倉敷のバー・ダナドゥアさんにて。
Isle Of Raasay R-01.1
アイル・オブ・ラッセイR-01.1
スコッチ・シングルモルト(アイランズ)
46度
Isle Of Raasay Y's Cask
Peated Bordeaux Red Wine Cask
アイル・オブ・ラッセイ Y‘sカスク ピーテッド ボルドーレッドワインカスク
スコッチ・シングルモルト(アイランズ)
カスクストレングス
61度
こちらがアイル・オブ・ラッセイのオフィシャルサイト。
ダナドゥアさんにて素敵な飲み比べをさせていただきました。ラッセイ島で2017年から蒸留をしている新興蒸留所、アイル・オブ・ラッセイ。インナーヘブリディーズ諸島に所在し、タリスカー蒸留所やトラベイグ蒸留所が稼働しているスカイ島の隣に位置するラッセイ島は人口わずか161人(とボトルにわざわざ書かれています笑)。
2020年に「シングルモルト」をリリースしました。その前に出された"While We Wait"(私たちが待っている間)という素敵な名前が付けられた所謂「ニューボーン」を購入して飲んだのですが、それが非常に美味しくて期待値が高かった蒸留所です。
と言いつつ、なかなかシングルモルトにありつく事ができずにいたんですが、今回ついに飲むことができました。
アイル・オブ・ラッセイR-01.1は蒸留所の「スタンダード」ボトル。チンカピン(USAミズーリ州のオーク)樽、ボルドー赤ワイン樽、ライウイスキー樽という3種類の樽にそれぞれノンピート麦芽、ピーテッド麦芽原酒を詰めた計6種類の原酒をヴァッティング。
香りはまだまだ若々しさが弾けて青臭い印象でしたが、口に含むと絶妙な落ち着き具合。まろやかできちんと整理されている。
ピート感はライトで雑味がない。
アイル・オブ・ラッセイ Y‘sカスク ピーテッド ボルドーレッドワインカスクはカスクストレングスで61度とかなり度数高め。全世界限定数282本で、都光さん限定ボトル。アイル・オブ・ラッセイR-01.1の構成原酒の一つであるボルドー赤ワイン樽の原酒をボトリング。
度数をあまり感じさせない穏やかな仕上がりと、シナモン、ダークチェリー、ブラックベリー。熟成年数の短さゆえ、若々しさは否めませんが素敵な一杯でした。
共に、飲み応えがあり今後に大いに期待できる仕上がり。
現時点では2015年以降の「新興蒸留所」の中で新人王と言える蒸留所です。
アイル・オブ・ラッセイの今後もしっかり追いかけていきたいと思います。
それでは皆さん、良い夜を。
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