2018年6月30日土曜日

鬼才・小方祐馬

今日は、広島市の湯来町にある湯来交流体験センターで行われた「湯来ほたる祭り2018」で、鬼才・小方祐馬率いるpraparat.さんがライブコンサートをするということで、家族で行ってまいりました。

praparat.
http://praparat.net/

今日は18時半からたっぷり90分、全13曲を堪能させてもらいました。(12曲だったかもしれません汗)


新曲「蝶の旅」は勝手なファンクラブ会員1号ながら、初めてライブで聴かせてもらいました。YOUTUBEにあがっているMUSIC VIDEOは観ておりましたが。

時間たっぷり楽しませてもらえたこともあり、鬼才・小方祐馬とpraparat.各パートの皆さんの才能に良い夢が見れそうな時間を過ごさせてもらいました。

個人的には「雲の通ひ路」を聞きたかったなー 笑
今後もほたる祭りでのpraparat.さんの持ち時間の長さアップとほたるの生息数アップを祈念して、筆を置きたいと思います。

明日は、D:KSMT(Daisuke Kusumoto)のライブです。
https://www.facebook.com/events/161961611144651/permalink/177996259541186/

ファムファタールボックス7 海辺の音楽祭in由宇海岸

12時〜夕方ごろまで長丁場のイベントではありますが、入場無料ですので皆さんぜひお越しください。D:KSMTも夏の海にふさわしい選曲で会場を盛り上げようと企んでおります。どうぞよろしく。


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Glenglassaugh Evolution


Glenglassaugh Evolution
グレングラッサ エヴォリューション(エボリューション)
50%

まずは武川蒸留酒販売さんの紹介文を引用。
http://mukawa-spirit.com/?pid=104943314

グレングラッサ蒸溜所は1875年、東ハイランドのマレイ湾に面した漁村ポートソイに創業した蒸溜所で、フェイマスグラウス、カティーサークのブレンド原酒として重宝されてきました。1986年に生産がストップし再開は絶望的と見られておりましたが、22年の休止後、2008年に生産を再開。そして2013年にはBenRiach Distillery Companyが新オーナーとなりました。 グレングラッサ エボリューションはテネシーウイスキー「ジョージ・ディッケル」の1stフィルの空き樽で熟成し、カスクストレングスでボトリングした限定商品です。香りは甘く、バターやバニラ、バタースコッチ、ファッジ、蜜の入ったりんご、バナナ、キャラメライズした洋梨、土っぽいココナッツです。味はクリーミーな舌触りで甘く、再びバタースコッチとバニラファッジで、バナナ、洋梨、青りんごがココナッツとアニスに先行して現れます。まだ未熟な部分はありますが、これからの進化を期待させる充分な酒質を感じることできます。

という紹介がされています。
グレングラッサは、大好きなフェイマスグラウスの原酒としても使われているシングルモルトだそうで。位置もスペイサイドにギリギリ入っていない東ハイランドの海近く。

バンフとバッキーの間にある漁村ポートソイにあるそうです。

ロゴに描かれているシロカツオドリが、「海」の側であることを印象づけてくれます。

日本への輸入販売を行なっているアサヒビールの紹介ページから、このエヴォリューションに関する紹介文を以下引用。
https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/scotch/glenglassaugh/

テネシーウイスキーのファーストフィルのバレルで、6年以上熟成。選りすぐった樽をスモールバッチ、アルコール度数50%でボトリング。

他の「リバイバル」(スタンダード)や「トルファ」(ピーテッドタイプ)もそうですが、この「エヴォリューション」にも「ノンチルフィルタード」であり「ナチュラルカラー」であることが明記されています。

さて、説明が長くなってしまいましたが、肝心のテイスティングノートはというと・・・。

まず香りは、武川さんの説明でもあったように非常に甘い。しかし、グレンリヴェットのバーボン樽由来の味わいなどに比べてバニラやバナナみたいなニュアンスは少なく、色でいうと淡い。そんな感じ。爽やかではありますが、まだ深さはないという感じでしょうか。しかし、癖になるような面白みのある香りです。淡いんだけども、ココナッツや皮付きのバナナ、ミント、ライムといったニュアンスを感じます。

味わいとしては、ピリピリとしたスパイス感が舌に強く感じられる。バニラやライム、バナナの印象。後半にシナモン。塩味、塩っぽい滑り。

余韻はやはり爽やか。焦げ目のうまくついた朝食のパン。ビターなチョコレート。

総じて、なかなか素敵な一本です。2008年再開ってことは10年前ってことですね。10年物とか出すんでしょうか?かなり興味深い。個人的にかなり好きなシングルモルトかと。

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2018年6月26日火曜日

市町村の鳥 岡山県

前回(https://d-ksmt.blogspot.com/2018/05/blog-post_12.html)の広島県に続き、今回はお隣・岡山県。

岡山県 キジ
岡山市 タンチョウ
倉敷市 カワセミ
津山市 なし
玉野市 なし
笠岡市 なし
井原市 なし
総社市 タンチョウ
高梁市 ヤマセミ
新見市 ウグイス
備前市 なし
瀬戸内市 メジロ
赤磐市 なし
真庭市 なし
美作市 なし
浅口市 なし
和気町 タンチョウ
早島町 なし
里庄町 なし
矢掛町 ウグイス
新庄村 なし
鏡野町 ヤマセミ
勝央町 なし
奈義町 なし
西粟倉村 なし
久米南町 なし
美咲町 なし
吉備中央町 ウグイス

という結果で、全27件中、登録があったのは10件。意外にタンチョウが多いんです。タンチョウ3件、ウグイス3件、ヤマセミ2件、カワセミ1件、メジロ1件。という内訳。


まず、県鳥であるキジについて。

全国知事会なるサイトに岡山県のシンボル・キジについて書かれています。
http://www.nga.gr.jp/pref_info/symbol/okayama.html

こちらのサイトによると、制定されたのは平成6年とのこと。1994年。

さらに調べてみると、昔はキジではなくホトトギスが県鳥だったという興味深い記事が!
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000040986

ちなみに2年前に旅行で訪れた隠岐はキジ天国でした。そちらで撮影した写真をどうぞ。


見事なキジ夫妻でした。


そしてタンチョウ。岡山市、総社市、和気町で市の鳥、町の鳥に制定されています。岡山県自然保護センターで40羽強のタンチョウが飼育されているそうで、岡山市の後楽園でも飼育されているのだとか。なるほどなるほど。


写真は今年のGWに訪れた旭山動物園のタンチョウ。凛々しいお顔のタンチョウさんでした。


ウグイスが3件。ウグイスって日本三鳴鳥(にほんさんめいちょう)の1つなんですが、やはり人気ですね。「ホーホケキョ」といえば誰でもわかりますもんね。


2年前に廿日市市にて撮影したウグイスさんの写真が見つかりました。喉を膨らませているのは、「ホーホケキョ」の「ホー」の時です。この後、一気に「ホケキョ」で声を開けて、上を向いて叫びます。


後のヤマセミ、カワセミ、メジロについては説明を省略させていただきますが、10件も登録されている岡山県。素晴らしい!

それでは、皆さん良い夜を。


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2018年6月24日日曜日

桜尾蒸留所


4月の廿日市・さくら祭りの折、祭りの開催されている公園から徒歩圏内にある中国醸造さんにふらりと息子と歩いた。

中国醸造さんは、桜祭りに合わせて蔵開きがされており、中に入ることができたのでそのままズカズカと入りました。

すると、そこには最近できたばかりの新しいクラフトウイスキーの蒸留所が!!


SAKURAO DISTILLERYというオシャレな看板の中には、最初の写真の蒸留釜がありました。作ったばかりということもあり、超綺麗!!

オフィシャルサイト
https://www.sakuraodistillery.com/

確かに最近、こちらの「桜尾」と書かれたジンをスーパーでもよく見かける。

広島初のシングルモルトウイスキーを製作中だそうです。
リリースされる3年後の2021年が待ち遠しいですね。いったいどんなウイスキーが登場することやら。

個人的には15年後くらいにしっかり熟成された原酒をボトリングしたものが出されるのが楽しみ。まー、クラフトウイスキーで生産量も少ないだろうし、ただでさえジャパニーズウイスキーの値段は高騰しているので、15年ものとか「は?」って思うような値段でデビューするのでしょうが・・・。

最近は世界中でクラフトウイスキーがブームになっており新しい小さい蒸留所が続々オープン。10年後のウイスキー界はとても賑やかになっていることでしょう。その中でもひときわ輝きを放ってほしいと「桜尾蒸留所」に期待を寄せるのであります。頑張れ!広島シングルモルト!!


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Balmenach 2004(Connoisseurs Choice)


Balmenach 2004 Connoisseurs Choice Gordon & Macphail
バルミニック(バルメナック)2004 コニサーズチョイス ゴードン&マクファイル
Bottled 2012 (8年もの)
46%

スペイサイドの蒸留所バルミニック(バルメナック)。あまり出回ることのないシングルモルトだそうで、見たことがない名前だなーって思って購入しました。

香りはレーズン、ホワイトチョコ、シナモン、ジンジャー、ミント。

味わいは結構ピリピリっとしたスパイシー感が強く印象に残りますが、なかなか絶妙なバランス感覚で、ドライでジンジャエールみたいな爽やかさ。ワインみたいに言うと「辛い」ウイスキーとでも言いますか。

余韻は逆に甘さというか、ハーブ系のシトラスが前に出て来てすっきりした感じ。ガムを噛んだ後みたいな。舌の上に残る微かなタンニン感もグッド。

なかなか面白いスペイサイドの隠れた銘酒です。

それでは、引き続きワールドカップを楽しみます。


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2018年6月17日日曜日

Old Perth Peaty

日中とても暑いと思ったら、朝晩は寒いくらいで。体調管理が難しい季節です。

今日は父の日ということで、お義父さんの畑に行き、草刈りを半日手伝いました。草刈り機を持ってずーっと草刈りをしていたわけですが、握力をかなり奪われ、汗も出るわ出るわでクタクタになりましたが、楽しい1日でした。ホトトギスやトビ、ウグイスの声を聴きながら、畑の上を飛び交うコシアカツバメの家族を観ながら充実した時間を過ごしました。畑には山からニホンザルやイノシシが下りてきて、じゃがいもなんかを食い散らかして行くようで、なかなか大変です。もっと定期的にお手伝いに行こうと思います。農作業って楽しいし。実家でオカンが茶畑やら畑やらやっていたのを小さい頃から付いて行って手伝ったりもしていたので、農作業が好きというか、嫌にならない。黙々と集中できるし。


Old Perth Peaty
オールドパース ピーティ
Blended Malt Scotch Whisky Number 2 Edition
43%

モリソン&マッカイ社によるブレンデッドモルト。
武川蒸留所販売さんから、説明文を引用。

商品名にもなっているパースの町はハイランドの玄関口に位置し、19世紀にはウイスキーの中心地として栄え、「ベル」、「デュワーズ」、「フェイマス・グラウス」などの名ブレンドウイスキーが誕生した町として知られています。

オールドパース ピーティはアイラモルトを彷彿させるピーティな香りと味わいが特徴の非常にバランスの良いブレンデッドモルトです。

色:ペールゴールド。
香り:ピートスモークとともに、爽やかなレモンピール、クリスピーなウエハース。
味わい:砂糖漬けの金柑、シロップ、そして塩気を帯びたスモークが全体を心地よく 包み込んでくれます。

とのこと。

「アイラモルトを彷彿とさせる」と説明されていますが、そんなにキツイ「ピーティ」ではないです。どちらかといえば、かなりライトなピーティ、だと思います。いや、もっといえばピーティよりもドライスモーキーなんじゃないかなと。

個人的にはもっとグッとピーティが来てほしいなーと。軽くて飲みやすいといえば飲みやすいのだけれど、なんだか余分なものを感じる。特に後味。グワッと最後の最後で広がって残る少しねっとりしたウッディ+スモーキー。これがちょっと居心地が悪い。座りが悪いという感じですかね。

いや、でも決して美味しくないわけではない。ピーティ好きにとっては、ちょっと物足りないかもしれないというだけで、価格を考えるとかなり割安でお手頃な一本だと思います。


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2018年6月16日土曜日

7月のD:KSMTライブスケジュール

7月のD:KSMTライブスケジュールは、2本決まっております。

7.1(日) ファムファタールボックス7 海辺の音楽祭​
@由宇海岸
山口県岩国市由宇町8500-6

START 12:00
TICKET  FREE

(出演)
ひとりまんたに、野宿、D:KSMT、エキセントリック少年隊、フラアイナ 、aoikaze_yamato。、with 、平元亮子、まんじゅうが好きなの団、親子アイドルまみぃりーず、ファムファタール (出演順)

毎度毎度、お世話になっているファムファタールさん主催イベント「ファムファタールボックス7」に出演させてもらいます。

D:KSMTの出演は3番目の12:45〜です。


7.29(日) 雨が踊ってる
@pool cafe NICO
廿日市市佐方4丁目1−18 ナッシュビル 1F

START 15:00
TICKET  FREE(投げ銭)

(出演)
エドモンド木村、千夏クレイジー、、村上冷森(from 京都)、シマシマコ、D:KSMT(出演順)


こちらもお世話になっている廿日市のカフェNICOさんにて、今回は一人ではなく対バン形式で5組の弾き語りミュージシャンによるイベントです。

D:KSMTの出演は5番目の17:00〜です。どうぞ、よろしく!


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2018年6月13日水曜日

1000円前後で購入できる美味しいウイスキーについて考える

ウイスキーを飲み始めて早10年の月日が経とうとしています。

最近はスコッチに傾倒し、特にシングルモルトを色々飲むようになりました。そしてその味を覚えれば覚えるほど、普段から購入するボトルの金額が上がっていく一方で、そう簡単に下がることはありません笑

思い返せば大学生の頃は、サントリーの角瓶に非常にお世話になっておりました。バーボンもよく飲んでました。フォアローゼズとかI.W.ハーパーあたりがお気に入りでしたね。

そんなことをふと考えて、そういえば1000円前後で購入できる安いウイスキーの中にも優秀な、とっても美味しい銘柄もあるよな・・・と思い出したわけです。

10年の間、ずーっとウイスキーを飲んできたわけで、たまには振り返って、今飲んでいるウイスキーではなく過去に飲んだものについて考えを巡らしてみるのも面白いかなと、いう思いつきのコラムです。

さて、前置きはこの辺で。

あ、もう一つ前置きをしておかないといけないのは、「1000円前後で購入できる美味しいウイスキー」を考えてみるんですが、僕のいう「美味しい」というのは、「ストレートやロックで飲んで美味しい」という意味です。安価なウイスキーの中には初めからハイボールやカクテルで飲むことを意識しているものも多々あります。そういったウイスキーを「美味しくない」と言っているわけではありません。ただ、個人的にウイスキーをストレートで飲むことが好きな人間なので、その上で「美味しいウイスキー」と言うことをご了承ください。

ということで、とりあえず1000円前後で購入可能な(中にはもう2000円出さないと買えなくなったものもあるかもしれませんが)ウイスキーを羅列してみます。記録が残っている2003年以降のものです。

<スコッチ・ブレンデッド>
Ancient Clan エンシェント・クラン
Ballantine's Finest バランタイン・ファイネスト
Bell's ベルズ
Black & White ブラック&ホワイト
Claymore クレイモア
Cutty Sark カティー・サーク
Cutty Sark Fukuoka Sailing Edition カティー・サーク福岡セイリング・エディション
Dewar's WHITE デュワーズ・ホワイト
The Famous Grouse ザ・フェイマス・グラウス
Grant's グランツ
Inver House Green Plaid インバー・ハウス・グリーン・プレイド
Johnnie Walker RED ジョニー・ウォーカー・レッド
Marry Born マリー・ボーン
McGibbon's Red Ribbon マックギボンズ・レッド・リボン
Scottish Leader スコティッシュ・リーダー
Sir Malcolm サー・マルコム
Teacher's Highland Cream ティーチャーズ・ハイランド・クリーム
Vat 69 ヴァット69
計18銘柄

<アイリッシュ・ブレンデッド>
Bushmills Original ブッシュミルズ・オリジナル
計1銘柄

<ジャパニーズ・ブレンデッド>
Black Nikka Deep Blend ブラックニッカ・ディープブレンド
Black Nikka Clear ブラックニッカ・クリア

角 ホワイトラベル
角 ブラックラベル
トリス

計7銘柄

我ながら驚きですがバーボンやカナディアンが1本もない笑
というわけで、この中から選ぶのだからすでに超偏見です笑
気を取り直して続けます。

この中からずばりベスト3を選びたいと思います。しかも、今の私が覚えている限りで。しかし、それは私の中では今も昔も変わらず確実なベスト3です。未来はわかりませんが。


1.Black & White ブラック&ホワイト


Royal Householdを作っているブキャナンさんのブレンデッドで、1,000円ちょっとで買える。愛くるしい2匹の犬がデザインされている。香りは花のようでちょっとスパイシーな感じも受ける。口に入れると、蜜のような甘さと全開なスパイシーが舌の上で弾む。抜ける空気に若干のスモーキーさも感じる。余韻は長く、徐々に虜にする。そんなウイスキーだと思う。さすがはブキャナン。個人的に1,000円前後で買えるブレンデッドの中では一番美味いかもしれない。大好きなJohnnie WalkerシリーズのREDやBallantine'sのFINEST、Bell's、こないだ飲んだGrant'sといった同じ1,000円前後の価格帯で買えるウイスキーと比べると楽しめる幅や落ち着いた雰囲気、安さを感じさせない質感、どれをとってもこのBlack&Whiteが一番だと思う。もちろん、Johnnie WalkerのBlack(2,000円以上)にはかないませんけども。安くて美味いウイスキーか。ブキャナンほんと、良い仕事してる。

と2015年9月(https://d-ksmt.blogspot.com/2015/09/black.html)に申しておりました。写真も引っ越す前のお家ですごく懐かしい。ボトルホルダーは、ハワイで買ったコナの木でできた三日月型のもので、すごく気に入っていたんだけど、震度3くらいの地震がきた時に棚から落ちて割れてしまったのでした。あー懐かしいね。これを買うためだけにでもまたハワイに行きたい笑 当時も語っていましたが、いまでもこのBlack & Whiteは、1000円前後のウイスキーの中で一番美味しいと思います。個人的にRoyal Householdの大ファンでブキャナンさんを尊敬しているということから依怙贔屓は否めませんが、このBlack & Whiteも素晴らしい1本です。ぜひオススメ。


2.Inver House Green Plaid インバー・ハウス・グリーン・プレイド


1000円代で買えるブレンデッド・スコッチシリーズ第2弾。これはね、呑みやすい。普通に美味しい。ロックとかで飲むよりもストレートで飲んだ方が輪郭がしっかりわかって良いですね。加水するとボケる感じあり。香りは石鹸みたいな。味わいは柑橘の要素と梨とかシナモンみたいなやつ。爽やかな抜けがグッドですね。雑味も感じないし、本当1000円代で買えてしまうってのは大変お得。

と、2016年11月(https://d-ksmt.blogspot.com/2016/11/inver-house-green-plaid.html)に言っておりました。今でも忘れられないです。本当に美味しかったし癖になる味わいでした。あー、見たら飲みたくなってきわ笑


3.Bushmills Original ブッシュミルズ・オリジナル


アイリッシュのシンプルな味わい。
この独特な飲み口が「また飲みたい!」と懇願してしまうそんな一本。このすっきり感。創業1608年というのは、世界最古だそうです。3回蒸留するという昔ながらの作り方もその美味しさの秘訣でしょう。来年はBlackに手をつけたい。

と2013年のウイスキー of the year(https://d-ksmt.blogspot.com/2013/12/of-year-2013.html)で申しておりました。何を隠そう第1回ウイスキー of the yearのチャンピオンです。すべてはここから始まった笑 世界最古の蒸留所から繰り出されるアイリッシュ・スタンダード。今年2月にブッシュミルズさんのシングルモルト10年(https://d-ksmt.blogspot.com/2018/02/blog-post_24.html)を飲みましたが、そちらも非常に美味しかった。やはり恐るべきブッシュミルズ。今後もずーっと続いて行ってほしい蒸留所の1つです。

ということで、1000円前後で購入できる美味しいウイスキーのベスト3を勝手に選ばせてもらいました。もう一度まとめておくと、

1.Black & White ブラック&ホワイト
2.Inver House Green Plaid インバー・ハウス・グリーン・プレイド
3.Bushmills Original ブッシュミルズ・オリジナル

という面々です。

彼らをお手頃な価格で購入できることに感謝。
それでは。


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2018年6月11日月曜日

ブログの仕様変更と広告表示について

D:KSMT(楠本大介)のブログをいつもご覧いただきありがとうございます。

ブログの仕様変更を行った部分がいくつかありますので、そのお断りをさせていただきます。 今回、変更させていただいた点は以下の3点です。 

・デザインの大幅な変更
・広告表示
・コメント入力 

至らぬところがあり、見辛い箇所等、発生する可能性もございますが、何卒あたたかく見守っていただければ幸いです。

それでは、引き続きよろしくお願いします。

2018年6月10日日曜日

Signatory Vintage Single Grain Collection Ayrshire Grain 1998/2014


Signatory Vintage Single Grain Collection Ayrshire Grain 1998/2014
シグナトリー・ヴィンテージ グレーン・コレクション エアシャー1998/2014
(ガーヴァン蒸留所)

4月に飲んだウイスキーを記事書くのを失念しておりました汗

インディペンデント・ボトラーズのシグナトリー・ヴィンテージさんからのシングルグレーンウイスキー。バーボン樽で貯蔵されたグレーンウイスキーで、感想はといえば、「ミルキーなグレーンウイスキー」。一昨年に飲んだHaig Club(http://d-ksmt.blogspot.com/2016/07/blog-post.html)にも若干似た味わいの印象。でも個人的にはこっちの方が好みかな。飲んでて飽きがこないし、ディナーにもデザートにも合わせられる、食中・食後どちらもいけます。もちろん、私は食前でも御構い無しですが笑

バーボン樽+グレーンの組み合わせはなかなか素晴らしいスウィートなウイスキーになるというのがまとめです。

では。

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2018年6月4日月曜日

Chivas Regal Mizunara aged 12 years




Chivas Regal Mizunara aged 12 years 
シーバスリーガル ミズナラ 12年
40%

写真は昨日のジョニーウォーカーと同じく、遊びにいった川で撮影したものです。

超有名銘柄の一つ、シーバスリーガルさんから日本のウイスキー愛好家に向けて、日本へのリスペクトを込めて作成されたウイスキー。

ブランドサイト
http://chivas-regal.jp/mizunara/

シーバスリーガルの名誉マスターブレンダーであるコリン・スコット氏による賜物。ジャパニーズオークとも言われるミズナラの樽材を用いたブレンド。

そもそも、ミズナラとは?ってことですが、所謂「国産ナラ」のことで家屋の材木としてよく使用されている木だそうです。北海道から九州にかけて分布していますが、主な産地は北海道や東北。冷涼な地域を好む木だということです。戦後、サントリーが初めてミズナラをウイスキーの樽として活用したとのこと。(参照https://www.suntory.co.jp/customer/faq/001750.html

ウイスキーマガジンに、樽材について詳しく書かれた記事があったのでこちらもリンクを貼っておきます。
http://whiskymag.jp/%E6%A8%BD%E3%81%8C%E9%87%8D%E8%A6%81%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91%E3%80%90%E5%85%A83%E5%9B%9E%E3%80%91/

ということで、やはりこのシーバスリーガル ミズナラ12年は、ジャパニーズウイスキーの風味を感じることができるスコッチ、ということになります。

香りはというと爽やかな甘みのある洋梨、蜂蜜、デラウェア。

味わいはちょっぴりスパイシーであり、洋梨というか梨っぽいさっぱりとしたフルーツ感、ミルキーでもある。胡椒っぽいエッジが、これこそミズナラ由来のものなんでしょうか?舌の上が軽やかにヒリヒリ。

余韻は長くないですが、やっぱり梨を食べた後のような感じ。に、タンニンが軽くのってちょっぴりタルい。

シーバスリーガル12年とはなかなか違う印象。シーバスリーガル12年は、キーモルトのストラスアイラをかなり強く感じる印象です。彼は赤い林檎の印象。に対してこのミズナラ12年は、洋梨ないし梨。んー、これまた面白い。

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2018年6月3日日曜日

Johnnie Walker Blender’s Batch Wine Cask Blend


Johnnie Walker Blender’s Batch Wine Cask Blend
ジョニーウォーカー ブレンダーズバッチ ワインカスクブレンド
ボトルNo.WCB2 582315
40%

日本でジョニーウォーカーの販売を行なっているキリンビールから引用。

「ブレンダーズバッチ」は、既成の価値観にとらわれずブレンダーが豊かな経験や個性に基づいて思い描くブレンドを形にした、クラフト感あふれるシリーズです。12名のブレンダーの個性と豊かな発想、それを実現する約800万樽のストック、卓越したブレンディング技術から創り出されます。

「ジョニーウォーカー ワインカスクブレンド」は、ウイスキーのみならず食べ物やワインにも造詣が深いブレンダー「エイミー・ギブソン」が、ワインのように、食事、特にデザートとのマリアージュを楽しめる新しいスコッチウイスキーを目指しブレンドした、新しい味わいの「ジョニーウォーカー」です。

当社は、「ブレンダーズバッチ」シリーズを通じて「ジョニーウォーカー」ブランドの高いブレンド技術を訴求し、スコッチウイスキー市場での存在感を一層高めていきます。

中味について
様々な種類のワイン樽で熟成した原酒をブレンドしました。果樹園にいるかのような華やかな香りと、熟したフルーツのような味わいです。
モルトとグレーンを原材料とするブレンデッド・スコッチウィスキーです。モルトにはディアジオ社の最先端技術を集結した蒸溜所「ローズアイル」で蒸溜した貴重な原酒を、グレーンにはスコットランド最大のグレーンウイスキー蒸溜所「キャメロンブリッジ」で蒸溜した原酒などをブレンドしました。

パッケージについて
ジョニーウォーカーの特長である「スクエアボトル」と「斜め24度傾いたラベルデザイン」はそのままに、ラベル紙の質感と色合いでクラフト感を表現したデザインとしました。

http://www.kirin.co.jp/company/news/2018/0328_01.html

という紹介がなされています。

パッケージに、An experimental "Sundown Scotch"「実験的な日没のスコッチ」と書かれています。

非常に軽やかで馴染みやすい味わい。ワインカスクフィニッシュというウイスキーは、これまでにもいくつか飲んできましたがここまでスタンダードなウイスキーとして飲めそうなのは初めて。さすがはジョニーウォーカーさんです。

香りからすでにフルーティ。軽やかで若い印象を受けるすっきりした香りに、花や果実を思わせる優雅な香りが乗ります。

味わいはトフィー、バター、キャラメル、ザラメの上にタンニンをたっぷり含んだ赤ワイン。舌触りが非常に滑らかで癖になる。

余韻はエッジのあるワインの渋みとバター。

チーズが食べたくなる。そして、赤ワインや白ワイン同様にいろんな料理に合いそう。ディナーの1杯目からずっと通して飲める味わい。

キリンビールの紹介では「特にデザートとのマリアージュを楽しめる」とのことですが、たしかに甘いケーキやビスケットにも合うし、はたまたポテトチップスにも合いそうです。

ジョニーウォーカーのオリジナルであるレッドとあまり変わらない金額で購入できることを考えると、レッドよりもこちらを購入した方がお得かも。素晴らしい一本です。

さて、写真はというと、本日家族で遊びに出かけた広島のとある川で撮影したものです。相変わらず大人気なくハシャいで小学生たちに混じって泳ぎ回りました。6月に川で泳ぐのは人生初かも笑

最近すごく暑いから別にいいよね・・・?

このスポットは自宅からもあまり遠くないので、今夏めちゃお世話になるかもしれません。

高知県の人は川で遊ぶんです。「川ガキ」という言葉があるぐらい、みんな海ではなく川で泳ぎます。というのも海は黒潮が荒く海を削ってしまってまして、遠浅の海水浴場というのがなかなかない。遊泳禁止の場所がほとんどの岩石海岸なんです。

ということで高知市内だったら鏡川、ちょっと車で移動して仁淀川、もっと移動して物部川、すっごく頑張って四万十川。そして秘境・吉野川。なんかが「川ガキ」の重大な遊びスポット。なので、私も海より川が好き。小さい頃の海の思い出ってあんまりないんですよね。

そんな「川ガキ」にとって、自宅からあまり遠くないところに素晴らしいスポットがあることを発見できたことは大きい。新しい「スタンダード」になりそうです。

それでは。明日からも1週間、頑張って行きましょう。


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2018年6月2日土曜日

余市ウッディ&バニラ Yoichi woody&vanillic


余市ウッディ&バニラ
Yoichi woody&vanillic

余市蒸留所限定シリーズの最終章。バーボン樽由来のバニラ風味を存分に楽しめる一本。同じ蒸留所でもここまで風味の違いを出せるということが改めて実感できるシリーズです。

このウッディ&バニラは、香りはバニラアイスクリーム、シナモン、コーンフレーク、メープルシロップ、少しフローラルなエッセンスも加わります。口に含むとバニラよりもウッディさが前に出て、乾いた木を思わせます。タンニンっぽい舌触りもグッド。といってもバニラ風味が全体のベースにしっかりとあり、お菓子やアイスクリームを食べている印象。切れ味のよい余韻が、対比としてまた良い。舌の上に残るピリピリとした胡椒みたいな感じはウッディさから来るものかと思われます。

ここまで3本、余市蒸留所限定のボトルを堪能してきました。蒸留所訪問から1ヶ月ほどしか経っていませんが、また行きたい。今すぐ笑

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