Carn Mor Strictly Limited Edition Glentauchers Aged 8 Years
カーンモア ストリクトリーリミテッドエディション グレントファース8年
モリソン&マッカイ社
スコッチ・シングルモルト
ノンチルフィルタード
無着色
46%
シェリーパンチョン樽の8年熟成。2010年蒸留、2018年瓶詰め。
1樽から890本のボトルが造られた、とのこと。
武川蒸留酒販売さんの説明。
https://mukawa-spirit.com/?pid=138465417
モリソン&マッカイは元モリソン・ボウモア取締役のブライアン・モリソンとキーパー・オブ・ザ・クエイクを受賞しているケニー・マッカイがスコットランドのパースシャーで創業したインディペンデントボトラー。
カーンモア ストリクトリーリミテッドは46%加水タイプのシリーズで、蒸溜所の個性がはっきりと表れた樽を選んでボトリングしています。
グレントファースはシェリーパンチョンの8年熟成。
香りはジャスミン、 ジンジャーブレッド、ザクロ。味はみずみずしいフルーツ、チョコレート、オーク、 ジンジャー。
ジェームズ・ブキャナン氏が建てた蒸留所
1898年創業。蒸留所のそばにあるトファース・ウッドという森があることからグレントファースという名前がついたらしい。当時デュワーズ社、ジョン・ウォーカー社とともにブレンダーのビッグスリーと言われたブキャナン社の創業者、ジェームズ・ブキャナン氏が建てた。
ブキャナン社といえば、1,000円前後で購入できるウイスキーとして一番おすすめできるブラック&ホワイト。イギリス王室のためのウイスキーであり、世界で日本でしか購入できないロイヤルハウスホールドをリリースしている老舗ブレンデッドウイスキーメーカー。
実際、グレントファースはブラック&ホワイトの原酒に使われているらしい。
現在、グレントファース蒸留所は、ペルノ・リカール社(シーバスブラザーズ社の親会社)が2005年に買収し、同社のもとで操業が続けられているとのこと。
モリソン&マッカイ社の入門編・カーンモア
モルストさんがわかりやすい説明をしてくださってました。
https://www.malt-st.com/SHOP/94580/154948/list.html
モリソン&マッカイ社は元モリソン・ボウモア取締役のブライアン・モリソンとキーパー・オブ・ザ・クエイクを受賞しているケニー・マッカイが立ち上げた会社で、業界での太いパイプと長年の経験を活かし、素晴らしい樽を所有しています。地域・樽の違いが分かりやすいシングルモルトの入門編“カーンモア ストリクトリーリミテッド”。
スコッティシュ リキュール センター のマネージングディレクターを勤める ケニー・マッカイ 氏によるプロデュースです。 このシリーズはリーズナブル価格で、46%加水タイプですが、ノンチルフィルター、ノンカラーリングで本来のフレーバーを残したボトリングとなっています。熟成樽の違いと生産地域の特徴がはっきりと表れており、モルトウイスキーの入門編として最適です。
ケニー・マッカイ 氏はボウモア、オーヘントッシャン、グレンギリー 蒸留所を所有するモリソン・ボウモア社の元マネージング・ディレクター。
スコッチウィスキー業界で30年以上のキャリアを持ち、業界に貢献した人物に贈られる キーパー オブ ザ クエイク の称号をを持つ重鎮です。
長年のキャリアで培われたコネクションで、入手が困難な良質の樽を所有。特に状態の良い樽を セレブレーション オブ ザ カスク としてボトリングしています。サブネームの「CARN MOR」はスコットランド最高峰のネビス山に連なる尾根。標高1220m。
オフィシャルサイトはこちら。
https://www.mandmwhisky.co.uk/
オーキーでさくらんぼ・シナモン
さて、今回のシェリーパンチョン樽8年もののテイスティングを。
香り
ジャスミン、ザクロ、さくらんぼ、メロン、シュガートースト。
味わい
オーキー、メロン、さくらんぼ、ニッキ、生姜湯、干しぶどう
余韻
ドライでシナモンっぽい後味、やっぱりオーキー
という感じですかね。総じて、オーキーさが際立つさくらんぼ・シナモンなウイスキーってところでしょうか。んー、意味不明www 非常に面白いし、そして美味しく飲める大人な一本。ジンジャーエールとの相性が良いかも。今度やってみます。
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