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2024年2月11日日曜日

1792 Small Batch


1792 Small Batch
1792スモールバッチ

アメリカン・バーボン
Alc.46.85%
輸入:コルドンヴェール


Barton1792

バートン1792蒸留所は、1871年創設。ケンタッキー州のバーズタウンにあります。

ケンタッキー州が誕生した1792年を冠した「1792」(今回のボトル)や「ケンタッキージェントルマン」、「トムムーア」(創業者の名前)などのケンタッキー・バーボンを製造。2009年にサゼラック社に買収され、バートン蒸留所からバートン1792蒸留所に改名。

Google Mapから

というか、我が家にバーボンがやってきたのは2022年5月のヘンリー・マッケンナ以来

昨年は1本も登場しなかったという・・・。
元々ではありますが、スコッチの偏りが激しくなっている気がする・・・。

カナディアンに至っては、2022年の2月以来登場なし(涙)


お手頃なウイスキーを求めて久しぶりにやまやさんで品定めをしていた矢先に出会いました。

やはり、たまには「よそ見」も大事ですよね笑

それにしても、これはよくできたケンタッキー・ストレート・バーボンですね。どうやら8年熟成だそうです。安定感のある美味しさ。


しつこくない甘さが上品
香り
紅茶、さくらんぼ、ビスケット、パン、キャラメル、ハチミツ、バニラ、アーモンド、オーク

柔らかい、甘さは少し控えめ、軽やかにスパイシー、ややウェッティ

余韻
長い、スムースでありながらほんのりとドライ、果肉感を少し残す

得点 85点
これは美味しいですね。バーボンの中で一番好きかも。いい意味で主張がない。没個性的というか。ウッドフォードリザーブとどっちが美味しいかなぁ??今度飲み比べてみたいと思います。ようやく、バーボンに興味が湧いてきた笑

https://amzn.to/3w4TX5V



それでは皆さん、良い夜を。

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2024年2月10日土曜日

AIの時代ですねぇ


この度、Hatsukaichi Whisky Freaks(以降HWF)のフライヤーを作成してみました。
背景画像やボトル、グラス画像はAIで生成。

恐ろしい時代ですねぇ汗

ということでHWF、どうぞみなさんよろしくお願いいたします!
まずはLINE友だち追加から。



それでは皆さん、良い夜を。

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2024年2月9日金曜日

改めてイベント告知:Whisky Night @Cafe & Bar NICO

はい。2月も早いもので、9日。
当分更新をサボっておりました汗


2月17日(土) 18:00-
Whisky Night 
主催:HWF(Hatsukaichi Whisky Freaks)
場所:Cafe & Bar NICO(廿日市市)

が開催されます。

第1回ということで個人的に大好きな"The Famous Grouse"をテーマに語らせていただきます。

参加費¥2,500-
(The Famous Grouse1杯とチャーム込)

The Famous Grouse(ザ・フェイマス・グラウス)以外にもこのブレンデッド・スコッチ・ウイスキーにちなんだボトルも多数用意いただく予定です。

ウイスキー初心者でも玄人でも、実はウイスキー飲んだことない方でも。どなたでもご参加いただけます。

事前予約は以下google formから。

予約されてなくても、当日急遽のご参加でも、ふらっとたまたまのご参加でも大歓迎です。

ぜひご参加ください。


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月28日日曜日

ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 PEATED CASK FINISH


ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 PEATED CASK FINISH

ジャパニーズ・ブレンデッド
Alc.40%
昨年9月に発売された商品。スタンダード品である"PREMIUM"について綴ったのが以下の記事。

いわゆる「ジャパニーズウイスキーの定義」に完全に則った商品。

日本洋酒酒造組合が作成した「ジャパニーズウイスキーの定義」は、ざっというと以下の通り。

1.以下の品質基準を満たすこと。
・原材料には麦芽、穀類、日本国内で採水された水のみを使用すること。また、麦芽は必ず使用すること。
・糖化、発酵、蒸留は日本国内の蒸留所で行うこと。また、蒸留留出時のアルコール分は95%未満であること。
・貯蔵に当たっては、内容量700リットル以下の木樽に詰め、日本国内で3年以上貯蔵すること。
・色調の微調整のためにカラメルの使用を認める。

2.表記上は「ジャパニーズ」と「ウイスキー」の文字を統一的且つ一体的に表示し、文字の間を別の用語で分断してはいけない。  
3.「日本ウイスキー」「ジャパンウイスキー」等の同義語や外国語への翻訳時にも上記の品質基準を満たしていなければならない。 
 
4.日本を想起させる人名・都市名や山岳名等の地名・日本国の国旗及び元号等も、上記の品質基準を満たしていないものに使用してはいけない(品質基準を満たしていないことを明示している場合を除く)。
この内規が定められたのが2021年2月で、同年3月31日以前に販売されたウイスキーについては表記の変更まで3年、つまり2024年3月までは猶予期間となっております。よって、来年4月からは猶予期間が終わっていよいよ色々とジャパニーズ・ウイスキーとしての取り締まりが始まるというわけです。

この件に関しては今後も啓蒙活動していく必要があると思っております。

というのも、ウイスキーに興味がある人以外にとっては????な話。

そもそも「ウイスキー」とはどのように定義づけされているものなのか。法律上の定義は。そしてこの内規の目的と役割、効力とは。

みたいな諸々を多くの方に知っていただいて、近い将来法律にしてもらう必要がある案件だと考えております。

そのためにも啓蒙活動は必要です。


さて、あまり熱くなりすぎないうちに、今回のPEATED CASK FINISHについて。
スモーキーな燻煙香をもつウイスキーが熟成された樽で、
ウイスキーをフィニッシングさせた
ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 PEATED CASK FINISH。
煙をくゆらせたような特有の風味と香りが、
ウイスキーにコクのある甘みをもたらします。
オフィシャルサイトから引用。

ボトルに"FINITION TOURBÉE"(フランス語:ピート仕上げの意)と書かれているのもオシャレ。

前回のPREMIUM同様に、SAKURAO DISTILLERYで蒸留されたモルト原酒とグレーン原酒をブレンド。そしてこのCASK FINISHシリーズはその名の通り、特徴ある樽で追熟させたシリーズです。

オレンジピール&生姜紅茶でフィニッシュ炭
香り
ナッツ、柑橘、リンゴ、バナナ、バニラ、土

オレンジピール、生姜紅茶、舌にヒリヒリと残る

余韻
炭、泥、ダークチョコレート、軽やかだが長い

得点 80点
PREMIUMでも書かせてもらったように、「若さ」は否めません。が、上出来(超上からwww)。

ハイボールでもいただいてますが、ストレートよりもハイボールの方が美味しいかも。

ほんのり塩のニュアンスも感じ取れるので、ハイボールに黒胡椒をかけるスタイルでいただいても合いそうです。タリスカー的な。




それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月27日土曜日

BAR:神戸BAR EmiNaさんにて

神戸BAR EmiNaさんにて。

「サブカルバー」と言うんですね。なるほど。
さて、そんなアニメオタクなマスターのお店ですが、シングルモルトの品揃えとかもマニアック笑

特にマスターはオスロスクがお好きだそうで。

まぁ、ジャンルは違えどオタク同士というのは話が盛り上がりますね笑


Signatory Vintage Auchroisk 2008 12 Years Old
シグナトリー・ヴィンテージ オスロスク2008 12年

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:2008年9月20日
瓶詰:2021年7月20日
カスクタイプ:ホグスヘッド
カスクNo.813968 + 813969
ナチュラルカラー
Alc.43%


ライトな酒質かと思いきや、しっかり味わえる。オスロスクって安定感がありますね。

甘過ぎず、静か過ぎず。

そういえばオスロスク10年(花と動物シリーズ)に描かれている鳥。よく「イワツバメ」と言われているのを目にするのですが、これは「ヨーロッパアマツバメ」です。

https://d-ksmt.blogspot.com/2017/09/10.html

上の写真はなぜか白黒しか残ってなかったのですが、2017年に我が家で撮影したもの。

「イワツバメ」と言ってもヨーロッパで見られるのはニシイワツバメ Delichon urbicum(Common House Martin, Western House Martin)で、スズメ目ツバメ科イワツバメ属に属する種です。

ニシイワツバメ wikipediaから

ヨーロッパアマツバメ Apus apus(Common Swift)は、アマツバメ目アマツバメ科アマツバメ属に属する種です。

ヨーロッパアマツバメ wikipediaから

日本にもイワツバメやアマツバメは分布しており、姿はよく似ていますが、見慣れてくるとすぐに見分けられるようになります。

特に今回話題にしているニシイワツバメとヨーロッパアマツバメでは、ニシイワツバメが腰や腹が白いのに対してヨーロッパアマツバメは喉以外は一様に褐色であることが見分けるポイントかと。

という識別ポイントを意識して改めて花と動物シリーズのオスロスク10年ラベルを見ると、やはりヨーロッパアマツバメですよね。

もしイワツバメって言っている人がいたら、優しく教えてあげてください笑



Elements of Islay Ma3
エレメンツ・オブ・アイラMa3

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
蒸留:2004年
瓶詰:2019年
カスクタイプ:Ex-バーボン・バレル
本数:734本
Alc.55.2%

「エレメンツ・オブ・アイラ」はElixir Distillers(エリクサー・ディスティラーズ)社が手がけるシリーズ。

今回いただいた"Ma3"はブナハーブン蒸留所のものです。

どうやら"Ma"というのはブナハーブン蒸留所近辺にある地域の名称"Margadale"(マーガデール)から来ているようです。

ブナハーブン蒸留所のピーティーな原酒。いわゆる「モアンヌ」です。私が個人的に大好きなやつ笑

この柑橘的な甘さと牧場を思わせるピーティーさが本当に癖になりますよね。

https://d-ksmt.blogspot.com/2019/02/bunnahabhain-moine.html

https://d-ksmt.blogspot.com/2023/10/artist-collective-bunnahabhain-11-years.html

我が家にやってきたこの子達も本当に美味しかったもんねぇ。それはそれは笑


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2024年1月26日金曜日

BAR:岡山Bar Saltlickさんにて

岡山Bar Saltlickさんにて。


Adelphi Selection Clynelish 1995 16 Years Old
アデルフィ・セレクション クライヌリッシュ1995 16年

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
蒸留:1995年
瓶詰:2012年
カスクタイプ:リフィル・シェリー
カスクNo.8668
本数:630本
Alc.55.8%

あとで調べて「リフィル」であることを知りました。リフィルとは思えないくらいシェリーが濃かったなぁ汗

甘いシェリーではなく、どちらかというと渋みが強いアンティーク的なシェリーかと。それが結構濃く出ている印象。

これでもマスター曰く「ようやく落ち着いてきた」とのことで、10年前の購入当時は濃すぎて飲めなかった程だとか。



Three Rivers "The Vanilla" Glen Moray 2007 Aged 14 Years
スリー・リバーズ 「ザ・バニラ」 グレンマレイ2007 14年

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:2007年11月16日
瓶詰:2022年6月28日
カスクタイプ:1stフィル・バレル
カスクNo.5460
本数:196本
Alc.59.6%

いただいたボトルは、「ザ・バニラ」シリーズの第5弾だそうです。

その名の通り、バニラの甘みが非常に濃く、そこにレモンのような爽やかさと、微かにビターな余韻

ジャケットの女性のようなソフトクリームの舐め方はできませんが(笑)、個人的にソフトクリームは好きですし、甘めのウイスキーも好きです。

こちらはいい意味で「濃厚」な一杯でした。

毎度ながらスリーリバーズさんが出されているボトルは、非常にクオリティが高いと思います。個人的な好みだと思いますが、本当にお勧めできるボトラーズさんの一つです。


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2024年1月23日火曜日

BAR:京都Rum and Whiskyさんにて

京都Rum and Whiskyさんにて。


Glenkinchie The Distiller's Edition Double Matured 1991 G2797-D
グレンキンチー ザ・ディスティラーズ・エディション ダブルマチュアード1991

スコッチ・シングルモルト(ローランド)
蒸留:1991年
瓶詰:2005年
Alc.43%

リフィル・オーク樽で熟成後、アモンティリャード・シェリー樽で熟成。

ベースはキンチーらしく麦感や「飲む蜂蜜」感がしっかりあります。そこに深みのあるトロピカルフルーツが乗っているような印象。まさに贅沢な一杯ですね。



Kingsbury Special Bottling for Kyoto Macduff 2007 12 Years Old 
キングスバリー スペシャル・ボトリング・フォー・キョウト マクダフ2007 12年

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
蒸留:2007年11月16日
瓶詰:2020年9月15日
カスク:ホグスヘッド
カスクNo.11276
ボトルNo.016 / 247
Alc.60%

良くも悪くも癖がなく、自己主張があまりないボトルですが、これはこれで良いんです。飲み飽きることのない一本ってやつですかね。

ホグスヘッドは優秀なボトルが多いです。現在のスコッチを象徴している樽だと思います。

それにしても津之喜酒舗さんのオリジナルボトルは、玄人好みのものが多いですね笑

どれもクオリティが本当に高い。


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2024年1月22日月曜日

BAR:岡山Bar doccaさんにて

岡山Bar doccaさんにて。


Old Pulteney Aged 21 Years
オールド・プルトニー21年

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
46%

昨年の「ウイスキー of the year」で金賞を受賞したのがプルトニーということもあり、ついつい手を出してしまいました汗

いや、本当に美味しい。塩+クリーム。病みつきになりますね、ここは。
熟成感もしっかり出ており、りんごや蜂蜜の甘みもグレイト。

もう、素通りできない笑

21年ものということでなかなかお値段はしますが、これは一飲の価値十分。

https://amzn.to/48MXowQ


21年は通販にあがっておりませんでしたので、25年と18年ものですがご参考にどうぞ。


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2024年1月21日日曜日

第10回Hatsukaichi Whisky Freaks : Ledaig Siclair Series Rioja Cask Finish

先週、1月14日(日)に開催させていただいた第10回Hatsukaichi Whisky Freaksで取り扱ったボトルが、Ledaig Siclair Series Rioja Cask Finishでした。

今回は、そのボトルについて詳しく綴っておこうと思います。


Ledaig Siclair Series Rioja Cask Finish
レダイグ シンクレアシリーズ リオハ・カスク・フィニッシュ

スコッチ・シングルモルト(アイランズ)
蒸留所:トバモリー蒸留所(マル島)
カスクタイプ:EX-バーボン樽、スパニッシュ・リオハ赤ワイン樽
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
Alc.46.3%
輸入元:コルドンヴェール株式会社


このボトルを選択した理由は、

・聖コロンバが上陸した年と厳島神社創建の年が近い
・島という共通点がある
・牡蠣にはピーティが合う(はず)

というものです。

リオハ・ワインなるものを今回初めて知ったのですが、スペイン北東部に位置し、国を代表するワイン産地だそうです。

トバモリー蒸留所で、ヘビリーピーテッド麦芽(35ppm)を用いて作られるレダイグとの相性も良い素敵な仕上がり。


こちらがオフィサルサイト。

香り
花、スモーク、スパイスチョコレート、乾いた皮

ナッツ、ダークチョコレート、ピーティー、塩、胡椒、うっすらシナモン、ややクリーミーで弛みのある舌触り

余韻
ラズベリーとスモークが程よく長く続く

ということで、ノンビンテージとは思えないような仕上がりの良さです。リオハ・カスクが本当に相性が良いですね。まとまりがとても良い。良い意味で、主張しすぎていない感じです。



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