VIKING SCARS
ハイランドパーク 10年 ヴァイキング・スカーズ
シングルモルト・スコッチ
40%
スコットランド最北のシングルモルト
オークニー諸島のメインランドにあるハイランドパーク蒸留所はスコットランドで最も北に位置する蒸留所。オークニーの主要都市であるカークウォールにある。
オークニーのメインランドにあるもう一つの蒸留所・スキャパ蒸留所はそんなに遠くないところにあります。距離にして500mほど。
ハイランドパーク蒸留所の創業は1798年。現在でもフロアモルティングを継続している数少ない蒸留所の一つ。
こちらがオフィサルサイト。
ヴァイキングの精神を脈々と受け継いでいることが、この蒸留所の最大の特徴と言えます。
2017年のラインナップ変更
2017年にパッケージ及び商品ラインナップの見直しが行われて、今回飲んでいる10年Viking Scarsが誕生しました。以下はオフィサルサイトから。
Aeons ago Orkney belonged to/was conquered by (depending on your point of view), a vast Viking kingdom. Magnus Eunson, who founded Highland Park in 1798, was a direct descendant of those early pioneers. Just as his blood teemed with Vikingness, so too does every drop of this perfectly balanced 10 Year Old.
何年も前、オークニーは広大なバイキング王国に属していました(別の視点からは、征服されていました)。 1798年にハイランドパークを設立したマグナス・ウンソンは、これらの初期の開拓者の直系の子孫でした。 彼の血がそうだったように、この完璧にバランスの取れた10年(ヴァイキング・スカーズ)の1滴1滴もまたバイキングネスで溢れています。
Matured predominantly in sherry seasoned European and American oak casks, our 10 Year Old is a fistful of fallen oranges, dollops of vanilla cream and smoky heather peat.
主にシェリーで味付けされたヨーロッパ・オーク樽とアメリカのオーク樽で熟成された私たちの10年(ヴァイキング・スカーズ)は、落ちたオレンジ、バニラクリーム、スモーキーなヘザーピートのこぶしです。
好き嫌いによって意見は別れると思いますが、私はこの不規則な文様が好きです。ヴァイキング文化を強く象徴するために新ボトルに刻まれたこのデザイン。中二病を患ってしまいます笑
晩秋によく合う
オレンジ&クリーミーなヴァイキング
香り
秋の木枯し、焚き火、シトラス、オレンジピール、クリーミー
味
バニラアイス、クリーム、焼き蜜柑、柔らかななピート
余韻
果実的な甘み、少しピリッとした舌触り、秋の畑や田んぼで藁が焼けた感じ、樽そのもの
ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは優しくなる。オレンジ系が強くなりますね。爽やか。クリーミーは相変わらず。味はピリピリとしたゼスティが強まる。ストレートよりも飲みにくくなった印象。余韻は焦げた感じが前に出てくる。ということで、香りはドロップ・アップの方が良いですが、全体的にはストレートの方が吉。
個人的にはピートがもっとガツンとくる方が好みではあります。やはり12年や18年にならないと、そこは楽しませてもらえないようで。この10年ヴァイキング・スカーズは柔らかい印象ですかね。同じ蒸留所で様々な色を出せることはとても重要な強みかと思われます。あとは好み次第。
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