大阪SHOT BAR PEKOさんにて。
The Singleton Auchroisk Aged 10 Years
ザ・シングルトン オスロスク10年
スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
43%
いきなり、バーカウンターに並べられた中(というか目の前)で恐ろしく気になったボトルをいただきました。
それがこの「ザ・シングルトン オスロスク10年」。
「ザ・シングルトン」と言えば、現在ではグレンデュラン、ダフタウン、グレンオードで使われているディアジオ社のシリーズですが、実は元々「ザ・シングルトン」を謳っていたのはこのオスロスクなんです。
しかし、個人的に「ザ・シングルトン」オスロスクは見たことがなかったので、お店に入って座席に座った瞬間にお!ってなって注文させていただきました。
こんな恐ろしいボトルをバーカウンターに並べているとは・・・。
おそらく、これに反応するかどうかを見抜くための「オタクホイホイ」なんだと思います。まんまとはめられました笑
味わいはリッチで穏やか。贅沢なシェリー感の後、ピート香が静かで長い余韻に続きました。
もし出会う機会があれば、ぜひ飲んでいただきたい一本です。
Bowmore The Devils Casks Ⅲ -Double The Devil-
ボウモア ザ・デビルズ・カスク3 ダブル・ザ・デビル
スコッチ・シングルモルト(アイラ)
56.7%
ボウモアの悪魔が熟成を手助けする限定シリーズ第3弾。
1stフィルのオロロソシェリー樽原酒とペドロヒメネスシェリー樽原酒をマリッジ。
WHISKY LIFEさんによる説明が分かりやすい、かつ面白いので転載させていただきます。
アイラ島の中心地、ボウモアの町。この町には象徴的な建物が2つあります。それがボウモア蒸溜所とキラロウ教会。このキラロウ教会は円筒型の建物ですが、それは悪魔がこの協会に身を隠す事ができないようにしているそうです。ところが過去に一度だけ、悪魔が発見されました。教会でミサの最中、悪魔がいる事に気付いた住民たちは総出で捕まえようとしましたが、すんでのところで逃げた悪魔は海辺へと下り、なんとボウモアの第一倉庫に身を隠しました。ちょうど職人たちが樽を船積みしていたので、この樽に潜り込み悪魔はアイラ島から逃げ出しました。2013年にリリースした第1弾から数えて今回が第3弾。今回はノンエイジながらファーストフィルのオロロソ樽原酒とペドロヒメネス樽原酒をマリッジした意欲作。濃厚なシェリー感とPX由来の強い甘味、アイラらしい磯やピートの香りも十分に感じていただけます。世界的にも珍しい悪魔が仕上げを施したアイラモルト。悪魔が好む味わいとは果たしてどんなものでしょうか。
なるほど。悪魔がボウモア蒸留所の貯蔵庫に隠れたのか。そんなストーリーは初耳でした。いやー、ウイスキーって面白いですねぇ。
このデビルズ・カスク3ですが、最初に驚いたのがその色。写真では分かりづらいかもしれませんが、めちゃくちゃ赤い!
パッケージのワインレッドとまでは流石に行かないですが、ワインレッドと赤茶色の間、とでも言いますか。カラーコードで言うと、maroonくらいは赤かった。
味はと言うと、もう説明の必要がないくらい美味しい。この贅沢感はなんなんですかね?ボウモア最強説。
甘味たっぷりのシェリー、フルーツ感。そこに塩や磯、アイラスモークが堪能できます。
これは、今年バーで飲んだボトルの中で間違いなく指折り。見つけたら絶対飲むべきです!
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