2019年12月29日日曜日

ウイスキー of the year 2019

いよいよこの記事を書くときが来ました。毎年恒例のウイスキー of the yearです。

2013年から始まったこの企画も今回で第7回となりました。まずは、毎年毎年こんなことができている健康状態に感謝。それを肉体的にも精神的にも支えてくれている家族に感謝。感謝感謝の呑んだくれ生活、その一年の総仕上げイベント、それがウイスキー of the yearです!笑



表彰内容
改めて、この表彰の内容をおさらいさせてもらいます。

ほぼ毎週1本購入しているウイスキーたちの中から、これは本当に美味い!!って思ったベスト3を勝手に選ぶのが「ボトル of the year」の金・銀・銅賞

次に、ボトルのデザインが単純に超おしゃれだったって1本に贈る「デザイン of the year」

そしてボトルを自分では買ってないけど、バーで飲んだものの中で一番GOODだった1杯に贈る「グラス of the year」。というものです。


今年は従来のこれらの賞に加えて、以下3項目を新設します。

①新人王を決める「ルーキー of the year」。発売後2年間を新人王資格期間とします。なので、今回は2018年1月〜2019年12月の期間にリリースされたウイスキーが対象となります。

②コスパが優れた一本に贈る「コスパ of the year」。読んで字のごとく、コスパが最も素晴らしいと思った一本を表彰。

③今年一番の香りを決める「香り of the year」。とにかく、今年を代表する素晴らしい"香り(Scent)"のウイスキーを表彰。



ノミネートボトル
ということで、今年は内容が多いですが、張り切って発表していきたいと思います。
まずは、今年のノミネートボトルをずらりと並べてみたいと思います。(※グラス of the yearを除く)


<Single Malt Scotch>
Bunnahabhain MOINE
The Singleton Glendullan 12 years
Glentauchers Aged 8 Years(Carn Mor Strictly Limited Edition)
Bladnoch 10 years old
Cragganmore 12 years old
Glenturret 10 years old
Glen Elgin 10 years(Berry Bros. & Rudd)
Peat’s Beast
Wolfburn Northland
Inchgower 2007 (Signatory Vintage)
Allt-a-bhainne 1996 (Connoisseurs Choice)
1770 Glasgow 2019 Release Limited Edition
Longrow Peated
Glenallachie Distillery Edition
Finlaggan Original
The Game Of Thrones “The Night’s Watch” Oban Bay Reserve
計16

<Blended Malt Scotch>
Blue Hanger 11th Limited Release(Berry Bros. & Rudd)
Glenalmond
Hogshead Fine Old
Poit Dhubh Aged 12 years
Old St. Andrews Twilight aged 10 years
Elements of Islay Peat
The Classic Range 'SHERRY CASK MATURED'(Berry Bros. & Rudd)
Angus Dundee
The Peat Monster
Adelphi’s Glenborrodale Batch Release No.6
計10

<Blended Scotch>
The Double Single (Compass Box)
Mhain Baraille 1993 (Kingsbury Gold)
Highland Queen Aged 12 Years
Great King St. Artist’s Blend (Compass Box)
Hankey Bannister Original
Whisky de tableLimited Edition No.3 2018 (Compass Box)
Smoky Goat
Bank Note Aged 5 Years
Pig's nose
Waitrose 8 years
Ballantine's aged 17 years
MacArthur’s
White Walker by Johnnie Walker
Passport Scotch
The Famous Grouse Winter Reserve
計15

<Irish>
Black Bush
Writers Tears Copper Pot
Paddy
計3

<Blended Japanese>
白角
ブラックニッカ ディープブレンド
計2

<Singlemalt Japanese>
嘉之助ニューボーン
計1

<Canadian>
Canadian Club CLASSIC aged 12 years
計1

<Borbon>
Early Times (Yellow)
Wild Turkey aged 8 years
計2

<Indian>
Amrut
計1

<English>
Cotswolds Founder's Choice
計1

<Cape Mountain>
Bain’s
計1

合計53

今年呑んだボトルは53本。2013年42本、2014年42本、2015年42本、2016年36本、2017年44本、2018年50本、そして2019年53本ということで、過去最高記録になりました。1年は52週+1日(or 2日)なので、今年はついに毎週1本確実に消費したことなります。

今年も相変わらずスコッチが大半を占めてますが、人生初のイングランド、インド、南アフリカも飲んでみたというのは個人的冒険の拡がりでもあります。来年はさらにオーストラリアとか、フィンランド、フランス、デンマークあたりにも手を伸ばしたいと思ってます。



ボトル of the year
おそらく、この企画で一番重要な表彰。それこそがこの「ボトル of the year」です。散々飲んできたボトルの中から、TOP3を選ぶんですからね。私としても毎年、一番悩む賞です笑

まずは、53本の中から10本に絞りました。

Bunnahabhain MOINE スコッチ・シングルモルト
Glen Elgin 10 years(Berry Bros. & Rudd) スコッチ・シングルモルト
Longrow Peated スコッチ・シングルモルト
The Game Of Thrones “The Night’s Watch” Oban Bay Reserve スコッチ・シングルモルト
Elements of Islay Peat スコッチ・ブレンデッドモルト
The Peat Monster スコッチ・ブレンデッドモルト
Adelphi’s Glenborrodale Batch Release No.6 スコッチ・ブレンデッドモルト
The Double Single (Compass Box) スコッチ・ブレンデッド
Ballantine's aged 17 years スコッチ・ブレンデッド
Writers Tears Copper Pot アイリッシュ

スコッチが9本(シングルモルト4、ブレンデッドモルト3、ブレンデッド2)、アイリッシュが1本。本当、スコッチに傾倒しててすいません笑

いやー、しかし今年は本当に難しかった。M-1グランプリ2019並に難しかった笑
最後の最後まで自分で納得のいく答え(1位)を何度も探し求めた稀有な一年。その結果は、以下の通り。


◆ボトル of the whisky 銅賞
The Game Of Thrones “The Night’s Watch” Oban Bay Reserve
ザ・ゲーム・オブ・スローンズ"ザ・ナイツ・ウォッチ"オーバン・ベイ・リザーブ
スコッチ・シングルモルト


https://d-ksmt.blogspot.com/2019/12/game-of-thrones-nights-watch-oban-bay.html
香りフルーティ、チェリー、塩っぱい、スパイシー
さくらんぼ、オーキー、少しスモーキー、リッチな甘み、みかん的な柑橘
余韻ドライ、草、舌の上がゼスティ
ドロップ・アップ(一滴加水)香りはドライさが増す。味わいも甘さよりもドライで枯れ草っぽい感じに。余韻は長くなる気がします。が、ストレートで飲むのがやはりおすすめですかね。加水するとさくらんぼ感が減る。
総じて素晴らしいリミテッド・エディション。こんな甘塩っぱいウイスキーがあるなんて。本当に奥が深いですわ。

今年最後のウイスキーとなったOban Bay Reserveが、今年の銅賞です。さくらんぼを思わせる甘酸っぱいフルーティが病みつきになる。この記事を書きながら呑んでますが(笑)、やはりこれは素敵な一本。HBOのGame Of Thronesも大好きなドラマでしたが、コラボして素晴らしいウイスキーを数々リリースしたディアジオさんも流石。


◆ボトル of the whisky 銀賞
The Double Single (Compass Box)
ザ・ダブル・シングル(コンパス・ボックス)
スコッチ・ブレンデッド


https://d-ksmt.blogspot.com/2019/01/the-double-single-compass-box.html
多くの原酒を混ぜてブレンデッドウイスキーやブレンデッドモルトウイスキーが作られている昨今。そこにジョン・グレイサー氏が一石を投じるべくリリースしたのがこのザ・ダブル・シングル。つまり2つの蒸留所(モルト1種とグレーン1種)のみをブレンドして造られたという逸品。内面を焦がしたバーボンホッグスヘッドで熟成したグレンエルギン蒸留所を72%、同じく内面を焦がしたバーボンバレルで熟成されたガーバン蒸留所が28%使用されているとのこと。総生産数5,838本の完全限定品。
まず香り。
マーマーレード、オレンジピール、ミント。かすかに蜂蜜。オイリーな感じもする。
続いて味。
パイナップルというか、パイナップルのシロップというか。そしてバニラやバター、生クリーム、ナッツの甘み。果物をふんだんに使った生クリームのケーキを食べているような味わい。焦がし由来かわかりませんが、かすかに残るスモーク感がこれまた堪らんですね。シルキーな舌触りも素敵。総じて非常に個性的で印象的な味わい。癖になる。
余韻はエレガントな充実感。甘みが強く感じられ、意外にあっさりしていたりもする。

「忘れられない」というのが本音でしょうか。こういう出会いこそ、ウイスキーを楽しむ理由かもしれません。まさに「一期一会」というかね。いまだに舌の上に残るその甘さやとろっとした舌触り。パイナップル、生クリーム、オレンジピールなどなど。ブレンデッド・ウイスキーの常識を覆すようなコンセプトで作られたブレンデッド・ウイスキー。"Whisky Maker"としてのコンパス・ボックスさんの意気込みを感じた素晴らしいリミテッド・エディションでした。また、お目にかかれたら是非飲みたいですね。


◆ボトル of the whisky 金賞
Bunnahabhain MOINE 
ブナハーブン モアンヌ
スコッチ・シングルモルト


数々の競合を抑えて、今年一番美味しかったと言えるウイスキーがこちら!!ブナハーブン のヘビリー・ピーテッド・タイプである"Moine"(モアンヌ)。

https://d-ksmt.blogspot.com/2019/02/bunnahabhain-moine.html
香り
土、モルティ、軽く正露丸っぽい、磯っぽさもある、かすかにシトラス
味わい
エナジードリンクみたいな薬品系、さらっとしているけどなかなかピーティ、泥炭、燻製、ウッディ、軽やかな塩味、海水っぽい舌触り、バニラ、熟した梨(武川蒸留酒さんさすが!)
余韻
非常に長い余韻、シトラス、木炭、癖になるやつ
ということで、総じて「エナジードリンクみたいな薬品系で、すなわち癖になるやつ」ですね。
 
ボウモアやラフロイグとはやはり全然違うアプローチ。ラガヴーリンやカリラは近いものがあるような、ないような。しかし、ここまで薬品系がインパクトとして強いのはなかなかないかも。エナジードリンクといえば、僕はレッドブルが大好きなので、つまるところ、このブナハーブン モアンヌは大好きな1本です笑

ここまできたら完全なる私の主観なので、共感していただけない部分も多いでしょうが、このモアンヌこそ、ザ・ダブル・シングルやオーバン・ベイ・リザーブを抑えての堂々1位です。ヘビリー・ピーテッドと言えど、素敵なバランス感覚の上で表現されるピート感。薬品的なニュアンスが強く感じられ、これが最も強烈なインパクトを残してくれました。ナチュラルカラー、ノンチルフィルタードってのも消費者としては嬉しい。言うなれば、カリラ的な柑橘系の甘みとラガヴーリン的な塩っぽさと、そして独特の薬品系なエッジが効いた素晴らしいボトルということです。いやー、書いてたらまた飲みたくなってきた笑



デザイン of the year
続いて、デザインが単純に超お洒落だったボトルを表彰。

ずばり、今年のデザイン of the yearは・・・

WHITE WALKER by Jonnie Walker
ホワイト・ウォーカー・バイ・ジョニー・ウォーカー
スコッチ・ブレンデッド



先ほどのOban bay Reserve同様に、Game Of Thronesとディアジオ社のコラボによって生まれた商品。冷凍庫で冷やすと"WINTER IS HERE"の文字が浮かび上がるというお洒落なボトル。これには度肝を抜かれました。他にも色々素敵なデザインのボトルを今年は多く購入しましたが、この仕掛けが一番でしたね。冷凍したウイスキーを飲むというのも、これまた乙です。



グラス of the year
いったん、ここで家飲みを離れてバーで飲んだものから、一番美味しかったものを勝手に表彰するコーナー笑

まー今年も外でもちょこちょこ飲ませてもらいましたが、間違いなく一番と言えるグラス of the yearは、

Glenrothes 1990 aged 26 years(SIGNATORY VINTAGE)
グレンロセス1990 26年
スコッチ・シングルモルト



https://d-ksmt.blogspot.com/2019/10/bar-hermit-scotch-side_27.html

スコットランドの有力インディペンデントボトラーズ、シグナトリー・ヴィンテージさんのカスクストレングス・コレクションから。以前からグレンロセスは、そのセクシーな舌触りや味わいから大好きな銘柄の一つ。個人的にスペイサイドモルトの中で一番オススメな銘柄です。そんなグレンロセスをシグナトリー・ヴィンテージさんが、素晴らしい状態でボトリングしたのがこの一本。1990年生まれということは、私の1歳下。私は瓶詰されてないので無事に30歳になりましたが笑
このグレンロセス1990は、とてもエレガント。官能的な余韻がやはり印象的で、かつホグスヘッド由来の甘みが心地よく、とろけそうな気分にさせてくれます。
グレンロセスは、以前から「セクシーなシングルモルト」ってことで大好きな蒸留所の一つとして私の頭にインプットされてます。そして10月にBAR HERMIT SCOTCH SIDE(新宿)さんに従兄弟と二人でお邪魔したときに飲んだ今回の1杯が今年のベストでしょう。間違いない。てか、この日このバーで私は8杯も飲んだのか・・・。その前のすしざんまいさんでも4杯くらいは飲んだのに。我ながら引く笑

そして、別にウイスキーが好きなわけでもないのに付き合ってくれた従兄弟よ、改めてありがとうございました。



ルーキー of the year
さて、ここからは新設の賞です。ルーキー of the yearは、今年買って飲んだボトルの中で、2018年1月〜2019年12月までに発売されたものの中から素晴らしかった1本に贈る賞。

Inchgower 2007 (Signatory Vintage) スコッチ・シングルモルト
1770 Glasgow 2019 Release Limited Edition スコッチ・シングルモルト 
The Game Of Thrones “The Night’s Watch” Oban Bay Reserve スコッチ・シングルモルト
The Classic Range 'SHERRY CASK MATURED'(Berry Bros. & Rudd) スコッチ・ブレンデッドモルト
Mhain Baraille 1993 (Kingsbury Gold) スコッチ・ブレンデッドモルト
White Walker by Johnnie Walker スコッチ・ブレンデッド
The Famous Grouse Winter Reserve スコッチ・ブレンデッド
Cotswolds Founder's Choice イングリッシュ・シングルモルト
嘉之助ニューボーン ジャパニーズ・シングルモルト

以上の9本が賞の対象ボトルです。

さて、そんな中でのルーキー of the yearは・・・

嘉之助ニューボーン
ジャパニーズ・シングルモルト


https://d-ksmt.blogspot.com/2019/03/blog-post_16.html
香り
ニス、糊、蜂蜜、メープルシロップ、オーキー
味わい
モルティな風味、ピリピリとしたスパイシーさ、軽快なゼスティ、ふじりんご
余韻
(米焼酎由来?の)まろやかな香り、相変わらずのゼスティ(舌の上でピリピリ)、抜けの良い果実系
というところです。総じて、まるで8ヶ月とは思えない。が、若々しさは少なからず残っている。ぜひ10年物を飲みたいですね。あと9年か。長いようで短い。
10年後、日本ウイスキーはとんでもなく多種多様なクラフトウイスキーで溢れている時代になるでしょう。しかし、この嘉之助のように、米焼酎などの日本独自のお酒文化をフィーチャリングしたウイスキーがどんどん出てきて新たなウイスキーの世界が広がっていくことが楽しみでなりません。サントリーの鳥井信治郎氏やニッカウヰスキーの竹鶴政孝氏の志した従来のスコッチウイスキーを模範とする素晴らしいジャパニーズウイスキーの歴史を、良い意味で覆すウイスキーが主流になる。そんな時代はもう目と鼻の先にまで迫っている。そんな期待をこの嘉之助ニューボーンに感じるのでありました。
8ヶ月ものでリリースされた嘉之介ニューボーン。その味わいは8ヶ月とは思えないコクや熟成感でした。そんな嘉之介に未来を感じて贈るルーキー of the yearです。イングリッシュ・シングルモルトのコッツウォルズやボトル of the year 銅賞のオーバン・ベイ・リザーブなど、なかなかの強者ばかりとなったルーキーたちでしたが、ジャパニーズ・ウイスキーの未来に光を感じた嘉之介ニューボーンを選ばせたもらいました。



コスパ of the year
続いては字の通り、コスパ最強だったウイスキーを表彰します。

コスパ of the year
Hogshead Fine Old
ホッグスヘッド・ファイン・オールド
スコッチ・ブレンデッドモルト


https://d-ksmt.blogspot.com/2019/04/hogshead-fine-old.html
香り樽、シェリー、ザラメ、スモーク
味わい果物由来のあまみ、オーキー、バニラ、複雑
余韻かすかにスモーキーな余韻が満足感を増長
という具合で、これは素晴らしい1本。7年ものってことで、この値段で買えるんでしょうが、本当に素晴らしい。いつになく、感動している!そんな一本です。ぜひ、みなさんに飲んで欲しい!!

なにやら現在は、5千円前後で販売されているみたいですが、これを飲んだ頃は2千円代だった。そこを加味をして欲しいんですが、2千円代でこの味はヤバイ。可愛らしい豚のイラストに油断しているととんでもないことになります笑



香り of the year
さて、いよいよウイスキー of the year 2019の最後の賞です。「香り of the year」、これはまさにこのウイスキーに出会ったことで作った賞です。このボトルのためにあります。

香り of the year
Glen Elgin 10 years(Berry Bros. & Rudd)
グレン・エルギン10年(ベリー・ブラザーズ&ラッド社)


https://d-ksmt.blogspot.com/2019/05/glen-elgin-10-years-by-berry-bros-rudd.html
香り
フルーツ缶、メロン、フルーツのグミとかキャンディ、蜂蜜、若干スパイシー
味わい
フルーツ由来の甘さ、やはりメロン、グレープフルーツ系のシトラス、スパイシーというかピリ辛(これがホワイトペッパーというやつか?)、クリーム
余韻
かすかなオーキーがカスク・ストレングスの贅沢さを物語る、心地よいシトラスとフルーツ感が鼻から抜けていく
この「フルーツ缶、メロン、フルーツのグミとかキャンディ、蜂蜜、若干スパイシー」という香り。これがまさに今年もっとも素晴らしかった香り。もちろん、味わいも素敵な一本だったんですが、この香りこそが忘れられない。一生嗅いでいられる笑


ということで今年も一年、酔っ払いブログを読んでいただいてありがとうございました。来年もより一層、いろんなウイスキーを飲みながら日々綴っていきたいと思います。2020年が皆さんにとって素晴らしい一年になりますように。良いお年を!!


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