昨日のニュース。ジャパニーズウイスキーが香港のオークションで約9,750万円で落札された。落札されたのは、ベンチャーウイスキー(肥土伊知郎社長)が発売した「イチローズモルト・カードシリーズ」の計54本セット。
全54本セットで揃っているのは「世界で4つしかない」そうだが、逆に4つもあるのか。って感じ。ウイスキー好きにとってはもはや伝説とも言えるウイスキー。
埼玉県・秩父蒸留所を拠点に活躍されているベンチャーウイスキー。イチローズモルトは、実験的な作品も多く、どれをとっても抜群に美味い。ジャパニーズウイスキーについて考察するうえで外すことができないメーカーの一つ。
そんなイチローズモルトの中でもとびきり知名度も高く、かつプレミア感が強いのがカードシリーズ。一度で良いから、どれか一つでも飲んでみたいと思い始めたのは10年くらい前。いまだにお店などでも観たことがない。オンライン上で購入することはできますが、プレミア価格でなかなか手が出ない。
https://www.sankei.com/photo/story/news/190817/sty1908170015-n1.html |
そんなプレミアなウイスキーなので、54種類全部揃っているってだけでも疑わしい笑
単純に1本あたり180万円か。地道に1本1本集めればもう少し安く行けそうな・・・。いやそうでもないか。
多分、このオークションの影響で値段が上がっているんでしょうが、ネットでみると1本300万円オーバーとか結構見受けられます汗
となると、この落札された方、いい買い物されたのかも・・・。
昔から不思議に思うんですが、私のようなヘビードリンカーにとって、高級ウイスキーを買ってコレクトするだけとか、来たるタイミングで転売してお金を稼ぐとか。あまり気持ちがわからないんですよね。全部飲んじゃうから笑
まさか、ずっと飾っておくわけではないでしょうし・・・。ウイスキーの価値って株とかドルみたいですよね。あんまりそういうのは個人的に好きではないのですが。
「値段が高い=美味い」というわけではない。これはウイスキーの世界では至る場面で言うことができると思います。オールドボトルの魅力ももちろんあるし、年代によって製法やヴァッティングの内容が異なるってのは理解できますが、珍しいからって大金を出して手に入れるってのはどうかな。肌に合わない。
とか言いながらイチローズモルト・カードシリーズ全部1口ずつテイスティングして自分のお気に入りを探したいという好奇心は嘘ではないんですがね笑
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