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2023年11月29日水曜日

もうすぐ師走

11月も29日。
一昨日27日は満月で、「ビーバームーン」という名前だったらしい。

十六夜を通り越した今日が、月齢では15.7。
ん?どゆこと??月に関して詳しい人、教えてください笑

なんだか今日の月は少し赤みがかって見えました。18時半ごろ東の空に浮かんでおりましたが。

さてさて、明後日からは12月。あっという間に師走に入るわけですね。

当ブログでは実は一番忙しくなる時期www

というのも、ウイスキー of the yearという2013年から続く悪しき習慣(笑)がありまして。

前年の2022年が第10回ということで、今年は第11回。

んーーー、こんな企画がまだ続いているとは笑

ウイスキー of the yearの中でも、その年のベスト of ベストを決める「ボトル of the year」の受賞ボトルをちょっと遡ってみたいと思います。

2013年
金賞 Bushmills Original (Irish Blended)
銀賞 Benriach 12年シェリーウッド (Scotch Single Malt)
銅賞 Lagavulin 16年 (Scotch Single Malt)

2014年
金賞 The Balvenie Signature 12年 (Scotch Single Malt)
銀賞 The Naked Grouse (Scotch Blended)
銅賞 Tomintoul 10年 (Scotch Single Malt)

2015年
金賞 The famous grouse celebration blend, decanter (Scotch Blended)
銀賞 The Glenrothes Select Reserve (Scotch Single Malt)
銅賞 Strathisla 12年 (Scotch Single Malt)

2016年
金賞 Highland Park 18年 (Scotch Single Malt)
銀賞 Johnnie Walker Green Label (Scotch Blended Malt)
銅賞 Royal Brackla 12年 (Scotch Single Malt)

2017年
金賞 OCTOMORE ochdamr-mor EDITION:07.2 5年 Scottish barley (Scotch Single Malt)
銀賞 Craigellachie 13年 (Scotch Single Malt)
銅賞 Smokey Joe (Scotch Blended Malt)
銅賞 The Glenlivet Nadurra First Fill Selection American White Oak Cask (Scotch Single Malt)

2018年
金賞 Blue Hanger 9th Limited Release (Berry Bros. & Rudd) (Scotch Blended Malt)
銀賞 Bruichladdich BERE BARLEY 2008 (Scotch Single Malt)
銅賞 Kininvie 17年 (Scotch Single Malt)
銅賞 James Eadie’s TRADE MARK ‘X’ (Scotch Blended)

2019年
金賞 Bunnahabhain MOINE (Scotch Single Malt)
銀賞 The Double Single (Compass Box) (Scotch Blended Malt)
銅賞 The Game Of Thrones “The Night’s Watch” Oban Bay Reserve (Scotch Single Malt)

2020年
金賞 Redbreast 12年 (Irish Single Pot Still)
銀賞 Old Particular Braeval 15年(Douglas Laing) (Scotch Single Malt)
銅賞 The Speakeasy Lowland Blended Malt(Douglas Laing) (Scotch Blended Malt)

2021年
金賞 Cragganmore 25年 (Scotch Single Malt)
銀賞 Over An Islay Rainbow 2016(Samaroli) (Scotch Blended Malt)
銅賞 The Naked Grouse (Scotch Blended Malt)

2022年
金賞 Springbank Cask Strength 12年 (Scotch Single Malt)
銀賞 Glenmorangie Signet (Scotch Single Malt)
銅賞 響ブロッサムハーモニー2022 (Japanese Blended)


はい、認めましょう。超スコッチ寄りです笑

スコッチが本当にほぼほぼ占めてまして、アイリッシュが2例、ジャパニーズが1例。

https://d-ksmt.blogspot.com/2021/07/the-naked-grouse.html


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ザ ネイキッド グラウス 1000ml
価格:7,480円(税込、送料別) (2023/11/29時点)


The Naked Grouseが、2014年の頃はブレンデッド・ウイスキーだったんですが銀賞。そして2021年にはブレンデッド・モルト・ウイスキーに変わったわけですが銅賞。

というあたりがなかなか面白いですね。時代の流れや変化を感じながら、かつそれでもどっぷり雷鳥ファンぶりが溢れております笑

そして2022年からは「ネイキッド・モルト」となるわけですが・・・。2022年のベスト3には入らなかったようですね。

でも、最初の最初はアイリッシュのブッシュミルズ・オリジナル、通称「白ブッシュ」から始まっているわけですね。2020年には再びアイリッシュがレッドブレスト12年で金賞に。

https://d-ksmt.blogspot.com/2020/04/redbreast-aged-12-years.html



このあたりの、実は「隠れアイリッシュ好き」ぶりも押さえておきたいポイントです・・・かね??笑

ということで、1ヶ月後の12月末にはウイスキー of the year 2023の記事を書くと思います。今年は誰がボトル of the yearに輝くのか??

ただし、今年は採点方式を取っていて、かつ常に公表しているため、ネタバレではあるのですが笑

皆さんの参考の一つにでもなれれば幸甚です。


それでは皆さん、良い夜を。

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2023年11月11日土曜日

第9回 Hatsukaichi Whisky Freaksを開催しました


1週間経ってしまいましたが11月5日(日)、第8回 Hatsukaichi Whisky Freaksを開催しました。

今回は遂に!アイラがテーマでした。「長熟アイラモルト」というテーマで、選んだのは写真のBBRラフロイグ1997 18年
※隣のアーティスト・コレクティブ ブナハーブンは参考のために持って行った物です。

以下がボトルの詳細です。

タイプ

シングルモルト

地域

スコットランド アイラ

メーカー

ベリーブラザーズ&ラッド (ボトラーズ)

カスクタイプ

リフィル樽 #54

濾過

ノンチルフィルタード

着色

ノンカラー

Alc.

50.2%

輸入元

有限会社ウィック



大好きで、かつ信頼の厚いBBR(ベリー・ブラザーズ&ラッド)のラフロイグ18年もの。

はっきり言って、美味しくないはずがないですよね。「リフィル樽」というのは、おそらく間違いなくバーボン樽。サイズはホグスヘッドかバレルか定かではなかったですが。


こちらのホワイトボードが実際にHWFで出た感想。

「上品な良い上司」
香り
おばあさん家の仏壇、白い花、ヨード香、10年前に行ったBAR

味わい
甘い、ソルティ、蜜

余韻
ピート、少しヒリヒリ、スパイシー、2.5回(来る)、あまり長くない、カラメルの香り、赤ちゃんの肌、甘い

まとめ
「上品な良い上司」、押しつけがましくない、甘い、上品、良い上司、男

改めて見ると、なかなか「まとめ」がカオスですね笑

今、改めて家で飲みながら綴っているのですが、ほんの少しだけですが「ひね感」出てますね。5年以上前のリリースなので仕方ないっちゃあ仕方ないんですが。

でもね、相変わらずダンディズムがありますね。素敵なボトルでした。


今回もご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!来年は、内容も色々変えていきながらより楽しいイベントにしていきたいと思います。是非よろしくお願いします!!

また、HWFは随時メンバーを募集しております。ご興味のある方はいつでもメッセージください。よろしくお願いいたします。


それでは皆さん、良い夜を。

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2023年10月25日水曜日

BAR:姫路バーラウンジ夜間飛行(ホテル日航姫路)さんにて

姫路バーラウンジ夜間飛行(ホテル日航姫路)さんにて。

ホテル最上階にある、姫路城を観ながらお酒をいただける素敵な空間です。真下には新幹線や在来線が行き交う様子が見えます。


Samaroli Ardenistle
サマローリ アーデニスル

2種のカリラとジュラを使用したブレンデッドモルト。潮味とスモーキーな香り。それでいてミルキーな感じで、「塩ミルク」でしたね。癖になりそうな後味でしたわ。




That Boutique-Y Whisky The Glenlivet Aged 24 Years Batch 1
ブティック・ウイスキー グレンリベット24年 バッチ1

ブティック・ウイスキーをいただくのは久しぶり。相変わらず訳のわからないパッケージですね笑

グレンリベット24年は流石の甘口。蜂蜜、キャラメル、オレンジ、ダークチョコレート。オイリーな舌触りも良い。ただ、余韻はあまり長くなくて偉くスッキリしています。


それでは皆さん、良い夜を。

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2023年10月2日月曜日

Artist Collective Bunnahabhain 11 Years Old 2007


Artist Collective Bunnahabhain 
11 Years Old 2007
アーティスト・コレクティブ ブナハーブン11年 2007

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
コレクティブ#2.4
カスクタイプ:バーボン・ホグスヘッド
48%
La Maison du Whisky(ラ・メゾン・ド・ウイスキー)
輸入:Three Rivers


フランスのLMDW
フランスのボトラーズ会社であるラ・メゾン・ド・ウイスキー社(以下LMDW)がリリースしている「アーティスト・コレクティブ」は、バーで並んでいると思わず「ジャケ飲み」してしまう素敵なシリーズ。

LMDW社のオフィシャルサイトは以下。

インポーター事業も展開されており、ジャパニーズ・ウイスキーでもニッカ、マルス、厚岸、遊佐などと取引があるようですね。

ボトラーズ事業では、"ARTIST"(アーティスト)というハイレンジなブランドと"THE TEN"(ザ・テン)というエントリーレンジ、そしてその中間に当たるこの"ARTIST COLLECTIVE"(アーティスト・コレクティブ)をリリース。


今回購入したのは、ブナハーブンの11年もの。ですが、「モアンヌ」というブナハーブン蒸留所の「ヘビリー・ピーテッド」タイプ。

ちなみにOB(オフィシャルボトル)のモアンヌが我が家にやってきたのは2019年2月。

ブナハーブンのピーテッドタイプって、独特なエナジードリンク感があってクセになるんですよね。ってことで今回このボトルを選択した次第です。


以下オフィシャルサイトから

ブナハーブン蒸留所

アイラ島で最北に位置する蒸留所。ゲール語で「河口」の意味で、蒸留所稼働は1883年。現在のオーナーはディステル・グループ。

google mapから

もともとカティーサークやフェイマスグラウスの原酒用(なるほど、フェイマスグラウス好きってところも繋がっているのか笑)で、アイラ島にある7箇所の蒸留所原酒を混ぜたブラックボトルのキーモルトになっています。



エナジードリンクでマンゴスチン、
しっかりスモークって最高かよ
香り
煙、土、泥炭、ベーコン、ミント、干し草、枯れた芝生、オレンジ、薬品

エナジードリンク、ラズベリー、マンゴスチン、ピート、チョコレート、少しソルト

余韻
ふくよかで割と長い、口の中から煙が上がってくる、苦い紅茶

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはやや柔らかくなり薬品が薄れる。味は焦げたウッドのニュアンスが少し加わる。余韻はやや短くなるが甘さが増して心地よい。

レーダーチャート


得点 96点
はい、出てしまいました。今年の最高得点www

以前の「モアンヌ」も2019年の「ウイスキー・オブ・ザ・イヤー」で金賞(最高賞)を獲ってるんですが、やっぱ私は「モアンヌ」が好きなんだな笑

スコットランドに行く際は、絶対にブナハーブン蒸留所に挨拶に行きますわ笑

カリラとかも好きなんですけどね。多分、ブナハーブンやカリラといった「カリラ海峡組」が好きなんでしょうね。ラフロイグ、ラガブーリン、アードベッグのアイラ島南岸勢はとても人気ですが、多分私は「カリラ海峡組」側だわ笑

やばいね。今年も残すところあと3ヶ月。このまま行くと、ブナハーブン蒸留所が前人未到の2回目金賞を飾るなぁ(何がやばいのかは、よくわかりませんが笑)。

強いて言えば「若いのは若い」んですよ。でもね、ヤングアイラならではの良さってのもありますし、この11年ものは若さは隠していませんが、奥行きが結構きっちりあるんですよね。価格を考えると非常にコスパも良い気がする。マジでおすすめです。

Amazonや楽天市場にリンクがなかったので、武川蒸留酒販売さんのリンクを貼らせてもらいます。


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2023年9月23日土曜日

BAR:京都BAR DANCEさんにて

京都BAR DANCEさんにて。

google mapより

千本通丸太町にあるオーセンティックバー。PARAVA OPERAさんに教えていただきました。

なかなかマニアックなウイスキーの品揃えで、私のような人間は長時間居着いてしまいますね。まるで木製発酵槽の乳酸菌のように笑

しかもこの日は、阪神が「アレ」を決めて間もないタイミングだったため、「ライムサワー無料で飲み放題」という訳のわからないキャンペーンをやっている日でした笑 

本当はレモンサワーだったそうですが、出し過ぎでレモンが切れたそうで汗
というくらい阪神ファンのマスターなんです。

ということで煽るようにライムサワーをいただきながら、3杯ほどスコッチをいただきました。


Old Particular Glenrothes 2006 Aged 11 Years For Shinanoya
オールド・パティキュラー グレンロセス 2006 11年 for 信濃屋

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
63.9%
ダグラス・レイン社

これはね、ジャジャ馬www

グレンロセスのシェリーバット熟成で間違いないですが、グレンロセスは私にとって非常に「セクシー」なシングルモルト。この子は、女子中学生ですね。11年熟成は経てるんですが、なんというか煩い。もう少し落ち着いたエレガントな大人の女性になってほしいなーと思いました。(わかりづらい??)でも嫌いじゃないですよ。源氏物語の「若紫」的な育てたら超美人になる可能性を秘めた原酒。って言ってももう全部ボトリングされちゃってるか笑

欲を言えば、あと4-5年、寝かせて欲しかったかなぁ。


Johhine Walker Black
ジョニー・ウォーカー ブラック 特級ボトル 


Johhine Walker Red
ジョニー・ウォーカー レッド オールドボトル

もうこの辺は私の煩わしい説明必要ないですよね?笑

これらは完璧に美味しかった。スモーキーが効いているブラック。贅沢な甘味が、透明感を伴った上品なレッド。

本当に完璧なブレンデッド。保存状態も抜群だと思います。これは京都二条に行って、わざわざ飲むべきボトルでしょう。

美味しすぎて死ぬかと思いました笑


まぁ、言いながらリンクも貼っておきますが。オールドボトルには本当にご注意ください。

まじで忘れらないくらいの出会いをすることもあれば、大火傷をすることもあります。保存された場所がボトルそれぞれですからね。個人的に「瓶内熟成」というものはないと思っておりますが、「劣化」の早い遅いは十分にあります。

その辺を考慮しながら楽しんでいただければ。


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2023年9月21日木曜日

BAR:神戸Bar Alco-Hallさんにて

神戸Bar Alco-Hallさんにて。

毎度、マニアックなお話をさせていただくバーです。毎回勉強になります。


G&M Cask Strength Linkwood 1991
ゴードン&マクファイル カスク・ストレングス リンクウッド1991

スコッチ・シングルモルト
ナチュラルカラー
ノンチルフィルタード
53.4%

最近何かと話題のG&Mさん。今ある在庫でボトラーズ事業から身を引くとか。すでにベンローマック、ケアンという蒸留所を所有し、今後は製造の方に尽力されるという方向ということでしょうか。

と考え込んでいたら、グレンリベットのとんでもないボトルをリリースするというニュースが飛び込んできたり。

1949年蒸留ってエグいですよね。74年前・・・!!??

今回いただいたリンクウッドは、1stフィルのシェリーバット2樽で熟成。って、美味しくないわけがないでしょう!!笑 

リンクウッドとロングモーンにハズレ無し。

相変わらず美味しい。いちごジャム感も柔らかくあり、素敵でした。贅沢そのもの。そんな甘み。G&Mよ、永遠なれ。

以下のリンクは同じ商品ではありませんが、2度と出会うことがなくなりそうだなーと思いながら、と言ってもとても手を出せる金額ではなく指を咥えて見守るしかないボトル笑

もし、ご購入されたりBARで飲んだという方は是非ご感想をコメントまでお願いします。

2023年9月12日火曜日

BAR:岡山Malt Bar Nishimotoさんにて

岡山Malt Bar Nishimotoさんにて。


Glenrothes 1989
グレンロセス1989

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:1989年
瓶詰:2001年
43%

今回はオフィシャルからのヴィンテージ。またまた1989年、同い年www
ロセスってやはり「クリーミーで舌触りが卑猥」なんですよねぇ・・・最もエロティックなシングルモルトだと思っております。しかもそのニュアンスは、ヴィンテージもののオフィシャルの方が強い気がする。シェリーがまた素敵なんですよねぇ。フルーティでチョコレート。虜になります。



The First Editions Bowmore 
Aged 15 Years 2000
ザ・ファースト・エディションズ ボウモア15年 2000

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
蒸留年:2000年
タイプ:ホグスヘッド
カスクNo.HL12312
全230本
59.5%

ホグスヘッドで15年熟成のボウモア。これはね、笑ってしまうくらい美味。さすがはボウモア。この味わいの重厚さは本当に無敵。

相変わらず、Nishimotoさんは素敵なボトルをたくさんお持ちで。パラダイスですわ笑 またお邪魔します。


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2023年9月11日月曜日

BAR:神戸The Nineteenth Barさんにて

神戸The Nineteenth Barさんにて。


The maltman Glenrothes 
Aged 27 Years 1989
ザ・モルトマン グレンロセス27年 1989

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:1989年5月
瓶詰:2016年10月
タイプ:オロロソ・シェリー
カスクNo.7476
全282本
46%

時に激しく、時に柔らかく。男心を掴んで放さない悪女。それがグレンロセスwww
1989ビンテージは、私と同い年。ということもあり、この年のビンテージは当たりが多い気がする(かなり贔屓目に見ています)。

ドライフルーツな印象から、口に含むとたっぷりと瑞々しいフルーツ。そしてチョコレート。うむ。美味しくないはずがない。



The Whisky Kingdom Caol Ila 
8 Years Old 2012 for Wu Dram Clan Kyoto Fine Wine and Spirits
ザ・ウイスキー・キングダム カリラ8年 2012 フォー・ウー・ドラム・クラン・キョウト・ファイン・ワイン・アンド・スピリッツ

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
蒸留:2012年9月
瓶詰:2020年11月
タイプ:ラフィット・ロートシルト・ワイン・バリック
全301本
57.9%

ヤングアイラは一定の支持があるようですね。そしてカリラ。私は個人的にカリラやブナハーブんと言ったアイラ島でもあっち側の蒸留所が好きなようです。ラフロイグやアードベッグ、ラガヴーリン側ではなく。ボウモアやブルイックラディ、キルホーマン・・・。アイラって素敵な蒸留所しかないですよね。でもそんな中でもやはりカリラやブナハーブンが好みです。

今回いただいたのは、ボルドーワインの五大シャトーの一つ「ラフィット・ロートシルト」の樽で熟成させた8年もの。赤ワイン樽熟成のシングルモルトは個人的にはあまり好みではありませんが、これは良いですね。美味。カリラの良いところが凝縮されていて、そこに赤ワイン由来と思われるベリー感が感じ良く乗っかっております。塩加減もバッチリ。ヨード香もバッチリ。

ふむふむ。これはなかなか美味でしたわ。お見かけされた際は是非。


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2023年7月27日木曜日

The Gauldrons


The Gauldrons
ザ・ゴールドロンズ

スコッチ・ブレンデッドモルト
ダグラス・レイン
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
46.2%
輸入:ジャパンインポートシステム

ラベルに"Campbeltown Blended Malt"とあるように、「スプリングバンク」と「グレンスコシア」のみを使用したブレンデッドモルト

ダグラス・レイン、面白いもの作りますねぇ笑

ダグラス・レインは1948年創業のインディペンデント・ボトラー。と言ってもこのザ・ゴールドロンズのようにブレンデッドやブレンデッドモルトを元来リリースしており、ボトラーズ事業に参入したのは1998年「オールド・モルト・カスク」シリーズ(現在はハンター・レイン社がブランドを所有)から。

日本でも人気の銘柄が多く、Big Peat(ビッグ・ピート)Premier Barrel(プルミエ・バレル)Provenance(プロヴェナンス)といったシングルモルトのシリーズから、Rock Oyster(ロック・オイスター)Scallywag(スカリーワグ)などのブレンデッドモルトシリーズなどが有名ですかね。


スプリングバンク蒸留所については、改めて多くを語る必要はないでしょう。そしてグレンスコシア蒸留所についても、スプリングバンク同様にキャンベルタウンの最盛期から生き残ってきた蒸留所ということで説明の必要はないでしょう(端折り過ぎ?笑)

雑ですが、そんな2つの蒸留所のモルト原酒のみを使用したという非常に面白い一本がこのザ・ゴールドロンズなわけです。


「ゴールドロンズ」とは、キャンベルタウンの西海岸にある暗く嵐のような入り江の名前で、ゲール語で「嵐の湾」という意味だそうです。



ドライマンゴーが海風とスモーク
香り
小さな花、かすかにスモーク、ドライな海風、蜂蜜

マンゴー、ドライフルーツ、フルーツブレッド、穀物

余韻
柔らかくて長い、打ち寄せる波、スパイシー、ソルティ、ほんのりビターオレンジ

ドロップ・アップ(1滴加水)
スモーキーさが前に出てくる、ドライな中にお花畑のような華やかな香りがある。口に含むとフルーティーな甘味が広がり、フィニッシュにかけてスパイシー。少しハーバルなニュアンスも出てくる。


レーダーチャート
得点 90点
うむ。これは及第点。余韻がもっと長くて、充足感があれば95点はいってたなー。お上品なものを飲んでいるなーと思わせてくれる出来です。

バンク好きの皆さんは是非、一度ご賞味あれ。