2020年5月3日日曜日

シングルモルト津貫THE FIRSTが発売されました!!


本坊酒造株式会社が2016年11月に設立した蒸留所・津貫蒸留所から、ついにシングルモルト・ウイスキーがリリースされました。その名も「シングルモルト津貫THE FIRST」

本坊酒造さんのオフィシャルサイトでは次のように紹介されています。
津貫のシングルモルトウイスキー
本坊酒造発祥の地「津貫」に2016年11月に誕生した「マルス津貫蒸溜所」。蒸溜所の東側に位置する蔵多山山系の良質な湧水から造られた原酒は、温暖な気候ながらも冬には零下まで冷え込む寒暖差のある環境下、熟成の時を重ねています。そして、この度、創業の地である「津貫」の名を冠する初めてのシングルモルトウイスキー「シングルモルト津貫 THE FIRST」を発売いたします。
輝きのある琥珀色は重ねた月日以上の成熟を映し出し、バニラやメープルシロップのような濃厚かつ上品な甘い香りに、バナナクレープなどを連想させる原酒由来のフルーティーさが奥行きを与えています。口に含むと飲みごたえのある重厚な味わい、ふくよかな余韻が長く続き、マルスウイスキーのさらなる可能性を感じさせてくれます。 津貫から始まった創業百有余年の歴史に、新たなページを刻む1本。
度数は59%で、9,984本限定リリース。「温かい地域の方が熟成が早く進む」というのを聞いたことがあるので、この津貫THE FIRSTは、きっと3年ものとは思えないような熟成感を感じることができる一本なのだろうと思われます。「熟成が早く進む」というのは諸刃の剣で、そのぶん「エンジェルズ・シェアが多い」ということでもあるらしい。

ブレンダーの草野辰朗さんは、1988年生まれということなので私と同じか一つ上の学年の方ということになります。いやー、もうそんな時代かー。もう私もそんな歳なのかー笑

草野さんがWhisky Magazineの取材で津貫THE FIRSTについて以下のように説明しています。http://whiskymag.jp/tsunuki_the_first/
「ピートレベルは、限りなく0ppmに近い値と言ってもいいでしょう。ごく一部に3.5ppmのライトピート原酒を使用しています。熟成樽のメインはバーボン樽で、全体の約6~7割。一部にセカンドフィルの樽も含まれており、この原酒を津貫ファーストのキーと位置づけています。その他にもシェリー樽を使用したり、少量ですがアメリカンホワイトオークパンチョン新樽やサクラ樽なども使用しました」
サクラ樽というのも楽しみなカテゴリー。今後、この樽をフィーチャーしたボトルなんかも展開してほしいですね。


シングルモルト津貫THE FIRSTの参考小売価格は11,000円となかなかの高額アイテム。とはいえ、数年前からジャパニーズ・ウイスキーが全体的に高騰しているわけですから、この価格は当たり前といえば当たり前。この価格に手を出す余裕は現在はないなー笑

というか、抽選販売だったそうで4月21日に抽選は終了しておりました。
https://www.shop-hombo.jp/SHOP/50319-chusen.html

こないだの山崎55年といい・・・。ジャパニーズ・ウイスキー、もう少し落ち着いてくれませんかね?笑

シングルモルト津貫THE FIRST、飲まれた方は感想など教えていただければ嬉しいです。私もバーでお目にする機会に恵まれたら、是が非でも飲んでみようと思います。


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