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2022年5月24日火曜日

Bar Second Simpson(バー・セカンド・シンプソン)忠左衛門さんにて

岡山のBar Second Simpson(バー・セカンド・シンプソン)忠左衛門さんにて。

マスターと二人、非常に愉快なトークをさせていただきました。


Balblair 12年
バルブレアとはゲール語で「平地の集落」と言う意味。創業1790年でハイランドではグレンタレットに次ぐ歴史の古さ。蒸留器は初留1、再留1の軽2基のみ。仕込水はオルト・ドレッグ川(オルトジャラク)の水。ケン・ローチ監督の映画『天使の分け前』(2013年)のロケ地にもなったそうです。

北ハイランドのバルブレアって以前はヴィンテージ方式のボトルばかり出していましたが、最近は12年とかの年代式になったらしいですね。ボトルのデザインとかは以前の方が個人的には好みでしたね。

でもノンチルフィルタード、ノンカラーの精神は貫かれていて、46度という度数も素敵。爽やかでありながら糖蜜のような甘さ。良いですわ・・・。落花生が進む。






Busker Irish Whiskey
Busker Singlemalt
バスカーを頂いたのは人生初。しかも2つで悩んでたら「ハーフでそれぞれ飲む?」っていう心意気。感謝感謝です。


Royal Oak(ロイヤル・オーク)蒸留所は2016年創業。アイルランドのカーロウに所在。

バスカー・アイリッシュウイスキーはシングルモルトとシングルポットスチルのブレンデッド。うん、やっぱアイリッシュ好きだなー、って思った。マルサラワイン樽も使われているそうで、重厚感のあるリッチな仕上がり。

バスカー・シングルモルトは、3回蒸留とはいえいい意味でモルティなラウド・スピリッツ。でもやはりアイリッシュは丁寧な印象が強いですね。素晴らしい。






Dalwhinnie 15年
北ハイランドの雄。以前から大好きな銘柄。ゲール語で「集結所」(※諸説あり)。
1897年創業。当時はストラススペイと呼ばれていたが1905年に改名。

ブラック&ホワイト、ロイヤルハウスホールドのキーモルト。つまりブキャナンズ系の主要原酒。

仕込水はグランピアン山脈を流れるアルタナスルイー川の水。ディアジオ社の「クラシックモルト・シリーズ」の一つ。

迷ったらこれってやつですね。穏やかさと優雅さ、安心して注文できる一杯です。皆さんも迷った時は是非www


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ダルウィニー 15年 700ml
価格:4900円(税込、送料別) (2022/5/24時点)



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2022年4月10日日曜日

バー巡り 神戸三ノ宮編

バー巡りとしては初上陸の神戸。そして神戸バーの聖地・三ノ宮。まずは三ノ宮駅を降りて、人の多さにびっくり。全然賑わいが違う。バー行く前から人に酔いそうでしたね笑



1軒目はBar Sloppy Joeさんにて。三ノ宮のBar Sloppy Joeさんにて。Koval Single Barrel Bourbonをいただきました。個人的に初めてのコーヴァル。有機栽培のコーン、キビを原料に作られたシングルバレル。なんて柔らかく穏やかなんだ。バーボンのアタック感としては弱いですが、ストレートでいただくウイスキーとして存分に素晴らしい一杯でした。初の三ノ宮BARに乾杯。



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コーヴァル シングルバレル バーボン 47度 750ml
価格:7010円(税込、送料別) (2022/4/9時点)





2軒目は三ノ宮から駅2つ分ほど西に歩いてサヴォイ・オマージュさん。徒歩15分ほどだったかな。

チャンピオンの森﨑さんに「甘いのをお願いします」とお伝えして、いただいた一杯。

ベンリアックsalon de SHIMAJI for Pen X SHINANOYAリミテッドリリース1994。全288本。蒸留1994年、瓶詰2014年12月の20年もの。ポートカスク・ホグスヘッドのシングルカスク、カスクストレングス(54.9%)。もちろんナチュラルカラー、ノンチルフィルタード。

もう、プロフィールの時点で素晴らしいのがわかっていただけると思うんですが、これは本当にやばかった。

この味わいの温もり、奥行、甘味。ずっと嗅いでいたい残り香。それが、しかも長ーーーく続く。感服しました!





そして最後は三ノ宮に戻ってBar Main Maltさんにて。
ディープ過ぎた。これは沼だ。一度入ると抜けられそうにない笑

聖地と言うべきでしょう。ずっといられる場所。ウイスキーのことで頭が一杯になる場所。そうです、まさにメッカ。

いただいたのは、
・レッドブレスト ルスタウ
・フェイマスグラウス90年代ボトル
・ティーチャーズ ハイランドクリーム70年代ボトル

レッドブレスト ルスタウは、ウイスキーof the year 2020で金賞になった「レッドブレスト12年」を思い出して飲んでみたくなりいただきました。輸入酒のかめやさんによると、
ミドルトン蒸留所のピュア・ポット・スティルで蒸留された原酒をバーボン樽とシェリー樽の組み合わせで9から12年熟成後、有名なシェリーメーカーのエミリオルスタウ社がオロロソシェリーを熟成させていたファーストフィルの樽でもう1年間熟成させました。
っていうアイテムだそうです。

シングル・ポット・スチルって美味しいですよねー。個人的に思うところは滑らかさとオイリーさですかね。定期的に飲みたくなる。



そして、フェイマスグラウスとティーチャーズは所謂オールドボトルです。人によっては「90年代をオールドボトルとは認めない」って方もいらっしゃると思いますが、私は現行品ではないものは全てオールドボトルと定義しています。

オールドボトルって、オールドってだけで何が良いんだ?って5年くらい前まで思っていましたが、やっぱり違うもんですねー。これは本当に良い。1本1本語ろうかとも思ったんですが、これは本当に飲んでみないとってやつですね。是非飲んで現行品と何が違うのかを感じていただきたい。


そしてこの日は、なかなか濃い方たちとの出会いもあり。人生って出会いだなーと。そしてバーと言うところはやはり出会いの場だなと。お酒に対しても、人に対しても。ルイーダの酒場だ。

それでは、良い夜を。


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2022年3月31日木曜日

Onoda-Bar(オノダ・バー)にて


Teeling Vintage Reserve 
Aged 24 Years
ティーリング・ヴィンテージ・リザーブ24年

アイリッシュ・シングルモルト
カスクNo.6846
ボトルNo.217(全249本)
53.7%

岡山県倉敷市にあるOnoda-Barさんにて。「甘いの」をリクエストして出していただいたTeeling Vintage Reserve 24年。ティーリング社はアイルランド初のボトラー会社で、2015年からは蒸留所を設けて蒸留も行っています。

トロピカルフルーツのような甘さが、甘すぎず程よく口の中を満たしてくれました。


そして、Onoda-Barさん店内にはソメイヨシノが生けられています。まさか、バーで花見ができるとは。立派なソメイヨシノ。マスターが伐採して運んできたものだそうです。

心地よく贅沢な夜でした。

以下のリンクはティーリング24年の現行品で、私が今回飲んだボトルとは異なりますがご参考までに。

それでは、良い夜を。



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2022年2月28日月曜日

Kilbeggan Blended


Kilbeggan Blended
キルべガン ブレンデッド

アイリッシュ・ブレンデッド
40%
輸入:マルカイコーポレーション

「キルべガン」とは「小さな教会」という意味だそうです。
1757年に創業されたキルべガン蒸留所はブルスナ川の水を引き込み、巨大な鉄製の水車を動かして動力としていたそうで、この水車は同蒸留所のシンボルになっています。

創業当時はブルスナ蒸留所とも呼ばれていたそうで、その後1840年代にロック一族がオーナーとなり、ロックス蒸留所とも呼ばれていたそうです。

その後、1950年代に閉鎖。1982年にキルべガン蒸留所博物館に。

1989年にクーリー蒸留所が買収し、2007年3月から蒸留が再スタート。2007年はキルべガン蒸留所創業250年のミレニアム・イヤーでもありました。

伝統的なアイリッシュ・ウイスキーは3回蒸留が特徴になってますが、このキルべガン蒸留所はスコッチと同じ2回蒸留。

バーボン樽を主体とした30%モルト、70%グレーンのブレンド。



クリーミーでクリーンなドライ&スムーズ
香り
クリーミー、穏やか、麦、ハチミツ、クリーン

バニラ、ドライ、ほんの少しだけスパイシー、シナモン、アーモンド、オーキー

余韻
スムーズ、爽やか、少しバター、チャー処理した樽、オイリー

うん、文字にすると良いウイスキーって感じですが、「当たり障りない」ってのが正直な感想かと。美味しいんですが、個性はあまり感じない。3回蒸留ではなく2回蒸留っていうのは、最後の「オイリー」な印象に表れている気がします。




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2022年1月24日月曜日

Lambay Blended Malt Whiskey


Lambay Blended Malt Whiskey
ランベイ ブレンデッドモルト・ウイスキー

アイリッシュ・ブレンデッドモルト
コニャック・カスク・フィニッシュ
ノンチルフィルター
43%
輸入:都光

こちらがランベイのオフィシャルサイト。
Lambay Malt Irish Whiskey consists of a minimum of three variants of high-quality Irish single malts.  An exquisite master blend of double & triple distilled malt whiskey, bourbon cask matured, cognac-cask finished and crafted with Lambay Trinity Well water before bottling. 
ランベイ・モルト・アイリッシュ・ウイスキーは、高品質のアイリッシュ・シングルモルトの少なくとも3つのバリエーションで構成されています。二回および三回蒸留のモルト・ウイスキーの絶妙なマスターブレンド、バーボン樽熟成、コニャック樽でのフィニッシング、瓶詰め前にランベイ・トリニティの井戸水で(加水して)作られました。

ランベイ島というのはアイルランドの首都ダブリンの北東、アイリッシュ海に浮かぶ島。

Dream Newsというサイトに都光さんが掲載したわかりやすい紹介ページがありました。
株式会社都光が国内正規輸入を行っております、カミュ家がプロデュースするアイリッシュウイスキー「ランベイ」より、「ランベイ ブレンデッドモルトウイスキー」を2021年3月2日(火)から全国販売いたします。

「ランベイ」はアイルランドの首都ダブリンから約3kmの沖合に浮かぶ小島のランベイ島を個人所有する第7代「アレクサンダー ベアリング」卿と、コニャックの名門 カミュ家の5代目当主「シリル カミュ」氏によって生み出されました。

このたび、4番目のポートフォリオとなる「ブレンデッドモルト」は、バーボンバレルで熟成した3ヶ所以上のアイリッシュシングルモルトを、マスターブレンダーが注意深くブレンディングし、他のランベイウイスキーと同様にカミュのコニャック樽でフィニッシュを行いました。

他に類を見ない華やかな香りと厚みあるモルティな味わいで、リリースして間もない2020年12月にはブリュッセル国際コンクールにて金賞を受賞しました。ランベイ島に吹き付ける潮風で熟成した独特の風味をお愉しみください。
なるほど、カミュ家がプロデュースしているからコニャック樽が必ず使われているんですね。ふむふむ。コニャックは飲んだことがありませんが、"CAMUS"という文字はよく目にしております。


ボトルにはパフィン(ニシツノメドリ)が大きく描かれています。

パフィン wikipediaから

オフィシャルサイトでは他に、ランベイ島で見られる動物としてアザラシやウミガラス、ワラビーが紹介されています。ワラビー?って引っかかりましたが、どうやら動物園で傷ついたワラビーを1953年に移住させたのがきっかけだそうで。



バナナ、ナツメグ、ケーキの蝋燭
香り
モルト、バナナ、樹液、ドライアプリコット、イチジク、黒こしょう、ココナッツ、オレンジの花

糖蜜、ミックスジュース、ナツメグ、バニラ、ココナッツ、モルティ

余韻
甘くてすっきり、だが長く膨よか、ほんのちょっとだけスパイシー、ケーキの蝋燭


「ケーキの蝋燭」って感想を抱いたウイスキーは初めてかもしれません笑
それぐらい印象的なウイスキー。なかなか癖になりそうな一本。ランベイのボトルは今後もチェックしていきたいと思います。



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2022年1月17日月曜日

スモーキー・マティーニを作ってみた


たまには、おうちでカクテル。こないだもおうちでノンアルコールジントニックをアルコール入りにするというものをやりましたが笑

今回はジンとスコッチで「スモーキーマティーニ」なるものを作って遊んでいます。
桜尾ジン・オリジナルとアランのマクリー・ムーアジンとウイスキーを3:1というのがレシピのようですが、私は1:1くらいがいいかな。ジンの爽やかでドライな香りとピーティなアランがよく合う。我ながら上出来。結構いけますね。何倍でも飲める。が度数はストレートで飲む状態とほぼ変わらないので飲み過ぎにはやはり注意です。



しかし、スモーキーなウイスキーが切れてしまったら「スモーキーマティーニ」はどうなるのか?

その答えはよくわかりませんが、マクリー・ムーアがなくなってしまったので、桜尾ジン・オリジナルとアイリッシュのランベイで作ってみました。レシピはジン1:ウイスキー1。

このランベイというアイリッシュは、ブレンデッドモルトで、かつフィニッシュにコニャック樽を使っているっていうなかなか癖のあるやつ。そしてノンピート

そんなウイスキーに混ぜると、「スモーキー」ではもちろんない。しかし、マイルドにジンの外側を優しく包み込んでいるような貴婦人ですね。

ジンとウイスキーを混ぜると喧嘩するとよく言われるそうですが、そんなことはない。
これはこれでありだ、と思った今日この頃でした。


こうして桜尾ジン・オリジナルは我が家のハウス・ジンになったのでした。冷凍庫で保管します。

それではみなさん、良い夜を。




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2021年12月29日水曜日

The Dubliner Bourbon Cask Aged


The Dubliner Bourbon Cask Aged
ザ・ダブリナー バーボン・カスク・エイジド

アイリッシュ・ブレンデッド
メーカー:ファースト アイルランド スピリッツ社
カスクタイプ:リフィル・バーボン・カスク
ボトリング:フランス
旧ラベル
40%
輸入:国分グループ

ダブリナーとは「ダブリン人」って意味だそうです。ニューヨーカーとかと同じニュアンス。アイルランドの首都ですし。

ボトリングがフランスで行われているってのが面白い。

武川蒸留酒販売さんによる説明。
ザ・ダブリナーは「ダブリン(アイルランドの首都)を象徴するもの」という意味を込めて名付けられました。製造責任者を務めるダリル・マクナリー氏は、北アイルランドのブッシュミルズ蒸留所で17年間、マスター・ディスティラーを務めた経験を生かし、品質の良いウイスキー原酒の選定に携わっています。

ブレンデッド・アイリッシュ・ウイスキー「ザ・ダブリナー」は、リフィルバーボン樽で3年以上熟成しています。 リンゴを思わせるフルーティーな香りから、上品でなめらかなハチミツ、コショウのタッチ、キャラメルのような甘い味わいが感じられます。

<テイスティングノート>
はっきりとした大麦の香りに、新鮮な青草、リンゴの香り。滑らかな口当たり、まろやかで芳醇な味わい、ハチミツのような甘さも兼ね備えています。コショウのニュアンスも感じます。絹のような滑らかさとかすかにキャラメルの味わいも感じます。

正直言うと、これを「スコッチ」として出されても疑わないほどスコッチっぽいです。スコッチに比べて、口当たりの柔らかさとかスムースさ、そして穏やかな印象が強い気はしますが、アイリッシュらしいアイリッシュではない、ような気がします。

ちなみに、こちらがザ・ダブリナーのオフィシャルサイト。



スムースでソフト、穏やかながら3段階の余韻
香り
モルティ、りんご、草原、太陽光

スムース、ソフト、ハチミツ、キャラメル、ちょっぴり白胡椒的なスパイス

余韻
穏やかですっきりしながらもやや長い、3段階くらいで込み上げてくる、インクっぽさもある

なかなかに上品でデリケート。良いボトルだと思います。結構いろいろな顔を出してくれる表現力が豊かな一本。

これが今年最後のウイスキーになりました。いよいよウイスキー of the year 2021の選考に入らねば。毎年の恒例行事なんですが、年々難しくなっていってる。マニアックに進んでいくとこういう悩みが出てきますよね笑



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ザ ダブリナー アイリッシュウイスキー 40度 700ml
価格:3280円(税込、送料別) (2021/12/28時点)



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