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2024年1月23日火曜日

BAR:京都Rum and Whiskyさんにて

京都Rum and Whiskyさんにて。


Glenkinchie The Distiller's Edition Double Matured 1991 G2797-D
グレンキンチー ザ・ディスティラーズ・エディション ダブルマチュアード1991

スコッチ・シングルモルト(ローランド)
蒸留:1991年
瓶詰:2005年
Alc.43%

リフィル・オーク樽で熟成後、アモンティリャード・シェリー樽で熟成。

ベースはキンチーらしく麦感や「飲む蜂蜜」感がしっかりあります。そこに深みのあるトロピカルフルーツが乗っているような印象。まさに贅沢な一杯ですね。



Kingsbury Special Bottling for Kyoto Macduff 2007 12 Years Old 
キングスバリー スペシャル・ボトリング・フォー・キョウト マクダフ2007 12年

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
蒸留:2007年11月16日
瓶詰:2020年9月15日
カスク:ホグスヘッド
カスクNo.11276
ボトルNo.016 / 247
Alc.60%

良くも悪くも癖がなく、自己主張があまりないボトルですが、これはこれで良いんです。飲み飽きることのない一本ってやつですかね。

ホグスヘッドは優秀なボトルが多いです。現在のスコッチを象徴している樽だと思います。

それにしても津之喜酒舗さんのオリジナルボトルは、玄人好みのものが多いですね笑

どれもクオリティが本当に高い。


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月22日月曜日

BAR:岡山Bar doccaさんにて

岡山Bar doccaさんにて。


Old Pulteney Aged 21 Years
オールド・プルトニー21年

スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
46%

昨年の「ウイスキー of the year」で金賞を受賞したのがプルトニーということもあり、ついつい手を出してしまいました汗

いや、本当に美味しい。塩+クリーム。病みつきになりますね、ここは。
熟成感もしっかり出ており、りんごや蜂蜜の甘みもグレイト。

もう、素通りできない笑

21年ものということでなかなかお値段はしますが、これは一飲の価値十分。

https://amzn.to/48MXowQ


21年は通販にあがっておりませんでしたので、25年と18年ものですがご参考にどうぞ。


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月21日日曜日

第10回Hatsukaichi Whisky Freaks : Ledaig Siclair Series Rioja Cask Finish

先週、1月14日(日)に開催させていただいた第10回Hatsukaichi Whisky Freaksで取り扱ったボトルが、Ledaig Siclair Series Rioja Cask Finishでした。

今回は、そのボトルについて詳しく綴っておこうと思います。


Ledaig Siclair Series Rioja Cask Finish
レダイグ シンクレアシリーズ リオハ・カスク・フィニッシュ

スコッチ・シングルモルト(アイランズ)
蒸留所:トバモリー蒸留所(マル島)
カスクタイプ:EX-バーボン樽、スパニッシュ・リオハ赤ワイン樽
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
Alc.46.3%
輸入元:コルドンヴェール株式会社


このボトルを選択した理由は、

・聖コロンバが上陸した年と厳島神社創建の年が近い
・島という共通点がある
・牡蠣にはピーティが合う(はず)

というものです。

リオハ・ワインなるものを今回初めて知ったのですが、スペイン北東部に位置し、国を代表するワイン産地だそうです。

トバモリー蒸留所で、ヘビリーピーテッド麦芽(35ppm)を用いて作られるレダイグとの相性も良い素敵な仕上がり。


こちらがオフィサルサイト。

香り
花、スモーク、スパイスチョコレート、乾いた皮

ナッツ、ダークチョコレート、ピーティー、塩、胡椒、うっすらシナモン、ややクリーミーで弛みのある舌触り

余韻
ラズベリーとスモークが程よく長く続く

ということで、ノンビンテージとは思えないような仕上がりの良さです。リオハ・カスクが本当に相性が良いですね。まとまりがとても良い。良い意味で、主張しすぎていない感じです。



それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月19日金曜日

第10回Hatsukaichi Whisky Freaksを開催いたしました


家でのんびりLPを聴ける幸せ。

噛み締めております笑

https://amzn.to/3tOmR9W



さて、1月14日(日)に第10回Hatsukaichi Whisky Freaks(HWF)を開催いたしました。

いつもは、みんなでお金を出し合って1本のウイスキーを購入し、それを飲みながら私が拵えた資料をもとに蘊蓄を聞いていただきながら意見交換をするというような流れでやっております。

が、今回は第10回という節目でもあり、ちょうど1月ということで宮島へ初詣に出掛けてまいりました。

1人1つずつスキットルをポケットに、そのスキットルにスモーキーなスコッチを入れて。



スモーキーなスコッチというのは、レダイグ リオハカスクフィニッシュを今回は選択させていただきました。

なぜレダイグかというと、

①島という共通点
②トバモリー蒸留所があるマル島はキリスト教を布教するために聖コロンバが上陸し、修道院を建てたアイオナ島の最寄り=神の島である厳島との連想
③牡蠣にはスモーキーなシングルモルトが良いなぁ

というところです。嫁さんにこの構想を伝えると「オタク脳」と言われてしまいました笑


まぁ、今更オタクであることは否めませんが。

このウイスキーについては後日改めて綴りたいと思います。


10th HWFの流れとしては、宮島口のフェリー乗り場でレダイグを皆さんのスキットルに均等に入れたのち乗船。

しかし、厳島神社を参拝するまでは酒は飲まない、という私の昔からの信仰心(?)に皆さん気を遣っていただきwww

真っ直ぐに厳島神社に参拝に赴き、境内を出てからいよいよ乾杯。

その後はそれぞれのタイミングでスキットルをちびちび飲みながら宮島商店街を食べ歩きました。

大本命であった「焼き牡蠣のはやし」さんの焼き牡蠣が売り切れていたことで色々作戦変更www

1.きじま商店
2.牡蠣屋
3.GEBURA
4.みやじま華屋敷
5.沖野水産

といった流れでほぼほぼ焼き牡蠣目当てで食べ歩きました。
※GEBURAさんでは皆さんハイボールなどを飲まれました。私は一人、他店の焼き牡蠣に没頭

個人的に10粒の焼き牡蠣をいただきました。
この日、一番美味しかったのは牡蠣屋さんの「海の塩味でそのままどうぞー」ってやつですかね。

きじま商店さんの「ゆず胡椒」、みやじま華屋敷さんの「バター醤油」、そして沖野水産さんの強めに焼き上げて凝縮された牡蠣にシンプル「レモン」。どれをとっても間違いなく美味しかったですがね。

強いて言えば、「海の塩味」に軍配ですかね。3粒も食べたしね笑



いやー、今度はあと3-4店舗焼き牡蠣のお店を追加して全部食べ比べしてみたい笑

そういえば結局、揚げもみじ食べなかったな・・・


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月13日土曜日

The Perspective Series No.1 25-Year-Old


The Perspective Series No.1 25-Year-Old
ザ・パースペクティブ・シリーズNo.1 25年

スコッチ・ブレンデッド
ベリーブラザーズ&ラッド社
瓶詰:2019年
総ボトル数:3220本
Alc.43%
輸入:株式会社ウィスク・イー

もはや愛していると言っても過言ではない、ベリーブラザーズ&ラッド(以下BBR)社のブレンデッドで2014年は幕を明けました。


武川蒸留酒販売さんによる説明は以下の通り。
「パースペクティブ」は BB&R(ベリーブラザーズ&ラッド)によるウイスキーと写真芸術の融合をテーマとしたブレンデッドスコッチウイスキー のシリーズです。同社のスピリッツバイヤー、ダグラス・マクアイバー氏が長年の経験やブレンド技術を活かし、ボトルの中にアロマとフレーバーの素晴らしい風景を作り出しました。

パースペクティブ 25年は熟した桃やグレープ、アプリコットジャム、カスタードクリームにかすかにリコリスが香ります。口当たりはねっとりとしていて、フルーティな甘さとオークの味わいがフィニッシュまで続きます。


同梱されているこの写真はLindsay Robertson(リンジー・ロバートソン)によるもの。

オフィシャルサイトを見る限りではありますが、モノクロ写真でスコットランドの自然環境を映し出している様子が窺えます。なるほど、今回のBBRのこのシリーズはそこから生まれたものだったのか。

この写真には、おそらく撮影されたのであろう場所がしっかり記されています。
57°13'03.6"N - 6°01'26.9"W

Google Mapから
The Cuillins(クイリン・ヒルズ)という、スカイ島(インナーヘブリディーズに所在し、タリスカー蒸留所やトラベイグ蒸留所を有する島)にある山地を撮影したこの写真。

Google Map Street Viewから
確かに、ストリートビューで見る限り、この場所の河原近くで、冬以外の地域に撮影した写真で間違いなさそうです。


なぜ、この写真が選ばれたのか、定かではありませんがタリスカーを使っているという暗示かな?笑


まぁそんな憶測はさておき。このブレンデッド・スコッチ・ウイスキーは確かに美味です。

元々BBRなので、そんなに心配はしておりませんでしたが。

ちなみにロバートソン氏が使用したカメラはスイスのSinar P2 5"x4"。レンズは同じくSinarの90mm単焦点。

スイスのカメラメーカーなんですね。

ネットで調べてみたところ、「嘘だろ!?汗」っていうくらいのアナログな代物でした汗


さて、前置きが長くなりました(いつものことです)が、今回のこのブレンデッド。いかに採点をすればいいものか笑

ちなみに今年はレーダーチャートやめます。あまりしっくり来ないところが多くって汗
でも、昨年同時に採用した採点方式は継続しますので悪しからず。


香り
桃、ブラックベリー、ジャム、タール

プラム、カスタード、スモーク、オーキー、クリーム、バニラ、ナッツ、ソルティ

余韻
ライトなスモークが長く続く、軽やかでありながら深みや重たさを感じる、ダークな蜂蜜

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは軽やかなフルーティになるかと思いきや重くジャムやタールが濃い。口に含むとソルティさが強調される。余韻もソルティで長い。

得点 95点
昨年から始まった採点方式ですが、これは美味しい。昨年の初めはまさにM-1の一番手みたいな感じで「様子見」みたいなニュアンスが強かっですが、2年目なんでね。絶対評価です(半分ウソ笑)

でもこの子は95点あげて間違いない。バランス感覚、飲みごたえ間違いなし。

強いて言えば、「25年でこれか」というところはなくはない。いや、これはあまり言うべきではないかもしれない指摘。

欲しがりすぎかもしれませんが、「25年にしては静か」と思われるかもしれない。

まぁ、一度飲んでみてください。美味しいことに変わりはないので。



それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月6日土曜日

イベント告知:Whisky Night @Cafe & Bar NICO


2月17日(土) 18:00-
Whiksy Night
主催:HWF(Hatsukaichi Whisky Freaks)
場所:Cafe & Bar NICO(廿日市市)

が開催されます。講師はまさかの私www

第1回ということで個人的に大好きな"The Famous Grouse"について語らせていただきます。

参加費¥2,500-
(The Famous Grouse1杯とチャーム込)

The Famous Grouse(ザ・フェイマス・グラウス)以外にもこのブレンデッド・スコッチ・ウイスキーにちなんだボトルも多数用意いただく予定です。

ウイスキー初心者でも玄人でも、実はウイスキー飲んだことない方でも。どなたでもご参加いただけます。

事前予約は以下google formから。
https://forms.gle/cpoRKMirdcdWRVqK9

ぜひご参加ください。


それでは皆さん、良い夜を。

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2024年1月1日月曜日

あけましておめでとうございます

A Happy New Year!!

ということで、やってきました2024年。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

相変わらずのウイスキー飲んだくれブログではございますが、今年も楽しくやっていきたいと思っております。

さて、毎年年越しの際はお高いウイスキーを、ということで準備しているわけですが、2024年はこちらで幕開けとなりました。


The Perspective Series / No.1 25 Years Old
ザ・パースペクティブ・シリーズNo.1 25年

スコッチ・ブレンデッド
ベリー・ブラザーズ&ラッド社
瓶詰:2019年
総ボトル数:3,220本
Alc.43%

良い年越しです。

詳しいテイスティング記録については、後日更新させていただきます。

皆さん、2024年も楽しんでいきましょう!!



それでは皆さん、良い夜を。

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2023年12月30日土曜日

Old Pulteney Single Cask 2006 Aged 16 Years


Old Pulteney Single Cask 2006 
Aged 16 Years
オールド・プルトニー シングルカスク2006 16年

スコッチ・シングルモルト
蒸留:2006年
瓶詰:2022年
カスクタイプ:バーボン・バレル
カスクNo.1443
ボトルNo.127 / 252
Berry Bros. & Rudd (BBR)
Alc.53%

さて、いよいよ今年最後のご紹介となるこのボトル。12月の前半にあまり記事が更新できず、こんなギリギリになってしまったことにお詫び申し上げます。

取引先の方がイギリスに研修に行かれた際に、ロンドンのベリーブラザーズ&ラッド(以下BBR)の店舗に寄る時間があるとのことで。なんとも羨ましい話。私の大好きなBBRのボトルを是非お土産に買ってきて欲しいと頼んだところ、このボトルを購入していただきました。

改めて有難うございます。

BBRについては、今更言うまでもないでしょう。

ウィスク・イーさんの説明で、勘弁してください笑
17世紀から続くロンドンの老舗酒商BB&R(ベリーブラザーズ&ラッド)は18世紀キングジョージ3世の時代から現在までロイヤルファミリーにワインを供給している名門中の名門で、2つのロイヤルワラントを授かっています。

さて、プルトニー蒸留所については、少し語っておきましょう。

我が家にプルトニーのボトルが来たのは2014年のプルトニー12年以来。


プルトニーとは、ヴァイキングの言葉で「湾」を意味するそうです。ウィックの町の高台、プルトニータウンに位置。創業は1826年。1955年にはハイラムウォーカー社が所有者となりバランタインのキーモルトに。その後1995年にインバーハウス社(現オーナー会社:タイビバレッジ社)に売却されて「オールドプルトニー」の名前でシングルモルトが発売。

かつては本土最北端を謳っていた蒸留所。現在はウルフバーン蒸留所や8ドアーズ蒸留所に次ぐ位置にあります。


ポットスチルは大きなバルジ型の初留釜と再留釜の2基。特に初留釜はずんぐりとした形で、上部がスワンネックではなくT字シェイプになっている。これは、スチルを搬入した際に天井が低くて入らなかったため、ネックを途中で切ってしまったことによるという。なんだか愛らしいお話。また、屋外ワームタブを使用。

かつてヨーロッパ最大のニシンの水揚げ港として知られた町・ウィックにあやかって、シンボルはニシン船。


蒸留も熟成も"By The Sea"(海のそば)というのが謳い文句。

こちらがオフィシャルサイト。


ソルティなクリームブリュレ
香り
オレンジピール、ハチミツ、芝生、ビスケット、トースト、チョコレート、キャラメル

クリーミー、キャラメル、ハチミツ、ソルティ、バター、バニラ、ココナッツ、クリームブリュレ

余韻
どこまでも長い、柿渋、クリーム、ハチミツ、柔らかい煙、ジャスミン

ドロップ・アップ(1滴加水)
樽感が増す。1stフィルかな?というバーボン感。スパイシーな舌触りが加わる。

レーダーチャート
得点 97点
はい。これはうまい笑

こんなにシングルモルトウイスキーらしいシングルモルトウイスキーっていうのも、なかったような気がします。なぜ、これが日本では販売されないのか笑

このソルティ、クリームブリュレ、クリーミーな煙といったニュアンスはなかなか味わえない気がします。惚れてまうやろ!笑

ということで、いよいよ明日・大晦日はウイスキー of the year 2023の発表です。日程がなさすぎて、今年は1回でまとめての発表となりそうです。

今年は採点方式を取っており、それを公開しているので実は結果は出ているわけなんですが笑

飲んだくれ生活の一年をしっかり振り返りたいと思います。最後までお付き合い頂けますと幸いです。

https://amzn.to/3O57h0z



それでは皆さん、良い夜を。

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