2021年10月30日土曜日

Caramel Cafe Trip High(キャラメル・カフェ トリップ・ハイ)さんにて

倉敷のバー・Caramel Cafe Trip High(キャラメル・カフェ トリップ・ハイ)さん。
なんて可愛い名前なんだ笑

バーナビのページはこちら。

明るいカフェ的な空間と、暗いバー的な空間が壁を隔てて分かれています。
最初、よく分からずカフェ空間に座ったんですが、落ち着かなかったのでバー空間へ笑


Paul John Edited
ポール・ジョン エディテッド

インディアン・シングルモルト
ノンチルフィルタード
46%

武川蒸留酒販売さんによる説明文。
ジョン・ディスティラリーズ社は1992年に創業し、ウイスキー、ブランデー、ワイン等を製造する、インドで第4位の総合酒類メーカーです。

「エディテッド」は、バーボンカスクで5~6年熟成をしたライトピーテッドシングルモルト。モカやハチミツ、ミント、エスプレッソを思わせるフレーバーが感じられます。
ジム・マーレーの著書「ウイスキー・バイブル」にて96.5点を獲得。2017年San Francisco World Spirits Competitionにてダブルゴールド受賞。
「エスプレッソ」というのは非常に適した表現だと思います。私もトリップ・ハイさんでいただいて、最初に感じたのが「とても濃い香り」でした。なんと表現すべきか迷っていましたが、「エスプレッソ」は言い表した表現かと。

しかし、それだけでなくもっとエスニックな香りを感じました。スパイシーというか香辛料的なニュアンス。これこそインドなのか???

味は非常にバランス感覚の良い仕上がりで美味。コーヒーのような濃い紅茶のような。


Single Malt Scotch Whisky
Islay 2005 13年
シングルモルトスコッチウイスキー アイラ2005

スコッチ・シングルモルト
倉敷ウイスキーフォーラム2019限定ボトル
蒸留:2005年
瓶詰:2019年
カスクNo.800102
52%

倉敷ウイスキーフォーラム2019の限定ボトル。

最初、よくわからなかったんですが、見たこともないボトルに気が付いて。遠くからみるとネズミが荷車でわちゃわちゃしているパッケージかと思ったんですが、桃太郎のパッケージだったことに気づき笑

口に含むと真っ直ぐに入ってきて水面に波紋が広がるように口の中で広がってくる香味、穏やかでかつ力強いスモーキー。まさに「カ●ラ」だと思ったんですが大外れ。もう一個悩んだ「ラ●ロイ●」だそうです。まだまだ修行不足。今度、カ●ラとラ●ロイ●のOBを徹底的に飲み比べてみようと思った次第です。

ぜひ、岡山のバーで見つけた際は飲んでみてください。


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2021年10月29日金曜日

Salon de Ric's(サロン・デ・リックス)さんにて

今日は倉敷のバーから。
美観地区に、少し隠れ家チックにあるSalon de Ric's(サロン・デ・リックス)さんにて。


1杯目は京都蒸留所のドライジン・季の美を使ったギムレット。

こちらが京都蒸留所のオフィシャルサイト。

めっちゃおしゃれ笑
さすがはジャパニーズ・ドライ・ジンの第一人者って感じですね。
我らがSAKURAOも頑張りまっせ!

そんな季の美でギムレットを作っていただいたわけです。皆さんご承知の通り、ウイスキーオタクなので、カクテルというのにはなかなか縁がなかったわけです。が仕事柄、カクテルを知らないというわけにも行かず。でもロングカクテル飲めるほど胃袋大きくないので笑

マティーニとかも飲んでみましたが、落ち着いたのがこのギムレット。

ドライジンをライムジュースで割る、ってのが一応のレシピ。って説明が簡単過ぎる!!バーテンダーさんは、もっと複雑なことをしてるぞ!!ってね。

非常に爽やかで飲みやすいんですよ。以前はジンを毛嫌いしておりましたが、そもそもジンはストレートで飲むよりもカクテルで飲むべきお酒なんだと思います。それを最近理解し始めています。多分、ウォッカとかもそうなんじゃないかな。ストレートやロックではなく、カクテルにして初めてその良さが際立つ蒸留酒な気がします。何でもかんでも、ウイスキーと比べるのがナンセンスなのではないでしょうか。



Thompson Bro. 
Blended Malt Campeltown 2014
トンプソン・ブラザーズ ブレンデッド・モルト キャンベルタウン2014

スコッチ・ブレンデッドモルト(キャンベルタウン)
蒸留:2014年
瓶詰:2019年
ボトルNo.816
50%

安心してください、飲んでますよ笑
バーに行ってウイスキー飲まないわけがない。

日本のラーメンが描かれているパッケージが一際目立ちます。が、味はラーメン関係ありません笑

キャンベルタウンらしく、とても潮っぽさを感じるボトルです。ピートは個人的にはあまり感じられなかった。喉に流し込んだ後に、口の左右を伝って前面に戻ってくる甘いバニリックな香り。これが肝だと思います。ドーノッホのトンプソン・ブラザーズは本当に面白い、いい仕事してくれますねー。


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2021年10月28日木曜日

素敵なコルク3選

最近、ウイスキーの話ばっかりしている気がするけれど、止められないので綴ります笑
というのも、土日も色々あって鳥を見に行けてないんですよねー。釣りにも行ってないし。

カレンダーを見返してみると、今月は1度も釣りに行っていない!今週末、行ってみようかな。って思って潮を見てみると長潮だし笑

週末は鳥を見にいくことにしよう。そろそろ鷹も下りてきて賑やかになっているはず。カモも入っているはず。よし。

さて、ちょっとだけコルクの話を。4年ほど前から飲み干したウイスキーのコルクを息子にあげて、おもちゃ替わりにしてみているわけですが、100個くらいは集まりまして。

中には捨てるに捨てられない、素敵なコルクもあるわけで。嫁さんに笑われています笑
そんなコルクの中で、どうしても語っておきたいコルクを3つあげて行きたいと思います。

The famous grouse 
celebration blend, decanter 
ザ・フェイマス・グラウス セレブレーションブレンド(デカンタ)


このボトルが我が家にやってきたのは2015年のこと。あれ、そんな前からコルク置いてるってことか??ご贔屓の雷鳥さんシリーズから。

ちょっと写真、コルク切れてるじゃない!笑
陶器で作られたデカンタなので、コルクの頭ももちろん陶器。そして、結構大きい。息子と私の間では完全な「ボスキャラ」。下のボトル部分は我が家の花瓶にもなっております。このコルクはやはり捨てられない。捨てられそうになったら、意地でも止める。


Willett Pot Still Reserve
ウィレット ポット・スチル・リザーヴ


続いては割と最近。バーボンから。今年の4月ですね。

この木製を存分に感じさせてくれる深い焦茶のコルクヘッドには、"Willet"の文字がおしゃれに彫られています。写真ではわからないですが・・・。「品格」という言葉がよく似合うコルクです。


1770 Glasgow 2019 Release 
Limited Edition
1770 グラスゴー 2019リリース・リミテッド・エディション


そして、最後はグラスゴー蒸留所の2019。
この写真には最早コルクは写っていません笑

悪しからず。あとで、文末にコルクが並んで写っている写真をアップしますので。
グラスゴーのコルクはヘッド部分が金属でできていて、とても重い。重厚感という面で非常にユニークなコルクです。ブロンズ色ってのもグッド。

そして、これらのコルクが並んだ写真が以下の2枚です。まさに、現在撮影した写真。
前に並べている3点が、左からウィレット、フェイマス・グラウス、グラスゴーです。後ろでわちゃわちゃと並んでいるのは、3選には漏れてしまった「ボスもの」たち。



んー。素敵www

以前、なんかのラジオで日本酒の蔵が実家っていう方が、「子供の時に日本酒の栓をおもちゃがわりにしていた」っていうのを聴いたのがきっかけで、「自分の子どもにもウイスキーコルクで遊んでもらおう」と思って集め出した次第です。

集めてみると、なかなか面白い。いろんなデザインのものがあって。中には、全然デザイン性のないものも多数あるんですが、装飾にどこまでお金をかけるかってメーカーの意図も見え隠れしていて。それを考えるだけで、ウイスキーが何倍も進む肴になるわけです。

はい。おやすみなさい笑


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2021年10月27日水曜日

ガイアフロー静岡蒸留所のシングルモルト第3弾が発売されますね

秋は一体、どこへ行ったのか?
さっきまでとても暑い、暑いと思っていたら、急にとても寒い。
夏から一気に冬になったようで、体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?

さて、ガイアフロー静岡蒸留所から、第3弾となるシングルモルトが来月発売されるというニュースが飛び込んできました。

オフィシャルサイトから

その名も「コンタクトS」
シングルモルト日本ウイスキー静岡の第3弾。ここから本章が始まります。

 静岡蒸溜所では、KとWという2基の初留蒸留機を使い、2種類の個性が異なった原酒を生み出しています。その両方の原酒を初めてブレンドしたシングルモルトが、コンタクトSです。

 その素直で心地よくバランスの整った味わいは、円(サークル)に例えることができるでしょう。蒸気加熱のKがフルーティーな香りとライトな味わいを持ち、円の上半分を成し、薪直火によるWがヘビーな味わいと長いフィニッシュを感じさせ、円の下半分を支えます。

原材料は、日本国産大麦麦芽を主体に、スコットランド産ピーテッド麦芽、ノンピート麦芽やビール用麦芽を使用しています。樽はファーストフィルのバーボンバレルを主体に、クォーターカスクなども使いました。原材料から日本国産を主体としたジャパニーズウイスキーです。

静岡蒸溜所の木製発酵槽や蒸留機の総力が結実したシングルモルトをご堪能ください。

◆アルコール度数:55.5%
◆内容量:700ml
◆日本国内販売本数:5,000本
◆希望小売価格:8,943円(税込)
◆発売日:2021年11月27日(土)
静岡蒸留所のKとWという異なる初留釜の、特にWは薪火蒸留で非常に力強いウッディさを際立たせたシングルモルトでした。そのWと、Kをブレンドさせたというのが今回の「コンタクトS」で、これこそが静岡蒸留所のハウススタイルになっていくのでしょう。そう考えると、とても興味を持つことができる一本です。

というのも、静岡蒸留所の「プロローグW」は非常に美味しかったし、印象的でした。そんな静岡蒸留所が「我々のスタイル」として打ち出す今回の「コンタクトS」は、それこそ蒸留所の道標となるものでしょう。国内販売数が5000本と非常に限定的なのが、玉に瑕ですが・・・。

おそらくはこの「コンタクトS」を機に、シングルモルトの安定供給をスタートさせていくのだろうと思います。

実のところ、あまり新興ジャパニーズ・ウイスキーには興味を示していない私ですが、この静岡蒸留所はマークしている数少ない蒸留所の一つ。

早く、価格面がもっと落ち着いてくれて、一般家庭に普及する日を願ってます。

発売が、来月27日ということで、奇しくもこの日は私と嫁さんの結婚記念日に当たります。祝10周年。その祝いに一本。・・・だめか笑


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2021年10月26日火曜日

Bar Lytton N(バー・リットン・エヌ)さんにて


はたまた、岡山市内のバー、Bar Lytton N(バー・リットン・エヌ)さんにて美味しいシングルモルトをいただきましたので、そのことを綴ります。

Bar Lytton N(バー・リットン・エヌ)さん

Westport 1996 19 yo
ウエストポート1996 19年

スコットランド・ブレンデッドモルト(ハイランド)
蒸留:1996年9月
瓶詰:2016年1月
カスクタイプ:バーボンホグスヘッド
57%

ウイスキー文化研究所オンラインショップから。
2016年3月6日(日)に開催された「ボトラーズ&クラフトウイスキーフェスティバル2016」を記念して、フェス会場内で販売していた「Westport 1996 19年」の一般販売を開始いたします。

「ウエストポート」とは、ハイランド・テインにある”首の長いポットスチル”で”樽のパイオニア”として有名な某蒸留所の原酒に、別の蒸留所の原酒が1滴ブレンドされたブレンデッドモルトとして流通しているボトラーズウイスキーです。今回はオフィシャルにはない19年モノ!土屋守いわく「ようやく見つかったクオリティーの高い樽」。樽の個性をしっかりと感じられる1本です。
おなじみの渡辺トモコ氏によるカニをあしらった版画ラベルも可愛いですね!

なるほど。グレンモーレンジィに+違う蒸留所の原酒をちょっとだけ加えた所謂「ティースプーンモルト」ということですね。

どうりで非常にバランスが良く、かつ穏やかでスムーズ。幸せな気持ちになる一杯なわけです。モルティさが心地よい。素敵な大人の一杯ってやつですね。


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2021年10月25日月曜日

Utena Bar(ウテナ・バー)さんにて


今回は、岡山市内にあるUtena Bar(ウテナ・バー)さんにていただいた一杯について。

High Spirits Master Of Magic
Aultmore 2008
ハイスピリッツ マスター・オブ・マジック オルトモア 2008年

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:2008年4月
瓶詰:2019年11月
カスクタイプ:シェリー・ホグスヘッド
度数:48%

オルトモアを飲むのは、実に2017年以来。

Aultmore of the foggie moss aged 12 years
オルトモア12年

キース周辺に蒸留所があるスペイサイド・シングルモルト。スッキリした香りかつ味わい。でありながら桃の缶詰みたいなネクター感。すごくライトなピート。桃と蜜柑。やっぱりフルーツ缶。若干オイリー。粘りっこさも備えています。抜け方はドライでもある。っていう振り幅の大きいウイスキーかと。奥行が半端ないっすね。非常に優秀なウイスキーの一つだと思います。癖がないように見せかけて、我が道を着実に歩いて行っているような。舌に残るドライフルーツの切れ端みたいな感じもまたたまらないですね。干し柿かな。
もう、こんなに月日が過ぎたのかと、改めて愕然としますね。2017年に飲んだこちらのオルモア12年はオフィシャルボトル。

今回、Utena Barさんでオルトモアを飲んだのは単純なジャケ買いってやつです笑
見たことがないボトルを見ると、ついついそれを頼んでしまう。本当、今までお世話になってきたバー(もちろんUtena Barさんも含め)の皆さんが良心的であることに感謝です。

値段も見ずに頼んでしまうので。大体ショットで2,000円以上する場合は教えてくれますね。そんな皆さんの良心のおかげで今の私があります笑

さて、今回いただいたハイスピリッツ社のオルトモア。2008年蒸留で2019年瓶詰なので、11年ものということになります。

ハイスピリッツ社(High Spirits)は、イタリアのインディペンデント・ボトラー。イタリアと言えば、私も大好きなサマローリ(Samaroli)がとても有名ですが、このハイスピリッツ社もさすがはイタリアン。素晴らしいボトルを色々出している会社です。

以下は同社の紹介文。スコッチ・ウイスキー.comから引用。
High Spirits is an Italian independent bottler owned by Ferdinando (Nadi) Fiori, which specialises in single cask single malts bottled at cask strength. The company is noted for the artistic style of its labels and packaging – a typical characteristic of several Italian bottlers – in particular its Scottish Colourist, Sails In The Wind and Lochs And Castles Of Scotland ranges, as well as the more surreal Life Is A Circus series.

High Spirits also bottled whiskies selected by renowned Italian collector Valentino Zagatti, bottled to celebrate Zagatti’s 50th anniversary of whisky collecting in 2008.

Many of the company’s early bottlings are now quite rare.

ハイスピリッツ社は、Ferdinando(Nadi)Fioriが所有するイタリアのインディペンデント・ボトラーで、カスク・ストレングスで瓶詰めされたシングルカスクのシングルモルトを専門としています。同社は、ラベルとパッケージの芸術的なスタイル(いくつかのイタリアのボトラーの典型的な特徴)、特にスコティッシュ・カラリスト、セイルズ・イン・ザ・ウィンド、ロックス・アンド・キャッスルズ・オブ・スコットランドのレンジ、そしてよりシュールなライフ・イズ・ア・サーカス・シリーズで有名です。

ハイスピリッツ社は、2008年にザガッティがウイスキーを収集してから50周年を祝うために瓶詰めされた、有名なイタリアのコレクターであるバレンチノ・ザガッティが選んだウイスキーも瓶詰めしました。

同社の初期の瓶詰めの多くは、今では非常にまれです。
さて、今回いただいたオルトモア2008ですが、個人的には非常にオイリーな印象。オイリーと言うと「油っぽい」と言うことでネガティブな印象を持たれがちですが、そうではなくて舌触りの話。ヌメっとした、とはまた違う重厚感のある舌触り。それが「オイリー」だと私は思っています。

そんなオイリーさと、白桃や洋梨のようなフルーティさ。これはいろんな人に飲んで欲しい一本ですね。バーで見かけた際は是非。



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2021年10月23日土曜日

Scallywag Cask Strength Limited Edition No.2


Scallywag Cask Strength
Limited Edition No.2 
スカリーワグ リミテッド・エディション No.2 カスクストレングス

スコッチ・ブレンデッドモルト
ダグラス・レイン社
54.1%(カスクストレングス)
全4800本
輸入:都商会

ダグラス・レイン社は、1948年にダグラス・レイン氏によってグラスゴーに設立されたインディペンデント・ボトラーズ。と言っても、インディペンデント・ボトラーズ事業に参入したのは1998年からで、それまではオリジナルのブレンデッド・ウイスキーを製造していたそうです。

ダグラス・レイン社のオフィシャルサイトは以下。

という点で、この「スカリーワグ」はオリジナルのブレンデッドという扱いで間違いないです。

ダグラス・レイン社のブレンデッドものと言えば、他に
・Big Peat(ビッグ・ピート)
・Timorous Beastie(ティモラス・ビースティー)
・Rock Island(ロック・アイランド)
などなど、日本でもよく売られているシリーズが多々あります。

そんななかで、今回いただいているスカリーワグは、
マッカラン、モートラック、グレンロセスといったシェリー樽熟成を経た際に最大限の魅力を発揮する原酒を中心に、スペイサイドモルトだけをブレンドした非常に贅沢なウイスキー
という代物です。
武川蒸留酒販売さんのスカリーワグ10年から引用。

また、以下の説明もわかりやすいです。こちらも武川蒸留酒販売さん(スカリーワグ12年カスクストレングス)から。
https://mukawa-spirit.com/?pid=144333363
各地域の個性を表現した「リマーカブルリージョナルモルト」シリーズ。 実はその中でもダグラスレイン社の思い入れが一際強いのがスカリーワグだそうです。 同社一族は代々、フォックステリアという犬を飼っており、そのフォックステリアがスカリーワグのモデルとなっています。

また、ボトルに書かれたプロフィールを以下紹介します。
A Cask Strength
Marriage Of Only Fine Speyside Malts
Matured In Sherry Butts & Bourbon Hogsheads
Anticipate A Sweet Raisin Fudge Quality And Spiced Apple Crumble 
カスクストレングス
素晴らしいスペイサイドモルトのみマリッジ
シェリー・バットとバーボン・ホグスヘッドで熟成
甘いレーズンファッジの品質とスパイスの効いたアップルクランブルが期待される 


レーズン→バニラでヒリヒリスパイス
香り
レーズン、ココア、胡椒、トロピカルフルーツ、バニラ

ドライフルーツ、蜂蜜、シナモン、スパイシー、ダークチョコレート

余韻
長く穏やか、心地よい、ほろ甘さが口いっぱいに残る

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはバニラやトロピカルフルーツ感が前に出てくる。口に含むとシェリー由来と思われるドライさが際立ち、口いっぱいにヒリヒリとスパイシーが伝わってくる。余韻はほろ甘さが少しほろ苦さに変わるが、相変わらず心地よく穏やか。

良いですね。グレンロセスの舌触り感がもっと確認できればなお面白いし、素敵なウイスキーになる気がする。※個人的にグレンロセスの舌触りが好きすぎるだけです笑

もうちょっと奮発して、12年ものを買えばよかったなー。と反省。来年には絶対手を出そう。




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2021年10月21日木曜日

GS Bar(ジーエスバー)さんにて

楽天市場から

広島流川にある落ち着いていて気さくなオーセンティックバーと言えばGSバーさん。
こちらでシングルモルトを2杯いただきました。

GSバーさんのバーナビ紹介ページ。

1杯目は、The Glenlivet Nadurra Oloroso(グレンリベット ナデューラ・オロロソ)。
こちらについては、たびたび飲んでいるのであえて特に綴りません。が、見つけたらついつい飲んでしまう。。。病気かも知れません笑

ちなみに、2015年7月に東京のバーで飲んだ記事が以下。

大好きなシングルモルトThe Glenlivet。その中でもナチュラルにとことんこだわった「Nàdurra」シリーズの最新作。ウイスキー・マガジンhttp://whiskymag.jp/glno/でも特集されていたこともあり、とっても気になっていた一本。そんな一本でこの楽しく、そして長い夜を締めくくってやろうと。最高品質のシェリー酒「オロロソ」の樽に詰められたウイスキーということで、それはそれは上品かつ程よい甘み。ロックでいただきました。この日は本当に多種多様なウイスキーを楽しませてもらったのですが、この一杯で締めれたことは感謝感謝です。素敵な夢を見れそうなそんな代物。これもまるまる一本買ってみようって思いました。
「まるまる買ってみよう」って言ってた割には、買ってない笑


さて、今回特に書いておきたいのトップの写真にも載せたIBもの。
Gordon & MacPhail 
Connoisseurs Choice 
Wood Finish Caol Ila 14 yo 
Hermitage Finish [2005] 
ゴードン&マクファイル コニサーズチョイス 
ウッド フィニッシュ カリラ 14年 エルミタージュ フィニッシュ 

スコッチ・シングルモルト
45%

老舗のインディペンデント・ボトラーズ、ゴードン&マクファイルのコニサーズ・チョイス。コニサーズとは「愛好家」という意味。「愛好家の選択」っていう粋な名前。

これに行き着いたのは、「カリラ」を注文したんですが、「カリラ12年でよろしいですか?」と訊かれたので、「何か面白いのありますか?」って聞くと何やら重々しい箱から出てきた、ってのが経緯です笑

「エルミタージュ」というワインの名前を聞いたことがなかったので、すぐに飛びつきました。こういう出会いが最高ですよね。

WINE BOOKSさんの説明が非常に丁寧でわかりやすかったので、引用させていただきます。https://winebooks.jp/11169
HERMITAGE(以下エルミタージュ)はローヌ地方の中でも優れたワインを生み出すAOCです。

その品質はローヌを超えてフランス最高のワインのひとつとされ、価格もボルドーやブルゴーニュと肩を並べているのです。

ローヌ河の左岸で生産され(ローヌ北部では唯一の左岸)、非常に狭いAOCで、クローズエルミタージュに囲まれています。

タン=レルミタージュ、クローズ・エルミタージュ、ラルナージュの3つの村からAOCのブドウが造られており、急斜面の段々畑になっています。

花こう岩がベースとなった(グラニット)砂利土壌なので水はけが良く、ブドウ造りに適した場所です。 
エルミタージュは全部の栽培面積を合わせても150ヘクタールほどと小さく、しかもほとんどが地元消費に充てられるワインです。
 
輸出向けのワインは少ないので日本ではほとんど見かけませんし、見かけても大変に高価なのです。

日本で見つけるととんでもなく高額なワインが、地元の何気ないレストランでひょいと置いてあったりしてびっくりさせられます。
いやー、ワインは本当に広くて奥が深い。フランス産ワインのAOCとしては有名らしいですが、恥ずかしながら初めて聞きました。ボルドーやブルゴーニュなら聞いたこともあるし、飲んだこともあるんですが。

そんなエルミタージュ樽でフィニッシュさせた14年もののカリラ。美味しくないはずがないじゃありませんか!!笑

心弾むスウィートなピートと塩気におそらく白ワインと思われる果実味。まろやかさが素晴らしいです。いやー、これは病みつきですね。色々病みつきですが笑



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2021年10月20日水曜日

Food Pairing Bar eureka(フードペアリング バー ユリイカ)さんにて

Amazonから

所変わって広島のバーについてのお話。

Food Pairing Bar eureka(フードペアリング バー ユリイカ)にて、一杯いただいてきました。

ヒトサラの紹介ページ。

残念なことに、写真を撮り忘れて・・・。
やっと飲めたグレンバーギ18年を撮り忘れるとは涙

今年の9月21日に、日本ではサントリーが発売した「バランタイン シングルモルト グレンバーギー12年」「同 グレンバーギー15年」「同 グレンバーギー18年」「同 ミルトンダフ15年」「同 グレントファーズ15年」というシリーズのもの。


バランタインのシングルモルトシリーズは、2020年にも発売されました。今回は第2弾。
ちなみに、5種類それぞれについては、以下のように説明されています。
●中味について
〈グレンバーギー12年〉
爽やかな赤りんごやナッツの香り、フルーティな味わい、なめらかな余韻が特長です。
〈グレンバーギー15年〉
洋梨や赤りんごを思わせる香り、フルーティな味わい、ほのかな甘い余韻が特長です。
〈グレンバーギー18年〉
熟したりんごや蜂蜜のような香り、甘くフルーティな味わい、まろやかで長い余韻が特長です。
〈ミルトンダフ15年〉
かすかにシナモンを感じるフローラルな香り、クリーミーな口あたり、長く続く余韻が特長です。
〈グレントファーズ15年〉
ナッツを思わせる香り、滑らかで繊細な口あたり、ラズベリーやカシスのような味わいが特長です。

これは個人的に思っているだけなんですが、グレンバーギーとミルトンダフ、グレントファーズの3蒸留所の中でグレンバーギーだけが12年、15年、18年と展開されているのは、グレンバーギーこそがバランタイン17年の核なんじゃないかと思うわけです。バランタイン17年といえば「ザ・スコッチ」と言われる、非常にバランス感覚に優れたブレンデッドの傑作。

「ザ・スコッチ」の核がグレンバーギーであり、エイジングによる味わいの違いを楽しむことがバランタインを紐解く鍵になる、と勝手に思っています笑

そして、そのグレンバーギー18年ですが、りんごやシロップといった甘味。まろやかでうっとりするような舌触りと余韻。うん、確信しました。これだよ、これ。

2021年10月19日火曜日

The Cocktail & Isla Malt Bar Stella(カクテル&アイラモルト バー ステラ)さんにて

お次は岡山市内のThe Cocktail & Isla Malt Bar Stella(カクテル&アイラモルト バー ステラ)さんにて。

こちらがオフィシャルサイト。
https://barstella1995.wixsite.com/home

バーテンダーの今田さんはPBO(プロフェッショナル・バーテンダーズ機構)のメンバーで、2017年に日本一の受賞歴もあります。

そんな今田さんに「マティーニ」を作っていただきました。
お!珍しくウイスキーではありません笑
我らがSAKURAOのジン・オリジナルを使って作っていただきました。

マティーニはドライ・ジンを使ったショートカクテル。
wikipediaに記されているレシピは以下。
・ドライ・ジン - 45ml
・ドライ・ベルモット - 15ml


これが「カクテルの王様」と言うやつか。素敵だ。一緒にいただいた羊羹と共に。
オリーブの実がまた良いんですよねー。食べない人もいるだろうけど、私は食べる。出されたものは全て食べる笑



そして2杯目は安定のウイスキー。


Laphroaig PX Cask Triple Matured
ラフロイグ ペドロヒメネス・カスク トリプル・マチュアード

スコッチ・シングルモルト
アイラ
48%

Amazonによる説明。
免税店向けのPXカスクは、最初にファースト・フィルのメーカーズマークの樽で5~7年、続いてクオーター・カスクで7~9か月、最後にペドロヒメネス(PX)樽で約1年間の熟成を行っています。
なかなか贅沢な履歴書ですね。熟成の工程に職人というかメーカーというか、こだわりが強く感じられます。

ラフロイグと言えば、チャールズ皇太子ご愛飲の酒で、シングルモルトとして唯一、プリンス・オブ・ウェールズ御用達の勅許状(ワラント)を賜っているということで有名。近年、蒸留所のオーナーがビームサントリー社になり、以前にも増して日本の量販店で目にする機会が多くなった気がします。

バーボン樽を信条としている蒸留所として有名ですが、そんなラフロイグがシェリー樽を使った商品という意味でも非常に飲む価値がある一本だと思います。

バーボン由来の甘味やまろやかさの上に、しっかりペドロヒメネスのヒリヒリした果実味が乗っかっている気がします。

こういう出会いがあるからバーは面白いですね。それでは。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ラフロイグ PX ペドロヒメネス カスク 48度 1000ml
価格:9280円(税込、送料別) (2021/10/18時点)



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