2021年7月21日水曜日

The Naked Grouse


The Naked Grouse
ザ・ネイキッド・グラウス

スコッチ・ブレンデッドモルト
40%
輸入:マルカイコーポレーション

いつの間に、「裸の雷鳥」さんはブレンデッドからブレンデッドモルトに変わっていたんだ。。。ファンのくせに気づいていなかったという。不甲斐ない。穴があったら入りたい笑

ネイキッド・グラウスが我が家にやってきたのは2016年8月以来。当時の記事がこちら。

記事にも書いているように、当時のカープは強かったんですなー。。。私はヤクルトファンなんですが、やはり広島に住んでいるとカープには強くあって欲しいととても思います。後半戦の奮起を望む。

新しくグレーンを使わなくなったこのボトルは2017年秋にリリースされたものだそうで。4年もの月日、気づいていなかったのか・・・。不甲斐ない。穴があったら入りたい(再)


ラベルには次のように説明されています。
Naked grouse is matured in first-fill Oloroso Sherry casks. We call them 'naked' casks because it's the first time they have ever held whisky so we're a little picky when it comes to choosing what goes in them. Only a specially selected blend of single malts make the cut. The result is a rich and fruity whisky with a soft spice finish. Loosen your tie or kick off your heels and enjoy! 
ネイキッド・グラウスは、1stフィルのオロロソ・シェリー樽で熟成されます。彼らがウイスキーを(その樽の中に)入れるのは初めてなので、私たちはそれらを「裸の」樽と呼んでいます。特別に選択されたシングルモルトのブレンドのみカットして樽に入れます。その結果、ソフトなスパイスのフィニッシュを持つ、リッチでフルーティーなウイスキーができあがります。ネクタイを緩めたり、かかとを蹴って楽しんでください!
わかりやすく噛み砕けば1stフィルのオロロソ・シェリー樽で後熟されたブレンデッドモルトと言うことですね。素晴らしい。


フェイマスグラウスシリーズを作っているのは、マシュー・グロッグ&サンズ社ですが、現在はエドリントングループに属しています。そのエドリントングループといえば、現存する中でスコットランド最古を誇るグレンタレット蒸留所(1775年創業)をハウス蒸留所としている企業で、他にハイランドパーク、マッカラン、グレンロセスのオーナーでもあります。

なので、このネイキッド・グラウスにもキーモルトとして上記の4蒸留所が使われているんじゃないかと思われます。特にハイランドパークとグレンロセスは個人的に大好きなシングルモルトの銘柄ですし、マッカランは言わずもがな「シングルモルトのロールスロイス」ですからね。それらがキーモルトになっていると思うと、その価値は計り知れないものがあります。


渋くてスパイシー、リッチでフルーティ
香り
レーズン、渋茶、皮製品、蜂蜜、花

マスカット、レーズン、渋み、タンニン、スパイス、オレンジ、チョコレート

余韻
果てしなく長い、リッチでデリケート、ソフトになっていく感じが素晴らしい

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは瑞々しさが出てきてソフトに。味にはバターのような柔らかさが出る。ミルクチョコレート。オレンジピール。タンニンは薄れるけれど、スパイスは増す。余韻は形が少し崩れやすくなる。

ということで、ストレートがおすすめです。もちろん水を加えたり、ロックでも美味しいです。ブレンデッドの頃以上に、フルボディな一本になっていて癖になりそうです笑

3000円前後で購入できたので、非常にコスパが優れた一本。と、言い切りたいところですがAmazonや楽天市場ではエライ値段になってる汗 しかも、武川蒸留酒販売さんで掲載されていた分は売り切れてしまったみたい。。。

ここからはお好みで。






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