ここは牡蠣の子どもたちを潮の満ち引きが激しい場所に牡蠣棚を作って強い子だけ残すという、牡蠣育成道場なんですが、その牡蠣棚の上や下には本当に多種多用な鳥が観られます。特に年間を通して観ることができるのがミサゴ Pandion haliaetus。
ミサゴ |
人工的な杭とかがいっぱいあるおかげなんでしょうか。よく見かけます。この日も颯爽と飛んで行ったのを観てみると足にがっしりお魚を捕まえて。牡蠣棚の上で美味しそうに食べておりました。この日、結局1時間ほど観ていただけですがミサゴは3羽確認できました。特にこの時期は若いミサゴもいて、家族で賑やかなシーズンのようです。
そんなミサゴが海水を飲んでいたようですが、そこに背後から1羽だけでモビングをしかける勇敢なハシボソガラス Corvus corone。3コマ目でミサゴにとんでもない顔で一喝されるわけですが、この距離でミサゴにこんな顔されたら俺だったら気絶してるなーって思いながら観ておりました笑
ミサゴとハシボソガラス |
同上 |
同上 |
同上 |
このミサゴとは別の個体が素晴らしい表情で杭の上に留まっておりました。
ミサゴ |
そういえばこの日(昨日)は、トビ Milvus migransが干潟の上にちょこんと座っておりました。
トビ |
同上 |
ちょっと小柄なイケメンだったのでおそらく若いオスかと。
シギチはいないのかなーって探しているとキアシシギ Heteroscelus brevipesを4羽ほど発見。絶妙な表情でカニを捕食しておりました。
キアシシギ |
同上 |
非常に素晴らしい表情で捕まえたカニをブルンブルン振り回しておりました笑
シギではイソシギ Actitis hypoleucosも1羽確認できましたが、チュウシャクシギ Numenius phaeopusやソリハシシギ Xenus cinereusは見当たりませんでした。
この河口横にはパークゴルフ場があり、ヒバリ Alauda arvensisなどの小鳥が一緒に見れるポイントでもある。ってことで、今回はセッカ Cisticola juncidisを狙って探しているとヒッヒッヒ・・・チャチャッチャチャッって飛んでいる子が素晴らしい位置に留まってくれて撮影ができた。
セッカ |
全長わずか12.5cmというスズメ(14cm)よりも小さな小鳥。さっきまで撮影していた鳥と違いすぎてびびった笑
ヒバリも姿は見えたけど撮影はできませんでした。
それから干潟に戻ってさらに観察をしてみると、干潟の上を歩く小さな鳥を発見。これはチドリに違いない!ってことで興奮して覗いてみるとシロチドリ Charadrius alexandrinusとコチドリ C. dubiusでした。いやー、可愛い。
シロチドリ |
コチドリ |
ということで、この日1時間30分ほどで観察できた鳥は次のとおり。
マガモ、ヒドリガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、シロチドリ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ヒバリ、ツバメ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイの計22種。
シギチの渡りもまだまだこれからのようですね。カモたちも今年は久しぶりにツクシガモ Tadorna tadornaが来てくれるかどうかも楽しみです。では。
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