c)、ハシブトガラス、カラ類(c)、ヒヨドリ(c)、メジロ(c)、アトリ、シラガホオジロ、ホオジロ、カシラダカ
全17種+1類
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