神戸BAR EmiNaさんにて。
「サブカルバー」と言うんですね。なるほど。
さて、そんなアニメオタクなマスターのお店ですが、シングルモルトの品揃えとかもマニアック笑
特にマスターはオスロスクがお好きだそうで。
まぁ、ジャンルは違えどオタク同士というのは話が盛り上がりますね笑
Signatory Vintage Auchroisk 2008 12 Years Old
シグナトリー・ヴィンテージ オスロスク2008 12年
スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:2008年9月20日
瓶詰:2021年7月20日
カスクタイプ:ホグスヘッド
カスクNo.813968 + 813969
ナチュラルカラー
Alc.43%
久しぶりのシグナトリー・ヴィンテージ。
ライトな酒質かと思いきや、しっかり味わえる。オスロスクって安定感がありますね。
甘過ぎず、静か過ぎず。
そういえばオスロスク10年(花と動物シリーズ)に描かれている鳥。よく「イワツバメ」と言われているのを目にするのですが、これは「ヨーロッパアマツバメ」です。
https://d-ksmt.blogspot.com/2017/09/10.html |
上の写真はなぜか白黒しか残ってなかったのですが、2017年に我が家で撮影したもの。
「イワツバメ」と言ってもヨーロッパで見られるのはニシイワツバメ Delichon urbicum(Common House Martin, Western House Martin)で、スズメ目ツバメ科イワツバメ属に属する種です。
ニシイワツバメ wikipediaから |
ヨーロッパアマツバメ Apus apus(Common Swift)は、アマツバメ目アマツバメ科アマツバメ属に属する種です。
ヨーロッパアマツバメ wikipediaから |
日本にもイワツバメやアマツバメは分布しており、姿はよく似ていますが、見慣れてくるとすぐに見分けられるようになります。
特に今回話題にしているニシイワツバメとヨーロッパアマツバメでは、ニシイワツバメが腰や腹が白いのに対してヨーロッパアマツバメは喉以外は一様に褐色であることが見分けるポイントかと。
という識別ポイントを意識して改めて花と動物シリーズのオスロスク10年ラベルを見ると、やはりヨーロッパアマツバメですよね。
もしイワツバメって言っている人がいたら、優しく教えてあげてください笑
Elements of Islay Ma3
エレメンツ・オブ・アイラMa3
スコッチ・シングルモルト(アイラ)
蒸留:2004年
瓶詰:2019年
カスクタイプ:Ex-バーボン・バレル
本数:734本
Alc.55.2%
「エレメンツ・オブ・アイラ」はElixir Distillers(エリクサー・ディスティラーズ)社が手がけるシリーズ。
今回いただいた"Ma3"はブナハーブン蒸留所のものです。
どうやら"Ma"というのはブナハーブン蒸留所近辺にある地域の名称"Margadale"(マーガデール)から来ているようです。
ブナハーブン蒸留所のピーティーな原酒。いわゆる「モアンヌ」です。私が個人的に大好きなやつ笑
この柑橘的な甘さと牧場を思わせるピーティーさが本当に癖になりますよね。
https://d-ksmt.blogspot.com/2019/02/bunnahabhain-moine.html |
https://d-ksmt.blogspot.com/2023/10/artist-collective-bunnahabhain-11-years.html |
我が家にやってきたこの子達も本当に美味しかったもんねぇ。それはそれは笑
それでは皆さん、良い夜を。
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