2020年5月29日金曜日

【新商品情報】The Glenlivet "SPECTRA"

Whisky Magazineで非常に興味深い記事を見つけました。
https://whiskymag.com/story/the-glenlivet-unveils-mysterious-new-spectra-single-malts

こちらの記事によると、かの有名なThe Glenlivet(ザ・グレンリヴェット)蒸留所が、新しい新商品をリリースしたとのこと。それはスペイサイドで最新の商品になるとか。

その名も"SPECTRA"(スペクトラ)

写真はWhisky Magazineから
3種の原酒が、それぞれ20cl(200ml)。3本セットで販売されているという趣のある一品。
Each bottle in the trio reinterprets The Glenlivet’s signature smooth and fruity style, and gives you the chance to engage with their interactive tasting experience. Scan the QR code on the box to access selected flavor profiles and put your palate to the test, comparing your tasting ability to that of the experts. 
3本それぞれのボトルはザ・グレンリヴェットの特徴であるスムースでフルーティなスタイルを再解釈するとともに、彼らの対話式のテイスティング経験に従事する機会を与えてくれます。箱にあるQRコードをスキャンし、選んだフレーバー・プロフィールにアクセスしてあなたのテイスティング能力と専門家のそれを比較することができる、味覚テストをすることができます。
ここが最大の魅力かと思われます。3つの異なる特徴を持ったシングルモルトを楽しむことができ、それぞれのテイスティングについて専門家の意見と自分の意見を照らし合わすことができる、これが最大の魅力でしょう。しかもそのシングルモルトは、かの有名なザ・グレンリヴェットなんです。詳細については謎に包まれた異なる3本を同時に楽しむことができるというのはなんとも贅沢。200mlずつで、合計600mlというのが「少ない」と感じるか「十分」と感じるかは人それぞれでしょう。私のような酒飲みにとっては「少ない」というものですが笑

マスター・ディスティラーであるアラン・ウィンチェスター氏が言う、
 I hope whisky lovers enjoy exploring the wide spectrum of flavours within the Glenlivet Spectra, as much as we enjoyed crafting them. 
ウイスキー愛好家に、私たちがそれを作り出すときに楽しんだのと同じように、ザ・グレンリヴェット・スペクトラの中にあるフレーバーの広いスペクトラムの探検を楽しんでもらうことを望んでいる。
この言葉に集約されている気がします。つまりは作り手と同じようにザ・グレンリヴェットを楽しむ、探検することができるのがこのスペクトラの最大の魅力なのでしょう。

さて、このスペクトラですが、日本で輸入しているという例はないようです。トホホ、と思ったらMASTER OF MALT(UK)さんで購入することができるようです。
https://www.masterofmalt.com/whiskies/the-glenlivet/the-glenlivet-spectra-whisky/?srh=1

現在のレートで11,603円+shipです。UKのサイトなのでship(送料)がなかなか要りますが、これは見逃せない商品でもありますので我ながら要検討。日本国内でもどこか扱ってくれないだろうか。。。


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2020年5月25日月曜日

黒毛和牛のビーフジャーキー

先日、上司の紹介で初めて訪れたグリュックスシュバイン Glücksschwein~しあわせのぶた~。広島市の五日市(石内)にある手づくりハム・ソーセージ専門店。
http://www.gluecksschwein86.com/
本格ドイツ製法の手作りハム・ソーセージを製造販売しているお店。2016年のハム・ソーセージの国際コンテストIFFA(ドイツ・フランクフルト)で、9品金賞・1品銀賞を受賞。海外特別賞のトロフィーも受賞。
そんなグリュックスシュバインさんで、ウインナー・チューリンガーとアウフシュニット、味噌味の聴いた味噌豚、そしてビーフジャーキーを買って帰りました。

このビーフジャーキーが今回の主人公。


広島県安芸太田町見浦牧場さんで自然放牧された黒毛和牛をもとに、グリュックスシュバインさんで製造したというビーフジャーキー。んー、すでに情報量が多すぎて頭がパンパンです笑

見浦牧場さんのオフィシャルサイト。
http://miurafarm.jp/

見浦牧場さんのコンセプトはすごいですね。オフィシャルサイトを見させてもらって感服しております。こういう牛肉を私は食べたい。是非、オフィシャルサイトをご覧ください。

話は戻って、このビーフジャーキー。これがとてつもなく美味いんですよ。牛肉本来の甘みというんですかね。無駄に甘すぎず、引き締まっていて、ぎゅっと凝縮されている、と言いますか。そしてその甘みが非常にソフトでデリケート。温かみすら感じる。




いかん、写真観ていたらまた食べたくなってきた笑
ビーフジャーキーは尽く食べてきたつもりですが、このビーフジャーキーはそんな私の人生史上最高と言って良いです。いや、もう言い切ります。

見浦牧場さんもさることながら、こんなジャーキーを作ってしまえるグリュックスシュバインさんも半端ないっすね。ウインナー・チューリンガーの写真を取り損ねたのは失態でした。チューリンガーも美味しかったんです。ウイスキー以外の飲食物を滅多に誉めない私が言ってるんですから間違いない笑


見浦牧場さんは深入山の近くに牧場と直売店があるようです。よし、行ってきます。広島に縁ある方は必見ですね。


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2020年5月23日土曜日

Old Particular BRAEVAL 15 Years Old


Old Particular BRAEVAL 15 Years Old
オールド・パティキュラー ブレイヴァル15年

シングルモルト・スコッチ
by Douglas Laing(ダグラス・レイン)
シングルカスクシリーズ
リフィル・シェリー樽(DL11562)
全377本
48.4%
ノーカラーリング
ノン・チルフィルタリング
蒸留 2001年5月
瓶詰 2016年11月

ボトルに書かれているテイスティングコメント(和訳はだいたい)
香り  クリーミーなトフィ、熟したダークフルーツ(プラムやイチジク)、黒砂糖 
味 口中を漂う穏やかな柔らかいフルーツ、ココア、スパイシーな樽    
余韻 スターアニス(トウシキミ)やシナモンのスパイス、その後ダークチョコレート、長い余韻でフィナーレをむかえる

DOUGLAS LAING
フレッド・ダグラス・レインによって1948年に設立されたダグラス・レイン社ビッグ・ピートティモラス・ビースティーなど数々のウイスキーを輩出するインディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)です。








OLD PARTICULAR
そんなダグラス・レイン社の「オールド・パティキュラー」シリーズは、和訳すると「古い特定の」という意味。

ダグラス・レイン社のオフィシャルサイトでは次のように説明されています。
https://www.douglaslaing.com/our-whisky/exceptional-single-casks/old-particular/
OUR OLD PARTICULAR SINGLE CASKS ARE A PARTICULARLY SOUGHT-AFTER RANGE OF INDIVIDUALLY-SELECTED SINGLE MALT AND SINGLE GRAIN SCOTCH WHISKIES FROM ALL OVER SCOTLAND.
私たちの「オールド・パティキュラー・シングル・カスクス」は、スコットランド中から個別に選択されたシングルモルトとシングルグレーンの特定の範囲内に収まっています。
Old Particular is a particularly unique series of individually hand-selected, aged Single Cask Single Malts and Single Grains from all over Scotland. Each is bottled exactly the way the Distiller intended: without colouring or chill-filtration, and at high alcohol strength. This combination allows the cask to retain the naturally present oils, fats and enzymes in the spirit that enhance the quality of the nose, the mouthfeel and flavour profile of the Whisky. Keeping the spirit “as natural as it gets” allows you to experience the Whisky straight from the cask, transporting you to a dark, damp Distillery warehouse with every sip.
「オールド・パティキュラー」は、スコットランド各地から集められた、個別に選択され、熟成されたシングルカスクのシングルモルト・シングルグレーンの、特にユニークなシリーズです。それぞれは、蒸留者が意図したとおりに瓶詰めされます。着色や冷却ろ過は行わず、アルコール度数は高くなります。この組み合わせによりカスクは、天然に存在する油、脂肪、酵素をスピリットに保持し、ウイスキーの香り、口当たり、風味のプロファイルを向上させることができます。 「自然のまま」の精神を保つことで、あなたに樽そのままのウイスキーを体験させ、一口飲むたびにあなたを暗い湿った蒸溜所の倉庫へと導くことができます。
だいたいこんなことが書かれています。

ブレイヴァル蒸留所

  • かつてBraes of Glenlivet(ブレイズ・オブ・グレンリヴェット)と呼ばれていた
  • 1994年に現在のブレイヴァルに改名
  • カナダのサム・ブロンフマンが、有名なグレンリヴェットにあやかろうと命名
  • 創業1973年
  • 現在のオーナーはペルノ・リカール社(2001年〜)
  • 標高約350mでスコッチウイスキーの中でもっとも標高の高い蒸留所
  • 熟成庫を持たず、アルタベーン同様にキースにあるシーバス社の集中熟成庫で熟成
  • ポットスチルはボール型で初留2基、再留4基
  • 初留釜の加熱はエクスターナルヒーティング・システム
  • 2002年に一度閉鎖、2008年から復活
  • 生産量は年間350万リットル
以上は、すべて土屋守氏の「シングルモルトウィスキー大全」から。

Google Mapから

クリーミーでスパイシー、ローズヒップティーを思い出す
香り
クリーミー、シナモン、ミント、夏の瑞々しい果物、爽やかなシュガー

スパイシー、ココアパウダー、オーキー、ベタつき

余韻
非常に長い、スパイシー、チョコレート、ローズヒップティー

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはクリーミー、少しバニラ、シュガー感が強い。味は相変わらずスパイシーでオーキー。ベタつきはおさまる。余韻は短くなりスパイシー感が薄くなる。ローズヒップティー感が強まる。

ロック
たまにはロックもいいよね、ということで。香りは果実感やココア感が前面に出てくる。口当たりはよりクリーミー。チョコレート。余韻は引き続き長い。甘みが全体的に印象的になり、スパイシーは薄らいで飲みやすく、スウィートな印象

ということで、ストレートでも美味しいし、ドロップ・アップでも楽しめるし、ロックでさらに違うお酒になったような印象を受ける、非常に素晴らしい1本かと。個人的にブレイヴァルは、現存するスコットランド蒸留所の中で、飲んだことがない数少ない蒸留所の一つ。最近世界的に増えている新興のクラフト蒸留所を除けば、本当に飲んだことがない蒸留所というのはほぼなくなっていましたね。5年くらい前に、「スコットランドに現存する蒸溜所のウイスキーをすべて飲む」という目標を自分の中で作ったのですが、それはおそらく達成間近です。性格が不真面目なので、あと幾つ蒸留所が残っているのか、わかりませんが笑 まー、記録はとってあるので気が向いたら集計して割り出してみたいと思います。


ブレイヴァルと言えば、The Oceansシリーズから出された「ブレイズ オブ グレンリベット 23年 1994年」が私の中では鮮明に印象付けられています。

https://mukawa-spirit.com/?pid=134475706
この印象が強く、「高級なウイスキー」というイメージがずっと離れないんですわ。OB(オフィシャル・ボトル)もいまのところ出されていないようなので、これからもボトラーズものに頼らんといけませんね。しかし、ブランディングという視点ではこういうマニア向けの戦略も捨てたものではありません。しかし、なかなか高価なウイスキーなので、私個人としては「コロナウイルスによる外出自粛を頑張った自分へのご褒美」と位置付けております笑



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2020年5月19日火曜日

Port Dundas 2006 (SIGNATORY VINTAGE)


Port Dundas 2006 (SIGNATORY VINTAGE)
ポート・ダンダス2006(シグナトリー・ヴィンテージ)

シングル・グレーン・スコッチ
43%
蒸留:2006年9月12日
瓶詰:2019年7月29日
ロスト・ディスティラリー


シグナトリー・ヴィンテージさんのシングル・グレーン・コレクションから。ロスト・ディスティラリーであるポート・ダンダスの12年もの。

武川蒸留酒販売さんによる説明。
https://mukawa-spirit.com/?pid=146957355
ポートダンダス蒸溜所は1811年から1813年にグラスゴーの中心地から1マイルほど離れた運河沿いに創立されたスコットランドで最も古いグレーンウイスキー蒸溜所のひとつ。
ホワイトホースと強いつながりを持っていましたが2009年に閉鎖されました。

ポート・ダンダス蒸留所
Scotch Whisky.comによる紹介ページ。
https://scotchwhisky.com/
Glasgow’s Port Dundas distillery was a landmark, even though not many people actually knew what it was. It was built in 1811 at the highest point in the city next to the banks of the Forth & Clyde Canal. Another distillery, Cowlairs, started operation soon after and in 1860 the two sites – by then both with Coffey stills installed – merged. In 1877, Port Dundas was one of the founding members of the grain distillers’ conglomerate DCL.
With its good transport links and prime location in the city, which had become the blending powerhouse of Scotland, Port Dundas grew in size to become the largest distillery in Scotland. By 1885, its three Coffey and five pot stills were producing over two million gallons a year and, in an approach we’d today label as innovative, was using ‘American corn’, barley, and rye.
Its neighbour, Dundashill (which itself would be absorbed within the complex in 1902), was at that time the largest pot still distillery in the world, its two wash stills and 10 spirit stills making both double- and triple-distilled malt, peated and unpeated. There was a cooperage, housed in the former Dundashill building, and a piggery – the swine being fed on draff.  The whole site was topped by a 138-metre brick chimney, for a time the highest in the world.
Two fires at the start of the 20th century didn’t stop it for long, though by the 1970s it was in need of modernisation. At that point, production increased once more and a dark grains plant was installed.
In 2010 however its owner Diageo decided to concentrate its grain production at the vastly expanded Cameronbridge. Although there were offers from rival distillers to buy Port Dundas they foundered – possibly because of the potential cost of another upgrade. In 2011, production ceased and the site was demolished. The landmark had gone. 
 
グラスゴーのポート・ダンダス蒸留所は、多くの人々が実際にそれを知っていたわけではありませんが、ランドマークでした。1811年に、フォース&クライド運河のほとりにある市内で最も高い場所に建てられました。別の蒸留所であるカウエアーズもその後すぐに操業を開始し、1860年には2つの拠点が統合されました。1877年、ポート・ダンダスは穀物蒸留業者の複合企業DCLの創設メンバーの1人でした。交通の便が良く、スコットランドのブレンデッドの原動力となった街の絶好のロケーションにあるポート・ダンダスは、スコットランドで最大の蒸留所になるまでに規模が大きくなりました。1885年までに、3つのコフィーと5つのポットスチールが年間200万ガロンを生産し、「アメリカンコーン」、大麦、ライ麦を使用していました。これは私たちが今日では革新的と位置付けているアプローチです。その隣のダンダシル(それ自体が1902年に複合施設内に吸収される)は、当時、世界最大の蒸留所であり、2つのウォッシュスチルと10のスピリットスチルでそれらを2倍精製し、ピーテッド(タイプ)とアンピーテッド(タイプ)のモルトを3倍蒸留していた。元ダンダシルの建物に収容されていた協同組合と豚舎がありました。敷地全体は、かつて世界最高の138メートルのレンガの煙突で覆われていました。20世紀初頭の2つの火災は、それを長く止めることはできませんでしたが、1970年代までには近代化が必要でした。その時点で、生産量は再び増加し、暗い穀物工場が設置されました。しかし2010年に、ライバルの蒸留業者から(おそらく別のアップグレードの潜在的なコストのために)ポート・ダンダスを購入するという申し出がありましたが、その所有者のディアジオは、その穀物生産が大幅に拡大されたキャメロンブリッジに集中させることを決定しました。 2011年に生産は終了し、サイトは解体されました。ランドマークは消えてしまいました。
上の和訳は、Google翻訳にテコ入れをした文章なので間違っているかもしれません。

Google Mapから


グラスゴーという街
ロスト・ディスティラリーのウイスキーを飲むのは久しぶりです。いつ以来だろうか?東京・銀座のバーではよく飲ませてもらってましたね。グラスゴーという街も、スコットランドで訪れてみたい街の一つです。スコットランド一の経済都市。人口も然り。バンドFranz Ferdinandの出身地でもあります。


それはさておき。


静かで穏やか、どことなくモルティ
香り
フルーティ、甘い、トースト、草原、樽、大麦


ドライ、とうもろこし、モルティ、涼しい、軽やか

余韻
歯に使う薬の後味、ミント系、少しヌタっとしたベタつき

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはエステルな感じに。味わいはより軽くて飲みやすい。余韻は相変わらずヌタっとしているけど薬品的なエッセンスは薄れる。ウッディな感じも出てくる。

よく見るとラベルの裏に書いてある原材料のところに「モルトor グレーン」と書かれています。単純なグレーン・ウイスキーというわけではなく、大麦(モルト)も蒸留に使われている、というのは上記のScotch Whisky.comの説明にも出てきた内容です。なるほど。それがこの「モルティ感」につながっているわけか。素晴らしい。これはアブノーマルなシングル・グレーンの一つかもしれませんね。ロストしてしまったことが残念です。


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2020年5月16日土曜日

SKYY BLUEってアサヒビールになってたんですね


夜風が気持ち良い初夏。久しぶりにRTDを飲もうと思い、昔お気に入りだったSKYY BLUE(スカイブルー)を購入して飲んでおります。

スカイブルーと言えば、ずっとサントリーの商品だったんですが、2017年末に国内販売権をアサヒビールがゲットし、2018年1月からアサヒビール名義で新発売されていたんですね。。。ボトルの裏面を見て「え?」ってなりました。いつの間に・・・。

アサヒビールのニュースリリースに記事がありました。
https://www.asahibeer.co.jp/news/2017/1214.html
 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 平野伸一)は、ダビデ カンパリ-ミラノ社(※1)が製造する瓶入りカクテル『スカイブルー』を、2018年1月4日(木)より、全国で発売します。
 『スカイブルー』は、アメリカ西海岸生まれのプレミアムウオッカ『スカイ ウオッカ』(※2)のみをベースとして、すっきり爽快な味わいに仕上げた瓶入りカクテルです。アルコール度数は4%で、グレープフルーツ果汁を使用し、心地よい炭酸と爽やかなシトラステイストが楽しめます。
 パッケージデザインは、カリフォルニアの海や空を想起させるブルーを採用。グラスに注いでも、そのまま飲用いただいてもスタイリッシュなボトルデザインです。
 瓶入りRTD(※3)の2016年国内市場規模は、約300万箱(※4)です。また、瓶入りRTDユーザー層を年代別にみると、20代~30代の構成比が約45%を占め、缶入りRTDユーザー層に比べて高いことが特長です(※5)。近年、スーパーやコンビニエンスストアでは定番商品として存在感を高めており、飲食店ではクラブやバー、カラオケボックスなどを中心にご好評いただいています。
 アサヒビール(株)は、『スカイブルー』発売により、20代~30代のアルコールライトユーザーを中心として新たな需要を拡大し、RTD事業のさらなる成長を目指します。
(※1)アサヒビール(株)は、2017年6月に、イタリアのリキュール・スピリッツ会社であるダビデ カンパリ-ミラノ社と、同社が製造する『スカイブルー』を含めた4ブランド10アイテムの日本国内における販売契約を締結しました。
(※2)世界No.7ウオッカブランド(出典:IWSR2016)。アメリカ西海岸生まれのプレミアムウオッカ。 4回蒸溜3回ろ過によるクリアな味わいで、様々なカクテルベースとして愛用されています。
(※3)「Ready to Drink」の略。購入後、そのまま飲用可能な缶チューハイなどを指します。以下同じ。
(※4)当社調べ。1箱=250ml×24本。
(※5)インテージ SCI RTD市場 2016年11月~2017年10月 容器別年代構成比 容量ベース

なんと。しかし味は相変わらず美味しいですね。爽やか。ライトで非常に飲みやすい。グレープフルーツが軽やかに乗っかってるのもグッドです。




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2020年5月15日金曜日

Tincup


Tincup
ティンカップ

アメリカン
42%

42%のアメリカン?なんて中途半端な。何42%って?46%くらいに上げてくれればいいのに、っておもったのは私だけだと思いましょう笑

今回飲んでいるのはTincupというアメリカン・ウイスキー。

オフィシャルサイトを見つけました。
https://www.tincupwhiskey.com/

ボトルについている金属のヘッド部分がボトルになるという洒落たデザイン。


このボトルは我が家に残らなくとも、この「ティンカップ=銀の器」は我が家に残り続けるでしょう。これはキャンプなんかにも重宝。そういう面で言えば、このボトルごとずっと大切に使い続けることができるやもしれません。だって、ティンカップがぴったり収まるのだから。


武川蒸留酒販売さんによる説明。
https://mukawa-spirit.com/?pid=104947040
ともに♯3のチャーを施したオーク樽で熟成させた、インディアナ州のライ麦の比率が高いバーボンと、コロラド州のシングルモルトをブレンドしたアメリカン・ウィスキー。 酒名は、コロラド州の鉱山の開拓者たちがウィスキーを飲むのに使用していた錫(スズ)製の杯にちなんでおり、キャップはカップとして使用できます。
なるほど。インディアナ・ライ麦のバーボン+コロラド・シングルモルトをブレンデッドしたアメリカン・ウイスキーなんですね。通りで、スコッチ党の私にとっても飲みやすいわけです。いままで飲んできたアメリカン・ウイスキーの中では比較的飲みやすい部類です。パッケージの奇抜さに比べて味わいは穏やか。グレート。


のどごしの良いビール
香り
ストロング、ライ+モルトが若いエナジーを伝える、オーキー


バーボンスタイルでありかつ上品、ライ麦由来の軽さ、のどごしの良いビール、麦畑

余韻
コーンよりも麦感が強い、爽やか、ハイボールにしてしまいたくなる

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはあまり変わらない。ストロングなライト+モルト、味わいはコーンぽさが前に出てきて甘い。余韻もスウィート。ということで加水に価値あり。

過去飲んできたアメリカン・ウイスキーの中で指折りの印象的なボトル。これは癖になるかも。甘さと渋さのちょうどいいバランスって言えばわかりやすいでしょうか。オススメのボトルですね。アメリカンに関しては浅はかな私からの提案ではありますが。





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2020年5月12日火曜日

宮島口に立ち飲みバー

写真はオフィシャルサイトから
先月・4月2日にOPENした宮島口・HIRODEN etto(エット)
https://etto-hiroden.com/

「えっと」ってのは広島弁で「たくさん」という意味だそうです。前回、1月に家族で宮島に渡ったころはまだ建設中だったんですが、この4月にOPENしたそうで。OPEN早々、今回のコロナウイルスによるパンデミックで、現在は休業中ですが・・・。

このettoに、立ち飲みバーが入ったそうで。休業が終わったら、一目散に駆け付けたい笑

その立ち飲みバーというのが「お酒の美術館」
京都発、「希少なオールドボトルをもっと気軽にお楽しみいただきたい」との想いを込めた立ち飲み形式のレトロバーです。オールドボトルをお手頃な価格でお楽しみいただけます。
と紹介されております。これは素晴らしい。
ちなみに、お酒の美術館さんのオフィシャルサイトは以下。
https://osakeno-museum.com/

写真はオフィシャルサイトから
立ち飲みで、オールドボトルとかを飲むってのは新感覚かと。広島には八丁堀に店舗があるそうですが全然知らなかった汗

宮島口店は、観光地らしく10:00〜19:00が営業時間です。ので、家族連れで行動する私のような男でも立ち寄りやすいかと。早く休業が解けることを求む。


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2020年5月10日日曜日

マッサンとリタの結婚100周年

2020年3月24日なので、すでに1ヶ月以上前に発売された商品の話。

ジャパニーズウイスキーの父・竹鶴政孝とリタさんの結婚100周年をお祝いするウイスキーがニッカから発売されました。それが「シングルモルト余市 アップルブランデーウッドフィニッシュ」「シングルモルト宮城峡 アップルブランデーウッドフィニッシュ」です。

詳しくはウイスキーマガジンをご参照ください。
http://whiskymag.jp/nikka_brandywood/
竹鶴政孝の夢の結晶ともいえる2つのシングルモルト。それぞれの原酒を通常通りに熟成し、ヴァッティング後にアップルブランデー樽で約6か月間後熟したのが今回の特別ボトルだ。フィニッシュに使用しているのは、ニッカの隠れた人気商品であるアップルブランデーを28年間以上熟成させた樽。ニッカウヰスキーの黎明期を支えたりんごへの深い敬愛が感じられるプロジェクトである。華やかで複雑な味わいを守るため、冷却ろ過をせずにボトリングしている。
という代物だそうで。非常に飲んでみたい。余市は個人的にジャパニーズウイスキーのシングルモルトの中で、一番好きな銘柄。2年前には家族で北海道旅行に行き、実際に蒸留所にお邪魔してきました。https://d-ksmt.blogspot.com/2018/05/blog-post.html

そんな余市と並び、ニッカ・ウヰスキーが誇るもう一つのシングルモルト蒸留所「宮城峡」。スコッチで言うところのスペイサイド的な味わいのあるシングルモルトとよく言われています。この二つをヴァッティングしたブレンデッドモルト「竹鶴」は、これまた表現し尽くせないほど美味であり、受賞歴も物凄い。サントリーのブレンデッド「響」に引けをとらない、ジャパニーズウイスキーの金字塔の一つです。

今回のアップルブランデーウッドフィニッシュ・シリーズも是非飲んでみたいわけですが、これまたToo Expensive・・・。参考小売価格が15,000円とか。

ジャパニーズウイスキーの価格高騰は当分の間収まりそうにありません。バーで出会えたら頼んでみようと思います。バーがReopenするのがいつになるのやらって感じですが。









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2020年5月9日土曜日

Something Special


Something Special
サムシング・スペシャル

ブレンデッド・スコッチ
40%
Hill Thomson&Co. ltd.

1793年設立のヒル・トムソン社(ザ・シーバス&グレンリベット・グループ)によるブレンデッド・スコッチ・ウイスキー。ペルノ・リカール社シーバス・ブラザーズのサイトでも紹介されています。
https://www.chivasbrothers.com/about-us/our-brands/something-special/
SOMETHING SPECIAL IS A PREMIUM BLENDED SCOTCH WHISKY AND IS THE NO. 1 SCOTCH WHISKY IN THE DOMINICAN REPUBLIC, NO 2. PREMIUM SCOTCH WHISKY IN COLOMBIA AND OVERALL NO. 3 PREMIUM SCOTCH WHISKY BRAND IN SOUTH AMERICA 
サムシング・スペシャルはプレミアム・ブレンデッド・スコッチ・ウイスキーの一つであり、ドミニカ共和国のNo.1スコッチ・ウイスキー、コロンビアのNo.2プレミアム・スコッチ・ウイスキー、そして南アメリカにおけるNo.3プレミアム・スコッチ・ウイスキー・ブランドです。

Its iconic diamond shaped bottle and unique name gives the brand its distinctive identity.
It’s an outgoing and sociable whisky that celebrates life, an optimistic attitude and everyday success.
The award-winning blend contains the finest Speyside malt whiskies which are blended together to give it its unmistakably smoky sweetness.
A peaty character is imbued from the single malt produced at the Allt À Bhainne distillery in Keith, Speyside.
 
その象徴的なダイヤモンド型のボトルとユニークな名前はブランドに独特のアイデンティティを与えています。それは人生、楽観的な態度、そして毎日の成功を祝う、社交的なウイスキーです。受賞歴のあるブレンドには、最高のスペイサイドモルトウイスキーが配合されており、紛れもないスモーキーな甘さが特徴です。ピーティな特徴は、スペイサイドのキースにあるアルタベーン蒸留所で作られるシングルモルトにより形成されています。

サムシング・スペシャルのオフィシャルサイトは以下。
http://www.somethingspecialwhisky.com/something-special/
OUR ORIGINS
Amid the wide thoroughfares and Georgian splendour of Edinburgh's New Town, a purveyor of fine wines and spirits began to trade. Before long, the business was granted a Royal Warrant by King William IV and later by Queen Victoria, until in 1912, a new blended scotch whisky, known as SOMETHING SPECIAL™ whisky, was shared with the world.
For over one hundred years, the finest grain and malt whiskies, primarily from the renowned Speyside region, have been specially selected to create SOMETHING SPECIAL™ whisky. Only oak casks of the highest quality are chosen to mature the whisky that goes into this exceptional blended Scotch. The result is a distinctive blend - it's unmistakable.
 
私たちの起源
エディンバラのニュータウンの広い大通りと素晴らしいジョージア様式の中で、上質なワインとスピリッツの供給者が取引を始めました。やがて、ビジネスはウィリアム4世とその後のビクトリア女王によって王室御用達を与えられ、1912年までにはSOMETHING SPECIAL™ウイスキーとして知られる新しいブレンドスコッチウイスキーが世界にシェアされました。100年以上にわたり、主に有名なスペイサイド地域から最高のグレーン・ウイスキーとモルト・ウイスキーが、SOMETHING SPECIAL™ウイスキーを作るために特別に選択されてきました。最高品質のオーク樽のみが、この並外れたブレンド・スコッチに入るウイスキーを熟成させるために選択されています。結果、(SOMETHING SPECIAL™は)独特のブレンドです-それは紛れもないことです。
さらに武川蒸留酒販売さんのページでは、かの有名なグレンリベットがブレンドに使用されていることが紹介されています。
https://mukawa-spirit.com/?pid=124176301


玉付きボトルの注ぎ方
以前、Haig Gold Label(ヘイグ・ゴールド・ラベル)https://d-ksmt.blogspot.com/2018/12/haig-gold-label.htmlを購入した際にも悩んだことなんですが、「玉付き」というボトルの注ぎ方っていざという時にとても悩ましいものです。

そもそも、「玉付き」というのは、そのボトルに違うウイスキーを入れることを防ぐことを目的としているそうです。ラムネ瓶のように、注ぎ口近くに小さなボールとが入っている構造で、普通にボトルをグラスに向けて傾けるだけでは十分に液体が出てきません。重要なのはボトルを傾けた状態で、ボトルの底を軽く叩くこと。


わかりやすいように、嫁さんに写真を撮ってもらいました。蓋を開けてグラスに注ぐ状態で、ボトルの底を軽く叩き、玉を動かす(ここがミソ!!)。これがポイントなんです。これを理解していないと、ひたすらボトルを傾けてチロチロとウイスキーが出るか出ないかの状態を続けることになります笑

また忘れてしまいそうなので、今回は備忘録的に熱く語っておきます笑


スムースでスウィート、軽やかなスモーク
さてテイスティング・コメントを。

香り
ドライ、蜂蜜、メープル


フルーティ、キャラメル、滑らかな舌触り、軽やか

余韻
スッキリ、若干スモーク(これがアルタベーン?)

ドロップ・アップ(1滴加水)
滑らかさが増す。ドロップ・アップすると、ストレートの特徴がそのままアップデートされる感じ。でも香りはドライが弱まってよりスムースな印象が。

総じて、非常に美味。初めて飲むスコッチ・ウイスキーとしてもオススメな一本かと。いや、わからん。初めてではなく、いろいろ飲んできたからこそそう思うのかもしれない。んー、わからん笑 が、非常にライトでスムース。飲みやすいことは保証できる。スモーキーを嫌う人もいるそうですが、スモーキーさもかなりライトなので気にならない(と思う)。

何より、名前が最高。「何か特別なもの」または「特別な何か」と訳すべきこの名前を関するスペシャルなブランドだと思います。





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