2019年6月5日水曜日

Canadian Club CLASSIC aged 12 years


Canadian Club CLASSIC aged 12 years
カナディアンクラブ クラシック12年
(カナディアンウイスキー)
40%

本当に久しぶりにカナディアンウイスキーを。

昨年購入したCanadian Club DOCK No.57 Black Berry Whisky(カナディアンクラブ ドック57 ブラックベリー)は、フレーバード・ウイスキーだったので、本格的なカナディアン・ウイスキーをこのブログで書くのは今回が初めて。
https://d-ksmt.blogspot.com/2018/08/canadian-club-dock-no57-black-berry.html

大学生時代にカナディアンクラブを購入して以来ではないだろうか・・・。

っていうくらいにカナディアンウイスキーについては無知も無知。

ということでそもそもカナディアンウイスキーとは?というところからスタートしたい。
wikipediaによると、以下のように説明されている。
カナディアン・ウイスキー(英: Canadian whisky)とは、カナダ国内で、カナダの法律に従って作られる、ウイスキーである。かつては「one day whisky」とも呼ばれる劣悪な蒸留酒であったが、隣国アメリカの禁酒法の時代に生産を伸ばし、カナダで法律が整備された近年では、どの銘柄も一定以上の品質のウイスキーとなっている[注釈 1]。なお、今日のカナダは世界的に見てウイスキーの生産量の多い地域の1つであり、日本においては、カナダをウイスキーの五大産地の1つとし、カナディアン・ウイスキーを世界五大ウィスキーの1つとして数えることが一般的となっている

カナディアンウイスキーの定義
・穀物を原料とした蒸留酒
・カナダ国内で3年以上熟成
・ 容量180L以下の樽で熟成

これもなかなか特徴的。特に「3年以上熟成」というのはスコッチウイスキーの定義と同じであり、アメリカのバーボンウイスキーとは異なる。

また「容量180L以下の樽」というのはかなり小さいサイズであり、バレル(約180~200L)が使用されるのだろうことが窺える。スコッチで多く使用されるようなホグスヘッド(約250L)やパンチョン(約500L)、バット(約500L)だと大きすぎて「カナディアンウイスキー」の熟成には使えないということになる。


カナディアンウイスキーの定番
カナディアンクラブといえば"C.C."の愛称で世界中から愛されているウイスキー。カナディアンウイスキーの代表格。

サントリーによる紹介ページから。
蒸溜所のあるカナダ・オンタリオ州ウィンザーは清冽で豊かな水脈と自然に恵まれ、穀倉地帯にも近く、ウイスキーづくりに最適な環境にあります。
誕生は1858年。たちまちにしてアメリカ東部を中心にした紳士が集まるクラブで洗練された品格のあるウイスキーとして人気を獲得しました。それは当時のライウイスキーやバーボン、さらにはスコッチ、アイリッシュにもない爽快なタッチ、新しい感覚のテイストだったからです。
この人気は、現在につづくカナディアンウイスキー全体の香味特性を決定づけるほどの多大な影響を与えました。カナディアンウイスキーの先駆者といっても過言ではありません。
カナダを代表するウイスキー「C.C.」。大自然の恵みと清冽な水から生まれた、すっきりとした味わいとほのかな甘い香りを、是非ハイボールでお愉しみください。
https://www.suntory.co.jp/whisky/canadianclub/

いやー、知れば知るほど歴史があり深みがあるブランドなんですね。ボトルに英語とフランス語が表記されているあたりもツボ。こういった箇所にも「カナダ」を感じます。


チャー処理されたオーク・バーボン・バレルで12年
カナディアンクラブの公式サイトによると、このクラシック12年は次のように紹介されていました。

If you’re looking for more complexity and a bit more personality, Canadian Club® Classic 12-Year-Old is for you. With a more robust barley profile, it’s a nice step up from 1858 or Reserve. This award-winning blended spirit is aged for 12 years in seasoned, char-treated oak bourbon barrels.https://www.canadianclub.com/classic
(翻訳)
もし、もっと複雑で少し個性的なものをお探しならカナディアンクラブ・クラシック12年がおすすめです。より頑強な麦の特徴を伴うクラシック12年は、1858(カナディアンクラブのこと)またはリザーブ(カナディアンクラブ・リザーブを指す)からの素敵なステップアップです。この受賞歴のあるスピリッツは、12年もの時間をチャー処理されたオーク・バーボン・バレルで熟成させたものです。
ということで、オーク・バーボン・バレルで12年熟成されたものであることがわかりました。


スムースな飲みやすさ、コーヒーのような後味
ライ麦やトウモロコシをおそらく原料としながら、それらの原酒をオークで作られたバーボン・バレルで熟成させたというのがこのカナディアンクラブ・クラシック12年。

香り
枯れ草、ハニートースト、ザラメ、メープルシロップ、バニラ


ソフトかと思ったら結構フルボディ、ズンと重たいが心地よい、オーキー、バニラ

余韻
コーヒー、若干ドライ

といった感じですかね。なかなか面白くて美味い。価格を考えるとかなりコスパが良いウイスキー。常備したい・・・笑




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