2020年1月31日金曜日

山崎55年がリリース

https://www.suntory.co.jp/whisky/yamazaki/news/087.html

昨日、1月30日に正式発表されたビッグニュース!

日本最古のウイスキー蒸留所であるサントリー・山崎蒸留所から素晴らしいウイスキーがリリースされました。それが「山崎55年」

おいおい、原酒不足じゃないのかよ笑
とも思いましたが、さすがはサントリーさんですね。

値段はずばり税別300万円/1本(700ml)。アルコール度数46%。カスクストレングスなのか・・・?
2020年6月30日発売のサントリーシングルモルトウイスキー『山崎55年』を
100本限定で抽選販売いたします。
円熟を極めた山崎ならではの優美さに、神秘的なまでの香味が重なる一本です。
応募期間は、2020年2月5日(水)9:00AM~2020年2月14日(金)8:59AMです。
だそうです。100本限定、しかも抽選か・・・。応募してみよっかな笑

今回、サントリーさんが応募抽選、かつ注文者の名前入りのボトルにするというのは、ウイスキーを株みたいにしか考えていない人々への牽制であると個人的には思います。もちろん私には購入できないレベルの金額ですので、何を言ってもただの文句でしかないですが。ジャパニーズ・ウイスキー山崎の55年もの、その希少価値は今後ますます上がっていくことでしょう。おそらく、継続してサントリーさんが55年ものをリリースすることはないと思います。ただでさえ、原酒は枯渇しているんです。

ということを踏まえると、この山崎55年は10年後には300万円なんていう額ではなくなっていると思われます。例えば、昨年イチローズモルトのトランプシリーズが1億円以上の額で落札されたように。10年後に1億円とは言わなくても、300万円どころではない金額になっていることでしょう。ジャパニーズ・ウイスキーへの需要はある意味クレイジー。まぁ、それもいつまで続くことかは分かりませんが。

名前を刻印されるあたりが、転売しようと思ったときの市場価値を下げる要素になりそう。逆に本物感が増すかもですが笑

ウイスキーファンとしては、ジャパニーズ・ウイスキーが世界的な評価を受けることは非常に嬉しいことなんですが、別にウイスキーを飲んで楽しみたいわけではない人の手にも渡っているってのは腹が立つ部分ですからね。仮に山崎55年を買えたとして、おそらく1ヶ月ももたない間に飲み干してしまうでしょう。でも、そういう人にこそ飲んで欲しい(多分、サントリーさんが考えていることとは違う笑)


話を変えて。「山崎」は、値段もすっかり高くなってしまったこともあり、2014年9月以降購入していませんね。
https://d-ksmt.blogspot.com/2014/09/blog-post.html

この記事が私の手元に残っている最後の山崎の記憶www
バーで飲むこともないし・・・。たまに居酒屋とかに置いてあればノンエイジは飲むことがありますが。

山崎は、私が個人的に日本一のシングルモルトと思っている余市と並ぶシングルモルト・ジャパニーズ・ウイスキーの金字塔の一つでしょう。間違いなく。

もっと手軽に楽しめるような時代が待ち遠しいです。本当に、昔は12年ものも5,000円くらいで購入できていたんです。今では1万円でも足りない。恐ろしい時代です笑

まぁ、何はともあれ山崎55年の同行に注目です。





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2020年1月29日水曜日

富士山麓シグニチャーブレンド


富士山麓シグニチャーブレンド
Fuji-Sanroku Signature Blend

ジャパニーズ・ブレンデッド
50%
ノンチルフィルタード

2020年初のジャパニーズ・ウイスキー。キリンディスティラリー株式会社が、富士御殿場蒸留所で製造。

オフィシャルサイトはこちら。
http://www.fujisanroku.jp/products/signature.html

このウイスキーが発売されたのは2年ほど前ですかね?覚えている範囲では。大学生の頃、「富士山麓」は非常に美味しいウイスキーだなぁって思いながら飲んでいた記憶があって、この度購入してみた次第です。


このシグニチャーブレンドを飲んでみて感じたことは「ジャパニーズらしくなく、スコッチでもバーボンでもない」ってことですかね笑

「ジャパニーズらしくなく」って言いながら、「ジャパニーズらしさって何??」って自問してしまいます。そもそも、まだまだジャパニーズ・ウイスキーって言い張れるウイスキーがどれほどあるというのか?ニッカやサントリー、イチローズモルト、富士山麓、マルスといったあたりは海外での輝かしい受賞歴もあり、まさにジャパニーズ・ウイスキーの代表と言って良いと思いますが、それでもサンプルとしては少なすぎる。今日、広島・廿日市の桜尾蒸留所のようなクラフト蒸留所が次々に産声をあげているとはいえ、それらのウイスキーが本格的に商品化されるのはまだ先の話で・・・。

そんなことを考えながら改めてこの富士山麓シグニチャーブレンドを飲むと、ニッカやサントリーらとは明らかに方向性の違うジャパニーズ・ウイスキーであることが分かる。これはアンチテーゼなのかもしれない。と思えるほどに・・・。

結論から先に書かせてもらうと、富士山麓シグニチャーブレンドは「好みではない」です。が、味わいや香りの面白さ、表現としての幅広さに着目すると、これはこれでなかなか良いウイスキーに思われるわけで。悪い言い方をすると「濃くてうるさい」、良い言い方をすると「賑やか」って感じのウイスキーです。

しかし、総じて「浅さ」を感じてしまうのは何故??もう少しウッディさが前に出ても良いような・・・。というか、もう少し静かになってくれても良いような・・・。んー、このへんはなんとも言えない。完全に私の好みの問題ですね汗

さて、そろそろまともにテイスティングコメントします笑


加水で形が整うお喋りなウイスキー
香り
ドライなシェリー、イチジク、チャーした樽、べっこう飴、ビスケット、ベリー系、パイナップル、さくらんぼ


べったり重たい、ぶどうの皮、微かにピーティ、終盤にかけて少しだけレモン、たぶん焼き牡蠣に合う

余韻
煙っぽさが上顎を刺激する、スモーキーというほどではない蒸気、樽っぽい

ドロップアップ(1滴加水)
うん、ドロップアップすると喧騒が薄れて、まろやかで心地よいべっこう飴に変わった。なるほど、加水がキーなのかもしれない。余韻もちょうどいい感じなった。

ロック
甘みが前に出てくる。そうですね、加水やロックが飲みやすくて程よいかも。それにしても個性的なウイスキーです。個人的に仏壇とか畳を感じるのはなんでだろう?「ジャパニーズ」って思いすぎてるのかな笑

という感じです。ロックでも液体が冷えてくると、急に静かになりすぎるのでオススメはドロップアップですね。オフィシャルサイトではストレートと、ウイスキーに対して1/5くらいの量の水を加えて飲むことをオススメしています。なるほど。ふむふむ。





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2020年1月28日火曜日

ウイスキーの言葉 ⑧マデイラ

体調不良やら何やら重なってブログ更新が出来ておりませんでした。あ、ウイルス性のものではないので悪しからず。どうやら、先週の誕生日会で食べすぎたようで笑

そっから満腹感が酷くて。なかなかお腹が落ち着かず。腹痛が頭痛に変わったりしてて汗

ようやく落ち着いたようで、今日は美味しくウイスキーをいただいております。

さて、昨年始めた「ウイスキーの言葉」というシリーズ。前回のシェリーに続いて、今回はマデイラについて考えていきたいと思います。

そもそもマデイラとは・・・。
シェリー(スペイン)、ポート(ポルトガル)と並ぶ世界3大酒精強化ワインの一つ。マデイラはポルトガル領マデイラ島で作られています。

ポイントがマデイラ島
ポルトガル領といっても本土からはかなり離れた場所にあるんですね。ポルトガル沖というよりはモロッコ沖って行った方がしっくり来る。

サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo dos Santos Aveiro)はマデイラ最大の市・フンシャルの出身だそうです。へぇ。

マデイラ島はワイン栽培と漁業が盛んだそうで、マデイラ・ワインはマデイラ最大の輸出品目。


ウェルシュ・ウイスキー「ペンデーリン」のハウス・スタイル
そもそも、私が「マデイラ」という言葉に出会ったのはPenderyn(ペンデーリン)を買った時。

https://d-ksmt.blogspot.com/2014/02/blog-post_12.html
ブログを遡ってみると、2014年2月のことらしい。実に6年前か。月日の流れは恐ろしい笑
ちなみに、現在のペンデーリン マデイラのボトルは、下の写真のようになっているらしい。またまた洗練された美しいデザイン。
https://www.penderynstore.com/Products/Penderyn/Penderyn-Single-Malt-Madeira-finished-70cl.aspx

オフィシャルサイトは以下。

イギリスのウェールズで作られる「ウェルシュ・ウイスキー」。いまなら他にも新設の蒸留所があるのかもしれませんが、当時はウェールズのウイスキーってだけで目新しいものがあり、楽しんで飲ませてもらった記憶があります。ボトルに書かれている"Aur Cymru"(オーカムリ)というのは「ウェールズの黄金」という意味だそうです。ちなみにペンデーリンというのは地名ですが、ウェールズ語で「鳥の頭」という意味だとか。ペンデーリン蒸留所を設立したのは1998年設立のウェリッシュ・ウイスキー社で、蒸留スタートは2000年秋。

この頃の私には、その後世界中でウイスキー蒸留所が次々にオープンするなんてことはまったく想像も出来ておりませんでした。思えば、このペンデーリン蒸留所とかがその走りなのか??

オフィサルサイトにも書かれていますが、この「マデイラ」こそ、ペンデーリンのハウス・スタイルなんです。2014年に購入した頃は、このボトルしかなかった気がする・・・。財政上、購入できるのがこの「マデイラ」だっただけかもしれませんが・・・笑
スコッチでもアイリッシュでもない。もちろんバーボンでもカナディアンでもジャパニーズでもない。これはイギリスのウェールズのウイスキー。聞くところによると、100年もの間、ウェールズ地方ではウイスキー製造がされていなかったとか。詳しくはwikiで。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
バーボンを思わせる香り、味です。I.W.HARPERに似た印象です。しかし、シングルモルトですよ。ここまでスコッチやアイリッシュと差別化されると癖になりそう。う〜ん、ウェールズにも行きたくなって来た。旅行熱が最近また浮上してきた。今年の夏もまた南の島に行きたいけれど。ウイスキー巡りも捨てがたいし。

と、当時の私が綴っておりました。って「マデイラ」について何も触れていない!!汗

我ながら驚きなんですが、「マデイラ」にブログでは触れていないくせに、ペンデーリンのことを思い出すたびに「マデイラ」を思い出すんですよ笑




Amazonや楽天市場では新デザインのボトルを発見できませんでしたが、我らが武川蒸留酒販売さんでは取り扱いありましたので、合わせてリンクを。



んーー、まだまだマデイラ・ワイン樽を使った特徴的なウイスキーのサンプルが少ないな・・・。もっともっと飲んでみないことには、その味わいがどうとか言えるレベルではないです。ということで、まだまだマデイラについては勉強不足ということでこの頁は終わり笑 

次回はもうちょっとマシだと思われる「ポート・ワイン」について近々書いていこうと思います。では、良い夜を。


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2020年1月23日木曜日

That Boutique-y Whisky Company Blended Malt Blend #2


That Boutique-y Whisky Company Blended Malt Blend #2
ブティックウイスキー ブレンデッドモルト ブレンドNo.2

スコッチ・ブレンデッドモルト
48.3%
Bottle 310 of 370

誕生日プレゼントに買ってもらったウイスキー。「コーヒーの味がするウイスキー」を探してこのボトルに行き着きました。なるほど。コーヒーみたいな苦味と酸味を感じる。非常に楽しい笑

以前からブティックウイスキーは気になっていたブランド。オフィシャルサイトを見てみたところ、本当にお洒落なブランドです。
https://www.thatboutiqueywhiskycompany.com/

「マスター・オブ・モルト」が手掛けるブランドだそうです。それにしてもイラストレーションのクオリティはいったいなんなんでしょう笑

武川蒸留酒販売さんによる説明。
https://mukawa-spirit.com/?pid=104930860
シングルモルトやグレーン、ブレンデッドなど、世界の素晴らしいウイスキーを提供するインディペンデントボトラーです。この有限なウイスキーを多くの方々にお届けできるように500mlのボトルを使用しています。また、ラベルには蒸溜所にちなんだ面白いストーリーやジョークなどが楽しいイラストで描かれた特徴あるグラフィック・ノベルスタイルです。
非常にわかりやすい。さすがです笑

さて、今回のブレンデッドモルト ブレンドNo.2ですが、同じく武川蒸留酒販売さんでは次のように紹介されています。
<テイスティングノート>
色:深い銅色
香り:ジューシーなナツメヤシ、イチジク、チョコレート、オレンジジュースで、ローストした栗、クランブルのような香ばしさ
味わい:コーヒーやココア、ジンジャー、ダークレーズン、ブラックチェリー、チョコレートフルーツケーキの余韻
ここに書かれていた「コーヒー」にヒットしたわけです笑
さて、31歳になった記念のウイスキーについて、私なりのテイスティング・コメントを。


コーヒー、ティラミス、みかん、そしてタンニン
香り
みかん、潤いのあるチョコレート(なんだそれ?笑)、何かを焼いた感じ(これが栗?)、シリアル、ウッディ、シェリー


苦味や酸味の強いコーヒー、ジンジャー、レーズン、後味がココア、ティラミス

余韻
長い、上顎にペタッと残るタンニンっぽい感じ、果実ジャムが入ったビターチョコレート

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは酸味が増す。ツンツン。味はシェリーな果実みが増してココアやティラミス感は薄れる。余韻は少し短く爽やかに。

ロック
べたーって感じが強まる。タンニン。苦味が増す。

という感じでしょうか。実に面白い。複雑で、かつ贅沢な楽しいウイスキーです。これはなかなか素晴らしい。しかし、ストレートがオススメですかね。楽しさが半端ない。


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2020年1月19日日曜日

野鳥観察 大野自然観察の森

今日は午前中、廿日市の大野自然観察の森へ行ってきました。これといったお目当ては考えていなかったのですが、ここは大きな池がありオシドリがくることもあるポイントです。周りの森も植生豊かがモリアオガエルが見えるという池があったり。

そんな大野自然観察の森は、年に一回行くか行かないくらいの場所ではありますが、心が赴くままに行ってまいりました。


久しぶりに行ってびっくりしたんですが、そこら中で鳥たちの声がして。忙しないってったらありゃしない笑

1m進むのにも苦労するって感じでした。本当に鳥だらけ。

ヤマガラ Parus varius
今日主に私を道案内してくれたのはヤマガラParus varius。人懐っこくて可愛い小鳥です。






そんなヤマガラが松の幹に隠していた餌を取り出していた様子が上の写真。こんなことするんだねー。そういえば以前、コガラPoecile montanusがこんなことをしていたのを見たことがあるなー。
コガラPoecile montanus
そんなコガラも観察することができました。今日見ている間ずーっと騒いでいたマヒワSpinus spinusの群れに混じって木の実をつついておりました。

マヒワ♂
マヒワ♀

マヒワの群れ
マヒワ♀
そして今日もっとも騒がしかったのはマヒワ。彼らは群れで餌を探しながら飛び回っているというのもありますが、何よりもおしゃべり。松の上の方でピーチクパーチク。

なかなか低いところには降りてくれないなーって思っていると、上の写真の木の実を目掛けてたくさん降りてきてくれました。これはラッキー。

マヒワは、廿日市では吉和で冬によく見ていたのですが、大野で見るのは個人的に初めて。こんなところまでくるんだなー、それにしても騒がしいと思いました笑

マヒワの群れの下にキクイタダキRegulus regulusを発見。

キクイタダキRegulus regulus
写真が暗くてすいません汗

シジュウカラParus minor
そのあとも色々鳥には会えました。なかなかよい写真は撮れませんでしたが涙

そうそう。ミソサザイTroglodytes troglodytesがいましたよ。写真には収められませんでしたが。高知にいたころは何度かお目にかかった日本最小の鳥の一つ。広島で確認したのは初めてでした。

ミソサザイ Wikipediaより
本当に地鳴きはウグイスそっくりの「チャッ」って言うんですね。最初何??ってなりましたよ汗


そしてどうせならと、今日は「おむすび岩」まで登山してみることに。

おむすび岩 宮島を臨む
大きな岩の上に、ぽこっとおむすびの形をした岩が乗っています。これが「おむすび岩」。写真ではわかりづらいですが、結構大きな岩です。1.5-2.0mくらい高さもあります。この「おむすび岩」は以前から聞いたことがあって、気にはなっていたんですが、まさか自然観察の森から登ったところにあったとは。標高は658.1m。自然観察の森から220mほど登ったことになりますかね。道が結構険しくて、標高の割りに非常に疲れました汗

しかし、このおむすび岩からは瀬戸内海が一望でき、宮島やその向こうがよく見えます。そして吉和方面もよく見えました。天気がよければ吉和のシンボル・冠山も見えるんだとか。今日は曇空で小雨がポツポツ来ていたんで、ちゃんと吉和の方を見てませんが、もしかして見えてたのかな??


大野自然観察の森から帰路に着いたころ、山道を車で降りていると「!?」ってなって車を止めて藪の中を見てみると、ヤマドリSyrmaticus soemmerringiiの♀に遭遇。




証拠写真程度でしか撮れてません。ヤマドリは、♂を2016年に隠岐島で見たことがありましたが、♀は今回が初めて。ライファーです。最初コジュケイBambusicola thoracicusかと思いましたが、見てみると身体の模様が全然違う。キジPhasianus colchicusの♀とも疑いましたが、まったく印象が違う。赤みがかった羽色。特に尾羽は赤褐色が強い。そして肉片みたいなのが目の上に見えます。これが決定的にキジ♀とは違う。

写真はまともにピントが合わずにまともに撮影できませんでしたが、車の中から結構な近くで観察できて非常に興奮しました。また会いたい。

ということで今日観察できた鳥は次のようになりました。

ヤマドリ、マガモ、カルガモ、キジバト、トビ、カワセミ(声)、コゲラ、オオアカゲラ、カケス(声)、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ミソサザイ、ジョウビタキ(声)、セグロセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、計24種。


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2020年1月17日金曜日

G. Rozelieures Tourbe Collection



G. Rozelieures Tourbe Collection
G. ローゼリュールス トゥルブ・コレクション

フレンチ・シングルモルト
46%

人生初のフレンチ・ウイスキー。ローゼリュールスは、フランスの北東部、ドイツやルクセンブルク、ベルギーと国境を接するロレーヌ地方のムルト=エ=モゼル県に位置する町。1890年の創立以来、蒸留酒を作り続けてきたグラレット・ファミリーがつくるシングルモルト・ウイスキー。

オフィシャルサイトを発見。フランス語ですが、一応。
https://www.whiskyrozelieures.com/

矢印地点がフランスのローゼリュールス
"Tourbe"(トゥルブ)はフランス語で「泥炭、ピート」を意味し、文字通りスモーキーなウイスキーに仕上がってます。しかし、円みを帯びた味わいはやはりスコッチとは違い、新しいラグジュアリーを感じる。これがフランスか笑

ブランドシリーズの中では最もリッチ/複雑でピーティなウイスキーに位置付けられています。また、ボトルには次のように説明が書かれています。
Fondée en 1890 par Michel GRALLET, la distillerie de ROZELIEURES se trouve dans le village lorrain du même nom, village réputé pour ses eaux de vie. La distillerie de ROZELIEURES se dresse au bord de la vallée de la rivière Euron, au pied du volcan d'Essey La Côte et sur un terroir de production d'orge à malt. Ce whisky TOURBÉ COLLECTION est vielli principalement en fûts de bourbon. 
1890年にミシェル・グラレットにより設立されたローゼリュールス蒸留所は、ブランデーで有名なロレーヌ地方の同名の町にあります。ローゼリュールス蒸留所は、ユーロン川渓谷の端、エッセイラコート火山のふもと、大麦麦芽生産地域にあります。このトゥルブ・コレクション・ウイスキーは、主にバーボン樽で熟成されます。
Google翻訳の力を大いに借りてなんとか翻訳ase

ローゼリュールス蒸留所はもともとフルーツ・ブランデーの蒸留所で、ウイスキーの蒸溜を本格的に開始したのは2002年だそうです。ふむふむ。


泥臭いピートとフルーティな甘みが同居
香り
炭、焚き火、薔薇みたいな花、マンゴー、樽、スパイシー


スモーキー、ゼスティ、泥っぽい舌触り、なのに軽い、甘い、ちょっぴり胡椒

余韻
心地よく果実味のあるスモーキー、甘い

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは焚き火っぽさが増す。花っぽさは引っ込んで木の感じが強まる。味は舌触りの泥っぽさが増す。甘さよりもスモークとゼスティさが強い感じ。余韻はパッと抜ける。

という感じで、ストレートで飲んだ方がフルーティでエレガントな感じが強いです。薔薇みたいなフローラル感はなかなかないよね。スコッチだとローランドのローズバンクは、もっとフローラルな香りだったかな。高価すぎてバーで香りだけ嗅がせてもらった笑

ローズバンクも復活するようで、10年後が楽しみですね。





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2020年1月15日水曜日

日本野鳥の会 会員になりました


小学2年生の頃に野鳥にハマって20年以上。紆余曲折あって、ようやく日本野鳥の会に入会しました。

早速届いた会報誌に感動してます。内容が面白過ぎる笑
こんな面白い誌が毎月届くなんて。ワクワクが止まらないですね。


双眼鏡がすべての始まり
振り返れば小学生のころ、父親にもらった双眼鏡。これがすべての始まりだったと思います。古い古い双眼鏡でした。父も子供のころ使っていたものとか言ってたっけな。その双眼鏡で実家の近くにある池にきている鳥を見た。これが始まり。

ん?逆か??鳥がなんだか好きになって、古い古い双眼鏡をもらったのか??忘れた笑

どちらにせよ、古い古い双眼鏡がらみではある。


フィールドワークを加速させたコンパクトカメラ
そして父親はコンパクトカメラをくれたんですよね。そうそう。それが大きい。当時はフィルムだったので、現像して「豆粒」くらいにしか写っていないカモの写真とかを父親に「これが何かわかるのか?」と訊かれたことを思い出します。本当に豆粒でしたが、当時の僕も自分で双眼鏡で見た上で撮影しているので、なんの種類かはわかってました。それには父も反対したり、怒ったりすることはなかったですね。今思えば本当にありがたい話。デジタルが当たり前になった現在。フィルムで撮影して、しかも現像するまでどんな写真か分からないなんて・・・。素人がやることじゃないですね笑

でもそんなコンパクトカメラのおかげで、私の行動範囲は広がりました。母曰く「オタク」な私は、鳥を見に行く以外、休みの日に外に出かけることなんてなかった。(いや、それは言い過ぎ。友達もいたし、兄の少年野球にもよく連れて行かれてた)

そんな「オタク」気質な私を外の世界に連れ出してくれたのが野鳥。そしてその手段としての双眼鏡やカメラ。これは間違いないですね。小学4年生くらいの頃には、自転車で高知市内の至る所で鳥を探していました。高知市には浦戸湾七河川という、浦戸湾に流れ込む7本の川があるわけですが、その川を河口から上流に向かって自転車で鳥を探しながら進んでいく、というのが私の鳥探しでした。

父とドライブする時なんかに、「ここ鳥を見に自転車で来た」とか言ったらドン引きされたり、さすがに「高知市からは出るな」と言われました笑


師匠との出会い
小学3年くらいのころですかね。母の知り合いということで、日本野鳥の会に入会している師匠と出会ったのは。師匠は当時30歳中ばくらいだったと思います。独身の師匠は月に1-2回ほど、野鳥の会の人ならではの情報網と嗅覚を駆使し、未知の世界に連れて行ってくれました。よく行ったのは南国市の外れにあたる高知空港(いまは高知龍馬空港)や物部川河口。あとは鏡川ダムだったり、仁淀川河口の近くにある池、高知市の十市池なんかもよく行きましたね。4年生か5年生のころ、二人で車中泊で1泊して西日本最高峰・石鎚山に登ったのは鮮明に記憶に残っている良き思い出。道中で師匠が見つけて居場所を教えてくれたカケスGarrulus glandariusを、私はおしゃべりに夢中で観察することができず、師匠に怒られたのが今でも忘れられない笑

カケス https://www.birdfan.net/pg/kind/ord17/fam1732/spe173200/

師匠とはいまだにたまーに識別不能な鳥の写真を送って意見をもらったりして交流があります。いまでも師匠は相変わらずのようで何よりです。しょっちゅう珍しい鳥を見に出かけているようです。


ブランク
中学・高校は、野球部に入ったこともあり、バードウォッチング生活はお休み。大学でも音楽活動に夢中で野鳥観察に出かけることなんてありませんでした。しかし、大学時代を過ごした東広島は野鳥が非常に多い場所で、家の近所で鳥を見つけては、ケリVanellus cinereusタシギGallinago gallinagoなんかに心癒されてました。

ケリ wikipediaより
タシギ wikipediaより
社会人になり、結婚して新婚旅行を前にコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を買った。そうだ、まさにこれが再開のきっかけ。新婚旅行で訪れた南の島で、エリグロアジサシSterna sumatranaを見て。小学生のころに独学で得た知識というのは、生涯パワーになるんだなって今でも思いますが、図書館に通ったりしながら鳥の図鑑という図鑑は散々読み漁りました。そういった経緯で得た知識というのは腐らないんですね。エリグロアジサシを初めて見たときも一目で「あれは!」ってなっていろんな記憶がフラッシュバックしてきて。

エリグロアジサシ 2012年撮影。本当に証拠写真程度www

カメラがつないでくれているバーダー人生
その後は、Nikonのデジタル一眼レフ"D5200"を購入。Tamronのバズーカも購入し、昨年デジタル一眼レフ"D500"を手にしてしまい、いよいよ野鳥撮影ライフが楽しくてしょうがないというのが現状です笑

そしてこの度、ついに日本野鳥の会に入った、と。これまでの野鳥人生をざっと振り返ってみると、カメラがつないでくれていることに気付きます。改めてカメラの良さは、自分が見たもの、そしてそこで感じた衝撃や驚き、嬉しさとか楽しさを人にも伝えられることだと思います。嫁さんとかも一緒にバードウォッチングには来てくれませんが、家で写真は一緒に見て楽しんでくれます。そういうのも、自分の楽しみ方なのかもしれません。

ということで、今後は日本野鳥の会の人間として、細々ではありますがより一層励んでいきたいと思います。


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