2024年1月28日日曜日

ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 PEATED CASK FINISH


ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 PEATED CASK FINISH

ジャパニーズ・ブレンデッド
Alc.40%
昨年9月に発売された商品。スタンダード品である"PREMIUM"について綴ったのが以下の記事。

いわゆる「ジャパニーズウイスキーの定義」に完全に則った商品。

日本洋酒酒造組合が作成した「ジャパニーズウイスキーの定義」は、ざっというと以下の通り。

1.以下の品質基準を満たすこと。
・原材料には麦芽、穀類、日本国内で採水された水のみを使用すること。また、麦芽は必ず使用すること。
・糖化、発酵、蒸留は日本国内の蒸留所で行うこと。また、蒸留留出時のアルコール分は95%未満であること。
・貯蔵に当たっては、内容量700リットル以下の木樽に詰め、日本国内で3年以上貯蔵すること。
・色調の微調整のためにカラメルの使用を認める。

2.表記上は「ジャパニーズ」と「ウイスキー」の文字を統一的且つ一体的に表示し、文字の間を別の用語で分断してはいけない。  
3.「日本ウイスキー」「ジャパンウイスキー」等の同義語や外国語への翻訳時にも上記の品質基準を満たしていなければならない。 
 
4.日本を想起させる人名・都市名や山岳名等の地名・日本国の国旗及び元号等も、上記の品質基準を満たしていないものに使用してはいけない(品質基準を満たしていないことを明示している場合を除く)。
この内規が定められたのが2021年2月で、同年3月31日以前に販売されたウイスキーについては表記の変更まで3年、つまり2024年3月までは猶予期間となっております。よって、来年4月からは猶予期間が終わっていよいよ色々とジャパニーズ・ウイスキーとしての取り締まりが始まるというわけです。

この件に関しては今後も啓蒙活動していく必要があると思っております。

というのも、ウイスキーに興味がある人以外にとっては????な話。

そもそも「ウイスキー」とはどのように定義づけされているものなのか。法律上の定義は。そしてこの内規の目的と役割、効力とは。

みたいな諸々を多くの方に知っていただいて、近い将来法律にしてもらう必要がある案件だと考えております。

そのためにも啓蒙活動は必要です。


さて、あまり熱くなりすぎないうちに、今回のPEATED CASK FINISHについて。
スモーキーな燻煙香をもつウイスキーが熟成された樽で、
ウイスキーをフィニッシングさせた
ブレンデッドジャパニーズウイスキー戸河内 PEATED CASK FINISH。
煙をくゆらせたような特有の風味と香りが、
ウイスキーにコクのある甘みをもたらします。
オフィシャルサイトから引用。

ボトルに"FINITION TOURBÉE"(フランス語:ピート仕上げの意)と書かれているのもオシャレ。

前回のPREMIUM同様に、SAKURAO DISTILLERYで蒸留されたモルト原酒とグレーン原酒をブレンド。そしてこのCASK FINISHシリーズはその名の通り、特徴ある樽で追熟させたシリーズです。

オレンジピール&生姜紅茶でフィニッシュ炭
香り
ナッツ、柑橘、リンゴ、バナナ、バニラ、土

オレンジピール、生姜紅茶、舌にヒリヒリと残る

余韻
炭、泥、ダークチョコレート、軽やかだが長い

得点 80点
PREMIUMでも書かせてもらったように、「若さ」は否めません。が、上出来(超上からwww)。

ハイボールでもいただいてますが、ストレートよりもハイボールの方が美味しいかも。

ほんのり塩のニュアンスも感じ取れるので、ハイボールに黒胡椒をかけるスタイルでいただいても合いそうです。タリスカー的な。




それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月27日土曜日

BAR:神戸BAR EmiNaさんにて

神戸BAR EmiNaさんにて。

「サブカルバー」と言うんですね。なるほど。
さて、そんなアニメオタクなマスターのお店ですが、シングルモルトの品揃えとかもマニアック笑

特にマスターはオスロスクがお好きだそうで。

まぁ、ジャンルは違えどオタク同士というのは話が盛り上がりますね笑


Signatory Vintage Auchroisk 2008 12 Years Old
シグナトリー・ヴィンテージ オスロスク2008 12年

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:2008年9月20日
瓶詰:2021年7月20日
カスクタイプ:ホグスヘッド
カスクNo.813968 + 813969
ナチュラルカラー
Alc.43%


ライトな酒質かと思いきや、しっかり味わえる。オスロスクって安定感がありますね。

甘過ぎず、静か過ぎず。

そういえばオスロスク10年(花と動物シリーズ)に描かれている鳥。よく「イワツバメ」と言われているのを目にするのですが、これは「ヨーロッパアマツバメ」です。

https://d-ksmt.blogspot.com/2017/09/10.html

上の写真はなぜか白黒しか残ってなかったのですが、2017年に我が家で撮影したもの。

「イワツバメ」と言ってもヨーロッパで見られるのはニシイワツバメ Delichon urbicum(Common House Martin, Western House Martin)で、スズメ目ツバメ科イワツバメ属に属する種です。

ニシイワツバメ wikipediaから

ヨーロッパアマツバメ Apus apus(Common Swift)は、アマツバメ目アマツバメ科アマツバメ属に属する種です。

ヨーロッパアマツバメ wikipediaから

日本にもイワツバメやアマツバメは分布しており、姿はよく似ていますが、見慣れてくるとすぐに見分けられるようになります。

特に今回話題にしているニシイワツバメとヨーロッパアマツバメでは、ニシイワツバメが腰や腹が白いのに対してヨーロッパアマツバメは喉以外は一様に褐色であることが見分けるポイントかと。

という識別ポイントを意識して改めて花と動物シリーズのオスロスク10年ラベルを見ると、やはりヨーロッパアマツバメですよね。

もしイワツバメって言っている人がいたら、優しく教えてあげてください笑



Elements of Islay Ma3
エレメンツ・オブ・アイラMa3

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
蒸留:2004年
瓶詰:2019年
カスクタイプ:Ex-バーボン・バレル
本数:734本
Alc.55.2%

「エレメンツ・オブ・アイラ」はElixir Distillers(エリクサー・ディスティラーズ)社が手がけるシリーズ。

今回いただいた"Ma3"はブナハーブン蒸留所のものです。

どうやら"Ma"というのはブナハーブン蒸留所近辺にある地域の名称"Margadale"(マーガデール)から来ているようです。

ブナハーブン蒸留所のピーティーな原酒。いわゆる「モアンヌ」です。私が個人的に大好きなやつ笑

この柑橘的な甘さと牧場を思わせるピーティーさが本当に癖になりますよね。

https://d-ksmt.blogspot.com/2019/02/bunnahabhain-moine.html

https://d-ksmt.blogspot.com/2023/10/artist-collective-bunnahabhain-11-years.html

我が家にやってきたこの子達も本当に美味しかったもんねぇ。それはそれは笑


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月26日金曜日

BAR:岡山Bar Saltlickさんにて

岡山Bar Saltlickさんにて。


Adelphi Selection Clynelish 1995 16 Years Old
アデルフィ・セレクション クライヌリッシュ1995 16年

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
蒸留:1995年
瓶詰:2012年
カスクタイプ:リフィル・シェリー
カスクNo.8668
本数:630本
Alc.55.8%

あとで調べて「リフィル」であることを知りました。リフィルとは思えないくらいシェリーが濃かったなぁ汗

甘いシェリーではなく、どちらかというと渋みが強いアンティーク的なシェリーかと。それが結構濃く出ている印象。

これでもマスター曰く「ようやく落ち着いてきた」とのことで、10年前の購入当時は濃すぎて飲めなかった程だとか。



Three Rivers "The Vanilla" Glen Moray 2007 Aged 14 Years
スリー・リバーズ 「ザ・バニラ」 グレンマレイ2007 14年

スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
蒸留:2007年11月16日
瓶詰:2022年6月28日
カスクタイプ:1stフィル・バレル
カスクNo.5460
本数:196本
Alc.59.6%

いただいたボトルは、「ザ・バニラ」シリーズの第5弾だそうです。

その名の通り、バニラの甘みが非常に濃く、そこにレモンのような爽やかさと、微かにビターな余韻

ジャケットの女性のようなソフトクリームの舐め方はできませんが(笑)、個人的にソフトクリームは好きですし、甘めのウイスキーも好きです。

こちらはいい意味で「濃厚」な一杯でした。

毎度ながらスリーリバーズさんが出されているボトルは、非常にクオリティが高いと思います。個人的な好みだと思いますが、本当にお勧めできるボトラーズさんの一つです。


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月23日火曜日

BAR:京都Rum and Whiskyさんにて

京都Rum and Whiskyさんにて。


Glenkinchie The Distiller's Edition Double Matured 1991 G2797-D
グレンキンチー ザ・ディスティラーズ・エディション ダブルマチュアード1991

スコッチ・シングルモルト(ローランド)
蒸留:1991年
瓶詰:2005年
Alc.43%

リフィル・オーク樽で熟成後、アモンティリャード・シェリー樽で熟成。

ベースはキンチーらしく麦感や「飲む蜂蜜」感がしっかりあります。そこに深みのあるトロピカルフルーツが乗っているような印象。まさに贅沢な一杯ですね。



Kingsbury Special Bottling for Kyoto Macduff 2007 12 Years Old 
キングスバリー スペシャル・ボトリング・フォー・キョウト マクダフ2007 12年

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
蒸留:2007年11月16日
瓶詰:2020年9月15日
カスク:ホグスヘッド
カスクNo.11276
ボトルNo.016 / 247
Alc.60%

良くも悪くも癖がなく、自己主張があまりないボトルですが、これはこれで良いんです。飲み飽きることのない一本ってやつですかね。

ホグスヘッドは優秀なボトルが多いです。現在のスコッチを象徴している樽だと思います。

それにしても津之喜酒舗さんのオリジナルボトルは、玄人好みのものが多いですね笑

どれもクオリティが本当に高い。


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2024年1月22日月曜日

BAR:岡山Bar doccaさんにて

岡山Bar doccaさんにて。


Old Pulteney Aged 21 Years
オールド・プルトニー21年

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
46%

昨年の「ウイスキー of the year」で金賞を受賞したのがプルトニーということもあり、ついつい手を出してしまいました汗

いや、本当に美味しい。塩+クリーム。病みつきになりますね、ここは。
熟成感もしっかり出ており、りんごや蜂蜜の甘みもグレイト。

もう、素通りできない笑

21年ものということでなかなかお値段はしますが、これは一飲の価値十分。

https://amzn.to/48MXowQ


21年は通販にあがっておりませんでしたので、25年と18年ものですがご参考にどうぞ。


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月21日日曜日

第10回Hatsukaichi Whisky Freaks : Ledaig Siclair Series Rioja Cask Finish

先週、1月14日(日)に開催させていただいた第10回Hatsukaichi Whisky Freaksで取り扱ったボトルが、Ledaig Siclair Series Rioja Cask Finishでした。

今回は、そのボトルについて詳しく綴っておこうと思います。


Ledaig Siclair Series Rioja Cask Finish
レダイグ シンクレアシリーズ リオハ・カスク・フィニッシュ

スコッチ・シングルモルト(アイランズ)
蒸留所:トバモリー蒸留所(マル島)
カスクタイプ:EX-バーボン樽、スパニッシュ・リオハ赤ワイン樽
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
Alc.46.3%
輸入元:コルドンヴェール株式会社


このボトルを選択した理由は、

・聖コロンバが上陸した年と厳島神社創建の年が近い
・島という共通点がある
・牡蠣にはピーティが合う(はず)

というものです。

リオハ・ワインなるものを今回初めて知ったのですが、スペイン北東部に位置し、国を代表するワイン産地だそうです。

トバモリー蒸留所で、ヘビリーピーテッド麦芽(35ppm)を用いて作られるレダイグとの相性も良い素敵な仕上がり。


こちらがオフィサルサイト。

香り
花、スモーク、スパイスチョコレート、乾いた皮

ナッツ、ダークチョコレート、ピーティー、塩、胡椒、うっすらシナモン、ややクリーミーで弛みのある舌触り

余韻
ラズベリーとスモークが程よく長く続く

ということで、ノンビンテージとは思えないような仕上がりの良さです。リオハ・カスクが本当に相性が良いですね。まとまりがとても良い。良い意味で、主張しすぎていない感じです。



それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月19日金曜日

第10回Hatsukaichi Whisky Freaksを開催いたしました


家でのんびりLPを聴ける幸せ。

噛み締めております笑

https://amzn.to/3tOmR9W



さて、1月14日(日)に第10回Hatsukaichi Whisky Freaks(HWF)を開催いたしました。

いつもは、みんなでお金を出し合って1本のウイスキーを購入し、それを飲みながら私が拵えた資料をもとに蘊蓄を聞いていただきながら意見交換をするというような流れでやっております。

が、今回は第10回という節目でもあり、ちょうど1月ということで宮島へ初詣に出掛けてまいりました。

1人1つずつスキットルをポケットに、そのスキットルにスモーキーなスコッチを入れて。



スモーキーなスコッチというのは、レダイグ リオハカスクフィニッシュを今回は選択させていただきました。

なぜレダイグかというと、

①島という共通点
②トバモリー蒸留所があるマル島はキリスト教を布教するために聖コロンバが上陸し、修道院を建てたアイオナ島の最寄り=神の島である厳島との連想
③牡蠣にはスモーキーなシングルモルトが良いなぁ

というところです。嫁さんにこの構想を伝えると「オタク脳」と言われてしまいました笑


まぁ、今更オタクであることは否めませんが。

このウイスキーについては後日改めて綴りたいと思います。


10th HWFの流れとしては、宮島口のフェリー乗り場でレダイグを皆さんのスキットルに均等に入れたのち乗船。

しかし、厳島神社を参拝するまでは酒は飲まない、という私の昔からの信仰心(?)に皆さん気を遣っていただきwww

真っ直ぐに厳島神社に参拝に赴き、境内を出てからいよいよ乾杯。

その後はそれぞれのタイミングでスキットルをちびちび飲みながら宮島商店街を食べ歩きました。

大本命であった「焼き牡蠣のはやし」さんの焼き牡蠣が売り切れていたことで色々作戦変更www

1.きじま商店
2.牡蠣屋
3.GEBURA
4.みやじま華屋敷
5.沖野水産

といった流れでほぼほぼ焼き牡蠣目当てで食べ歩きました。
※GEBURAさんでは皆さんハイボールなどを飲まれました。私は一人、他店の焼き牡蠣に没頭

個人的に10粒の焼き牡蠣をいただきました。
この日、一番美味しかったのは牡蠣屋さんの「海の塩味でそのままどうぞー」ってやつですかね。

きじま商店さんの「ゆず胡椒」、みやじま華屋敷さんの「バター醤油」、そして沖野水産さんの強めに焼き上げて凝縮された牡蠣にシンプル「レモン」。どれをとっても間違いなく美味しかったですがね。

強いて言えば、「海の塩味」に軍配ですかね。3粒も食べたしね笑



いやー、今度はあと3-4店舗焼き牡蠣のお店を追加して全部食べ比べしてみたい笑

そういえば結局、揚げもみじ食べなかったな・・・


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月13日土曜日

The Perspective Series No.1 25-Year-Old


The Perspective Series No.1 25-Year-Old
ザ・パースペクティブ・シリーズNo.1 25年

スコッチ・ブレンデッド
ベリーブラザーズ&ラッド社
瓶詰:2019年
総ボトル数:3220本
Alc.43%
輸入:株式会社ウィスク・イー

もはや愛していると言っても過言ではない、ベリーブラザーズ&ラッド(以下BBR)社のブレンデッドで2014年は幕を明けました。


武川蒸留酒販売さんによる説明は以下の通り。
「パースペクティブ」は BB&R(ベリーブラザーズ&ラッド)によるウイスキーと写真芸術の融合をテーマとしたブレンデッドスコッチウイスキー のシリーズです。同社のスピリッツバイヤー、ダグラス・マクアイバー氏が長年の経験やブレンド技術を活かし、ボトルの中にアロマとフレーバーの素晴らしい風景を作り出しました。

パースペクティブ 25年は熟した桃やグレープ、アプリコットジャム、カスタードクリームにかすかにリコリスが香ります。口当たりはねっとりとしていて、フルーティな甘さとオークの味わいがフィニッシュまで続きます。


同梱されているこの写真はLindsay Robertson(リンジー・ロバートソン)によるもの。

オフィシャルサイトを見る限りではありますが、モノクロ写真でスコットランドの自然環境を映し出している様子が窺えます。なるほど、今回のBBRのこのシリーズはそこから生まれたものだったのか。

この写真には、おそらく撮影されたのであろう場所がしっかり記されています。
57°13'03.6"N - 6°01'26.9"W

Google Mapから
The Cuillins(クイリン・ヒルズ)という、スカイ島(インナーヘブリディーズに所在し、タリスカー蒸留所やトラベイグ蒸留所を有する島)にある山地を撮影したこの写真。

Google Map Street Viewから
確かに、ストリートビューで見る限り、この場所の河原近くで、冬以外の地域に撮影した写真で間違いなさそうです。


なぜ、この写真が選ばれたのか、定かではありませんがタリスカーを使っているという暗示かな?笑


まぁそんな憶測はさておき。このブレンデッド・スコッチ・ウイスキーは確かに美味です。

元々BBRなので、そんなに心配はしておりませんでしたが。

ちなみにロバートソン氏が使用したカメラはスイスのSinar P2 5"x4"。レンズは同じくSinarの90mm単焦点。

スイスのカメラメーカーなんですね。

ネットで調べてみたところ、「嘘だろ!?汗」っていうくらいのアナログな代物でした汗


さて、前置きが長くなりました(いつものことです)が、今回のこのブレンデッド。いかに採点をすればいいものか笑

ちなみに今年はレーダーチャートやめます。あまりしっくり来ないところが多くって汗
でも、昨年同時に採用した採点方式は継続しますので悪しからず。


香り
桃、ブラックベリー、ジャム、タール

プラム、カスタード、スモーク、オーキー、クリーム、バニラ、ナッツ、ソルティ

余韻
ライトなスモークが長く続く、軽やかでありながら深みや重たさを感じる、ダークな蜂蜜

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは軽やかなフルーティになるかと思いきや重くジャムやタールが濃い。口に含むとソルティさが強調される。余韻もソルティで長い。

得点 95点
昨年から始まった採点方式ですが、これは美味しい。昨年の初めはまさにM-1の一番手みたいな感じで「様子見」みたいなニュアンスが強かっですが、2年目なんでね。絶対評価です(半分ウソ笑)

でもこの子は95点あげて間違いない。バランス感覚、飲みごたえ間違いなし。

強いて言えば、「25年でこれか」というところはなくはない。いや、これはあまり言うべきではないかもしれない指摘。

欲しがりすぎかもしれませんが、「25年にしては静か」と思われるかもしれない。

まぁ、一度飲んでみてください。美味しいことに変わりはないので。



それでは皆さん、良い夜を。

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