2022年4月7日木曜日

バードウォッチング クイナ登場

クイナ

お花見の後、時間で言うと15〜16時の時間帯で毎度お馴染みの御手洗川河口で鳥見。

この時間帯はちょうど干潮で、多くの人が潮干狩りを楽しみ、また近くの貯水池周辺で満開を迎えたソメイヨシノを花見しておりました。

カモ類はヒドリガモがほとんどで少しだけコガモも貯水池側にいました。意外だったのはヨシガモがいたこと。ヒドリガモコガモ同様にヨシガモも渡っていくのが遅い種類なんでしょうかね?

4月の花見シーズンになりカモはだいぶ少なくなったので、逆にヨシガモが発見しやすかった。個人的に非常に好きなカモなので、これは美味しいことです。

ヨシガモ(1羽ヒドリガモ)

冬鳥でいくと、ズグロカモメが1羽だけ確認できました。まだ、頭は黒くなっておりません。どうやら、まだ若い個体のようです。第1回冬羽から第1回夏羽への移行期間ってところなんでしょうか。

ズグロカモメ

旅鳥であるシギチが入っていないものかと思ったのですが、イソシギが数羽確認できただけでした。まだまだ、シギチのシーズンはこれからってことなんでしょう。

イソシギ

そして御手洗川河口から少しだけ御手洗川を奥に入ったあたりで、なんと芦原からひょこひょこっとクイナが出てきました!以下の写真は砂の中からゴカイを引っ張り出して食べている様子。

クイナ(以下同)




クイナに出会うのは小学生以来。しかも小学生の時は、遠くの方でちょっぴり見えたくらいで、ほとんど記憶に残っていませんでした。今回は距離にして15mほどの位置でのんびりとお食事をしている様子を15分以上観察させてくれました。クイナってもっと警戒心強いんじゃないのか??

クイナは、学名Rallus aquaticus、英名Water rail、漢字では水鶏と書きます。水の鶏という表現がしっくりきました。動き方がほんとニワトリにそっくり。ツル目クイナ科。全長は29cmで、日本における分布は北海道・本州中部以北で夏鳥、本州中部以南で冬鳥。


非常にのんびり屋さんでしたので動画撮影まで出来ました。三脚がなかったため手ぶれ注意でご覧ください。ずっと忙しそうにお食事をされている様子です。来年もまた会えると良いなー。

と言うことで、1時間ほどの鳥見でしたが見れた鳥の種類は以下の通り。
ヨシガモ、ヒドリガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、クイナ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、セグロカモメ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ。計25種。

それでは、良い夜を。




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