2019年12月2日月曜日

Passport Scotch


Passport Scotch
パスポート・スコッチ
スコッチ・ブレンデッド
40%


スコッチ・ウイスキーへの通行証
古代ローマの通行証をデザインしたボトルが印象的なブレンデッド・スコッチ・ウイスキー。ボトルのカラーがグレンリヴェット12年やロイヤル・ハウスホールドみたいな緑。両脇に"PASSPORT"の文字が掘り出されていてグッド。William Longmore & Co.(ウィリアム・ロングモア社)により1968年にリリースされた。キーモルトはスペイサイドのグレンキース(Glen Keith)だそうです。グレンキース蒸留所は、1958年創業。その後1999年に休止し、ペルノ・リカール社オーナーのもと2013年6月に再開。シーバス・リーガルの原酒として主に稼働しているとのことですが、果たして今もパスポートの原酒ということで間違いないんでしょうか?

さて、このパスポート・スコッチには受賞歴もあり。IWSC2018銀賞、ISC2018銀賞など。1000円ちょっとで買えるお買い得な値頃感も素晴らしい。

ちなみにオフィシャルサイトは、なんだかパンクっぽくて見てて楽しい笑
http://www.passportscotch.com/en-EN



ライトでありながらまろやか、そしてドライ
さて、テイスティングコメントを。

香り
軽やか、柑橘、ぶどう、枯れ葉、栗


スムーズ、軽いがまろやか、クリーミー、角がない、蜂蜜、レーズン、バニラ

余韻
しつこくないが短くはない、ちょっぴりドライ、ゼスティ

ドロップ・アップ(水を1滴追加)
香りはより香ばしくなる、秋の香り。味はちょっと角が出る、バニラっぽい甘みが崩れ果実由来の苦味が増す、微かにオーキー。余韻はより複雑、ゼスティさが前に出る。

ということで、思っていた以上に複雑で面白いウイスキー。正直ここまで面白いウイスキーとは思ってなかった。失礼。世界中で愛されているだけあります。その存在は10年前くらいから知っていたのになかなか手を出さなかった一本でもあるだけに、これまで知らなかったことが悔やまれる。安価で手軽に購入できるウイスキーの中でオススメできる1本です。ライトなブレンデッド・ウイスキーで言うと、個人的にはカティーサークやクライモアより好きだ。


さて、今年も残すところ残り1ヶ月。最後までばっちり走り抜けましょう、それぞれのスピードで。では、おやすみなさい。


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