2021年10月4日月曜日

Bar Kirkwall(バー・カークウォール)さんにて

緊急事態宣言が全国で一気に解除された10月1日。
久しぶりに広島の街へ。

と言っても時短営業が強いられた街では、ほぼほぼバーは空いておりませんでした。
そんな中、流川にあるバー・カークウォールさんは21時(酒類の提供は20時)までの営業が認められているそうで。

こちらがオフィシャルサイト。

以前から何度かお世話になっているお店。カークウォールと言う名前だけあって、ハイランドパークが飲みたくなるお店です。

そんなカークウォールさんで、今回は2杯ウイスキーをいただきました。(+ビーフジャーキー)


榊 SAKAKI Tatooシリーズ 龍頭観音
Orkney 1998 Aged 21 Years
オークニー1998 21年

スコッチ・シングルモルト
52%
樽タイプ:ホグスヘッド
ノンチルフィルタード
ノンカラーリング
ボトル:45/326
Supervised by Bar Kirkwall

オークニーとありますが、ハイランドパークです。ハイランドパークの21年もの。
カークウォールさんが、ボトリング事業に参加されていたとは!勉強不足でした。
日本に輸入されているのは150本しかないそうです。お見逃しなく。

21年という事で、素晴らしく円みがあって、角がとれたウイスキーでした。
鮮やかな色彩豊かな一本かと。ハイランドパークらしいヘザーピート感も感じられ、潮っぽさもあり。バニラやラフランス。ちょっぴりスパイシーな後切れ。良きかな。





Thompson Bro.  
Carsebridge 1973 Vintage 
Aged 46 Years
トンプソン・ブラザーズ カースブリッジ1973 46年

スコッチ・シングルグレーン
57.1%
ボトルNo.437

The Scotch Malt Whisky Societyによる説明から引用。
1980年までにはスコットランド最大のグレーンウイスキー蒸留所となり、3つのコフィスチルを保持していた。 しかし DCLグループの多くの蒸留所にとって不遇の年である1983年、カースブリッジは閉鎖された。 1992年に蒸留所は取り壊され、10エーカーにまで及んだ建物は跡形もなく無くなってしまった。 残ったのは、スコットランド周辺の倉庫に保管されている樽だけとなった。

蒸留所の設立は1798年。スターリングの近くにあるアロアという街にあったらしい。

トンプソン・ブラザーズは、スコットランド・ハイランド地方にたたずむ美しい古城のホテル、ドーノッホキャッスルホテルの中にあるスコットランドでも高名なオールドボトルを中心としたモルトバーの経営者。2016年にドーノッホ蒸留所を設立。

今回いただいたカースブリッジは、彼らのインディペンデント・ボトラーズ事業で生産された一本。彼らのボトルはどれもおしゃれで、今回のカースブリッジをいただいたのも、他ならぬジャケ買い笑

香りはシェリー樽の古いアンティーク調な香りが色濃く感じられ、コーヒーを挽いた匂いも。それでいて口に含むと、コーンを思わせるグレーンの穏やかな甘さとフルーティーさ。バナナやパイナップルと言った感じ。余韻は長く、シェリー由来と思われるタンニンっぽさが心地よく続く。

いやー、なかなか忘れられない一杯でした。とても印象的。これだからバーはやめられない。


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