Poit Dhubh Aged 12 years
ポッチゴー12年
(スコッチ・ブレンデッドモルト)
アンチルフィルタード
プラバンナリンネ社
43%
誰も読めない"Poit Dhubh"
"Poit Dhubh"と書いて"Potch Ghoo"(ポッチゴー)と発音するそうです。「ポッチゴー」とはゲール語で「黒いポット」という意味らしい。1976年にスカイ島で創業したプラバンナリンネ社によるブレンデッドモルト。スカイ島といえば、アイランズモルトに分類されるタリスカーがある島です。
ポッチゴー12年はシェリー樽熟成のピート感も楽しめる味わい深い一本。やっぱタリスカーが使われているんですかね?個人的にはそんな感じがします。
メーカーの紹介ページを発見。
https://www.gaelicwhisky.com/product/poit-dhubh-12/
This fine 12 year old malt whisky is elegant and smooth, with a good balance of sweetness and peatiness, giving a long, smooth and smoky finish.
この素晴らしい12年もののブレンデッドモルトウイスキーは、甘さとピートの良いバランスを伴いエレガントでスムース。長くスムースでスモーキーなフィニッシュ。(訳:楠本)という説明がなされています。
また、受賞歴も紹介されてます。
・IWSC2014 GOLDIWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)において、2014年・2016年に金賞(ゴールド)、2017年・2018年に銀賞(シルバー)と高く評価されていることを謳ってます。
・IWSC2016 GOLD
・IWSC2017 SILVER
・IWSC2018 SILVER
スモモもモモもモモのうち
香り
色の薄い花、樽、油のような重さがある
味わい
シェリー樽由来(?)のタンニンっぽい舌触り、タリスカーを想像させるピート感と塩味、スモモ、後半になるにしたがってピート
余韻
スモーキーというよりはピーティー、やっぱスモモ、高知のヤマモモとかを彷彿させる甘塩っぱさ、ヌタっとした舌触りが残るが果実を食べたあとって感じ
といった感じで、さすがにIWSCで高い評価を続けて受賞していることが頷ける素晴らしいブレンデッドモルト。上品でかつ親しみやすく、ピートがないと物足りない私のような人間も満足できる一本。これはなかなかの佳酒。
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