2019年12月18日水曜日

The Famous Grouse Winter Reserve


The Famous Grouse Winter Reserve
ザ・フェイマス・グラウス ウィンター・リザーブ
40%
(スコッチ・ブレンデッド)

ひさしぶりの雷鳥さんシリーズ。さすがに1年に1本も飲まないわけにはいきませんよね。と思っていた矢先、師走になってこのボトルを見つけました。このウィンターリザーブは2018年、つまり去年リリースされた季節限定の商品だそうです。

ボトルには"smooth, spicy and warm"と特徴が記されています。「スムースでスパイシーでワーム」(あまりにもそのまんま笑)、分かりやすくその特徴が書かれています。



The Famous Grouseのライチョウたち
ボトルに書かれている雷鳥は、おそらく日本アルプスにも生息しているライチョウ(Lagopus muta)の♂冬羽でしょう。スコットランドの国鳥である雷鳥。ザ・フェイマス・グラウスのシリーズに書かれている雷鳥は私の知る限りでは3種類。

1つはもっともポピュラーなザ・フェイマス・グラウス・ファイネストに描かれているアカライチョウ(L. lagopus scotica, 英Red Grouse)※カラフトライチョウの亜種とされる

アカライチョウ(カラフトライチョウ)wikipediaから




2つ目はスモーキーなブラックシリーズに描かれているクロライチョウ(Tetrao tetrix, 英Black Grouse)

クロライチョウhttps://www.purelypoultry.com/black-grouse-p-1439.html





そして3つ目がライチョウ(Lagopus muta, 英Rock ptarmigan)。これまではSnow Grouse(スノー・グラウス)というボトルでのみ見られました。

ライチョウhttps://www.allaboutbirds.org/guide/Rock_Ptarmigan/id





そしてこのライチョウ(L. muta)が、今回のウィンター・リザーブに描かれているということです。どうやら雷鳥さんシリーズで「冬」「雪」「寒さ」を表現しているのはこのライチョウのようです。



スコットランドNo.1人気ブレンデッド・ウイスキー
さて、ウイスキーの話に戻ります笑

ザ・フェイマス・グラウスと言えば、ハイランドパークとマッカランといった超有名蒸留所の原酒が使われているということで有名なブレンデッド・ウイスキー・ブランド。現在はグレンタレット蒸留所をホームとしながら、シリーズ内容もどんどん刷新されていってます。長いことスコットランドNo.1人気ブレンデッド・ウイスキーという地位を築いております。世界で一番売れているブレンデッド・ウイスキーといえばジョニー・ウォーカーですが、本場スコットランドでは雷鳥さんだそうです。ふむふむ。



ドライでスパイシー、冷やすほどにワーム
では、今回のウィンター・リザーブのテイスティングを。

香り
シェリー、ドライ、レーズン、トースト


レーズン、スパイシー、チョコレート、シュガートースト

余韻
温かみのある感じ(これぞwarm笑)、穏やか、短め

ドロップ・アップ(1滴加水)
あまり変わらない笑 スパイシーさが少し増す

ロック
冷やした方がワーム感が強まる気がします。なんだろ、この矛盾は笑

ということで、おすすめはロックですね。カクテルにするにも良いと思われます。さすがは雷鳥さん。良い仕事してます。







D:KSMT(Daisuke Kusumoto)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村


D:KSMT official web site
https://kusumo10dice.wixsite.com/d-ksmt

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントはこちらから。