2020年1月3日金曜日

Usquaebach "An Ard Ri"


Usquaebach "An Ard Ri"
ウシュクベ 「アン・アルド・リ」

スコッチ・ブレンデッドモルト
カスク・ストレングス
ノンチルフィルタード
57.1%
ボトルNo.4857


あけましておめでとうございます。今年も皆さんどうぞよろしくお願いします。

ということで2020年、年初めのウイスキーがこちら。毎年、年初めのウイスキーには普段買えないくらいの高価なウイスキーをいただこうということで、続けているわけですが、今年はハンター・レイン社がリリースしているウシュクベ・シリーズからチョイスさせていただきました。

"Usquaebach"(ウシュクベ)とは、ゲール語で「生命の水」という意味でウイスキーの語源でもあります。そして”An Ard Ri”(アン・アルド・リ)とはゲール語で“The High King”、すなわち「偉大な王」とか「王の中の王」という意味。名前の通り、ウシュクベ・シリーズの最高峰に位置するブレンデッドモルト・ウイスキー。2016年にリリースされた限定品です。

インチガワー、ベンリネス、クライゲラヒ、グレンゴイン、ダルユーイン、ブレアアソール、オスロスクなど、20種類を超えるハイランド・モルトをヴァッティングし、カスクストレングス、ノンチルでボトリングされてます。


プラスチックのケースに収納された特別感が溢れるボトル。ボトル自体も陶器で作られていてとても高級感が漂ってます。インディゴ・ブルーとでもいうべきですかね?深くて濃いブルーです。


陶器のボトルネックが折れるというハプニングにより、Hogshead Fine Old(ホグスヘッド・ファイン・オールド)さんのボトルで保存してます涙




ペイストリーやファッジ、プラリネ
まー、そんな悲しい話はさておき、オフィシャルサイトをご紹介。
https://www.usquaebach.com/cask-strength.html

オフィシャルサイトによると、マリッジ後にシェリー樽でフィニッシュされているとのこと。20種類を超えるハイランド・モルトの中で最も古い樽は21年を超えるとも紹介されてます。


また、オフィシャルサイトによるテイスティング・コメントは以下の通り。

Nose: Raw Cacao. Toasted Almonds. Freshly Baked Pastries. Dark Cherries.
Palate: Dark Fudge. Worn Leather. Sherried Wood.
Finish: Luxurious. Prominent with dark chocolate & hazelnut praline.

香り:生カカオ。トーストしたアーモンド。焼き立てのペイストリー。ダークチェリー。
味:ダークファッジ。摩耗した皮。シェリーウッド。
フィニッシュ:贅沢。ダークチョコレートとヘーゼルナッツのプラリネが際立つ。

和訳は相変わらず私が適当にしたものですのであしからず笑
ペイストリーやファッジ、プラリネといった洋菓子の名前が目立ちます。それくらい、スウィートなウイスキーという解釈でよろしいかと思います。


チョコレート&ナッツといえばmeijiのあれ
香り
チョコレート、フルーツ、ナッツ、なんというか癒される


クッキー、ペタッと舌の上に張りつく、シェリーの甘さと苦さ、スパイシー

余韻
スパイシーが尾を引くがそのあとチョコレート、meijiのアーモンドチョコ、ココア

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはまろやかに感じます。味はクッキーな感じが強くなる。スパイシーさは少し落ち着く。ウッディやオーキーといったニュアンスが出てくる

といったところでしょうか。なかなか贅沢なウイスキーであることに間違いないです。オススメの一本。ですが陶器ボトルの取り扱いにはくれぐれもご注意ください笑





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