戸河内ウイスキー8年 ミニボトル
ワールド・ブレンデッド
40%
50ml
我らが廿日市のサクラオブルワリー&ディスティラリーの製品。ボトルには昔の名残で"Japanese Blended Whisky"と書かれていますが、今年採用が決まった「ジャパニーズウイスキーの定義」に則った商品ではありません。海外の原酒が使われてますので。
こちらがオフィシャルサイト。
100年近く培った焼酎の技術を活かし8年以上熟成させた戸河内の新緑を思わせるスパイシーな柑橘系の香りを持つグレーンスピリッツと適度なピート香とバニラやチョコレート様の柔らかな甘みを持つモルトウイスキーをブレンドしました。ミネラル感と若草の香りが特徴のスッキリとドライな味わいのウイスキーに仕上げました。□ 色明るい黄金色□ 香りミネラル感の強いスパイシーな上立ち香に続き、スモーキーなピート香が現れる。□ 味わいスッキリとドライな味わい。スパイシーな香りと若草を思わせる香りがよりドライ感を際立たせる。□ フィニッシュスパイシーな香りとスモーキーなピート香が後味を引き締める。
グレーンスピリッツをブレンドに用いているので、スコットランドのブレンデッドウイスキーの分類には属さないことになります。が、時にはジャパニーズ・ウイスキーの歴史を感じるためにもこんなチョイスもありですね。「お酒とは何か」を考えるのにとても良い教材。
ジャパニーズ・ウイスキーとはこうあるべき、って考えている人の多くが勘違いしているんじゃないかなって思うんですが、サントリーの角やニッカのブラックニッカも今年採用されたジャパニーズ・ウイスキーの定義には合格しない商品なわけで。
しかし、紛れなくこれらの商品が日本のウイスキーブーム、もっとわかりやすく言えばハイボールブームからのウイスキー市場を牽引しているのは言うまでもない事実。
それらを「ウイスキーじゃない」とか「偽っている」とか言うのはナンセンス。まもなく時代は変わろうとしています。まさに、ジャパニーズ・ウイスキーにとって戦後最大の大波が押し寄せているのが現在でしょう。
本当の「ウイスキー好き」なら、もろもろひっくるめて愛するべきかと。
と言っても、ウイスキーブームに乗っかって安くて得体も知れない商品を出すメーカーについてはどうかと思いますけどね。あれは流石に飲む気にならない。
特に、鳥の名前を使うのやめてもらえないかな・・・。どれとは言わんけど笑
タバコと皮のソファ
さて、戸河内ウイスキー8年はと言うと。
香り
橙、スパイシー、皮のソファ
味
チョコレート、スモーキー、ふくよかでマイルド、ちょっぴりドライ
余韻
タバコ、ダークチョコレート
ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはより薄くなり、味はグレーン感が前に出てくる。ライ麦と思われるスパイシー感とオイリーな感じ。少しベタつく。余韻はスモーキーさがやや柔らかくなるけど、シナモン的なピリピリが強まる。
と言うことで、なかなか。フルボトル(700ml)だと3,000円前後することもうなづける。8年もので3,000円って日本製のウイスキーで言うとかなり良心的な値段な気がする。
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